6月8日6月8日ロッテは8日、宮崎県の口蹄疫の感染被害に対し、義援金を寄付することを発表した。西村徳文監督（50）が14日に宮崎県庁を訪れ、東国原県知事と面会して義援金を渡す。同監督は「宮崎県の方々が苦しくつらい日々を送っていらっしゃることは、家族や知人から毎日のように連絡が入り心を痛めていました」と故郷を心配した。球団、選手会からも義援金を募った。選手の野球用具のチャリティーや、監督特製芋焼酎（ひむか寿赤芋仕込み）の売上金の一部も義援金とし、総額300万円を目標とする。
ロッテ・西村監督が交流戦の逆転優勝を手土産に故郷・宮崎を訪問する。球団は8日、宮崎県内で発生した口蹄疫被害に対し、義援金を送ると発表。チームの交流戦全日程終了後の14日に宮崎県出身の同監督が瀬戸山球団社長、選手会長・サブローと共に宮崎県庁を訪れ、東国原知事と面会して直接手渡す。
「宮崎県の方々が苦しくつらい日々を送っていらっしゃることに、心を痛めていた。宮崎出身の人間として、何かできることはないかと考えてきました」と西村監督。球団、選手会にも呼びかけて義援金を募った。12日の阪神戦（千葉マリン）の試合後に行うチャリティーオークションの収益金を全額寄付するほか、9日から千葉マリンで発売される「西村焼酎」の新バージョンの売上金の一部も寄付する予定。総額は300万円を目標にしている。
監督に就任した昨秋、祝電を送ってくれた東国原知事に、義援金と共に就任後の初タイトルを届けたい気持ちは当然強い。チームは現在、交流戦4位だが、残り4試合は今季の交流戦は8戦全勝と無類の強さを誇る千葉マリン。7日のヤクルト戦（神宮）は10者連続安打などで大勝し、勢いもある。指揮官は「気持ち良く千葉で試合ができる」と4年ぶりの交流戦Vに意欲を見せた。
本拠地で成瀬と大嶺が必勝宣言だ。9日に先発するエース成瀬はキャッチボールなどで調整し「チームが千葉マリンでの勝ち方を知っているのは心強い。勝利を意識して投げます」。10日先発予定の大嶺はブルペン投球を行い「去年まで千葉マリンではいいイメージがなかったけど、今年は開き直ってやっている。打線が点を取ってくれるし、自分の投球をしっかりやりたい」と意気込んだ。
ロッテ・里崎智也捕手（34）が7日、出場選手登録が8年に達し、国内フリーエージェント（FA）権の取得条件を満たした。
里崎は「今は打たれてばっかりで、考えている時間もない。考える余裕が欲しいわ」と苦笑い。石川球団副代表は「球団としては軸になる選手だから、（チームに）いていただきたいとは伝えてある。だが（球団）組織ぐるみでFAを阻止するということはない」と話した。結論はシーズン終了後になる模様だ。
ロッテ吉見祐治投手（32）が母校の完敗を悔しがった。8日、東京ドームで全日本大学野球選手権の1回戦が行われ、第2試合で母校の東北福祉大と佛教大が激突した。だが吉見は千葉マリンで練習中だったため、応援には駆けつけられず。練習後、0−2の完封負けという結果を聞き「負けたの？見に行きたかったんですけどね。もう春は終わりですか〜」と、早々の敗退に寂しそうだった。
成瀬、大嶺らロッテ先発投手陣が千葉マリンで調整した。9日の広島戦（千葉マリン）に先発予定のエース・成瀬は「無駄な四球、失点をなくせば自然と勝てると思う。千葉マリンではチームは負けていない（交流戦8戦全勝）し、いい雰囲気で戦えるのは強み」。横浜高の先輩、レッドソックス・松坂が日米通算150勝を達成し「凄いですよね。自分はタイプは違うけど、勝てる投手というのは魅力的」と刺激を受けて8勝目を目指してマウンドに上がる。
ロッテは8日、宮崎県内で発生した口蹄疫被害に対し、義援金を送ると発表した。14日に宮崎県出身の西村監督が宮崎県庁を訪れ、東国原知事に直接手渡す。
西村監督の呼び掛けで、球団、選手会から義援金を募った。また、12日の阪神戦（千葉）の試合後にチャリティーオークションを実施し、収益金は全額義援金に。総額は300万円を目標としている。
西村監督は「宮崎県の方々が苦しくつらい日々を送っていらっしゃることに、心を痛めていた。宮崎出身の人間として、何かできることはないかと考えてきました」とコメントした。