わたしはかもめ2010年鴎の便り(5月)

便

5月8日

オリックス3−9千葉ロッテ(京セラドーム)

ロッテが首位に浮上した。3回に里崎の5号ソロと荻野貴の適時打で2点を先取し、5回は金泰均の9号3ランなどで3点を加えた。成瀬は7回途中まで3失点で5勝目を挙げた。オリックスは1分けを挟み7連敗。

123456789R
千葉ロッテ0020400309
オリックス0010002003

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里崎2発だ、恐怖の8番!1日で首位奪回[ニッカン]

やられたらやり返す!里崎智也捕手(33)の5年ぶりの1試合2発の活躍もあり、ロッテが1日で首位を奪い返した。1発目は3回。無死から先制の5号ソロを放った。オリックス金子千の高め直球を右翼席へ。3点差に迫られた8回には、1死一、二塁で右中間スタンドへ試合を決める6号3ランをたたき込んだ。2本とも右方向の打球に「自分の打撃ができている」と手応え十分だった。

先発の成瀬が7回途中3失点で降板した。3失点は全てソロ本塁打で、警戒していた1発だった。里崎は「リードは反省しなくてはいけない。取り返したかった」と自らのバットで帳消しにした。西村監督からも「2点とられたあとの里崎の1発が大きかった」とたたえられた。

4月は背中の炎症で9日から10日間、出場選手登録を抹消された。首位を走るチームの試合を見ながら「自分がけがをしていた時に、みんながカバーしてくれていた」と、正捕手として自責の念にかられていた。5月2日のソフトバンク戦では左手首に死球を受け、一時はベンチに下がるも、痛みに耐えて出場した。「1戦1戦、優勝目指して頑張りたい」。パンチ力のある8番が攻守で借りを返していく。

◇成瀬また1発病

成瀬が6回2/3を3失点で5勝目を挙げたが、本塁打を3本も浴びた。これで打たれた本塁打は13本になり、リーグワーストを独走している。「全部ソロなのでまだいいと思うけれど、野手には申し訳ない。勝ててよかった。それだけです」。3試合ぶりの白星にも反省しきりだった。

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ロッテ2日で再奪首!荻野貴3安打2盗塁[サンスポ]

ロッテは8日、オリックス6回戦(京セラドーム)に9−3で快勝した。ドラフト1位ルーキーの荻野貴司外野手(24)=トヨタ自動車=が、3打数3安打2盗塁と活躍。わずか2日で再び首位の座を奪い返した。

敵地さえ、荻野貴にかかれば“庭”と化す。打って、走って勝利をグイッと引き寄せた。「何とか今日は(出塁したい)と思っていた。金子(千)さんに相性がいい?たまたまですよ」。

1回1死に中前打で出塁すると、盗塁を警戒する金子千から3球連続で牽制を受けたが、その直後の井口への初球は死球に。足で揺さぶりをかけチャンスを演出した。

1点リードの3回も一死三塁で左前適時打を放ち、すかさず二盗、三盗を成功させ、リーグ2位となる17個目の盗塁をマーク。五回には二塁内野安打で、金子千と3度の対戦で7打数5安打、打率.714。相手エースを徹底的に打ち崩した。

3日からの日本ハム3連戦(千葉マリン)は、10打数無安打。父・清継さん(57)、母・由美子さん(56)が初めて奈良から応援に来ていたが、いいところを見せられなかった。それだけに「今日は高校の同級生も来ていたし、よかった」と胸をなで下ろした。

ルーキーの活躍で、6日以来の首位に返り咲いた西村監督は「今日は交流戦前の絶対に負けられない試合。いい仕事をしてくれた」と満足げ。

首位の座がめまぐるしく入れ替わる混戦のパ・リーグ。この勢いで、一気に抜け出しを狙う。

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ロッテ・成瀬、3被弾も5勝「申し訳ない」[サンスポ]

成瀬が7回途中5安打3失点で5勝目。ただ、T−岡田、バルディリス、山崎浩と3本のソロアーチを浴び12球団ワーストの13被弾となった。「相手が狙っている球種を投げてしまっている。勝ててよかったけど、野手に申し訳ない」とため息をついた。

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成瀬3被弾も7回途中3失点で5勝目…ロッテ首位[報知]

