わたしはかもめ2010年鴎の便り(6月)

便

6月13日

千葉ロッテ9x−8阪神(千葉マリン)

ロッテが今季3度目のサヨナラ勝ちで、3連敗を免れた。8−8の10回、井口が藤川球から右中間に決勝本塁打を放ち、打ち合いに決着をつけた。阪神は9回に2点差を追い付く粘りを見せたが、2年連続で交流戦負け越しとなった。

12345678910R
阪神10103010208
千葉ロッテ2302001001x9x

ページトップ

井口延長10回サヨナラ弾![ニッカン]

4時間51分の激闘にケリをつけたのはロッテ井口資仁内野手(35)の一振りだった。延長10回1死走者なし。阪神藤川球が投じた初球、151キロの直球を完璧にとらえ、ロッテファンの待つ右中間スタンドへ運んだ。通算7本目となるサヨナラ本塁打。一塁ベースを回ると跳びはねてガッツポーズし、珍しくはしゃいだ。お立ち台では「早くゲームを終われてよかった」と笑った。

2点リードの9回、守護神の小林宏が2失点で同点とされた。5時間18分の激戦の末に敗れた10日の広島4回戦(千葉マリン)と同じような展開だったが、この日は劇的な勝利。井口は「みんなの疲れもあったし、何とか決めたかった」とホッとした表情だった。

今後に弾みがつきそうなサヨナラ勝ちで阪神戦の連敗を3で止めた。頼りになる3番打者は「今日勝てたのは大きい。次につながる」と力強く話した。

◇小林宏複雑2勝

守護神小林宏が2戦連続で救援に失敗も、サヨナラで2勝目をゲットした。9回無死一、二塁から林に甘く入った直球を右翼線へ運ばれた。暴投もからみ同点とされた。志願して登板した延長10回は無失点に抑えたが「チームが勝ったのが1番ですけど、9回にしっかり抑えて終わらせないと」と悔しさをにじませた。

渡辺俊
「ボールが全然いかなかった。せっかくあんなに点をとってもらったのにチームに申し訳ない。」(4回0/3を10安打5失点。勝利投手の権利を得るまであと1人で降板)

ページトップ

井口、球児撃ち!サヨナラ弾…ロッテ[報知]

大きな弧を描いた打球は、右中間スタンドを埋め尽くすロッテ・ファンの中に消えた。井口は一塁を回ると、ジャンプしながら右手の拳を震わせた。延長10回1死。5号サヨナラアーチで4時間4時間51分の試合にケリをつけた。

「延長戦が多くて、みんな疲労もピークだった。早く決めてくれてよかったと言われました」。本拠での前カードだった広島戦は2連戦(9、10日)とも延長12回に及び、引き分けと敗戦。疲れだけが残っていた。この日も超スローペースの試合で、井口は一発で仕留めるつもりで打席に入った。マウンドには阪神のクローザー・藤川。「三振でもしようがない。3球振って、帰ってくるつもりだった」。すでに3安打していた3番打者は、真ん中低めに来た151キロの速球を打ち砕いた。

「狙った本塁打を反対方向へ打てるのがすごい。しかも場所は東京ドームみたいな狭いところじゃない。マリンの逆風を切り裂いた打球なんだから」。里崎が興奮気味に振り返った。祝福はエスカレート。右中間スタンド前で、ファンに笑顔で手を振っていたヒーローに、西岡とマスクをかぶった的場が、背後からシェービングクリームたっぷりのタオルを顔に浴びせた。

「何とか勝ってペナントに戻りたかった。いい勝ち方ができた」。白いクリームが残っていても、井口のイケメンぶりは変わらない。チームリーダーの日米通算8本目のサヨナラ弾で、ロッテが交流戦ラストゲームで最高の白星を飾った。

ページトップ

ロッテ・井口サヨナラ弾!球児をガツン[サンスポ]

延長10回、井口が阪神・藤川球の151キロ直球を右中間席に運びサヨナラ勝ち。「最後は集中して打席に入れた。阪神には3連敗していたので、何とかして勝ちたかった」と4安打3打点の活躍で、交流戦最終戦を白星で飾った。西村監督も「さすが井口ですね。最高の打撃でした」と満足げだった。

ページトップ

井口、史上最多タイ6本目の延長劇弾![スポニチ]

ロッテ・井口らしい、右方向への大きな放物線だった。延長10回1死。「藤川君の持ち味は直球。変化球で三振なら仕方ない。直球を3球振ってくるつもりだった」。初球の151キロ直球を右中間席へ。自身7本目、延長戦では史上最多タイの6本目となるサヨナラ弾で交流戦を劇的に締めくくった。

お立ち台の後にはメジャー流の手荒い祝福が待っていた。右翼席に挨拶している井口の顔面に、主将・西岡と覆面をかぶった的場がシェービングクリームのパイを投げつけたのだ。「やられたら倍にして返します。次にツヨシ(西岡)がヒーローになる時までに考えておきます」。

元同僚の阪神・城島のささやき攻撃に負けず、井口は今季4度目の猛打賞で阪神戦の連敗も3でストップ。チームも通算300回目のサヨナラ勝ちだ。日焼けした顔が真っ白になった井口だが、本来の調子を取り戻し口調は滑らかだった。

