わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月19日

北海道日本ハム3−5千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテは3回、今江、井口の連続適時打で2点を先制。4回は3長短打で2点、7回にも井口の適時打で1点を加えた。コーリーが2連勝。6回から小刻みにつなぎ、小林宏が締めて16セーブ目。日本ハムは3連敗で勝率5割に逆戻り。

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千葉ロッテ0022001005
北海道日本ハム0011100003

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ロッテ古谷が好投!中継ぎの救世主だ[ニッカン]

ロッテの中継ぎの古谷拓哉投手(29)が故郷・北海道で大役を果たした。6回に2番手で登板。先頭の糸井を四球で歩かせ、1死二塁で打席に迎えた中田をスライダーで遊飛。続く鶴岡も中飛に仕留めると、涼しげな表情でベンチに戻った。

流れを左右する大事な回を託された。7回から「伊藤−薮田−小林宏」の継投リレーが勝ちパターンで、そこにつなぐ6回に登板。1点リードを守れるか守れないかで流れが変わる。その重圧の中、無失点で抑えた。それでも「0点で抑えて次またチャンスができたのはよかったけど、先頭の四球がだめです」と冷静だった。

駒大岩見沢高から駒大、日本通運を経て05年ドラフト5巡目で入団した5年目左腕。今季はプロ初勝利を挙げるなど、29試合の登板で2勝0敗。防御率は1点台と、チームに欠かせない存在だ。西村監督も「コーリーは5回でいっぱいいっぱいだった。古谷がよく踏ん張ってくれた」と目を細めた。飛躍の年に古谷がまた1つ大きな信頼を得た。

◇成瀬西武初戦無理

左腕エース成瀬善久投手(24)が19日、出場選手登録を外れた。オールスター期間を挟み間隔があくため。再登録は29日以降で17日から後半戦再開となる西武3連戦(西武ドーム)の初戦には登板できなくなった。

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ロッテ・井口、3戦連続マルチ安打&打点[サンスポ]

井口が2安打2打点。7回は1死一、三塁で今江のセーフティースクイズが失敗。直後に中前適時打を放ち「スクイズ失敗のあとに点を取れたのが大きい」と笑顔だった。ここ3試合連続で複数安打と打点を記録し、チームも3位をがっちりキープ。井口は「後半戦に向け、自分もチームももっと調子を上げていきたい」と誓った。

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2安打2四球で4出塁!「得点王」西岡が頭脳ラン[スポニチ]

ロッテ・西岡の一瞬の好判断が貴重な追加点を生んだ。7回2死一、二塁。井口の痛烈な中前打で二塁走者・西岡は迷うことなく三塁を回った。中堅は強肩・糸井。ワンバウンドの好返球でクロスプレーとなったが、捕手・鶴岡がわずかに前に出る体勢を見逃さず、後方に回り込みながら左手で本塁にタッチした。「一か八か、打球も見ずに突っ込みました。アウトになってもいいから思い切っていく場面。捕手の動きはもちろん見えていました」。

直前の1死一、三塁では今江のセーフティースクイズで三塁走者・岡田が本塁憤死。真っ直ぐ本塁に滑り込んだが、鶴岡にブロックされていた。自身より俊足の岡田が直進してアウト。その落胆ムードを振り払う好走塁で両リーグトップ72得点と自身の記録を伸ばし、リードを2点差に広げて逃げ切った。

ケッペル攻略の足掛かりをつくったのも西岡だ。初回、難敵の出はなをくじく中前打。先制点につながることが多い第1打席の打率は.402をマークしてリードオフマンの役割を果たしている。この試合では得点にこそ結びつかなかったものの、打線に火をつけた。

2安打2四球で4出塁。1軍復帰した大阪桐蔭の後輩、日本ハム・中田の前で先輩の貫禄を示し「個人的には(中田に)頑張って欲しい」と余裕のエールを送った。6月25〜27日に3連敗を喫した札幌ドームでリベンジし、3位ながら首位・西武に3ゲーム差。チームを支える「得点王」は走攻守で輝きを放っている。

井口
「いいところで打てた。7回はスクイズ失敗の後だったし、どうしても1点欲しかったので大きな1本です。」(適時打2本。3試合連続2安打)

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福浦、アクロバチック本塁突入で指タッチ[スポニチ]

同僚の西岡にも負ないロッテ・福浦の好走塁だった。適時二塁打を放った4回2死二塁、岡田の浅い右前打で本塁に突入。やや三塁方向に返球がそれると、本塁の前方に回り込んでヘッドスライディング。スパイクがマウンド方向に流れるアクロバチックな体勢でタッチをかいくぐり「何とか指だけベースに届いた感じ。バテました」と照れ笑いを浮かべた。

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コーリー2連勝、小刻みリレーで快勝!…ロッテ[報知]

ロッテ打線は3回、今江、井口の連続適時打で2点を先制。4回は3長短打で2点、7回も井口の適時打で1点を加えた。先発のコーリーは2連勝。6回から小刻みにつなぎ、小林宏が締めて16セーブ目。日本ハムは3連敗で勝率5割に逆戻り。

今のロッテには小差の試合をものにする強さがある。伊藤、薮田の中継ぎ陣に加え、抑えの小林宏の存在が大きい。今年から抑えを任され、「精神面が変わった。先頭を出しても、落ち着いて投げられるようになった」と言う。今季31試合に投げて失点を許したのはわずか4試合。「1回だけなら、1個の球種で抑えられる。(抑え方の)引き出しは増えた」。抑えとしてシーズンも半ばを過ぎたが、まだ苦しさの方が先に来る。醍醐味は「優勝した時に感じると思う」。それまで、ひたすら最後を締めていく。

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ロッテ・今江、3試合連続の複数安打![サンスポ]

ロッテの今江が3回に先制打を放った。「2アウトから得点できたのは大きい」と喜んだ。

2死三塁で、内角の144キロを左前に運んだ。続く井口の4球目で二盗に成功。「ゴリ(今江)がいい感じで打ってくれて、いいイメージを持てた」と話す井口の中前打で2点目のホームを踏んだ。1回にも安打を放っており、3試合連続の複数安打をマーク。2番打者は一時の不調を完全に脱した。

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今江が3試合連続打点[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(26)が、3試合連続となる打点を挙げた。3回2死三塁から、ケッペルの内角ツーシームを引っ張り、左前へ先制の適時打。打率3割をキープする強打の2番打者は「2死から得点できたのはでかい。とにかく勝ちたいだけ」と気迫をみせた。

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