唇をかみ締め、何度も首をかしげながらベンチに引き揚げていった。5点リードの7回、ロッテ・成瀬はソロ2発を浴び、なお2死一塁とされたところで降板した。8回に里崎のダメ押し3ランが飛び出すなど、わずか1日で首位に返り咲いたが、「自分の仕事ができなくて悔しいです」。自身の連敗を2で止める今季5勝目にも笑顔はなかった。

“一発病”が克服できない。この試合まで、被本塁打10は両リーグぶっち切りのワースト記録。「自分でも異常だと思う。球種が少ないのでボール球をうまく使いたい」とマウンドに上がったが、この日も7回途中5安打3失点ながら、自己ワーストタイの3被弾。153回2/3を投げて14本塁打を許した昨季がシーズン自己最多なだけに、本人が首をかしげるのも無理はない。

ここまで浴びた13本のうち、実に12本がソロというのが救いだが、得意の交流戦で首位固めをするためにも、成瀬の“回復”が待たれるところだ。

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金泰均9号3ラン!9安打で9点!首位に浮上…ロッテ[報知]

ロッテが首位に浮上した。3回に里崎の5号ソロと荻野貴の適時打で2点を先取し、5回は金泰均の9号3ランなどで4点を加えた。成瀬は7回途中まで3失点で5勝目を挙げた。オリックスは1分けを挟み7連敗。

ロッテが打線の力で首位を奪い返した。2−1の5回に上位がつながり、一気に4点、8回には8番の里崎がダメ押しの3ランを放った。

5回は1死満塁から井口が「強振せずにいった」と、フルカウントから狙い通りに右飛を打ち上げた。犠飛で1点。続く金泰均が左中間席最上段に特大の9号3ランを放った。

2点を返された直後の8回には里崎がこの日2本目の一発に「1点でも取っておきたかった」と安堵した。

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7戦7発!テギュン「父母の日」に孝行9号[スポニチ]

ロッテの主砲・金泰均の快音が止まらない。2点リードの5回2死一、三塁。金子千のスライダーを左中間席に突き刺す特大3ランだ。11試合連続安打となる一撃で最近7戦7発の量産態勢。試合の流れを引き寄せ、首位再浮上に導いた。

「今日は韓国では両親の日。いつも花を贈るのが習慣だった。代わりにいいプレゼントができたと思います」。5月8日は韓国では「父母の日(オボイナル)」という特別な日。得点圏に走者を置いた1、2打席目は「両親に捧げようと力が入って」凡退したが、3打席目に結果を出した。今月3日には来日したばかりの両親の前で本拠地初アーチを含む2発。夜は久しぶりに親子水入らずの時間を過ごし、精神面でリフレッシュできた。

4月2日の同カードで来日初アーチを放った京セラドームでは、この日までの4試合で3本塁打を含む17打数9安打7打点。「たまたま調子がいい時にここに来ている」と言うが、元気の源は、韓国語を話しながらビビンバなどの韓国料理を堪能できる環境だ。4月の大阪遠征の際、西村監督が調子の上がらない主砲をリラックスさせようと大阪市内の韓国料理店を紹介。前夜も同店で食事してパワーを蓄えた。

こちらにとっても孝行息子の爆発に指揮官は「凄いホームラン。状態がいいね」。最近8試合は16打点で、パ2位の37打点。主砲の勝負強い打撃がチームを勢いに乗せていく。

荻野貴
「1打席目のヒットで楽になった。出塁すること、つなげることだけ考えている。」(17打席ぶり安打から3安打1打点2盗塁。全5打席出塁)
成瀬
「本当に勝てて良かった。でも今日はそれだけ。最後まで投げ抜きたかった。」(3被弾し6回2/3を3失点も21日ぶり白星の5勝目)

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右へ右へ…里崎“満足”自身2度目の2発[スポニチ]

ロッテの里崎がポストシーズンを除くと5年ぶり自身2度目となる1試合2本塁打。3回に先制ソロを放つと、3点差に迫られた直後の8回は3ランで突き放した。

金森打撃兼野手チーフコーチの指導で引きつけて打つ打法に取り組み、成果を示す右方向への2発。「両方とも右に打てたのが良かった。今年は全員がつなぐ意識で役割分担がしっかりできている」と満足そうに話した。

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歯切れ悪いロッテ・成瀬「勝てて良かった」[サンスポ]

