わたしはかもめ2010年鴎の便り(9月)

便

9月21日

東北楽天2−12千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテが17安打12得点で圧勝した。1回に失策で先制すると、3回に井口の2ラン、大松の2点適時打などで5点。4回にもサブローの3ランで突き放した。マーフィーは緩急を使い、8回1失点で12勝目。楽天は松崎が試合を壊した。

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千葉ロッテ10532000112
東北楽天0000010012

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西岡イチ位タイ26度目猛打賞200安打M3[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)が、憧れの存在に並んだ。楽天戦で3安打を放ち、今季26度目の猛打賞でイチロー(マリナーズ)がオリックス時代の96年につくったプロ野球記録タイとした。今季通算でも197安打とし、パ・リーグでは94年イチロー以来となるシーズン200安打にあと3本とした。

逆らわずにフルスイング!ミスター猛打賞のヒットパレードだ。まずは右打席で迎えた1回。カウント1−2からの外角高め直球を、右前に打ち返す。盗塁し、金泰均の中失で先制のホームを踏んだ。続いて3回先頭、右打席。内角スライダーを三塁線を破る二塁打とした。また盗塁し、井口の15号で生還した。そして5回は左打席から中堅方向への強い打球を放つ。右へ左へ中へ。クリーンヒットが乱れ飛んだ。今季26度目の猛打賞。96年にイチローが成し遂げた日本記録に並んだ瞬間だった。6月18日以来の首位打者にも立った。

今季現時点のイチローより多い197安打で到達した日本記録。「長いプロ野球の歴史の中で、自分も名前を刻むことが出来たことを本当に光栄に思います。自分が12歳の時に尊敬していたイチローさんが作ったこの記録に並ぶことが出来た。少年時代に、憧れの目で見ていた偉大な選手に並べたことは本当に夢のようです。ただ、この記録の上で並んだだけで、イチローさんの技術に並んだ訳では全然ない。勘違いしないように、まだまだ、これからさらに努力をして、毎年結果を残して成績を積み重ねていきたい」。主将は笑顔で殊勝に言った。

仙台16連敗という重苦しいトンネルを20日に抜け出すと、この日は一転して17安打12点の大勝。打って走って得点して、主将はチームを引っ張った。5回の得点で今季118得点。球団タイ記録だった。「ボクの後ろを打ってくれている打者の皆さんがチーム打撃でホームにかえしてくれたということ。チーム全員で作り上げたものだと思っています」と、むしろこちらの記録を喜んだ。主将に任命した西村監督も「ホント、しっかり引っ張ってくれています」と、最敬礼だった。

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ロッテ・西岡、日本一の猛打賞男に![サンスポ]

天才に並んだ!!ロッテは21日、楽天23回戦(Kスタ宮城)に12−2で快勝。西岡剛内野手(26)が3安打で今季26度目の猛打賞(1試合3安打以上)をマークし、イチロー外野手(36)=米大リーグ、マリナーズ=がオリックス時代の1996年に作ったプロ野球記録に並んだ。3得点で今季118得点とし、1985年に落合博満(現中日監督)が記録した球団のシーズン最多に並んだ。

ついに“あの男達”に追いついた。5回1死一塁。西岡がこの日4度目の打席で木谷の138キロの直球を中前にはじき返した。今季197安打とし、猛打賞は今季26度目。大歓声を体いっぱいに浴びながら、右手でさりげなくガッツポーズを作った。

「12歳の時に尊敬していたイチローさんの記録に並ぶことができた。少年時代に憧れていた偉大な選手に並べたことは、本当に夢のようです」。イチローがプロ野球記録となるシーズン26度の猛打賞をマークしてから14年。ようやく肩を並べる打者が誕生した。

試合開始からわずか1分後に右前打を放った。3回は先頭打者で左翼線二塁打。この回5得点の火付け役になった。続く今江の左翼線適時二塁打で一気に生還。西岡がまだ1歳だった25年前、落合博満が記録した118得点の球団シーズン最多得点にも並んだ。

