わたしはかもめ2010年鴎の便り(5月)

便

5月17日

大嶺抹消…ロッテ開幕ローテ4人が離脱[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)が17日、出場選手登録を抹消された。16日の巨人−ロッテ戦(東京ドーム)で3回4失点で降板して3敗目。最近4試合では19回0/3で19失点と乱調で、2軍で再調整する。開幕当初は6人の先発投手で首位を快走したロッテだが、4月下旬に小野と川越が相次いで負傷離脱。15日には唐川も右手中指骨折で登録抹消と、開幕2ヶ月もたたないうちに先発投手4人が欠けるという苦境に立った。

小野と川越、2人のベテランの離脱は、2年目の香月や中継ぎのマーフィーを先発に回すなどして何とかしのいだ。首脳陣は、試合間隔が空く交流戦では「先発4人で回す」という構想を描いた。しかし、交流戦4試合で、軸と期待していた20歳と21歳の右腕が抜け、残る開幕からの先発組は成瀬と渡辺俊だけ。小野の復帰は間近とはいえ、「何とかやりくりします」と話してきた西村監督の苦悩は、さらに深まった。

1.5ゲーム差の2位で、これ以上首位西武には離されたくない。この日の千葉マリンで行われた先発投手の練習には、5月に入って横浜から金銭トレードで獲得した吉見が初めて合流した。4月29日にプロ初勝利を挙げた香月は、18日の2軍戦の内容次第では1軍復帰が見えてくる。しかし、苦しい台所事情が劇的に変わる訳ではない。打線は12球団トップのチーム打率と好調だが、防御率は交流戦で12球団中11位。18日からは交流戦4連勝の中日との2連戦。ロッテにとっては前半戦の正念場だ。

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大ピンチ!!開幕ローテの先発4人離脱…ロッテ[報知]

ロッテが大ピンチに見舞われた。最近4試合の19回0/3で19失点の大嶺が17日、再調整のため登録抹消。ベテランの小野、川越が故障しているのに加え、16日には唐川の右手中指骨折が判明。開幕ローテ6人のうち成瀬、渡辺俊を除く4人が離脱する緊急事態だ。

18日の中日戦(千葉)に先発予定の渡辺俊は、「やれることを1人1人がやっていくしかない」。07年の交流戦で敵将の落合監督からは、「風のないドーム球場では勝てない」などとこき下ろされた。幸い、18日の千葉周辺は風速9メートル前後と予報されている。サブマリンは「因縁?特にないです。結果、中継ぎを休ませられれば」と交流戦無敗の中日相手に快投を誓った。

19日に今季2度目の先発が予定されるマーフィーは「ケガをした3人の分も力を合わせてカバーしたいね」。チーム防御率は4.07まで悪化も、この日は横浜から移籍した吉見も1軍に合流。小野も間もなく復帰見込みだ。スローガン「和」の通りに総力戦で乗り切りたい。

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ロッテ、開幕ローテ4人不在の危機乗り切る[スポニチ]

約2週間ぶりに本拠・千葉マリンに戻ってきたロッテは、18日からの中日戦先発は渡辺俊、マーフィーで挑む。

小野、川越、唐川の負傷離脱に続いて大嶺も不調で2軍落ち。開幕ローテーション6人中、4人が不在の非常事態だ。左の中継ぎ・マーフィーは2日のソフトバンク戦(ヤフードーム)以来、2度目の先発。「いなくなった投手の分はみんなで力を合わせて頑張る。できるだけ長い回を投げたいし、ぜひ勝ちたい」と意気込んだ。

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「僕が変えたんじゃない」西村監督が語るロッテが強いワケ[スポニチ]

ロッテが変わった。今季から指揮を執る西村徳文監督(50)の下、貯金8で首位・西武に1.5ゲーム差の2位につけている。やや不安のある投手陣を12球団トップのチーム打率.292を誇る強力打線がカバーし、交流戦もここまで2勝2敗。18日から本拠地・千葉マリンで中日を迎え撃つ。2年連続Bクラスだったチームを立て直した指揮官の胸の内を聞いた。

