わたしはかもめ2010年鴎の便り(5月)

便

5月19日

千葉ロッテ3−1中日(千葉マリン)

ロッテが逃げ切った。1回に大松の左越え二塁打で先制。3回は荻野貴の二塁打を足掛かりに失策と南の中前打で2点を加えた。マーフィーは7与四球ながら7回途中1安打1失点で2勝目。中日は打線が好機を生かせず守備も乱れた。

123456789R
中日0000001001
千葉ロッテ10200000x3

◇初打点に大喜び

ロッテ・南が嬉しい今季初打点を挙げた。3回、福浦が敬遠された2死一、二塁で内角の速球を、中前に運んだ。足を痛めているサブローに代わって、右翼手で先発することが増えたが、打率は1割台に低迷していた。「めちゃめちゃ詰まっていたけど(二遊間を)抜けてくれて本当に嬉しい」と大喜びだった。

◇荻野貴が走攻守で貢献、監督「素晴らしい選手」

ロッテ・荻野貴が走攻守で貢献した。3回、トヨタ自動車で先輩に当たる中日・吉見から、ファウル6本で粘った末に会心の二塁打。さらに金泰均のベース寄りの三塁ゴロで、一塁送球と同時にスタートを切り、悪送球を誘ってホームを踏んだ。8回には和田の右中間の打球をダイビングキャッチし、代わったばかりの薮田を助けた。「先頭打者を出すと流れが変わるので、リスクを考えずに飛び込んだ」と荻野貴。西村監督も「開幕から成長した。素晴らしい選手」と目を細めるばかりだ。

ページトップ

ロッテ・マーフィー緊急先発にも適応2勝[ニッカン]

ロッテのビル・マーフィー投手(29)が2度目の緊急先発も、6回0/3を1安打無失点で切り抜け、2勝目を挙げた。7四球と制球はやや乱れたが、140キロ中盤の直球とチェンジアップ、カーブをうまく組み合わせ、中日打線を寄せつけなかった。2日の来日初先発初勝利も、中継ぎから先発への配置転換で手にしたもの。適応能力の高さを見せつけ「アメリカでもやっていたことなので。(リリーフに戻れと言われたら)もちろんすぐいきますよ」と自信を見せた。

西本投手コーチ
「意見や助言をよく聞くし、日本球界に対応しようと一生懸命取り組んでいる。」(先発マーフィーについて)
荻野貴
「ダイビングキャッチは、先頭出したら流れが変わると思ったので、行けそうやったんで行きました。」(2安打1盗塁。8回には右中間の打球を好捕し、走攻守で貢献)

ページトップ

ロッテ、竜連破!荻野貴は先輩の吉見撃ち[サンスポ]

視線を感じた二走の荻野貴は、三塁の森野の動きを見逃さず走り出していた。「森野さんが一塁に投げる前に、チラッと僕を見た。この雰囲気なら(三塁は)セーフになるだろうって思ったんです。体が勝手に動き出していました」。

3回だ。左越え二塁打で出塁。金泰均(キム・テギュン)の三ゴロを森野が一塁へ送球するのを見て二塁をスタート。送球がワンバウンドの悪送球になると、すかさず本塁へ突っ込んだ。

この日の中日先発は、トヨタ自動車では先輩の吉見。しかし気負うことなく、7回にはチーム唯一のマルチ安打となる中前打を放ち、リーグトップの24個目の盗塁も決めて揺さぶった。8回には和田の右中間の飛球をダイビングキャッチ。西村監督も「走塁、守備あらゆる面で荻野は素晴らしいプレーをしてくれた」と満足げだ。

首位の西武とのゲーム差は1.5と変わらないが、スーパールーキーの活躍で獅子の後ろをピタリと追走する。

ページトップ

ロッテ・マーフィー、先発陣のピンチ救った[サンスポ]