野村克也・楽天名誉監督の『人間は情で生きる生き物や。いくら知恵や知識を植え付けても最後は情で動く』という言葉に感銘を受けた。主将として奮闘する今季、胸に刻んでプレーしている。

「情を入れてモノを教えてくれたら、日本人はついていく。僕を主将に任命してくれた監督のために、できることをしっかりやりたい」と西岡。

7月にトップモデルの徳澤直子さん(25)と入籍し、私生活も充実した。以前は自分のことが中心だったが、今季はマウンドに駆け寄って投手を励ますなど周囲への気配りを忘れない。愛妻を喜ばせたい、そして西村監督の思いに応えたいという熱い気持ちが活躍の原動力となっている。

日本ハムも勝ち、同率3位のまま。クライマックスシリーズ進出へ負けられない戦いが続く。残り6試合。『ノムラの考え』を胸に、打率.343でリーグトップに立った西岡が史上空前の大混戦の主役になる。

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西岡26度目の猛打賞!イチローに並んだ![スポニチ]

ロッテの西岡剛内野手(26)が21日、楽天戦で3安打を放って今季26度目の猛打賞をマーク。マリナーズのイチロー外野手(36)がオリックス時代の96年につくったプロ野球記録に並んだ。さらに今季197安打とし、パ・リーグでは94年のイチロー以来となるシーズン200安打にあと3本となった。クライマックス・シリーズ(CS)進出へ記録尽くしの若武者が、チームを牽引する。

この男はプレッシャーとは無縁だった。5回1死一塁、木谷の投じた初球。西岡は138キロの直球をライナーで中前に運んだ。その瞬間、右手で渾身のガッツポーズだ。この日3本目の安打を放ち、今季26度目の猛打賞を記録。96年のイチロー(オリックス)が持つプロ野球記録に並んだ。

「自分が12歳の時に尊敬していたイチローさんがつくった記録に並ぶことができた。少年時代に憧れの目で見ていた偉大な選手に並べたことは本当に夢のようです」。前日4安打で王手をかけた翌日の試合。「貪欲にいく」と宣言した通り、足踏みせず一気にイチローをとらえた。初回、いきなり右前打を放つと、3回の第2打席も左翼線二塁打。そして5回の第4打席で達成した。続く今江の左翼線二塁打で生還し、118得点として85年落合博満に並ぶ球団記録も達成した。

大阪で生まれ、少年時代からプロ野球の世界を夢見た。同じ関西が本拠地のオリックスで活躍するイチローに熱中した。小学4年の94年。テレビで200安打を達成した姿を目に焼き付けた。対戦相手はロッテで「僕がロッテに入ったのも何かの縁を感じます」。そのイチローとは06年の第1回WBCで1、2番コンビを組み「学んだのは野球に取り組む姿勢。非常にストイックな方でした」と振り返った。

09年第2回WBCで代表メンバーから落選。その屈辱をバネにしてきたが、今年主将を任されたことで西村監督は「今年は取り組む姿勢が違う」と評した。全力疾走。故障にも泣き言を口にせず、フルイニング出場を続ける。日本ハムは同率で3位に並ぶ。CS進出へ1試合も落とせない状況が続く中も安打を重ね、自身はついにカブレラ(オリックス)を抜き、.343で打率首位に立った。

「イチローさんの技術に並んだ訳では全然ない。まだまだこれから毎年結果を残して成績を積み重ねていきたい」。通算197安打。残り6試合で自身初の200安打まで3本となり「節目の数字だから絶対に打たないといけない」と語気を強めた。イチローが持つプロ野球記録の210安打(96年)も決して不可能ではない。西岡はやってくれる。

