わたしはかもめ2010年鴎の便り(4月)

便

4月30日

福岡ソフトバンク7−5千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクが逆転勝ちで今季初の4連勝。2−5の6回にオーティズ、小久保が連続ソロを放ち、7回にオーティズの2打席連発の9号2ランでひっくり返した。杉内は再びリーグ単独トップの6勝目。ロッテは投手陣が踏ん張れず。

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千葉ロッテ4000010005
福岡ソフトバンク11000221x7

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初回4点も

投打がかみあわずに、ロッテが痛い逆転負けを喫した。先発の大嶺が5回0/3を4失点で降板。1点リードで迎えた7回には、3番手の大谷がオーティズに2打席連続となる、決勝の2ランを浴び、逆転された。

打線の援護も水の泡となった。初回、杉内を攻略し4点を先制。だが、先発大嶺がその裏に1点を返され、2回には2死から連続安打を暴投で失点した。「(暴投は)球がひっかかってしまった。全部球が高く打たれて当たり前だった」とうな垂れた。痛恨の被弾で今季初黒星の大谷も「完全に失投です」と悔やんだ。

投手陣が崩れての逆転負けに、西村監督は「2死から下位打線に打たれて、無駄な点をやってしまった。投手が踏ん張ってくれないとな。明日からまた頑張ります」と切り替えた。2位西武が敗れ主意はキープも、3位ソフトバンクには0.5差と迫れれた。

◇テギュン空砲

4番金が初回、4月3日のオリックス戦(京セラ)以来、94打席ぶりとなる3ランを放つも空砲となった。杉内の立ち上がりを攻め、1点先制してなおも無死一、二塁で左中間へ1発。「杉内選手には前回3三振でダメだったので、何とかやり返したかった」とリベンジしたが、チームが逆転負けで、試合後は無言で引き揚げた。

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金泰均21試合ぶり一発も空砲…ロッテ投壊[スポニチ]

ロッテは金泰均の21試合ぶりの一発などで初回に4点先制しながら逆転負け。小野と川越の負傷離脱でマーフィーが2日の先発に回るため、中継ぎも駒不足に陥る悪循環で3位・ソフトバンクにも0.5ゲーム差に詰められた。

先発の大嶺は6回途中4失点で降板し「相手に勢いをつけてしまった」。西村監督は「2回の2死からの失点は無駄。無駄な失点は最後に響く」とおかんむり。いら立ちを隠せず早々に会見を打ち切った。

大谷
「完全な失投です。カーブが高めに行ってしまいました。」(3番手で登板した7回に逆転2ラン被弾。4試合目でプロ初失点初黒星)

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大嶺ガックリ、5回0/3、4失点…ロッテ[報知]

残ったのは悔しさだけだった。3点リードで迎えた6回。大嶺は無死からオーティズ、小久保に連続被弾。「2本とも同じコース。相手に勢いを乗せてしまった」。6回途中4失点と踏ん張りきれなかった右腕は、がっくりとうなだれた。

序盤は大勝ムードだった。初回、通算3勝15敗とカモにされてきた杉内から打者4人、わずか16球で4点を先取。だが、投手陣が踏ん張れず、手痛い逆転負けを喫した。7回、2死一塁でオーティズに決勝の逆転弾を浴びてプロ初黒星を喫した大谷は「完全な失投です」と肩を落とした。

試合前には京都・伏見工ラグビー部の山口良治総監督の激励を受けたが、“泣き虫先生パワー”も通じず。西村監督は「(先制した後に)投手陣が踏ん張らないと。無駄な失点は最後まで響くということ」と、渋い表情だった。西武も敗れたため首位は守ったが、後味の悪いゲームとなった。

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ロッテ、痛い逆転負け…投手陣が粘れず[スポニチ]