◇延長アヨナラ弾は清原と並ぶ

井口(ロ)が今季初、通算7本目のサヨナラ本塁打。通算サヨナラ本塁打の上位は

井口は歴代6位タイ。延長サヨナラ弾6本は、清原と並び歴代最多となった。

ページトップ

交流戦、セ全6球団が勝率5割以下[スポニチ]

交流戦は7球団が全日程を終了。セ・リーグ6球団のうち勝ち越しの可能性を残していた巨人と阪神が最終戦で敗れたため、セ全6球団の勝率5割以下が決まった。3試合を残す日本ハムが1勝すれば1〜6位がパ・リーグ球団、7〜12位がセ・リーグ球団で確定。いずれも交流戦6年目で初のケースになる。

ページトップ

ロッテ・小林宏、志願の続投で勝利呼び込む[サンスポ]

ロッテの抑え、小林宏が自ら申し出ての続投で勝利を引き寄せた。9回に2点を奪われ、追い付かれたが「志願していかせてもらった」と、延長10回もマウンドに上がった。

「何が何でも抑える気持ちだった」と10回は無得点に抑え、その裏の井口のサヨナラ弾を呼び込んだ。10日の広島戦でも2点差を追い付かれただけに、「チームが勝てたのが1番だけど、9回を抑えて終わらせないといけない」と笑顔はなかった。

西村監督
「さすが井口です。(阪神に)3連敗していたし、大きな勝ちです。」(サヨナラ勝ちに)
渡辺俊
「球が全然いかなかった。(調子が)悪いなりに、何とか粘らないといけないのに…。」(4回2/3を5失点)
大松
「点差が縮まっていたので、もう1度突き放したいと思っていた。」(4回に2点適時打)

ページトップ

井口がサヨナラ本塁打!今季3度目のサヨナラ勝ち…ロッテ[報知]

ロッテが今季3度目のサヨナラ勝ちで、3連敗を免れた。8−8の10回、井口が藤川球から右中間に決勝本塁打を放ち、決着をつけた。阪神は2年連続で交流戦負け越しとなった。

西岡らにシェービングクリームを塗られ、顔は真っ白になった。通算7本目となるサヨナラ本塁打を放ったロッテの井口は「剛(西岡)には、倍にしてやり返しますよ」と、いたずらっぽく笑った。

延長10回1死走者なし。藤川球が投じた初球だった。「とにかく真っ直ぐ。3球振って(ベンチに)帰るつもりだった」。151キロの直球を完璧にとらえると右中間席に高々と運んだ。一塁を回ったところで跳びはね、大きくガッツポーズ。珍しく大はしゃぎした。

9回に抑えの小林宏が2点を奪われ、最大5点あったリードを追い付かれた。2回に放った右越えの2点二塁打が、7試合ぶりの右への安打。右手の使い方などを細かく修正してきたことが一発につながった。交流戦を劇的な白星で締め、リーグ戦再開へ大きく弾みをつけた。

ページトップ

井口V弾に西村監督「最高」[ニッカン]

ロッテが交流戦の最終戦をサヨナラで締めた。延長10回、井口資仁内野手(35)が、1死から右中間スタンドへ5号サヨナラ弾。最大5点リードしたが、投手陣が打ち込まれ9回に同点とされる苦しい展開を不動の3番打者が救った。西村監督は「最高のバッティングですね。勢いのつく勝ち方です」と文句なしだった。

ページトップ

あと1人で勝利権利も俊介降板[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)が、4回2/3を投げ10安打5失点で降板した。打線から4回までに7点の援護を受けたが、勝利投手の権利を得るまであと1人の場面から、連打を浴びて交代を告げられた。「悪いなりになんとか粘らなければいけないのに…」と、不本意な内容の投球を悔やんだ。

ページトップ

大松、元同僚川崎から適時打[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(27)が、4回1死満塁から追加点となる2点打を放った。4月にロッテから金銭トレードで移籍した、阪神川崎から放った一打に「もう1度、突き放したいと思っていた。元同僚?ちょっと対戦を楽しみにしていました」と笑顔で話した。

ページトップ

井口「意地を見せないと」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が2回2死二、三塁から追加点となる2点適時二塁打を放った。制球の定まらない阪神スタンリッジの真ん中直球をとらえ、右中間を深々と破った。貴重な追加点で「阪神戦はここまで3連敗。意地を見せないといけない」と、気合の一打だった。

ページトップ

金泰均「自分を信じて」適時打[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(27)が2回、2死二塁から右中間を破る適時二塁打を放った。井口の適時打に続き、リードを一時4点に広げた。リーグトップを独走する61打点目に「自分を信じて打っただけ。いい追加点を挙げられてよかった」と喜んだ。

ページトップ

大松の適時二塁打で逆転[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(27)が1回、1死満塁から右翼線へ逆転となる適時二塁打を放った。阪神スタンリッジの144キロの内角直球を、うまくひじをたたんで引っ張った。1点先制された直後の逆転打に「日曜日ということでファンが大勢見に来てくれている。今日は絶対負けられない」と気迫をみせた。

ページトップ