ロッテの成瀬が4月17日以来の5勝目を挙げた。それでも、3本塁打を浴び「勝てて良かった。それだけ」と歯切れが悪かった。

3回に山崎浩、7回にはT−岡田、バルディリスにソロを許した。「山崎さん、バルディリスには甘いところに投げてしまった。最後まで投げ切りたい気持ちがあった」。打線の援護をもらいながら、エースは7回途中で降板した。

今季浴びた一発はこれで13本。「簡単にストライクを取りにいけず、打者有利になった」と反省した。

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ロッテ、打線の力で首位に!つなぐ意識で9点[サンスポ]

ロッテが打線の力で首位を奪い返した。2−1の5回に打率3割を超える打者が並ぶ上位がつながり、一気に4点。8回には8番の里崎がダメ押しの3ランを放った。

5回は1死一塁から西岡が四球、荻野貴が内野安打で満塁。井口が「強振せずにいった」と、フルカウントから狙い通りに右飛を打ち上げた。犠飛で1点をもぎ取り、続く金泰均が左中間席最上段に特大の9号3ランを放った。

2点を返された直後の8回には里崎がこの日2本目の一発。里崎は「1点でも取っておきたかった」と安堵した。

ロッテは上位、下位、どこからでも点を取っている。ここまでリーグで唯一、零敗が1試合もなく、総得点は12球団トップ。昨季までと違い、打順が固定化され、里崎は「個々の役割分担ができている。前はオレが、オレが(決めてやる)という意識があった」と話す。

井口、3安打の荻野貴が試合後に言ったことも里崎とまったく一緒だった。「次につなぐことしか考えていなかった」。大振りのないロッテ打線。勢いはまだ止まりそうにない。

西村監督
「よく打ってくれた。(8回は)2点取られた後だっただけに、大きかった。」(2本塁打の里崎に)
金泰均
「今日(8日)は韓国では親の日。いつも花を飾るのが習慣。花の代わりにいいプレゼントができた。」(9号3ラン)

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里崎、成瀬の活躍で首位浮上[ニッカン]

ロッテが里崎智也捕手(33)の2本塁打などで9点を奪い快勝した。3回には5号先制弾、8回にはとどめの6号3ランを放ち4打点を挙げた里崎は「両方とも右方向へ打ててよかった。自分のバッティングができた」と喜んだ。先発の成瀬は3被弾も5勝目。西武と入れ替わり、再び首位に浮上した。

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ロッテ首位に返り咲き!里崎2発&荻野貴3安打[サンスポ]

ロッテは里崎が2本塁打で4打点、ルーキーの荻野貴が3打数3安打の活躍を見せるなど9得点を挙げ、両チーム合わせて6本の本塁打が飛び出す乱打戦を制した。ロッテは西武がソフトバンクに敗れたため、首位に返り咲いた。先発の成瀬は今季5勝目を挙げた。

ロッテは3回、里崎の5号ソロ、荻野貴のタイムリーなど2点を先制。1点を返された5回には満塁から井口の犠牲フライ、金泰均の9号3ランで4点を追加した。

オリックスは7回、T−岡田とバルディリスの本塁打で2点を返したが、8回にロッテが里崎のこの日2発目となる6号3ランで3点を追加し、オリックスを突き放した。

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京セラドーム最高!金泰均、4試合で3発![スポニチ]

京セラドームの4試合で3本塁打。相性バツグンだ。ロッテの主砲金泰均が5回に左中間へ9号3点弾を放った。

「1、2打席目チャンスで回ってきて打てなかったので次のチャンスでは何とかチームに貢献できるよう、より集中力を高めて打席に入ったんだ。京セラドーム?何故かよく分からないが、心身ともにいい状態でいつも打席に入れている」と笑顔が絶えなかった。

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里崎「今年のロッテは違うところを見せつけたい」[スポニチ]

ロッテ・里崎が3回に先制5号ソロを放った。チーム打率が2割9分を誇るマリーンズ打線の中で、2割3分台と低迷しているが、一発の魅力を秘めた女房役の一撃を合図に、オリックス先発の金子を攻略。5回まで6点を奪った。

「9連戦は4勝5敗の負け越し。ロッテらしい野球が出来なかった。ここから仕切り直し。1つ1つ、勝ち星を積み重ねていって、頂点を目指したい。今年のロッテが違うところを見せたい」。興奮しきりの里崎だった。

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息吹き返したロッテ新人王候補、17打席ぶりから一気に猛打賞[スポニチ]

