広島の前田健が8回無失点でリーグトップの8勝目。6回無死一、二塁など得点圏に4度走者を許したが、要所を締めた。打線は2回に小窪の犠飛で先制し、6、8回にも1点ずつ加点。ロッテは4安打に終わり、今季2度目の零敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
広島 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | x | 3 |
成瀬が前田健とのエース対決に投げ負けた。2回、無死から4番栗原に左前安打を浴びると、続く赤松に投じた3球目のチェンジアップが大暴投となった。それがきっかけとなり、犠打で1死三塁の好機をつくたら小窪に犠飛を打たれ先制点を献上した。「サインミスです。もったいないことをした」と悔やんだ。6回2失点と好投も、自滅で5敗目を喫した。
走塁の判断が明暗を分けた。1点リードされた3回1死二、三塁で三塁走者は西岡。井口が中飛を放ったが、犠牲フライとなるには浅い位置でホーム手前で悠々タッチアウト。同点に追いつけず流れが止まった。西岡は「いい球がきたら100%アウトと分かってたけど、エースから1点とるのは難しい。少しでもずれたらセーフになる」と判断した。西村監督は「判断の結果なので、それに関しては言いたくない」と、今季2度目の完封負けに表情もさえなかった。
ロッテ渡辺俊介投手(33)が27日、国内FA権を取得した。00年のドラフト4位で新日鉄君津から入団し通算成績は72勝60敗。「全く関係ない権利だと思っていた。そこまでやってこれたんだな」と感慨深げに振り返り、権利行使については「千葉マリンが僕は好きです。でも今はシーズンに集中したい」と話した。石川球団副代表は「本人には必要な戦力だと伝えてます」と話していた。
再三の好機を生かせず、今季2度目の零敗。最大のチャンスは3回1死二、三塁で、井口の打球は浅い中飛。三走の西岡が「(相手が)エースで1点を取るのが難しい。少し(送球が)ずれたらセーフで流れがくる」と思い切って突っ込んだがアウトに。西村監督は「結果的にアウトになったが(そのことに)どうこう言いたくない」と淡々と話した。
ロッテは広島・前田健に抑えられ、今季2度目の零敗を喫した。
勝負の分かれ目は0−1の3回1死二、三塁。井口の浅い中飛で三塁走者の西岡が本塁に突入したが、憤死した。自身の脚力と赤松の弱い肩を考慮に入れての判断。結果は裏目に出たが、西岡は「エースで1点取るのも難しい。いい球が来たら100%アウトだけど少しでもそれたらセーフ。後悔してない」と振り返った。西村監督も「西岡の判断。どうのこうの言うつもりはない」と話した。
ロッテは再三の好機を生かせず、今季2度目の零敗となった。西村監督は「勝負どころでいい投球をする」と相手の前田健を褒めた。
最大のチャンスは3回1死二、三塁で、井口の打球は浅い中飛。三塁走者の西岡が「(相手が)エースで1点を取るのが難しい。少し(送球が)ずれたらセーフで、流れがくる」と思い切って突っ込んだが、アウトとなった。
指揮官は「結果的にアウトになったが(そのことに)どうこう言いたくない」と話した。
ロッテが今季2度目の完封負けを喫した。先発の成瀬善久投手(25)が7回2失点と好投したが、広島前田健の前に打線が4安打と沈黙。好機をつくっても、あと1本が出なかった。西村監督は「勝負どころでいい球を放られたら打てない。こういう時もありますよ」とサバサバと話した。
ロッテ渡辺俊介投手(33)が27日、国内FA権を取得した。00年ドラフト4位でロッテに入団。通算成績は72勝60敗で、貴重なサブマリンとして投手陣を支えてきた。「今はシーズンに集中したい」と、権利を行使するかはオフに判断する意向を示した。