≫開幕前の下馬評は低かったが、開幕ダッシュを決めて首位争いを展開している。
西村監督
「皆さん、こんな順位にいるとは予想していなかったでしょう。自分としては、ある程度やってくれるんじゃないかという手応えはありました。」
≫今季就任した新監督5人中、現在上位争いはロッテだけ。スローガン「和」を掲げ、チームが1つになっている。
西村監督
「そこが(去年まで)1番欠けていたところ。僕がチームを変えたんじゃない。選手達が変わったんですよ。特に野手は元々1人1人が力を持っていましたから。そこに2番(荻野貴)と4番(金泰均)をうまく補強できましたね。」
≫バレンタイン前監督の日替わりオーダーから一転、スタメン固定して戦いが安定している。
西村監督
「個々に役割というのがあると思います。僕は1、2番は足の使える選手を、と思っていました。(荻野貴は)ここまで活躍するとは(計算に)なかったです。僕らが思っていた以上の力を持っていたということ。金泰均を4番に置いたことで大松もかなり刺激を受けている。(荻野貴、金泰均加入で)周りにいい影響が出ている。」
≫荻野貴はここまでリーグトップの23盗塁&20犠打。小技を絡める西村野球の申し子でロッテの野球を変えた。
西村監督
「ただ打っていくだけでは勝てませんから。足を絡めた攻撃は武器になりますし、送るときは送らないと点が取れませんから。足が速い選手は必要です。僕と同じタイプですけど(荻野貴は)僕の現役時代より上でしょう。それでもスタートの切り方とか、もっと良くなるし、もっと楽に盗塁できると思いますよ。」
≫荻野貴は開幕前まで打撃面は苦労した。
西村監督
「社会人で中軸を打っていたけど、プロに入ったら同じようにはいかない。体の大きさもあるし、パワーももっとある選手がたくさんいる。自分の武器を生かして、どうやってプロで飯を食っていくか。打撃を変える中でキャンプから金森さん(打撃兼野手チーフコーチ)とマンツーマンでやってきた効果が開幕して表れている。それだけの打率(.321)を残し、ボール球はしっかり選んで、出塁率(.372)も高い。」
≫主将に指名した西岡もプレーだけでなく、常に周囲に声をかけるなど奮闘が目立つ。
西村監督
「チームが変わった点で言えば、ツヨシ(西岡)のリーダーシップが1番。投手に声をかけたり、苦しい展開でもゲームセットになるまでベンチでよく声を出してくれています。最後まで諦めない姿勢、キャプテンとして本当にいいものを出してくれています。」
≫今年は全員がじっくり球を見極め、四球が多い。チーム全体がつなぐ意識でやっている。
西村監督
「落ちる球とかボール球を振るケースがかなり少なくなってきているし、逆方向に打とうとしている。今までだったら自分が決めてやるという意識だった。でも今年はみんながそういう気持ちを押し殺して、何とか次につなぐ。そういう打線になっていますよね。」
≫昨年崩壊した投手陣を立て直した。
西村監督
「小野と川越のケガは誤算だった。そして唐川の骨折。先発6人中、3人ですから。(一方で)抑えの充実は大きい。去年はかなりゲームをひっくり返された数が多かった。そこを今年はなくさないといけない。そこからの始まりでしたね。」
≫ここまで、監督にはあまりスポットライトが当たっていない。慎重なコメントも多いが。
西村監督
「いいじゃないですか、それで。人それぞれスタイルがある訳だし。僕が目立たないから、いい状態が続いているんじゃないですか。勝ったときは静かに、と教わってきていますから。勝って浮かれない、かぶとの緒を締めるとか、色んな意味を含めてですね。これが僕のスタイル。ずっとそうやってきたし、同じようにやっていきたい。」
≫昨年までバレンタイン前監督が全て1人でやっていた選手起用、采配面などで迷いはあるのか。
西村監督
「悩むときはありますよ。ああしておけば良かったと思うこともあります。でも、それを引きずってもしようがない。僕1人でやっている訳じゃない。周りにコーチもいる。迷ったときは相談しますよ。」
≫コーチ時代との違いは?
西村監督
「朝起きて夜寝るまで頭の中には野球のことしかない。チームの全てを考えなくちゃいけないですから。寝ている時、目が覚めてしまうのが多くなってきたかなというのはありますね。でも、どういう状況であれ、普段通りにやります。」
≫私生活では大好きなゴルフも封印するなど我慢の日々が続く。
西村監督
「立場上、しようがないでしょう。ゴルフなんてやれないですよ。キャンプでもやろうという気持ちにならなかったし。もう少し余裕が出てきたらやれるかもしれないですけど。初めての監督ですから、今年はそんな余裕はないですよ。」
≫今後の戦い方は?
西村監督
「交流戦に関してはセ・リーグの球場で戦う時に投手が打席に立つ。そこが今までと違う。作戦的なこと、投手交代のタイミングもそうです。そこを何とかして、交流戦を勝ち越したい。一戦一戦、必死に戦っていくしかないでしょう。」
≫ロッテは変わったと印象づけられている。
西村監督
「まだまだ、これからですよ。本当に変わったなとみんなに納得してもらえるのは、シーズンが終わるときでしょう。」