マーフィーが6回0/3を1安打1失点と好投し、2勝目をあげた。本来は中継ぎだが、先発に故障者が続出したため、今回が2度目の先発だった。チームの窮地を救った29歳の左腕は「先発は名誉なこと。いけるところまでいこうという気持ちだった。自分は先発でもリリーフでも、監督に言われた役割をこなすだけ」と頼もしいセリフを口にした。

ページトップ

代役コンビ奮闘!ロッテ“4年ぶり”で貯金10[スポニチ]

ロッテは投打に代役コンビが奮闘して06年以来となる中日戦連勝。再び貯金10とした。

左のセットアッパーを担ってきたマーフィーは唐川ら先発陣の故障者続出により来日2度目の先発。7四球と制球に苦しみながら6回0/3を1安打1失点にまとめ「先発は名誉なこと。長い回をいけるところまで投げようと思っていた」と満足げ。先発ではこれで2戦2勝。日米で流行した「マーフィーの法則」は詳しく知らないという助っ人左腕が、先発でも中継ぎでも「勝利の法則」を担っている。

打線では左太腿裏の違和感を訴えてスタメンを外れているサブローの代役・南が3回に今季初の適時打。貴重な3点目を叩き出す今季初打点に「メチャクチャ詰まっていたけど、抜けてくれて本当に嬉しい。自分にとってはチャンスだし頑張りたい」とはにかんだ。

荻野貴
「開幕から積極的にいこうとずっとやってきている。状況判断も徐々に慣れてきた。」(トヨタ自動車の先輩・吉見から2安打1盗塁。敵失誘う好走塁に8回は超美技)

ページトップ

実はリーグ最少、ロッテ、一味違う2連勝[スポニチ]

打線が売りのロッテが、一味違った野球を見せた。投手を含めた守りの力で2連勝。西村監督も「ナイスゲーム」と思わず声が弾んだ。

3−0の7回無死一、二塁。中日・岩崎達のバントが邪飛となり、これを一塁手の金泰均が飛び込んで好捕した。8回は先頭の和田の右中間への当たりを中堅手の荻野貴がダイビングキャッチ。9回には井口が右前に抜けそうな当たりを二ゴロにした。打力に目がいきがちだが、ここまでチームの失策数は22とリーグ最少だ。

特に目立ったのは荻野貴のビッグプレーだった。本人は「先頭を出したら流れが変わる。思い切っていった」と平然としたもの。代わって、諸積外野守備走塁コーチが「瞬発力もあって、バネもすごい。度胸もある」と手放しで褒めた。

7回無死一、二塁で登板し、反撃を1点で食い止めた伊藤や、10セーブ目の小林宏ら投手陣もきっちり仕事をした。指揮官は「全員で戦った勝利」とご満悦だった。

ページトップ

ロッテ“守備の人”初打点「めちゃくちゃ詰まっていたけど…」[スポニチ]

“守備の人”、球界トップレベルの強肩、ロッテの南が3回に中前打で今季初打点を挙げた。「めちゃくちゃ詰まっていたけど、抜けてくれて本当に嬉しい」とコメントに喜びがあふれた。

1−0から1点を奪い、なお2死一、二塁で打席へ。「ずっとインコースを攻められていた。この場面でも来ると思って必死にバットを振った」。中日・吉見の内角の直球に力負けしなかった。プロ11年目の28歳。左太もも裏の違和感で先発を外れているサブローの代役をきっちりと務めた。

ページトップ

マーフィー先発で2勝!唐川の穴埋めた…ロッテ[報知]

普段は中継ぎのマーフィーが、今季2度目の先発で6回0/3を1安打1失点。角度のあるカーブ、チェンジアップを武器に2勝目を挙げた。「雨は強かったけど、自分の投球ができた。チームが勝ったのが1番」。先発陣の離脱が相次ぐチームの危機を救った。

初先発となった2日のソフトバンク戦(ヤフーD)では、5回4安打1失点で今季初勝利。この日も「故障した人の分もカバーしたいね」と、骨折で出場選手登録を抹消された唐川の穴を埋めた。西村監督は「2度の先発で十分な成績を残した。ローテ入り?考えます」と、してやったりだ。

