わたしはかもめ2010年鴎の便り(9月)

便

9月5日

千葉ロッテ5−1北海道日本ハム(千葉マリン)

ロッテは1回に福浦の中前打で1点を先制し、2回は西岡の適時二塁打で2点を加えるなど小刻みに得点を重ね、4回までに5点を奪った。コーリーが3勝目。6回以降は4投手が無失点でつないだ。日本ハムの連勝は4でストップ。

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北海道日本ハム0001000001
千葉ロッテ12110000x5

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西岡今季173安打!大先輩の福浦超え[ニッカン]

勝利の瞬間、ロッテ西岡剛内野手(26)は、グラブをはめたまま両手を頭の上で合わせた。2連敗で迎えた日本ハムとの今季最終戦。「絶対に負けることが許されないゲームだった」。その緊迫感から解き放たれたかのように、合わせた手の下で笑顔を見せた。

勝つために重ねた安打は今季173本に達した。2回、試合の流れを大きく呼び込んだ2点適時二塁打が今季172安打目。そして、4回、追加点のホームを踏んだ二塁打が173安打目だった。西岡が入団した03年に福浦がマークした球団3位のシーズン172安打を抜いた。

西岡
「プロに入った時から、福浦さんという大先輩を尊敬し、何とかああいう選手になりたいと思って目指してきた。そんな大先輩の記録を抜いたのは素直に嬉しい。これからも福浦さんのようなすごい打者に近づけるように頑張りたい。」

西岡が絶対に勝たないといけないと位置づけたこの日の試合で、先制打を放ったのは福浦だった。目標にしてきた先輩打者の存在感はまだまだ大きい。その福浦が言う。「今年の(西岡)剛はすごい。フルイニングで出続けて、疲れている中での成績。どんどん安打を重ねて200安打を目指して欲しいね」。積み重ねた数字は、西岡だけでなく、奮闘を知る仲間の励みになっている。

◇小野が好救援

小野が好救援を見せた。7回1死満塁から、二岡と中田を連続三振で切り抜けると、8回にも1安打を許しながら3三振で抑えた。打ち気にはやる中田には全てボールのコースで勝負するしたたかさも見せた。「打者とのかねあいもあって的場がうまくリードしてくれた。自分は三振をとる投手ではないので、気持ちがそうさせてくれたのかなって思います」。前日は延長12回に勝ち越し犠飛を許し敗戦投手となったが、その悔しさを1日で晴らした。

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球団史上3位!ロッテ・西岡、173安打[サンスポ]

3連敗の危機を主将が救った。西岡が2安打2打点1得点。ベンチの中の温度計が43度を記録したデーゲームにもかかわらず、右翼席を埋めたロッテファンを酔わせた。「絶対に負けられない試合。めちゃめちゃ暑かったけど、最後まで集中してプレーしました」。

1点リードの2回1死二、三塁から左中間へ2点二塁打を放ち、2003年に福浦が記録したシーズン172安打に並んだ。4回にも左中間二塁打し、金泰均(キム・テギュン)の左犠飛で5点目のホームを踏んだ。これで173安打とし、球団史上単独3位に。03年に入団し、首位打者に輝いたことがある福浦の打撃を手本にしてきただけに、感慨もひとしおだ。「入団当時から福浦さんを尊敬し、目標としてきた。その記録を抜いて素直に嬉しいし、これから少しでも近づけるように頑張っていきたい」。

このペースでいくと、最終的に198安打。1961年に榎本喜八がマークした球団記録の180安打はもちろん、パでは94年のイチロー(オリックス、210本=プロ野球記録)以来となる200安打も夢ではなくなってきた。田中(日本ハム)、川崎(ソフトバンク)との最多安打争いを制し、リーグ優勝もタイトルもいただくつもりだ。

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ロッテ・コーリー好投、5回1失点3勝目[サンスポ]

先発のコーリーが5回6安打1失点で3勝目(3敗)。1回に3四死球で招いた2死満塁のピンチを断ち切り、リズムに乗った。「幸運にも1回を無失点で切り抜けたのが大きかった」。04年に巨人に在籍した経験もある36歳は外国人枠の関係で、この日が1ヶ月ぶりのマウンド。登板機会がないため6日に再び出場選手登録を抹消されるが、チームに貴重な1勝をもたらした。

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小野、イメージ逆手に救援仕様で三振斬り![スポニチ]

ロッテの小野は最大の武器であるシュートを軸に、打たせて取るタイプというイメージを逆手に取った。出番は4点リードの7回1死満塁。シュートで詰まらせて内野ゴロ、が理想の形だ。打者もシュートを想定している中で小野が選択したのは、外角へのカットボールとスライダーだった。

「外角中心でも弱気な投球じゃない。攻めていったつもり」。二岡はカットボールで空振り3球三振。中田もスライダー、カットボールの連投で2ストライク2ボールと追い込んだ。6球目にこの試合初めてシュートを投じて空振り三振。ピンチを切り抜けた。前日は0−0の延長12回にシュートが抜けて連続死球。ピンチを招いて決勝点を許したが、この試合は相手の頭にあるデータを逆利用した。

