5月16日5月16日巨人が一発攻勢で3連勝。1回に阿部の3ランで先制し、3回は小笠原がソロ。5回にラミレスと高橋が2ランを放ち、6回にも坂本のソロなどで加点した。ロッテは2連敗。9回に2本の2ランで追い上げたが及ばなかった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 8 |
| 巨人 | 3 | 0 | 1 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | x | 10 |
ロッテのマリンガン打線も負けじと4本塁打で意地を見せた。3回に金泰均内野手（27）が11号2ランで口火を切った。6回は今江敏晃内野手（26）の1ヶ月ぶりとなる2号ソロ。6点リードされた9回には、西岡剛内野手（25）の5号2ラン、さらに金泰均がこの日2本目となる12号2ランを放ち、2点差まで詰め寄った。連敗はしたものの、2試合とも最終回に驚異の粘りを見せた。西岡は「諦めることなくやることが、今年の自分の目標でありチーム全員の目標」と力強く話した。
大嶺が3回4失点で降板し3敗目を喫した。初回に阿部に3ラン。同点となった直後の3回には、小笠原にソロ本塁打を浴びてKOされた。「打たれたのは全て真ん中にいってしまった」と悔やんだ。完投した4月16日以降は、先発で4試合を投げ19回0/3で20失点。西本投手コーチは「低めにいきませんでしたではプロじゃない。先発ローテ再編？ないとは言えない」と先発から外すことも示唆した。大嶺は中継ぎ経験が少ないため、2軍落ちの可能性も出てきた。
ロッテ唐川侑己投手（20）が16日、都内の病院でCT検査を受け、右手中指骨折と診断された。球団の発表によると患部の固定に2週間、全治には4週間程度かかる見込み。13日の横浜戦（横浜）で右手に打球を受け、15日には出場選手登録を抹消された。当初は打撲の診断だったが、腫れがひかないため再検査を受けた。交流戦での復帰は絶望的になり、先発陣の駒不足に悩む西村監督は「早く戻ってきてくれればいいけど。小野がそろそろ大丈夫と報告が来ているし、やりくりします」と話した。
笑顔はなかった。4番の金泰均が来日3度目の1試合2本塁打をマークしたが、チームは巨人に連敗で首位・西武との差は1・5に広がった。9回の12号2ランで日韓通算200本塁打を達成した主砲は「チームが負けては…。勝たないと意味がない」と言葉少なだった。
まずは2点を追う3回2死一塁。「1打席目もシュートで攻められていたので狙った」と左翼に11号同点2ラン。さらに4点差に迫った9回1死一塁では、またも左翼にライナーでメモリアル弾を突き刺した。
15日の試合前には、「尊敬している」という巨人・李承燁に挨拶し、互いの健闘を誓い合った。母国の先輩の前で放った2発を含め、これで5月は11試合で9本塁打と絶好調だ。「もっとファンの方と近くなりたい」とブログも始めた韓流助っ人。次は勝利につながるアーチを描く。
ロッテは金泰均の2ラン2本を含む3安打4打点の活躍も実らなかった。3回に一度は同点に追いつく11号2ラン、9回には2点差に追い上げる日韓通算200本塁打となる12号2ランを放ったが投壊が響いて連敗。
「200号といってもチームが勝たないと何も意味がない。（9回は）ホームランではなく、ヒットでつなげていたら逆転できたかもしれない」と笑顔はなかった。母国の英雄、巨人・李承燁は無安打で途中交代。その尊敬する先輩の前で豪快な打撃を見せつけたが「試合中は集中していて意識しなかった。お互いにいい結果が出ていれば良かったと思う」。5月に入って9本塁打と好調な主砲は、チームを勝利に導けなかった悔しさをにじませた。
ロッテ・唐川が16日、都内の病院で精密検査を受け「右手中指の骨折」と診断された。全治4週間で前半戦の復帰は絶望的。
13日の横浜戦（横浜）で打球が右手に直撃し「右手中指と薬指の打撲」と診断されていたが、腫れが引かないため再検査を受けた結果、骨折が判明した。小野、川越に続く開幕ローテーション投手の負傷離脱に、西村監督は「何とかやり繰りします」。台所事情が苦しい中、この日も大嶺が2被弾で3回KO。西本投手兼バッテリーチーフコーチは「同じ失敗を繰り返すのはプロじゃない」として大嶺の次回先発が白紙であることを示唆した。