3試合ヒットのなかったロッテの新人、荻野貴が3回、オリックス先発の金子から2点目の左前適時打を放った。

「打ったのはチェンジアップかシュート。内角のボールに体が反応して打つことができた」と納得の様子。第1打席で5月2日のソフトバンク戦の4打席目以来17打席ぶりの安打を放ち、気分良く打席に入り、好結果が出た。

適時打の後はすぐに二盗、三盗と決め計17個に。「自分でいけると思ったからいった。チャンスがあればどんどん走る」。

5回の3打席目には二塁内野安打で早くも猛打賞。西武、ソフトバンクとの激しい首位争いの中、新人王候補が息を吹き返した。

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3年ぶり帰ってきた青野「桜島ファイヤー」は封印[スポニチ]

3年ぶりに1軍登録されたロッテ・青野がパフォーマンスを封印する。07年はシーズン途中で戦線離脱するまで10本塁打を放った鹿児島出身の右の大砲候補。当時在籍したズレータのパフォーマンス「幕張ファイヤー」に負けじと、本塁打を放ってベンチでハイタッチした後に「桜島ファイヤー」のパフォーマンスを披露していた。だが右肩を痛めて離脱し、08年に手術。ようやく1軍に戻ってきた10年目の苦労人は「パフォーマンスは2度とやらないと思います。あれをやり始めてから(故障など)良くなかったので」とプレーでアピールする考えを示した。

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金泰均9号!京セラD4戦3発[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(27)が2点リードで迎えた5回、2死一、三塁から左中間へ9号3ランを放った。オリックス金子の初球スライダーを完璧にとらえた。これで今季京セラドーム大阪では、4試合で3発と好相性だが「何故かよく分からないが心身ともにいい状態で打席に入れている」と不思議そうに話した。

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里崎が先制5号ソロに興奮[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(33)が3回、無死から右翼へ先制5号ソロを放った。オリックス金子の高め直球をとらえ、逆方向へ運んだ。3試合ぶりの打点を挙げ「興奮して分からない。9連戦は負け越したけど、ここから仕切り直し」と気迫の一打だった。

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金泰均効果、ロッテの試合を毎週韓国に生中継[夕刊フジ]

来日1年目からロッテ不動の4番打者として、チームの躍進を支える金泰均内野手(27)。

母国でも関心が高まり、韓国のケーブルテレビ局「XTM」が、ロッテの主催試合の中継権を獲得。18日の中日との交流戦から毎週、生中継することが決まった。

XTMの編成担当者は「日本を舞台にずば抜けた活躍を繰り広げる金選手のプレーを、XTMを通じて伝えられるようになり嬉しい」と話す。

韓国で放送される日本のプロ野球といえば、国民的英雄の李承Y内野手(33)が所属する巨人の試合が定番だった。ところが李の出番が激減したせいで、昨季限りで打ち切りに。今季は他の韓国人選手のプレーを見る機会も失われていた。

金のバットの快音が、韓国の野球ファンに喜びをもたらし、ロッテにも大きなビジネスチャンスを運んできたようだ。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]3連戦無安打[毎日新聞]

◇力まず打席に

ゴールデンウイークの3〜5日は本拠地の千葉マリンスタジアムで北海道日本ハムとの3連戦だった。好天に恵まれ、たくさんのお客さんが球場に足を運んでくれた。家族連れも多く、僕の両親も奈良から初めてマリンに来て、満員のスタンドから声援を送ってくれた。しかし、1本もヒットを打てなかった。ホーム3連戦で10打数0安打。3割3分を超えていた打率は3割1分に落ちてしまった。無安打が3試合続くのは開幕以来初めて。

これまではコンスタントにヒットを打ってきた。けれど、相手チームのマークも厳しくなり、結果が出なくなって焦りが出てきていると自分自身でも感じる。厳しい球に手を出して甘い球を打ち損じている。「打ちたいという気持ちが強すぎてボールを迎えにいってるな」と今の状況を分析している。最初の頃は、守備のスキを突きバントヒットを狙って成功していたこともあり、打率もキープできていた。しかし、今では相手に警戒されてやりづらい。

西武とソフトバンクに追い上げられ、3球団の首位争いが激しくなってきた。チームにとって大事な時期だ。「打ちたい」という気持ちを抑えて、力まずに打席に入れるように心掛けていきたい。(まとめ・荻野公一)

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