マーフィー
「最近ボール、ボールで自滅していた。今日は早めに相手を追い込めた。全ての球種が良かった。」(8回1失点で12勝目)
サブロー
「ほんま(本塁打の)感覚を忘れてたわ。1点でも多く取った方がいい。いい追加点になった。」(8月25日以来の18号3ラン)

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“師匠”井口が絶賛「フルスイングだから価値ある」[スポニチ]

ロッテ西岡の打撃スタイルを同僚の井口はこう説明する。「当てにいくことなく、しっかり振り切ってヒットを打っている。内野安打が少ないでしょ。巨人の小笠原さんみたいにフルスイングで積み重ねた数字だから本当に価値がある」。

今季197安打中、内野安打はわずか21本。96年のイチローは34本あった。追い込まれてもフルスイングしていき、打球はライナー性が多い。大阪桐蔭時代は通算42本塁打と長距離砲で知られた。プロ入り後は俊足を生かした中距離タイプに変わったが、ロングティーで軽々と柵越えするパワーがある。フォーム的には両脇をきっちり締め、ダウンスイングでコンパクトに振り出す。そのため最短距離でボールをとらえる。苦手な打者が多い内角球も苦にしないのが特長だ。

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西岡がイチローに並んだ!プロ野球記録26度目猛打賞!…ロッテ[報知]

鋭い打球が中堅手の前で弾んだ瞬間、プロ野球の歴史に「西岡剛」の名が刻み込まれた。5回1死一塁。中前打で今季26度目の猛打賞。96年のイチロー(オリックス)が持つプロ野球記録に並んだリードオフマンは「憧れていた偉大な選手に並べたことは本当に夢のよう。ただ、記録の上で並んだだけで、イチローさんの技術に並んだ訳ではない」と、冷静に振り返った。

バットを持てばヒットになる。200安打へもあと3本に迫った。初回先頭で右前打。3回には左翼線二塁打。打率は3割4分3厘に跳ね上がり、オリックス・カブレラを抜いてトップに立った。「積み重ねたから、ここまでこれた」。今季118得点で、落合博満が85年にマークした球団記録にも並んだ。

イチローがシーズン210安打のプロ野球記録を打ち立てた94年。当時小学4年生だった西岡少年は、ちょうど200安打目が出た9月20日のオリックス・ロッテ戦(神戸)をテレビで見ていた。「ロッテ戦というのに、何か縁を感じる」。自身もパ・リーグではそれ以来出ていない大台へ「節目だから絶対打たないといけない」と言い切った。

チームは今月1、2日以来の連勝で、3位を死守。西村監督は「取り組む姿勢が違う」と主将をべた褒め。「ちょっとでもイチローさんに近づければ。1打席1打席、集中してやる」と西岡。“イチロー超え”もやってくれそうだ。

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ロッテ・西岡、“憧れ”の存在に並ぶ[サンスポ]

12歳だった。イチローがつくったプロ野球記録を、憧れの目で見ていたのを覚えている。ロッテの西岡は尊敬する先輩と肩を並べ「本当に夢のよう」と感動した。

「出塁にこだわっている」と話す。一発狙いは捨てた。昨季はリーグ記録に並ぶ8本の先頭打者弾を放ったが、今季はまだ2本。金森コーチの教えに沿い、球を引きつけることを強く意識した。20日の楽天戦。プロ8年目で初めて1試合2本塁打したが、ともに流し打ったものだった。西岡は「逆方向に打てたことに価値がある」。俊足に加え、広角に打ち分ける力も増した。

技術以上に変わったのは「心」だろう。今季から西村新監督の下、主将に就任。むらっ気は消えた。常に全力疾走を怠らない。8月には左手首を痛め、不調に陥った。だが、休まない。チームでただ1人、フルイニング出場を続ける。西岡が日ごろから慕う井口は「普段の行動から違う。責任を感じながら、やっている。もともと、持っている力はあった」と言う。

まだ26歳。西岡は「イチローさんの技術に並んだ訳ではない。努力をしたい」と言った。円熟期は、これからだ。

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西岡、26度目の猛打賞でイチローに並ぶプロタイ記録[スポニチ]

