わたしはかもめ2010年鴎の便り(8月)

便

8月14日

千葉ロッテ3−2東北楽天(千葉マリン)

ロッテが楽天戦の連敗を7で止めた。0−1の3回に金泰均の適時打で追いつき、1点勝ち越された直後の5回に暴投で2者がかえり逆転。吉見は薮田の好救援にも救われ、6回1/3を2失点で5勝目を挙げた。楽天は長谷部が自滅した。

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東北楽天0100100002
千葉ロッテ00102000x3

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ロッテ無安打で逆転、計2安打で勝った[ニッカン]

ノーヒットで逆転したロッテがそのまま1点差で逃げ切った。1−2の5回裏、楽天長谷部を攻め失策と2四球で2死満塁。絶好のチャンスで打席には5番福浦。その1球目だった。長谷部のスライダーがワンバウンド。捕手の嶋も見失うほど跳ね上がり、三塁にいた清田育宏外野手(24)と二塁の西岡剛内野手(26)が一気にホームを駆け抜けた。

13日の完封負けで楽天に7連敗。Kスタ宮城では14連敗中で、最下位チームに痛い取りこぼしが続いた。先発の吉見は7回途中2失点でマウンドを降り、なおも1死満塁。それでも2番手の薮田が、4番山崎を三振、5番ルイーズを中飛に仕留めピンチを切り抜けた。最後は守護神・小林宏が締め、今季20セーブ目で1点差を守りきった。

打線が2試合で3安打と元気がないものの、西村監督は「もらった点を投手陣がよく守ってくれました」と粘り勝ちに目を細めた。

吉見
「失点しても最少失点で切り抜けられたのはよかった。(楽天戦の)連敗を止めたとかは考えてなかったけど、これをきっかけにまた勝っていければと思う。」(6回1/3を2失点で5勝目)

◇2試合連続2安打以下

前日は1安打完封負けのロッテが2安打で勝利。ロッテの2試合連続2安打以下は、75年5月25日の阪急戦ダブルヘッダー(第1試合2本、第2試合1本)以来、35年ぶり。この日はソフトバンクも3安打で勝利。パ・リーグで1日に2チームが3安打以下で白星は58年8月31日に南海が1安打、東映が3安打で勝って以来、52年ぶりと珍しい。

◇薮田、武に雪辱

薮田が真っ向勝負でリベンジを果たした。4日の楽天戦(Kスタ宮城)で1点リードの8回に登板し、山崎に逆転弾を浴びて敗戦投手になっていた。7回1死満塁で山崎を抑え、全て直球で空振り三振。「開き直った。どんな場面でも気持ちを前面に出して投げた」と気迫の投球で、復調をアピールしていた。

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ロッテ、2安打で勝っちゃった![サンスポ]

相手よりヒットが少なかろうが、辛勝だろうが勝つことが大事。たった2安打で、楽天戦の連敗を7でストップ。試合後の監督室の前で、西村監督がホッと安堵のため息をついた。

「ヒヤヒヤしたね。打線は2日間で3安打か。でも投手陣がよく踏ん張ってくれました」。楽天が8安打する一方で、ロッテ打線は3回の今江の左翼線二塁打と、金泰均(キム・テギュン)の右前同点適時打の2本だけ。5回2死満塁で長谷部の暴投で転がり込んだ2点を、投手陣が守りきった。

先発の吉見は7回1死まで6安打2失点。後を受け1死満塁で登板した薮田も山崎を5球全て直球勝負で三振、ルイーズも右飛に打ち取りピンチをしのいだ。

残り37試合。猛チャージをかけるには打線の爆発が不可欠だが、2試合でわずか3安打と打線に元気がない。「このままじゃキツイよね。でも明日は打線が何とかしてくれるでしょ」と指揮官。15日の相手は楽天のエース田中。マー君を打って、苦手意識もスッキリと忘れちゃいましょう。

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ロッテ、2安打で勝って楽天戦の連敗ストップ[スポニチ]

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ロッテはわずか2安打で逆転勝ち。楽天・野村前監督流に言えば「勝ちに不思議の勝ちあり」だ。

何しろ安打が出たのは金泰均が6試合ぶりの打点を挙げた3回だけ。1点を追う5回は無安打で2点を奪った。2四球と失策などで2死満塁となり長谷部が暴投。嶋がボールを見失っている間に2者が生還した。前日の1安打零敗に続く貧打でも楽天戦の連敗は7で止まった。里崎、サブローが故障で欠場。西岡、井口もケガを抱えながらの出場で、打線に一時期の勢いはない。ただ2試合で3安打でも1勝1敗。西村監督は「昨日1本で、今日は2本。明日は攻撃陣が何とかしてくれるでしょう」と打線の奮起に期待した。

◇薮田、山崎に雪辱

ロッテの薮田が1点リードの7回1死満塁から2番手で登板。直球中心の投球で山崎を空振り三振、ルイーズは右飛に仕留めてピンチを脱した。楽天戦は7月8日(Kスタ宮城)でリンデンに逆転2ラン、今月4日(同)には山崎に決勝2ランを浴びており、意地のリベンジ。8回を任されるセットアッパーから配置転換された右腕は「気持ちを前面に出して投げるのがスタイル。任されたところでしっかり投げるだけ」と胸を張った。

吉見
「気合を入れて投げた。失点しても次の点はやらない気持ちで投げたのが良かった。」(6回1/3を2失点で5勝目)

ロッテ・金泰均が久々の適時打「気持ちいい」[サンスポ]

ロッテの金泰均が久々の適時打を放った。安打が4試合ぶりで、打点を挙げたのは6試合ぶりだ。

0−1の3回2死二塁。外角低めのチェンジアップをうまく流し打ち、右前へと運んだ。前日には滅多に見られない早出特打ちを行うなど、不振脱出に必死だった。それだけに、主砲は「久しぶりのタイムリー。久しぶりなので、気持ちがいいですね」。

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投手のおかげで2安打でも勝利[ニッカン]

ロッテが1点差で逃げ切り、楽天戦の連敗を7でストップした。先発の吉見祐治投手(32)が7回途中2失点と好投。5回に失策と暴投など相手のミスで逆転。1点のリードを継投で守りきった。ヒヤヒヤ勝利に西村監督は「ピッチャーがよく踏ん張ってくれました。(打線が)明日は打ってくれるでしょう」と、2安打と元気のなかった打線の奮起を期待した。

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金泰均「気持ちいい」久々打点[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(28)が、6試合ぶりの打点を挙げた。0−1で迎えた3回2死二塁から楽天の先発長谷部のスライダーを流し打ち、右前へ運んだ。貴重な同点打となり「久しぶりのタイムリーなので気持ちがいいですね」と笑顔を見せた。

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ペン15日マリンお目見え[ニッカン]

ロッテの新外国人ヘイデン・ペン投手(25)が、15日の楽天16回戦(千葉マリン)で先発する。前回登板の8日のオリックス戦(スカイマーク)では5回1失点で、来日初先発初勝利。中4日での登板だったため75球でマウンドを降りたが、本拠地初先発となる今回は中6日で状態は万全だ。期待の助っ人右腕は「前回は最初にしては上々。それ以上のピッチングがしたい」と意気込んだ。

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