米球界でも先発、中継ぎを問わない“何でも屋”だった。「監督に言われたら、すぐ中継ぎに戻るよ。それがチームのためなら」。献身的な姿勢も魅力の1つだ。

90年代に流行した「マーフィーの法則」は、「ジャムを塗ったパンを落とすと、ジャムを塗った面が下になる」など、悪い方に出てしまう例をまとめたもの。ロッテ版「マーフィーの法則」に裏目はない。

ページトップ

マーフィー2勝目、南初打点[ニッカン]

ロッテが2試合連続で2点差の逃げ切り勝ちだ。先発のビル・マーフィー投手(29)が6回3分の0を1安打無失点で2勝目を挙げた。打でも2試合連続で先発出場の南が、今季初打点を挙げるなど、投打がかみ合った。西村監督は「マーフィーはよく投げてくれた。南の3点目も大きかった」と褒めたたえた。

ページトップ

ロッテ、序盤に中日・吉見を攻略!マーフィーも好投[サンスポ]

チャンスを生かした。ロッテ打線が3回までに5安打3得点。昨季2戦2敗の吉見を序盤から打ち崩した。

「吉見はいい投手だけど、そういう投手から打たないと勝てませんから。あまり誰が投げているからとか意識してないです」。西岡が有言実行だ。1回、カウント1−1から130キロのフォークを右前打。この安打で15試合連続安打を記録した絶好調の主将が、しっかりチャンスメークすると、大松の左越え適時二塁打であっさりと先制点を挙げた。3回にも相手の失策で1点を追加すると、なお2死一、二塁から南の中前適時打でリードを3点に広げた。

昨季の吉見との対戦では苦い思いをした。5月22日(千葉マリン)には7安打するも得点はわずか1点。6月5日(ナゴヤドーム)も9安打で1点どまり。要所で吉見に抑えられ辛酸をなめてきたからこそ、この日はチャンスをしっかりとものにした。

先発投手も踏ん張った。故障者が続出するなか、今季2度目の先発となったマーフィーが5回までを1安打無失点。投打がしっかりとかみ合い、ロッテが試合を優位に進めた。

ページトップ

南タイムリーでリード広げる[ニッカン]

ロッテ南竜介外野手(28)が、3回2死一、二塁から、リードを3点に広げる中前適時打を放った。中日森野の失策で1点追加し、さらに流れを引き寄せる一打に「狙いを絞って待っていた。必死にバットを振りました」と振り返った。2試合連続の先発出場に結果を出して応えた。

ページトップ

大松1回に先制二塁打[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(27)が1回2死一、二塁から左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。中日吉見の真ん中低め直球をうまく逆方向へ運んだ。5試合ぶりの打点で「最初のチャンスで結果を出したいと思っていた。うまく芯でとらえて強く押し込むことができた」と喜んだ。

ページトップ

木村2軍で結果、1軍に合流[ニッカン]

ロッテ木村雄太投手(24)が19日、1軍に合流した。先発ローテの駒不足に悩む台所事情の中、前日18日の小野に続いての合流。今季は2軍で6試合に登板し、2勝2敗で防御率は1点台と結果を残している。この日は51球ブルペンで投げ込み「春先よりも腕が振れるようになった」と手応えを感じていた。

ページトップ

ロッテ・木村が1軍合流、初登板へ「しっかり準備」[スポニチ]

ロッテの2年目左腕・木村が1軍合流した。08年ドラフト1位で入団も1軍登板はないが、2軍では今季6試合に先発して2勝2敗、防御率1.97と安定した成績。小野は1軍合流しているものの唐川、川越が負傷離脱中で大嶺も2軍と先発陣が駒不足に陥っており、近日中にプロ初登板初先発の期待も高まる。千葉マリンのブルペンで51球を投げ「投げてくれと言われるまで待つだけ。しっかり準備したい」と意気込んだ。

ページトップ