ロッテ先発の大嶺が3回5安打4失点で3敗目。金泰均（キム・テギュン）の2本塁打などで8点を挙げるなど打線は好調も、今季最多の1試合5本塁打を浴びるなど投手陣が踏ん張りきれなかった。西村監督は「昨日も今日もいいところまで行くんですが、負けは負け。野手は力を持っているんですけどね」と下を向いた。
ロッテの唐川侑己投手（20）が16日、都内の病院で精密検査を受け、右手中指の骨折と診断された。患部の固定に2週間、全治まで4週間かかる見込みで、前半戦の復帰は厳しくなった。
唐川は13日の横浜2回戦（横浜）で打球を受け降板。当初は軽傷とみられていたが腫れが引かず、前日15日に出場選手登録を抹消されていた。「どれくらいかかるか分からない。早く治るかもしれないし…」と西村徳文監督（50）。チームは先発陣に故障者が続出し、苦しい台所事情に表情を曇らせた。
ロッテは9回、2本の2ランなどで2点差まで追い上げたが、一歩及ばなかった。西村監督は「昨日も今日もいいところまではいくけどね。負けは負けだから」とさばさばしていた。
2回は1点を奪い、なお無死満塁で大嶺が強攻して併殺打に倒れるなど、一発以外はつながらなかった。指揮官は「作戦上のことだし、併殺になったのは僕の責任。（千葉）マリンに帰ってやり直し」と気持ちを切り替えていた。
ロッテ先発の大嶺は今季最短の3回4失点で降板し、3敗目を喫した。
1回に3ランで先制点を与え、味方が同点とした直後の3回にも勝ち越しソロを献上した。いいところなしの65球に「チームが追いついて勢いに乗る時に、それを殺してしまった。申し訳ない」と反省しきりだった。
唐川が右手中指を骨折し、今後の期待はさらに大きくなる。右腕は「ボール自体はいっているので、後はコースだけ」と巻き返しを期した。
ロッテは3点を先制されたが、2回に今江の中前適時打、3回に金泰均の11号2点本塁打で巨人先発の西村健を攻略、同点とした。
「打ったのはシュート。1打席目もシュートばかり攻められていたので、この打席はそのシュートを狙っていた。狙い通りの打撃。同点に追いつくホームランをロッテファンのいるレフトスタンドに放り込むことができて嬉しいね」と。パ最高のチーム打率を誇る打線を引っ張る主砲は、セ首位の巨人にそのパワーを見せつけた。
9回にも左中間へ2点本塁打を放ち、これで12号。乱打戦の末、チームは巨人に連敗したが、ホームランダービートップを走るオーティズ（ソフトバンク）に1本差と迫った。
ロッテの唐川侑己投手が16日、東京都内の病院で検査を受け、右手中指の骨折と診断された。球団の発表によると、患部の固定に2週間、全治には4週間程度かかる見込みだ。
唐川は13日の横浜戦で打球を右手に受けて降板し、15日に出場登録を外れた。当初は打撲と診断されていたが、長期離脱を余儀なくされる。西村監督は先発投手の離脱について「いつ戻るかはまったく分からない。小野がそろそろ大丈夫と報告が来ているし、やりくりします」と話した。
ロッテ打線が最終回に連日の粘りをみせるも、投手陣が今季ワーストの5本塁打を浴び、巨人に連敗した。6点リードされた9回、西岡剛内野手（25）が5号2ラン、さらに金泰均内野手（27）が12号2ランを放ち、2点差まで詰め寄ったが及ばなかった。西村監督は「負けは負けですから」と浮かない表情で話した。
ロッテ今江敏晃内野手（26）が、6回2死から右越え2号ソロを放った。5点リードされ、悪い流れの中での追撃弾。4月11日の西武戦（千葉マリン）以来の本塁打となったが「久々の1発？自分はそういうバッターではないので。右方向によく伸びてくれた」と控えめだった。
ロッテ大嶺祐太投手（21）が、3回5安打4失点で降板した。1回裏に阿部に3ラン、同点に追いついた直後の3回裏には、小笠原にソロ本塁打を浴びKOされた。「1発の多いチームなので低めに意識して投げようとしたが、打たれた球は真ん中よりだった」と失投にうな垂れた。
ロッテ金泰均内野手（27）が、2点リードされた3回、2死一塁からライナーで左翼越え11号同点2ランを放った。不安定な立ち上がりで苦しむ先発の大嶺を救う一打に「シュートを狙っていた。狙い通り。ロッテファンのいるレフトスタンドに打てて嬉しい」と喜んだ。
ロッテは16日、唐川侑己投手（20）が都内の病院でCT検査を受け、右手中指の骨折と診断されたと発表した。13日の横浜戦（横浜）で右手に打球を受け、中指と薬指の打撲と診断されていたが、腫れがひかなかったため、再検査を受けて骨折と判明した。球団関係者は剥離骨折に近い状態と説明。全治には4週間程度かかる見込みで、交流戦中の復帰は厳しくなった。