わたしはかもめ2010年鴎の便り(8月)

便

8月24日

千葉ロッテ9−2埼玉西武(千葉マリン)

ロッテが逆転勝ち。1−2の5回2死満塁から福浦の一塁強襲の2点適時打で逆転すると、さらにサブローの2ランなどでこの回5点。6回には2点を加えた。マーフィーはチームトップの11勝目。西武は許銘傑が5回に崩れ4連敗。

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埼玉西武1100000002
千葉ロッテ10005201x9

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ロッテ再来2差、福浦2安打3打点[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(34)の2安打3打点の活躍が光った。1−2で迎えた5回、連打と四球で無死満塁としたが、3番井口、4番金泰均が連続三振。追い詰められた中、勝負強さをみせた。カウント2−3から許のスライダーを引っ張り、力強い打球が一塁手フェルナンデスのグラブをはじく強襲安打。一気に2人が生還し逆転に成功した。チームを勢いづける一打に「とられると思ったけどタイムリーになってよかった」とホッとした表情で振り返った。

チームにとっては正念場だった。首位西武との3連戦に続き、27日からは2位ソフトバンクとの3連戦(ヤフードーム)が控える。6月4日以来の首位へ返り咲くためにも、6連戦の初戦は落とせなかった。3連敗か、2敗1分けで自力優勝も消滅する危機で、値千金の一打。「大事な6連戦。残り試合は少ないし負けられなかった」と力を込めた。

チームは3試合連続の2ケタ安打で9得点の大勝。首位西武に2ゲーム差となった。ロッテの猛追が、勢いを増してきた。

◇西岡が好捕

主将の西岡も攻守に光った。まずは4回の守備。2死満塁から、フェルナンデスの中前へ抜けそうな当たりをダイビングキャッチ。そのまま一塁へ送球しピンチを切り抜けた。打っては3安打猛打賞で、6回には7点目となる適時打を放った。大事な一戦で勝利に貢献し「残り試合が少なくなってきてるので、多くのチャンスをつくっていきたい」と頼もしかった。

井口
「チャンスで2回三振をしていたので何とかしたかった。」(6回、追加点となる左前適時打)

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ロッテ首位レオ叩き2差!西岡19度目猛打賞[サンスポ]

ヒタヒタと頂点をうかがう。ロッテが中盤にあざやかな集中打を見せた。ロッテは1点を追う5回に福浦の2点適時打で逆転し、終わってみれば14安打9得点で快勝。首位・西武へ2ゲーム差に迫った。

「残り試合も少なくなってきているので、自分が塁に出て、1つでも多くチャンスをつくりたい」。リードオフマンの西岡も首位戦線を意識する。3安打1打点で今季19度目の猛打賞。1950年(当時毎日)に別当薫が打ち立てた球団記録の「20」を、60年ぶりに更新する勢いだ。

3打点をたたき出した福浦も「西武戦と次のソフトバンク戦が大事。残り29試合、諦めずに戦っていきたい」とお立ち台でほえた。

試合後には、今年3回目の「稲川淳二の怪談ナイトスタジアム」が開催された。照明が落とされ、タレントの稲川淳二が約15分にわたって怪談を披露。2万の観衆が震え上がった。

そして…。ロッテはこのカードに3タテすれば、勝率で首位に立つ。怪談ナイトの後も恐怖を演出。夏のマリンで西武ナインを震え上がらせる。

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西村監督「全員の力です」逆転Vへ2差急接近…ロッテ[報知]

ロッテに春先の勢いが戻った。西武に一時5ゲーム差まで離されたが、2差まで再接近。6月4日以来の首位奪回も見えてきた。西村監督も「全員の力です」と手放しでナインを褒めたたえた。

得意のつなぎの野球が光った。1点を追う5回2死満塁。福浦が一塁手のグラブをはじく逆転の2点適時打。直前に井口、金泰均が連続三振に倒れていたが「誰かがカバーしていかないといけない。粘って打つのが僕の持ち味」。不振の大松に代わって11日の日本ハム戦(千葉)から5番に座り、この日も2安打3打点と打線を勢いに乗せた17年目、34歳のベテランに、指揮官も「チームを引っ張るという気持ちでやっている」と最敬礼だ。

先発マーフィーはチーム単独トップ11勝。5回まで毎回得点圏に走者を背負ったが粘って6回2失点。「今日が大事な試合と分かっていた。野手もよく守ってくれた」。

残りは29試合。指揮官は「厳しい戦いが続くが、気持ちが弱気になっちゃいけない」と引き締めた。逆転Vの可能性は十二分に残されている。

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福浦「チームのために」勝負強さで逆転…ロッテ[報知]

ロッテは1−2の5回2死満塁から福浦の一塁強襲の2点適時打で逆転、さらにサブローの2ランなどこの回5点。6回には2点を加点した。マーフィーはチームトップの11勝目。

