ソフトバンクが4連勝で2位に浮上。3回までに田上の3ラン、森本の2ランなどで6点を先行し、5回に打者14人で10得点するなど23安打、19点と一方的に攻め立てた。杉内は4年連続で2ケタ勝利に到達。ロッテは今季初の4連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ソフトバンク | 0 | 4 | 2 | 0 | 10 | 3 | 0 | 0 | 0 | 19 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
ロッテが今季ワーストの23安打19失点で初の4連敗で3位に転落した。吉見−相原−松本−秋親と出てくる投手が全員打ち込まれ、6回までに19失点。先発の吉見祐治投手(32)は「試合を作れずこういう展開にしてしまったのは自分のせい。申し訳ない」と、うな垂れるしかなかった。この4試合で被安打60、失点46。7年ぶりの3試合連続2ケタ失点も喫した。西村監督は「投手が打者に向かっていく姿勢が見えない。勝負はそんなに甘いもんじゃない」と一喝。試合後はコーチミーティングを開き、投手陣の入れ替えなど今後の布陣を話し合った。
投手陣大崩れで、ソフトバンクと入れ替わりで開幕カード以来となる3位に後退。7年ぶりとなる3試合連続の2けた失点に西村監督は「ちょっと打たれすぎ」と怒りを押し殺して薄ら笑いを浮かべた。6失点の吉見の後を受けた中継ぎ陣も逃げの投球につけ込まれ、指揮官は「打者に向かう姿勢がマウンド上で感じられない」と苦言を呈した。
ロッテは5回に一挙10失点するなど、ともに今季ワーストの23被安打19失点。7年ぶりの3試合連続2ケタ失点と投手陣の崩壊が止まらない。
今季初の4連敗で3位に転落した西村監督は「打たれすぎ。全体的に打者に向かっていく姿勢を見せてほしい。逃げの投球では勝てるわけがない」。2軍ではコーリーが先発として結果を出しつつあり、3回6失点KOで4連敗となった吉見との入れ替えの可能性を示唆した。
ロッテが今季ワーストの被安打23、19失点で初の4連敗を喫した。先発した吉見祐治(32)から始まり、相原勝幸(26)松本幸大(29)秋親(31)と繰り出した投手が全員打ち込まれ、6回までに19失点。吉見は「試合をつくれずこういう展開にしてしまったのは自分のせい。申し訳ない」と、うな垂れるしかなかった。西村監督は「先発も中継ぎも逃げているようでは勝負にならない」と怒りをあらわにした。
ロッテの金泰均内野手(28)が4回にリーグトップの18号ソロをマークした。0−6で迎えた4回2死走者なしから、杉内の130キロスライダーを呼び込んで左中間へ運んだ。「今はチーム状態があまり良くないので、自分のことよりチームのことしか考えていない」と話した。だが、直後の5回に、ホームラン王争いを繰り広げるソフトバンク・オーティズが18号3ランを放ち、再びトップに並ばれた。