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大嶺が出場選手登録抹消[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)が17日、出場選手登録を抹消された。16日の巨人−ロッテ戦(東京ドーム)に先発し、3回4失点で降板。3敗目を喫し2軍で再調整となった。15日には唐川も右手中指骨折で離脱。開幕当初は6人で先発を回していたが、これで4人がローテから外れることなった。

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ロッテ救えるか…移籍左腕、22日先発へ順調調整[スポニチ]

ロッテ・吉見が千葉マリンで先発投手による調整練習に合流した。横浜から金銭トレードで移籍してきたばかりの左腕は15日のイースタンリーグ・日本ハム戦(鎌ケ谷)で6回無失点と好投。22日にヤクルト戦(千葉マリン)で移籍後初先発する可能性が高い。マウンドの感触も確かめた吉見は「早くチームの一員として認めてもらえるように、自分のできる仕事をやっていきたい」。小野、川越、唐川が負傷離脱して苦しい台所事情となっている先発陣の救世主となれるか、注目が集まる。

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引退選手“第2の人生”は78%が野球関連[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は17日、昨年限りで戦力外通告を受けたか引退した選手(日本人選手90人)の進路調査結果を発表。90人のうち球団職員やスタッフなどNPBに残ったのは57%に当たる51人で、日本の独立リーグ(6人)などを含めると70人が第2の人生に野球関係を選んだ。

一般企業や自営業への転身はわずか8人で、セカンドキャリアサポートの手塚康二担当は「傾向は(調査開始から)3年間ほぼ同じ。今後は40歳を超えた球団スタッフの再就職が困難になる。支援体制を確立したい」と話した。

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戦力外通告選手の進路調査、半数以上が12球団に残留[夕刊フジ]

日本野球機構(NPB)は17日、昨秋に戦力外通告を受けた日本選手90人の進路調査結果を発表し、国内外、プロアマ問わず野球関係の仕事に就いた70人のうち、51人がプロ野球12球団に残ったことが分かった。

内訳は選手(育成選手を含む)が16人、コーチが7人、職員・スタッフが28人。調査を始めた2007年以降、12球団内にとどまる割合が毎年5割を超えており、プロ球界が最大の「再就職先」となっている。

一方で一般企業への就職、自営業への転身は計8人にとどまった。NPBのセカンドキャリア担当者は「若い人を採用したいという企業はあるが希望者が少ない。職を選ばなければ、100%就職できる」とし、野球界以外にも選択肢を広げるよう呼び掛けた。

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