わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月29日

埼玉西武12−6千葉ロッテ(西武ドーム)

西武が5点差をひっくり返し、連敗を6で止めて2位に。0−5の4回にフェルナンデスの3ランや連続押し出し四球などで6点を奪い、5回以降も上本の適時二塁打などで加点を続けた。ロッテは投手陣が9四死球と大乱調だった。

123456789R
千葉ロッテ0104010006
埼玉西武00063102x12

ページトップ

ロッテ投手陣急に乱れ9四死球12失点[ニッカン]

ロッテはブライアン・コーリー投手(36)、橋本健太郎投手(30)、古谷拓哉投手(29)、大谷智久投手(25)の4投手が「四死球地獄」にはまった。4、5回で4人合わせて9四死球を許し、9失点。試合は決まってしまった。5点リードの楽勝ムードをぶち壊した先発コーリーは「突然リリースポイントがバラバラになり、自分でも何が起こったのか分からない」と頭を抱えた。西武ドームに屋根がついてから初となる敵地での同一カード3連勝は、お預けとなった。

◇西村監督が激怒「誤算だった」

西村監督が激怒した。5点リードを四死球が原因で逆転される展開に「やってはいけない試合をしてしまった。こういう試合をしていては上にはいけない」と、目を充血させ、いつもより早口にまくしたてた。打線は9安打で6得点と好調をキープしているが、不甲斐ない投手陣に「2、3番手も、もう少し踏ん張って欲しかった。そこが誤算だった」と怒りを隠せなかった。

西本投手コーチ
「投球練習でバックネットに投げたから、おかしいと思ってみていた。ケガかと思ったが違った。野手がいい形で点を取ってくれたのに申し訳ない。オレにも責任がある。」(4回、突然乱れたコーリーについて)

◇育成枠から山室が支配下

ロッテは29日、育成選手の山室公志郎投手(23)と、支配下選手として契約したと発表した。背番号は57で、契約金300万円、年俸440万円(ともに推定)。山室は「とても嬉しいです。次は1軍のマウンドで投げることを目標に頑張りたいと思います。これからは自分の持ち味であるスピードに磨きをかけていきたい」と話した。

ページトップ

ロッテ投壊で3位転落、西村監督怒り心頭[サンスポ]

ロッテは投壊で後半戦開幕3連勝はならず。5点リードで迎えた4回、先発のコーリーが2四球の後に3ランを浴びKOされると、2番手以降の投手も流れを断ち切れず、4回、5回の2回で9四死球と大荒れ。西村監督は「2イニングで9四死球なんて出してたら、上には行けませんよ」と怒り心頭。前日28日に2位に浮上したばかりだが、わずか1日で3位に転落した。

ページトップ

5点リード守れず…ロッテ1日で3位後退[スポニチ]

ロッテは5点リードを守れず逆転負け。連勝が3で止まり、1日で3位に後退した。

3回まで1安打投球のコーリーは4回に突如崩れ、2四球後に被弾し3失点で降板。「(試合を)崩して責任を感じている。突然リリースポイントがバラバラになり、自分自身何が起こったか分からない」と首をひねった。中継ぎ陣も乱調で、計9四死球。西村監督は「四球はヒットと同じ。やっちゃいけない点の与え方。やっちゃいけない試合」と語気を強めた。

ページトップ

9四死球で逆転負け…ロッテ[報知]

ロッテは、5−0から投手陣の大乱調でひっくり返された。4回にコーリーが2四球から3ランを浴びて交代すると、救援陣も連続押し出し四球などと崩れて、この回計6失点。5回も連続四球から3点を失うなど、9四死球と散々だった。

西村監督は「やっちゃいけない試合をやった」と怒りを押し殺すように、静かに語った。「いい形で5点を取ったのに、コーリーもああいうことされたら困る。2、3番手も誤算だ」とおかんむりだった。

ページトップ

西岡適時打もあっさり逆転…[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(27)が4回、2点適時打を放った。リードを5点に広げる安打に一瞬喜んだが、すぐに逆転を許す苦しい展開。「逆転されてしまったので、またみんなでつないで点を取りたい。まだ5回。いけますよ」と再逆転に向けて、ムードを盛り上げていた。

ページトップ

ロッテが育成の山室と支配下契約[サンスポ]

ロッテは29日、育成選手の山室公志郎投手(23)=183センチ、82キロ、右投げ左打ち=と支配下選手契約を結んだと発表した。契約金は300万円、年俸は440万円。背番号は121から57に変更する。(金額は推定)

ページトップ

規則委員会、バットメーカーに製造基準の順守を要望[スポニチ]

プロ野球規則委員会は29日、東京・内幸町の日本野球機構事務局にバットメーカー17社の担当者を集め、製造基準の順守を要望した。

プロ野球は「バットの色は、バットそのものの素材の色およびダークブラウン、赤褐色、黒色とし、塗料による塗装は木地(木目)が見える塗装であること」と規定しているが、五十嵐義人野球規則委員は「木目と色に関して最近乱れてきているので、規定を守るようお願いした」と話した。

ページトップ