わたしはかもめ2010年鴎の便り(5月)

便

5月10日

俊介「バントしっかり」打も貢献しなきゃ[ニッカン]

12日の横浜戦先発が予想されるロッテ渡辺俊介投手(33)が、交流戦に向け打でもアピールだ。昨オフの契約更改では出来高に打撃項目を導入。交流戦は通算打率8分3厘で、05年には横浜戦で1試合5三振の日本タイ記録も残すなど決して得意ではない。横浜の先発は、09年までチームメートの清水が予想されるが「清水さん?特に意識しません。安打も出ればいいけど、バントをしっかりやります」と打線のつなぎ役を宣言した。

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横浜清水「ロッテには負けたくない」[ニッカン]

横浜清水直行投手(34)が古巣への意地をのぞかせた。12日のロッテ戦(横浜)での先発が有力。昨季まで在籍していただけに、いやが応でも注目を集めるが「ロッテには負けたくない」と言い切った。ロッテは現在、強力打線を武器に首位と0.5ゲーム差の2位。「05年のいい時のにおいがする。西村監督で何をしてくるか分からないし、いじめられるかも(笑)」と警戒を強める。もっとも清水自身もここまで4勝2敗と好調。「パリーグにも横浜が変わったことを浸透させる」と言葉の端々から手応えを感じさせた。

3月3日のオープン戦では、3回2失点で敗戦投手となった。金泰均に2打席連続で二塁打を浴びたが「あの時は肩もできあがっていなかった」と気にしていない。「意識して内のボールを使っていきたいね」。当時は攻め切れなかった新球シュートで強気に投げ込んでいく構えだ。

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渡辺俊、苦手な打撃で小遣い稼ぐ…ロッテ[報知]

渡辺俊が交流戦で“お小遣い稼ぎ作戦”だ。通算24打数2安打と打撃が苦手な右腕は、昨オフの契約更改で球団にお願いして「ほんのちょっと」打撃の出来高をゲット。「バントとかやるべきことをしっかりしたい。(ヒットも)できるだけ打ちたいね」。12日の横浜戦(横浜)先発が濃厚で、昨年までの同僚の清水と対戦する可能性も。「意識はしません。来た球を打ちたい」。

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吉見、23日に移籍後初先発も[スポニチ]

ロッテの吉見が、23日の阪神戦(甲子園)で移籍後初先発する可能性が出てきた。

横浜から金銭トレードで獲得した左腕について西村監督は先発起用を明言。当面は渡辺俊、唐川、成瀬、大嶺の順でローテーションを回すが「中4日はしない」と指揮官。23日が谷間となることで吉見が浮上した。11日に入団会見し1軍練習に合流。西本投手兼バッテリーチーフコーチも「直接見てからだけど、そういうケース(23日先発)も出てくるかもしれない」と語った。

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投げるより大変?ロッテ唐川、打つ方はちょっと厳しい?[スポニチ]

ロッテ・唐川が交流戦に向けて千葉マリンで調整した。交流戦の敵地では打席にも立つためペッパー打撃など打撃面も入念に練習。13日の横浜戦(横浜)先発が濃厚な右腕は成田高時代から打撃は得意ではなかっただけに「プロ相手にはバントも難しい。しっかり練習しないと」。プロ初安打にも色気を示しつつ「打てればいいけど駄目でもうまく切り替えて投げないと」と語った。

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試合球、来月にも統一決定か…プロ野球実行委[報知]

プロ野球の実行委員会が10日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で行われ、試合球を統一するためにメーカー4社に行ったヒアリングの結果が12球団に報告された。4社は、今季1軍に試合球を供給しているミズノ、ゼット、久保田、アシックス。ヒアリング内容を基に17日までに各球団が意見を提出し、6月の実行委で結論を出す方針だ。

4社は「12年度からなら」というメーカーを含めると、いずれも供給に前向きな姿勢を示しているという。ある球団代表が「だいたい固まっている。そんなに意見は分かれないはず」と話す一方で、別の球団代表は「再来年に向けてだね」と来季からの統一には懐疑的な考えを示した。一部にメーカーと複数年契約を結んでいる球団などがあり、来季からの統一の障害になっている。

それでも下田事務局長は「6月には結論を出したい。来年から(の統一)が前提」と説明。入札を行う予定はなく、各社の生産体制、安定度、価格などを総合的に判断して結論を出したい意向を示していた。

◇その他の審議事項

11年度球宴
11年7月21〜24日の間にフレッシュ球宴、球宴(ナゴヤD、千葉マリン)の計3試合を行うことを決定。
フェニックス・リーグ
各球団の試合数を14から18に増加。日程を5日間長くする。12球団に韓国プロ野球3球団、四国・九州アイランドリーグ選抜を加えた16チームで行う。
小委員会
ファーム・新人選手制度委員会でイースタンとウエスタンの試合数格差について、対応策を協議していく。

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使用球統一は6月に結論[ニッカン]

プロ野球の実行委員会が10日、東京都内で開かれ、試合使用球のメーカーを来季から1社に統一するかどうかの結論を6月の実行委で出すことを確認した。加藤良三コミッショナーが統一を強く要望しており、12球団は今後、公式戦の公認メーカー4社からの提案内容の吟味を進める。

日本野球機構は4社に行ったアンケートやヒアリングの内容を提示。1社統一となった場合、「供給可能」との回答を全社から得たが、1社は「再来年から」との条件を示したという。球団との契約が来年まであるためで、一部球団からは「来年からの統一はない」との声も上がった。