ロッテの西岡剛内野手(26)が21日の楽天23回戦(Kスタ宮城)で3安打を放って今季26度目の1試合3安打以上をマークし、イチロー(マリナーズ)がオリックス時代の1996年につくったプロ野球記録に並んだ。

西岡は1回に右前打で出塁して先制のホームを踏み、3回に二塁打。5回にはこの日3本目の安打となる中前打を放った。今季は開幕から安打を量産し、5月には月間最優秀選手に選ばれた。この日は6打数3安打で今季197安打とし、パ・リーグでは94年のイチロー以来となるシーズン200安打にあと3本とした。

西岡は「長いプロ野球の歴史の中で、自分も名前を刻むことが出来たことを本当に光栄に思います。自分が10歳の時に尊敬していたイチローさんが作ったこの記録に並ぶことが出来た。少年時代に、憧れの目で見ていた偉大な選手に並べたことは本当に夢のようです。ただ、この記録の上で並んだだけで、イチローさんの技術に並んだ訳では全然ない。まだまだ。これからさらに努力をして、毎年結果を残して成績を積み重ねていきたい」と語った。

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イチに並ぶ!ロッテ・西岡26度目猛打賞![サンスポ]

プロ野球、ロッテの西岡剛内野手(26)が21日、楽天との23回戦で5回までに3安打を放ち、今季26度目の猛打賞を記録。1996年に当時オリックスのイチロー外野手(36)が打ち立てた金字塔に並んだ。1番・遊撃で先発した西岡は初回に松崎から右前打。3回表にも左二塁打を放って王手をかけると、5回に木谷から中前打を放ってプロ野球記録に並んだ。

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西岡3安打でイチローに並んだ[ニッカン]

ロッテの西岡剛内野手(26)が3安打を放って今季26度目の1試合3安打以上をマークし、イチロー(マリナーズ)がオリックス時代の1996年につくったプロ野球記録に並んだ。1回に右前打で出塁して先制のホームを踏み、3回に二塁打。5回にはこの日3本目の安打となる中前打を放った。今季は開幕から好調を維持し、安打を量産。5月には月間最優秀選手に選ばれた。自己最高のシーズンを送り、パ・リーグでは94年のイチロー以来となるシーズン200安打にも迫っている。

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仙台の呪縛が解けて打線大爆発[ニッカン]

20日、Kスタ宮城での連敗を16でストップさせたロッテが、仙台の呪縛から解き放たれた。打線が爆発し、4回までに9得点。3回、井口は15号2ランを放ち「打ったのはストレート。ツヨシ(西岡)が三塁まで行ってくれたので、外野フライでも1点という楽な気持ちで打席に入れた」。

さらに3回1死一、二塁から適時二塁打を放った清田は「チャンスだったので、思いっきり振っていきました。プラス思考で行った結果、いい結果になってくれて嬉しいです」。

次打者の大松は1死二、三塁から右前に2点適時打。「味方の押せ押せムードの中、自分もその勢いに乗せられて打つことが出来ました。この1本をキッカケにしていきたいです」。

4回にサブロー外野手は18号3ラン。8月25日の西武戦以来の本塁打に「打ったのはストレート。ちょっと詰まったけど、いい詰まりやったな」と話した。

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ロッテ弟V王手、41歳堀が逆転適時打[ニッカン]

ロッテが06年以来4年ぶりのイースタン・リーグ優勝へ王手をかけた。2−3で迎えた6回、2死二、三塁から6番堀が逆転の2点適時打を放ち競り勝った。11日に戦力外通告を受けた41歳のベテランは「使ってくれている監督、コーチを裏切りたくない。もう少しみんなと一緒に野球ができればいいですけどね」と、感慨深げに話した。23日の巨人戦(市営大宮)で勝てば優勝が決まり、ラストゲームに花を添える。

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