10月2日10月2日| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 6 |
| 阪神 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
イースタン・リーグ覇者のロッテが、延長10回の末にウエスタン・リーグ優勝の阪神に勝ち、05年以来5年ぶり2度目の優勝を果たした。7回まで無安打で4点を追う展開。8回に4番細谷圭内野手（22）の安打から3得点し、9回には3連打と2四球で逆転。延長10回に押し出し死球で勝ち越した。就任1年目で日本一となった高橋監督は「やはりいいものですね。選手を信じてやってきたし、精神的に強くなった」と振り返った。
前日1日にクライマックスシリーズ進出を決めた1軍に続き、弟分も快挙だ。7回まで阪神の簫に完全に抑えられていたが、8回に先頭の細谷が左前打で出塁して攻略の口火を切った。9回、延長10回にも快音を響かせ、3安打猛打賞でMVPに輝いた細谷は「最高です。8回は僕が打ってやろうと思っていた」と満足げ。前回日本一に輝いた05年は、1軍も日本一になった。5年ぶりの兄弟Vなるか注目だ。
ファーム日本選手権が2日、ハードオフ新潟で行われ、イースタン・リーグを制したロッテがウエスタン・リーグ覇者・阪神を延長10回の末、6−5で下して、5年ぶり2度目の優勝。最優秀選手には３安打した細谷圭内野手（22）が選ばれ、賞金50万円を獲得した。
就任1年目で日本一を達成した高橋監督は、5度宙に舞った。「どっちが勝ってもいい試合。選手に感謝しています」。CS出場を決めた1軍へ最高の形でエールを送った。
7回まで蕭の前にパーフェクトに封じられたが、8回、先頭の細谷が左前安打。これをきっかけに3点を返すと、9回にクリーンアップの3連打などで逆転。延長10回には、押し出し死球で勝ち越した。指揮官は「よくワンチャンスをものにした」と目を細めた。
カープ黄金時代の中心選手だった高橋2軍監督は、古巣同様の猛練習を課した。走り込み中心のメニューにした理由を「練習をたくさんして、上（1軍）に上がって欲しいから。技術より、精神力が強くなった」と説明した。
05年には1、2軍そろって日本一になった。「西村監督の胴上げも見てみたいね」。次は“兄”が頂点を狙う。
ファーム日本選手権が2日、ハードオフ新潟で行われ、イースタン・リーグを制したロッテが延長10回の末、6−5でウエスタン・リーグ覇者の阪神を下し、5年ぶり2度目の優勝を果たした。最優秀選手には3安打2得点のロッテ・細谷圭内野手（22）が選出された。
CS進出を決めたばかりのロッテに2軍からも吉報だ。05年以来の頂点。その05年は1、2軍のダブル日本一を達成しており、5度宙に舞った高橋2軍監督は「今年もそうなればいい。西村監督が胴上げされるのを見たい」と話した。
7回まで0−4。1人の走者も出せない苦しい展開を細谷が打ち破った。8回にチーム初安打を放って反撃の口火を切り9、10回にも右前打。今季は1軍で活躍し始めた矢先に首痛を発症して2軍落ちした22歳は「結果が出ていた時だったし悔しさが残る。いつでも（1軍に）行けるように準備したい」と2軍で成績を残しても満足していない。1、2軍とも新体制で迎えた今季。猛練習で2軍が先に最高の結果を残し、CSを戦う1軍への後押しとなった。
ロッテはCSを日替わりストッパーで臨む可能性が出てきた。守護神・小林宏が不振で、1日のオリックスとの今季最終戦（千葉マリン）は2点リードの9回に伊藤を投入して逃げ切った。西村監督は「（小林）宏之はCSでも抑え。でも状態を見て、調子がいい投手を使っていくかも」。小林宏の復調を見極めながら、試合展開によって好調な内、伊藤を抑えに起用する考えを示した。
ロッテ細谷圭内野手（22）が3安打猛打賞の活躍で日本一に貢献し、最優秀選手に選ばれた。7回まで阪神先発の蕭から無安打と沈黙したが、8回の細谷の左前打から反撃開始。4点差をひっくり返し、延長戦の末接戦を制した。22歳の若き4番打者は「打てなくて暗くなることはなかった。打線がつないでいけば逆転できると思っていた」と頼もしかった。
ロッテは2日、下敷領悠太投手（27）相原勝幸投手（27）黒滝将人投手（22）と育成選手の田村領平投手（26）に戦力外を通告したと発表した。4選手とも、スタッフとして球団に残る。また、代田建紀2軍外野守備兼走塁コーチ（36）と来季の契約を結ばないと発表。代田コーチの今後は未定。
イースタン・リーグ覇者のロッテが、6−5でウエスタン・リーグを制した阪神に競り勝ち、5年ぶり2度目の優勝を飾った。最優秀選手には3安打を放ったロッテの細谷圭（22）が選ばれた。ロッテは8、9回の集中打で4点差をひっくり返すと、5−5となって迎えた延長10回2死満塁から、角中の押し出し死球で勝ち越した。阪神は7回まで1人の走者も許さなかった蕭一傑が8回につかまり、継投も精彩を欠いた。
ファーム日本選手権の表彰選手は次の通り。
ロッテが息詰まる接戦の末阪神を下し、5年ぶり2度目のファーム日本一に輝いた。8回にチーム初安打を放ち、3安打を記録した細谷がMVPに選出された。
ロッテは阪神の先発・蕭に7回まで手も足も出ずパーフェクトに抑えられながらも8回に3点を奪い1点差に詰め寄る。1点を追う9回、竹原の適時二塁打で同点に追いつくと二死満塁から投手の橋本が押し出し四球を選び勝ち越しに成功する。
9回裏、ロッテは橋本が引き続きマウンドに上がり先頭打者を三振に切ってとったものの、代打の野原祐に四球を与える。続く柴田に右翼手の頭上を越える三塁打を打たれ土壇場で同点に追いつかれ、試合は延長戦に突入する。
10回表、ロッテは阪神の横山に簡単に2死を取られた生山に死球、細谷に右前打、竹原に四球で出塁し満塁のチャンス。ここで角中が押し出し死球で貴重な1点を奪い熱戦に終止符を打った。