来年のフレッシュオールスターゲーム(開催地未発表)とオールスターゲーム2試合(ナゴヤドームと千葉マリンスタジアム)について、7月21日か22日からの3日間での開催を確認した。

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雄星、筒香ら42人選出/F球宴[ニッカン]

プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は10日、若手選手によるフレッシュオールスターゲーム、イースタン・リーグ選抜−ウエスタン・リーグ選抜(7月22日・長崎県営野球場)の出場候補選手として、西武の雄星ら42人を発表した。

新人は雄星のほか、筒香(横浜)や今宮(ソフトバンク)、長崎県出身の今村(広島)ら22人が選ばれた。イースタンには育成選手2人も含まれている。オールスター戦に選出された場合などには変更の可能性がある。

◇フレッシュオールスター出場候補選手

イースタン・リーグ選抜ウエスタン・リーグ選抜
氏名球団ドラフト位置氏名球団ドラフト
岡崎郁巨人監督川相昌弘中日
高橋慶彦千葉ロッテコーチ平田勝男阪神
田代富雄湘南新井宏昌オリックス
*星野真澄巨人'09育(1)投手岩田慎司中日'08(5)
林啓介千葉ロッテ'05高(2)*秋山拓巳阪神'09(4)
*加賀繁湘南'09(2)横山龍之介阪神'06高(4)
*平井諒東京ヤクルト'09(4)*古川秀一オリックス'09(1)
*増井浩俊北海道日本ハム'09(5)西勇輝オリックス'08(3)
*雄星埼玉西武'09(1)山田大樹福岡ソフトバンク'06育(1)
*戸村健次東北楽天'09(1)*武内久士広島'09(3)
石田隆司東北楽天'07高(3)*今村猛広島'09(1)
*市川友也巨人'09(4)捕手*吉田利一中日'09(8)
細山田武史湘南'08(4)土井健大オリックス'06高(5)
岳野竜也埼玉西武'08(5)猪本健太郎福岡ソフトバンク'08育(4)
藤村大介巨人'07高(1)内野手岩崎恭平中日'08(3)
細谷圭千葉ロッテ'05高(4)森田一成阪神'07高(3)
*筒香嘉智湘南'09(1)柴田亮輔オリックス'05高(3)
*荒木貴裕東京ヤクルト'09(3)*今宮健太福岡ソフトバンク'09(1)
*加藤政義北海道日本ハム'09(3)立岡宗一郎福岡ソフトバンク'08(2)
*美沢将埼玉西武'09(2)*堂林翔太広島'09(2)
中川大志東北楽天'08(2)
岡田幸文千葉ロッテ'08育(6)外野手*松井佑介中日'09(4)
*松井淳東京ヤクルト'09(5)*田上健一阪神'09育(2)
大平成一北海道日本ハム'07高(4)*中原恵司福岡ソフトバンク'09(4)
岩本貴裕広島'08(1)

[注]*印:1年目の選手、高:高校生ドラフト、育:育成ドラフト。

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プロ野球実行委員会[毎日新聞]

◇新ウインターリーグとしてオーストラリア浮上

プロ野球の実行委員会が10日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、今年新たに発足するプロリーグ「オーストラリア野球リーグ(ABL)」から日本野球機構(NPB)へ選手派遣要請があったことが報告された。

ABLは、21日に関係者が来日して東京都内で説明会を予定。各球団は新たなウインターリーグとして興味を示した。

ABLはオーストラリア野球連盟(ABF)と大リーグ機構(MLB)が出資し、国内6都市にチームを配して今年11月から来年2月まで14週間でレギュラーシーズン40試合、ポストシーズンゲーム9試合を予定。米マイナーの選手も多数参加するという。選手の受け入れに当たっての費用負担など好条件も示されており、ある球団代表は「環境がいいし、レベルが一定であるならウインターリーグとして派遣できる」と前向きな姿勢を示した。

かつては若手が飛躍へのステップとしたハワイのウインターリーグも現在は廃止。新たな若手の育成の場としてABLが注目を集めそうだ。

◇セ・パ両リーグの使用球統一は来月結論

プロ野球の実行委員会が10日、東京都内のコミッショナー事務局で開かれ、来季以降のセ・パ両リーグの使用球統一について、ミズノなど4社に対し事務局が行ったヒアリングの結果が報告された。報告をもとに各球団で検討し、6月の実行委で結論を出す。

今季はミズノ、ゼット、久保田、アシックスの4社のボールが使われている。いずれのメーカーも「(全球団への)供給は可能」と回答したという。

◇その他の審議・決議事項

(1)
来年のオールスター2試合(ナゴヤドーム、千葉マリン)とフレッシュオールスターは7月21〜24日に開催
(2)
第1クールを終えて目標の3時間以内(9回終了試合)を達成できていない試合時間短縮についてセ、パ両リーグで具体案を検討
(3)
11月のMLB選抜と日本代表の強化試合は開催できるかを含め総合的に検討することを確認
(4)
10月のフェニックスリーグは従来の1チーム14試合から18試合に増やすこと(日程は5日間延長)を承認
(5)
ファーム新人選手制度委員会でイースタン7球団、ウエスタン5球団による試合数の格差是正の対策を講じることを確認。

◇パが試合時間の短縮検討へ

パ・リーグ理事会は10日、試合時間短縮のため各球団が具体的なアイデアを持ち寄り、来月の理事会で協議することを決めた。4月25日現在の9回終了試合の平均時間は、前年比で2分長い3時間8分。目標の「3時間以内」が達成されておらず、理事会ではストライクゾーンを広くするなどの案も出たという。

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