T字カミソリでT−岡田斬り!?7日のオリックス戦(京セラドーム)に先発するロッテ・マーフィーが6日、キャッチボールなどで1時間調整。大事な試合の前には頭を丸める左腕だが、愛用するバリカンが故障し、今回はT字カミソリでツルツルにそり上げた。“要注意人物”に挙げたT−岡田斬りには「ビデオを見て研究済み」と自信満々。首位西武を1.5ゲーム差で追う負けられない状況のなか、まずは初戦をものにする。
右太もも裏の肉離れで出場選手登録を外れているロッテのサブローが、7日からのオリックス戦で1軍に合流することになった。6日、西村監督が「打つ方は問題ない。動きをチェックして(良ければ)登録するかも」と説明した。
先月26日の西武戦で故障したサブローは「守ることは難しいけど、チームが苦しいんで。打つ方は大丈夫」と意欲的に話した。
T字カミソリ効果でT−岡田斬りだ。7日のオリックス戦に先発するロッテのマーフィーが千葉マリンで調整。マイバリカンが故障したためT字カミソリで頭を丸めた左腕は「髪が伸びて見た目が良くなかったからそった。頭が日焼けして痛い」と笑いを誘いながら、チーム単独トップ12勝目に向け「オリックス戦は初先発だし、しっかり対策を練って臨みたい」と意気込んだ。
右太腿裏痛で8月27日に出場選手登録を外れたロッテのサブローが、7日のオリックス戦(京セラドーム)で強行復帰する。
患部は万全の状態ではないが5日にフリー打撃を再開。大阪入りした選手会長は「打つ方は大丈夫。チームが苦しい状況なんでね」。西村監督も「打つ方は問題ないし、もう1度チェックして登録するかどうか決める」。走塁、守備は負担が大きく、当面は代打の切り札としての起用となる。
ロッテ・マーフィー投手(29)が6日、優勝へ向けて気合のスキンヘッドを披露した。成瀬と並ぶチームトップの11勝を挙げている左腕は、7日のオリックス戦(京セラ)に先発する。「記録に並べれば光栄」と、1年目の外国人投手としては95年のヒルマンに並ぶ球団記録の12勝目を狙う。
いつもは「丸刈り」が定番。2週間前に愛用のバリカンが故障したため、「T字カミソリ」を使ってそり上げた。「(髪が)長すぎて、見た目がよくなかったからね」。
前回登板の8月31日の楽天戦(千葉)は3回5失点。今回はブルペンでフォームのバランスを意識し通常より50球多い100球を投げた。「自分の仕事は最少失点に抑えること」。“そり味”ならぬ“切れ味”鋭い変化球で、チームに白星をもたらすか。
ロッテのビル・マーフィー投手(29)と渡辺俊介投手(34)が、7日からのオリックス2連戦(京セラドーム大阪)で連勝を目指す。5年ぶりのリーグ優勝へ向け一戦も負けられない中、両者ともブルペンでは約100球の投げ込みで調整。通常より40〜50球多く、マーフィーは「バランスを重点的に考えて投げた。ここまで来たらもう勝つだけ」と気合十分。渡辺俊は「100球投げてもまだまだ若いんで体は大丈夫。調子自体はずっといいので」と余裕の表情をみせた。
サブローが7日のオリックス戦(京セラドーム)で代打として復帰することが濃厚となった。8月27日に軽度の右太もも裏肉離れで離脱。10日間の抹消期間は、本拠地の千葉マリンでトレーナーと歩行やティー打撃などでリハビリを続けた。5日にフリー打撃も再開し「走るのと守るのは厳しいけど打つ方は大丈夫です」と順調な回復ぶりをアピール。当日の状態を見て登録を決めるが、西村監督は「(大阪に)帯同させます。打つ方は問題ない」と代打での起用を示唆した。
プロ野球の実行委員会及び日本野球機構(NPB)の総会・理事会が6日、東京・内幸町の機構事務局で開かれ、10月から始まる新年度予算が承認を受けられず、修正提案を求められる異例の事態になった。
事業規模は昨年の40億円を上回る43億円。年会費の値上げを受けて3年ぶりの黒字予算となったが、一部球団が「事業収支のバランスが悪い」と指摘した。楽天・井上智治オーナー代行は「ボロボロと(疑問点が)出てきた」と説明し、28日の臨時機構総会で再提案する。また、大相撲の野球賭博問題を受けて今オフにも選手対象の暴力団等排除に関する講習会の開催を決定。NPB・下田邦夫事務局長は「球場の暴排に取り組んできたが、選手を守る体制をつくる」と話し、球団ごとに相談窓口も設けることになった。
巨人・清武球団代表はイースタン、ウエスタンによる2軍交流戦について宮崎市から開催の陳情を受けたことを明らかにした。提案されたのは来年5月に約1週間の日程。2軍の球団数の東西格差是正へ検討された交流戦は、消極的な球団が出てきて計画が頓挫しているだけに、清武代表は「口蹄疫もあり、やって欲しいと宮崎市長から提案された。交流戦にならない試合もあるが、公式戦に入れて欲しい」と話し、実行委でも他の11球団に説明した。
日本野球機構(NPB)理事会、総会、実行委員会が6日に都内で行われ、10月から始まる新年度予算が提案されたが、承認されなかった。イベントなどの収支バランスが悪いと複数球団から指摘を受けたためで、28日の臨時総会で修正提案する。提案された予算は、7月のオーナー会議で会費の値上げが承認されたこともあり、事業規模が今年度の40億から43億円に増え、3年ぶり黒字となっていた。下田事務局長は「イベント、事業のところで、細目についても出してくれと指摘を受けた。精度を上げていかないといけない」と説明した。