1−2の5回、福浦が低めのスライダーを一塁手のグラブをはじく強襲安打。2者が生還し逆転に成功すると、その後も暴投にサブローの2ランと、一挙5点のビッグイニングとなった。福浦は「誰かがカバーしないといけない。どんな場面でも、チームのために」ときっぱり。西村監督は「さすが。よく打ってくれた」とうなった。

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流れは渡さん!福浦「粘って粘って」逆転打![スポニチ]

ファウルで粘って、打てる球を待つ。1点を追う5回2死満塁。ロッテ・福浦はフルカウントから7球目の低めのスライダーを右手1本で拾った。一塁手フェルナンデスのグラブをはじく2点打で逆転。試合後のベンチ裏通路でフェルナンデスとすれ違うと「ワンタッチ、サンキュー!」とおどけたが、ベテランらしい味のある打撃で打線を勢いづけ、首位・西武に2ゲーム差と迫った。

「粘って粘って、甘い球を打てて良かった。それが僕の持ち味。誰かが打てないときは誰かがカバーしないと」。その5回は無死満塁から井口、金泰均が連続三振。流れを失いかねない状況で、福浦は冷静だった。1ストライク2ボールから2球連続ファウル。6球目はボールとなり、ストライクを投げないといけない状況に許銘傑を追いつめた。初回もフルカウントからの7球目を右前適時打。14安打9得点の快勝につなげた。

首位打者を獲得した01年から6年連続で打率3割をマークした「幕張の安打製造機」も07年以降は腰痛などに悩まされて不振。今季は腰の負担軽減のために行っていた減量をやめ、体重を10キロ戻したことで本来の打撃を取り戻し、規定打席には到達していないものの打率.304をマークしている。「体も大きくなって力も戻ったかな。力強く振れるようになった」。ゴールデングラブ賞3度の一塁の守備は金泰均に譲ったが5番・DHとして存在感は光る。17年目のベテランが、5年ぶりの頂点へバットで牽引する。

マーフィー
「粘って要所でいい球が投げられた。」(来日最多141球を投げ6回2失点。チーム単独トップ11勝目)

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ロッテ・マーフィー、141球粘投で11勝目[サンスポ]

ロッテのマーフィーは決定的な得点を許さず、チームトップの11勝目。首位西武との3連戦の初戦を制し「大きな試合。勝つという強い気持ちだった」と胸を張った。1、2回と1点ずつを失うも、その後は粘った。3、4回と2度の満塁のピンチを無失点で切り抜け、6回2失点。来日後、最多の141球を投げた左腕は「粘った投球ができて良かった」と安堵していた。

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ロッテ、上位との6連戦の初戦に完勝[サンスポ]

3位ロッテにとって、シーズンの行方を占う1週間が始まった。西武、ソフトバンクと続く6連戦。その初戦は、西村監督が「さすが。よく打ってくれた」とうなる福浦の勝負強さでものにした。

1−2の5回。無死満塁が3、4番の連続三振で2死となった。重たい空気が漂いかけたが、福浦は「誰かがカバーしないといけない。どんな場面でも、チームのために」。低めのスライダーを右手一本で拾い、一塁手のグラブをはじく強襲安打。2者がかえって逆転に成功すると、その後も暴投にサブローの2ランと、一挙5点のビッグイニングとなった。

福浦が打ったのは、フルカウントからの7球目。1回の適時打のときと同様、ストライクゾーンに来た球は全部振っていった。ファウルを重ね「粘って、粘って。それが僕の持ち味」。普段は直球1本に狙い球を絞る好打者も、好機ではとにかく積極性を前面に出す。

首位と2ゲーム差で残り30試合を切った。完勝にも「厳しい戦いが続く。一戦一戦」と西村監督の表情は険しさを増していた。

サブロー
「福浦さんが走者をかえしてくれたので、楽な気持ちで来た球を思い切りたたいた。」(5回に16号2ラン)
西岡
「芯でとらえることができたので、よく伸びてくれた。少しずつ打撃の状態も良くなってきている。」(6回に適時二塁打)

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首位西武に2ゲーム差[ニッカン]

ロッテが快勝し、首位西武とのゲーム差を2に縮めた。1−2で迎えた5回、福浦和也内野手(34)の適時打とサブロー外野手(34)の2ランで一気に逆転した。2ケタ14安打で9得点の大勝。先発のマーフィーも2失点で11勝目。投打がかみ合った勝利に、西村監督は「全員の力ですよ」と目を細めた。

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福浦が同点&逆転の適時打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(34)が、0−1の1回2死一、三塁から同点の適時打を放った。先発のマーフィーが1回に先制点を許した直後の同点打。3ゲーム差で迎えた首位西武との負けられない戦いで、貴重な打点を挙げ「粘りながら待った結果、最後に甘い球が来た。すぐに追いつくことができてよかった」と喜んだ。

さらに1−2の5回には、逆転の2点打を放った。無死満塁から3番井口と4番金泰均が連続三振で2死となったが、許のスライダーを引っ張り一塁強襲安打。「打った瞬間はファーストにとられると思ったけど、タイムリーになってくれて本当によかった」と胸をなで下ろした。

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