1回に4点を先制しながら、ロッテは痛い逆転負けを喫した。投手陣が踏ん張れなかった。

西村監督は「無駄な点を与えたことが最後まで響く」とこぼした。4−1の2回に大嶺が2死走者なしから下位に連打を許し、最後は暴投で失点した場面を真っ先に責めた。

大嶺は5−2の6回に2者連続本塁打を打たれたところで降板した。「あの回はいって欲しかった」と西本投手兼バッテリーチーフコーチ。継投が前倒しになり、新人の大谷が7回に逆転2ランを浴びた。大嶺が6回を投げ切れば、そこからは伊藤、薮田、小林宏とつなげたはずだった。

投手陣に小野ら故障者が目立ち、台所事情は苦しい。これまでに1、2軍の入れ替えも頻繁に行われてきた。1日も早い整備が待たれる。

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大嶺、6回途中4失点[スポニチ]

ロッテの大嶺は6回途中4失点と崩れた。「初回に4点を取ってもらったのに。チームに申し訳ない気持ちです」と頭を下げた。5−2の6回に浮いた直球をオーティズ、小久保にとらえられ、連続本塁打を浴びた。ここで降板した右腕は「(打たれたのは)同じボール。悔しい。打たれて当たり前のコースにいっている。全部高い」と反省の言葉を並べた。

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大嶺が6回途中KO[ニッカン]

ロッテが痛い逆転負けを喫した。初回打線がソフトバンクの杉内を攻略し4点先制。だが先発の大嶺祐太(21)が5回0/3で7安打4失点。3番手の大谷智久(26)が、7回にオーティズに痛恨の2ランを浴び逆転を許した。投壊での敗戦に、西村監督は「投手が踏ん張らないと。また明日から頑張ります」と足早に引き上げた。

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適時打井口「絶対に追加点を」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が、6回無死二塁から、5点目となる中前適時打を放った。リードを一時3点に広げる貴重な追加点。「ちょっと嫌な流れを感じていた。あの回は絶対に追加点を挙げようと思っていた」と再び流れを引き寄せる一打に満足そうだった。

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金泰均が94打席ぶり3号[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(27)が1回無死一、二塁から、3日のオリックス戦以来、94打席ぶりとなる3号3ランを放った。カウント2−0から、ソフトバンク杉内の内角直球をとらえ左中間へたたきこんだ。「杉内選手とは前回の対戦で3三振するなど、全然だめだったのでやり返したいと思っていた」とリベンジの1発だった。

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ロッテ、1回に早々と4点!鷹・杉内を攻略[サンスポ]

ロッテが1回に杉内から早々と4点を奪った。23日の対戦では13三振を喫した相手。先頭の西岡が右中間の当たりで一気に三塁を陥れ、続く荻野貴の二塁打で1点。荻野貴は「走者が足の速い西岡さんで楽な気持ちで打席に入れた」とコメントした。さらに井口の死球の後、4番金泰均が左中間に3ランを放った。前回は杉内に3三振だった金泰均は「日本球界ナンバーワンの左腕。本当に嬉しい」と喜んだ。

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ロッテ戦を「泣き虫先生」が観戦[サンスポ]

キャンプ中にロッテナインを前に講演を行った京都・伏見工高ラグビー部総監督、山口良治氏が観戦に訪れた。試合前に親交のある西村監督や、主将の西岡らと言葉を交わした。「泣き虫先生」は過去に低迷中のダイエー(現ソフトバンク)や阪神でも講演を行い、その後に両チームとも優勝した“実績”を持つ。「長丁場でモチベーションを維持することが難しい。シーズンに臨む前の原点に戻って欲しい」と精神面の重要性を説いていた。

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泣き虫先生が西村監督を激励[ニッカン]

ドラマ「スクールウォーズ」のモデルになった伏見工(京都)ラグビー部の山口良治総監督(67)が、試合前、ロッテの西村監督を激励に訪れた。同監督とは10年来の付き合いで、今春のキャンプにも、精神面の指導など講師として招かれた。首位争いを演じているチームに「長丁場だから喜びすぎずにね。でもいいスタートダッシュが切れたね」と笑顔を見せていた。

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