わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月11日

ロッテ福岡上陸、逆転男・里崎先発も[ニッカン]

ロッテがCSファーストステージ突破の勢いのまま王者ソフトバンクに挑む。10日に2位西武を2連勝で撃破。14日からファイナルステージが福岡ヤフードームで始まるが、西武との2連戦で4打数4安打4打点と活躍した里崎智也捕手(34)の起用が鍵を握る。空路で福岡入りした西村徳文監督(50)は、里崎について「(先発の)可能性はあります。途中から出場してあれだけ活躍した訳ですから」と、8月4日の楽天戦以来となる先発復帰を示唆した。

西武戦で2戦とも土壇場の9回に同点打を放った勝負強さは、相手にとっても驚異だ。プレーオフ、CSでパ・リーグ最多6本塁打で打率は3割4分。ポストシーズン男の復活で、マリンガン打線にさらに厚みが増した。05年のプレーオフ第2ステージ最終戦(福岡ヤフードーム)では馬原から決勝打を放つなど、心強いデータもある。

14日までの2日間は福岡ヤフードームで全体練習が行われるが、その間に完治していない背筋痛の回復も見込める。西村監督は「(背中の)今日の状態も悪くないようだし、大丈夫でしょう。痛いそぶりも見せていないし、チームのためにやってくれると思います」と、大黒柱の勢いで一気に王者を蹴散らすつもりだ。

ページトップ

打撃好調のロッテ・里崎、先発マスクも[サンスポ]

ロッテは11日、14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(ヤフードーム)に向け、空路福岡入りした。西武とのCSファーストステージ2試合で4打数4安打4打点の里崎が、先発マスクをかぶる可能性が浮上した。背部痛が完治していないためスタメンから外れていたが、大一番での勝負強さに「先発の可能性?ありますね。あれだけ活躍しているし、今日も状態が悪くなっていないので大丈夫だと思う」と西村監督も期待していた。

ページトップ

ロッテ・今岡、あるぞ“スタメン”DH![サンスポ]

ロッテは11日、14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(ヤフードーム)に向け、空路福岡入りした。西村徳文監督(50)はソフトバンク・杉内俊哉(29)、和田毅(29)両左腕攻略の切り札に今岡誠内野手(36)を指名した。指名打者(DH)でのスタメン起用を視野に入れるなど、阪神時代に打点王に輝いたベテランに期待した。

西武とのファーストステージでは出番のなかった今岡だが、ファイナルステージでスタメン出場する可能性が高くなった。

「今岡は(リーグ戦の)残り3試合で結果も残したし、経験もある。福浦の足の状態次第ですが、もちろん(今岡が)スタメンの可能性はあります」。西村監督が、ベテランのDHでの起用を示唆した。

ソフトバンクには杉内、和田と球界を代表する左腕がいる。03年の日本シリーズも含め阪神時代からの対杉内の通算打率は.120と分が悪いが、対和田は.381と打っている。さらに今季、対右投手は打率.125も、対左投手は.250。主に指名打者を務める福浦が、対左投手で.182と苦戦しており、シーズン中に負った右足甲のけがの状態も万全ではないことから今岡を指名した格好だ。

今岡は9月29日のオリックス戦(千葉マリン)で8回に代打で出場し左腕・古川から中前打を放ち追加点のお膳立て。1日の最終戦でも「6番・DH」でスタメン出場し2安打を放った。

「与えられたところで仕事をするのが僕の役目。しっかり準備するだけ」と今岡。阪神を戦力外となった男が、ロッテのファイナルステージ突破に全力を注ぐ。

ページトップ

エースだから…ロッテ、第1戦は中4日でも成瀬[スポニチ]

ソフトバンクとのCSファイナルS(ヤフードーム)でロッテ・成瀬がフル回転する。この日、空路福岡入りした西村監督は「エースですから頭(初戦)にいくのは妥当でしょう」ときっぱり。9日の西武とのファーストS初戦(西武ドーム)で8回途中2失点、118球の力投を見せたばかりだが、中4日で14日の第1戦に起用する考えを示した。

ファイナルSが19日の最終第6戦までもつれ込めば、再び中4日で先発できる。指揮官は「相手に1勝のアドバンテージがあるし、目の前の1試合を全力で勝たないと」と一戦必勝を宣言。中4日での先発は初体験となる成瀬も「期待されているのは嬉しいこと。(体の)張りはいつもよりあるけど、早く投げたい」。エース左腕が史上初のシーズン3位からの日本シリーズ出場をつかみ取る。

ページトップ

ここぞでベテランの力…あるぞ!今岡スタメン[スポニチ]

ファーストSは出番がなかったロッテ・今岡にスタメンの可能性が出てきた。ソフトバンクは杉内、和田ら左腕が多い上、DHの福浦は右足甲の痛みを再発。西村監督は「福浦の状態次第ですけど今岡のスタメンの可能性はある。実績があるし、ここぞという時はベテランの力が必要」。今岡は「とにかくチームが勝つことが大事。個人的な目標はないですけど、試合に出ても出ていなくても、いつも燃えています」と頼もしかった。

ページトップ

5戦目に大嶺!勝負師・西村監督の次なる一手…ロッテ[報知]

勝負師の次なる一手は大嶺だ。ロッテ・西村徳文監督(50)が11日、大嶺祐太投手(22)をCS最終Sの“秘密兵器”に指名した。今季3勝(6敗)中、2勝をソフトバンク戦で挙げた微妙な相性に注目し大胆な用兵で、3位チームとしては初の日本シリーズ出場を狙う。

前日(10日)の西武との第1S第2戦では第1戦で炎上した内を延長10回1死一、二塁から起用。狙い通りの併殺で大ピンチを脱した。「選手を信頼する」ことが信条の勝負師は、次なるステージでは、今季伸び悩んだ右腕に先発マウンドを託す。

大嶺は4月7日のソフトバンク(ヤフーD)では4安打、10奪三振で完封したが、それ以降は1軍と2軍を行ったり来たり。シーズン終盤の9月24日に合流し、ロングリリーフ要員で待機したが出番はなく、第1Sではベンチ入りすらなかった。

それでも指揮官は「大嶺?先発の数を考えたら、当然投げることはあるでしょう」と言い切った。14日からの先発は成瀬、ペン、マーフィー、渡辺俊の順が濃厚。22歳が登板するのは、日本シリーズ出場をかけた大一番となる可能性もある18日の第5戦が有力だ。

この日、チームは空路で福岡入り。12日から練習を再開する。「明日から練習を見て、じっくり考えますよ」。今季9勝15敗と負け越したソフトバンクに雪辱するため、攻めの采配を貫く。

◇大嶺好投5回2失点

大嶺は9月24日に1軍合流後、登板がなかったが11日にフェニックスリーグ・斗山戦に先発し、5回2失点と好投した。最終Sに向け、順調な調整をアピール。「今まで貢献できなかった分、しっかりやりたい。1球1球、大事に投げていきたいと思います」と意気込んだ。

ページトップ

ロッテが早くも決戦の地・福岡入り[ニッカン]

CSファーストステージを突破したロッテが11日、空路福岡入りした。10日に2連勝で西武を撃破。2試合とも延長11回での決着となったが、一夜明けて疲労が残るなか敵地へ乗り込んだ。西村監督は「本当は1日空けようと思ったんですけどね。でも12日入りだと移動日練習になってしまうし、早めにしました。今日は選手もゆっくり休めるでしょう」と話した。14日から始まる王者ソフトバンクとのファイナルステージ(福岡ヤフードーム)へ向け準備万端で臨む。

ページトップ