背部痛から復帰した8月10日から一時的にセットアッパーを務める。先発ではチェンジアップなどを駆使して緩急をつけるが、1点も許されない状況では自信のある球を多投する。8回も続投してアウト5つは全て三振に仕留めた。連敗を2で止める好救援。抑えの小林宏につなぐ、小野の存在は逆転優勝のカギを握る。

コーリー
「制球が安定しなかったけど要所で踏ん張ることができた。負けられない試合だったし全力を尽くしました。」(5回1失点で3勝目)

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西岡2安打で福浦超えのシーズン173安打[スポニチ]

ロッテの西岡が2安打2打点。今季173安打としてシーズン安打数が球団単独3位となった。

03年・福浦の172安打を抜いて「プロに入った時から福浦さんを尊敬し、ああいう選手になりたいと思っていた。大先輩の記録を抜けて素直に嬉しい」。先制打を放った福浦は「今年の剛(西岡)は本当に凄い。200本安打を目指して欲しい」とエールを送った。

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小野「全力を尽くした」コーリーは3勝目…ロッテ[報知]

ロッテは1回に福浦の中前打で1点を先制、2回には西岡の適時二塁打で2点を加えるなど4回までに5点を奪った。コーリーが5回1失点で3勝目。6回以降は4投手が無失点で抑えた。

ロッテ先発コーリーが5回1失点と粘り、6回から継投に入った。5−1の7回。古谷が1死満塁のピンチを招くと、前日の延長12回に決勝点を献上した小野が登板した。「昨日の悔しい思いをぶつけた。全力を尽くした」。

当初は「経験もないし、自分でいいのかと思う」と言っていたセットアッパーを見事に務めている。

残り18試合。「中継ぎ陣が頑張れは、勝ち試合をつくっていける」と、小野の言葉に責任感がにじんだ。

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小野が好救援「全力でいった」[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(35)が、4日の汚名を返上する好投を見せた。7回1死満塁から、二岡、中田を連続三振。8回にも3つの三振を奪い、全てのアウトを三振で片付けた。前日は延長12回に登板したが、2つの死球などで満塁のピンチを招くと、飯山に決勝犠飛を許していた。「昨日のことがあったので全力でいった。悔しかったのでね…。残り18試合。ここからは中継ぎの重要度が増す。しっかり仕事ができれば勝てる」と、最終局面での奮闘を誓った。

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ロッテ・西岡、球団史上3位の173安打[サンスポ]

ロッテの西岡は好調が続く。2回1死二、三塁で「1点ずつ積み重ねないと」と2点二塁打。4回にも二塁打で出塁し、金泰均の犠飛で5点目のホームを踏んだ。

早くも今季173安打。2003年の福浦を抜き、球団史上3位となった。「入団当初から福浦さんを尊敬し、何とかあのような選手になりたいと目指してきた。抜くことができたのは素直に嬉しい」と喜んでいた。

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ロッテ、投手陣踏ん張り3連敗免れる[サンスポ]

猛暑のマウンドで、冷静にピンチを脱していった。負ければ、4位日本ハムに1.5ゲーム差に迫られる一戦。ロッテは投手陣が踏んばった。

先発コーリーが5回1失点と粘り、6回から継投に入った。5−1の7回。古谷が1死満塁のピンチを招くと、前日の延長12回に決勝点を献上した小野が登板した。「昨日の悔しい思いをぶつけた。全力を尽くした」。

二岡、中田と外角一辺倒の攻めで、ともに空振り三振。7回を無失点で切り抜け、8回も3三振を奪った。前日は内角攻めのあまり、2死球が絡んで失点。この日は一転、決め球のシュートを見せ球にした老練な投球だった。当初は「経験もないし、自分でいいのかと思う」と言っていたセットアッパーを見事に務めている。

残り18試合。「中継ぎ陣が頑張れは、勝ち試合をつくっていける」と、小野の言葉に責任感がにじんだ。

西村監督
「絶対に負けられない試合。3連敗する訳にはいかない。ものにできたのはすごく大きい。」(連敗を止め)
コーリー
「制球が安定しなかった。ただ、要所では踏ん張ることができた。」(8月5日以来の登板で3勝目)
福浦
「昨日延長12回を無得点で負けた。早い回にどんな形でもいいから、先制したいと思っていた。」(1回に先制打)

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福浦先制打「それにしても」[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(34)が1回、先制適時打を放った。2死一、二塁のチャンスに、フルカウントからのフォークを中前へはじき返した。「昨日、延長12回まで無得点で負けたので、どんな形でもいいから早い回に先制したいと思っていた。それにしても暑い。こんな中投げている投手のためにも、1点でも多く援護してあげたいね」と、汗をぬぐった。

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