ロッテ2軍が24日、4年ぶり8度目のイースタン・リーグ優勝を決めた。1ゲーム差の2位巨人と対戦。宮本裕司捕手(27)のソロ本塁打で勝ち越し、救援陣がリードを守った。高橋2軍監督は「みんなでやってきた結果」と選手をたたえた。また、戦力外通告を受けた堀は出場機会はなかったが、10月2日のファーム選手権(新潟)も帯同する予定で、改めて現役続行の意欲を示した。
ロッテはクライマックスシリーズ(CS)進出へ残り5試合。25日のオリックス戦に向けて24日、2時間半、汗を流した。練習前には円陣を組み、西村監督が「絶対勝つという強い気持ちを持って全員で戦いましょう」とナインを鼓舞した。不振で2軍落ちしていた大嶺もこの日合流。プロでは1度しか経験のない中継ぎに「与えられた場所でしっかりやりたい」と意気込んだ。
24日のナイターで日本ハムが勝ち、4位に転落したロッテ。それでも残り5試合全勝なら、自力CS進出が決まる。
25日オリックス戦(京セラドーム)の先発はエース成瀬。今季5戦5勝と相性抜群のオリックスだが、相手は13連勝中のエース金子千。「最少失点で切り抜けたい。ずっと勝っている投手(金子千)との勝負ですけど勢いを止めたい」。30日の今季最終戦となる同カード(千葉マリン)にも先発予定で、自身に対する苦手意識を増幅させておきたいところ。200本安打にあと2と迫る主将・西岡も「もう1度みんなで集中して戦う。残りは全部勝つつもりで、CSから日本一を目指すつもりでやります」と意気込んだ。
イースタン・リーグのロッテが24日、シーズン最終戦となった巨人戦(ジャイアンツ球場)に4−2で勝利し、4年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした。
2点を追う4回に同点とすると、6回に宮本が決勝ソロ。7連勝で優勝を飾った。就任1年目の高橋2軍監督は「選手はプレッシャーの中で戦ったことは自信になる」。チームは10月2日に開催されるファーム日本選手権(ハードオフ新潟)で、ウエスタン・リーグ覇者と日本一を争う。
ロッテが、4年ぶり8度目のイースタン・リーグ優勝を決めた。1ゲーム差の2位巨人と対戦。勝つか引き分ければ優勝が決まったが、2−2の6回に宮本のソロ本塁打で勝ち越し、4−2と競り勝った。高橋監督は「みんなでやってきた結果」と選手をたたえた。10月2日のファーム選手権(ハードオフ新潟)でウエスタン・リーグ覇者と対戦する。
プロ野球のイースタン・リーグは24日、川崎市のジャイアンツ球場で首位ロッテが巨人を4−2で下し、4年ぶり8度目の優勝を決めた。ロッテは10月2日のファーム日本選手権(ハードオフ新潟)でウエスタン・リーグ覇者と対戦する。
この試合で勝つか引き分ければ優勝の決まるロッテは、2点を追う四回に同点とし、6、9回に1点ずつを奪って競り勝った。就任1年目で優勝したロッテの高橋2軍監督は「重圧がかかる中でプレーするのは、いい経験になる。2軍の優勝は選手の力が付いてきた結果。1年間みんなで頑張ってやってくれたので、選手権は楽しくやりたい」と笑顔を見せた。
3位争いを繰り広げるロッテは24日、京セラドーム大阪で全体練習を行った。23日で優勝の可能性が消滅。練習前には選手、裏方全員で輪になり、その中で西村監督が「もう1度、全員で戦おう」と奮起を促した。
25日からは2ゲーム差で追い掛けてくる5位オリックスと2連戦。指揮官は「スローガンの『和』を頭に入れ、絶対に勝つという強い気持ちを持ってやっていく」と力を込めた。
ロッテ成瀬善久投手(24)が、25日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で先発する。24日の全体練習ではランニング、キャッチボールなどで調整した。2ゲーム差の5位オリックスに対し今季は5戦5勝で、09年の8月20日から7連勝中。「相性は悪くないと思う。苦手意識はないし、いつも通りやります」と話した。日本ハムも含め3チームのCS争いを抜け出すためにも12勝目を目指す。
大嶺が25日のオリックス戦(京セラドーム)で2ヶ月ぶりに1軍昇格する。7月21日に2軍降格後、6試合に登板して2勝1敗。防御率は2.31。京セラドーム大阪での全体練習に合流し「昨日呼ばれた時はびっくりしたけど、気持ちを切り替えてしっかり結果を残したい」と、やる気をみなぎらせた。西村監督は「明日、明後日は、中になると思います」と、中継ぎで起用する意向を示した。