わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月12日

今江2番か5番、ロッテ先制攻撃で突破だ[ニッカン]

14日に幕を開けるパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向け、ロッテ西村徳文監督(50)が“先制攻撃”を予告した。

12日、福岡ヤフードームで約3時間半の練習を終え、「救援陣が出てきたら負けパターンになる。そこにいくまでに(先発を)打ち崩さないといけない」と、序盤で先発投手を攻略する必要があると強調。西武とのファーストステージでは6番だった今江敏晃内野手(27)を「2番か5番かという考えもある」と、第1、2戦の先発が予想される杉内、和田らと相性のいい打者を上位に置く、打線の一部組み替えも示唆した。

西武とのファーストステージ初戦は9回に4点を奪い、第2戦は6回以降に3得点して追いついた。だが、ソフトバンクには摂津、ファルケンボーグ、馬原ら鉄壁の救援陣がいる。井口は「ワンチャンスで点を取らないと。西武と同じ展開にはならない。早めに先発を降ろさないといけない」。主将の西岡は「先発からいかに点を取るか」と話すなど、既に“先制攻撃”への意識を共有している。

ソフトバンクとは今季9勝15敗と大きく負け越した。だが、杉内に対して西岡は打率3割8分9厘、今江は3割8厘。井口の対和田の打率は4割5分5厘と個々の相性はいい。短期決戦だけに流れを引き寄せられれば勝機は十分。05年以来5年ぶりの日本シリーズ進出へ、井口は「いい流れに乗っていきたい。負けて当然と思っていける」と明るい表情だった。

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ロッテ・今江2番…左の杉内&和田攻略へ[サンスポ]

ロッテは12日、14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの舞台、ヤフードームで全体練習。西村徳文監督(50)は、今江敏晃内野手(27)の2番起用を表明。1番・西岡剛内野手(26)、3番・井口資仁内野手(35)との“強力右トリオ”で、ソフトバンクの杉内俊哉(29)、和田毅(29)両左腕エース攻略を図る。

相手の得意技で勝利をつかむ。摂津、ファルケンボーグ、馬原の救援陣で“先行逃げ切り”を得意とするソフトバンク。3位からの下克上を果たすため、その勝ちパターンを乗っ取る。西村監督が不敵な笑みを浮かべた。「優位に進めるしかないでしょう。これまで負けてきたパターンは一緒ですから。今江の打順?もちろん2番もありますよ」。

今季、ロッテは馬原ら3人から6得点しか奪えていない。6回までにリードし出番を奪い、内−伊藤−小林宏の“ロッテ版勝利の方程式”を出動させる。もちろん、これも難題だ。杉内、和田の超強力左腕エースコンビを、打ち崩さなくてはならないのだ。

この打開策が、今江だ。今季、杉内に打率.308、和田にも.300と相性がいい。西岡も杉内に.389、和田にも.267。井口は杉内には.154と苦戦も、和田には.455と相性抜群。実績豊富な2人の間に今江を置く右トリオで、先制点を奪う。

西村監督の狙いを、3人も十二分に理解している。「相手がソフトバンクなので、早め早めに点を取りたい」と今江が言えば、「西武の時のようにはいかない。いかにリリーフの前にリードできるか」と西岡と井口も口をそろえる。日本シリーズ進出へ、この3人が鍵を握る。

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「逆転」から「先手必勝」へ!“2番・今江”も[スポニチ]

逆転のロッテが「先手必勝のロッテ」へ。14日から始まるソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに向け、決戦の地・ヤフードームで練習。西村徳文監督(50)は、今江敏晃内野手(27)の2番起用を示唆。起爆剤とする。「シーズンでもあったけど今江の2番、5番は考えています。先に点を取って、先発を早めに打ち崩さないといけない」。

チームは西武とのファーストSを含め4試合連続で逆転勝ちしているが、ソフトバンクは強力救援陣が控える。森福、ファルケンボーグ、馬原のロッテ戦防御率は計35回を投げ0.00。先手を取らなければ苦しい展開を強いられる。杉内には今季1勝4敗、和田には0勝3敗と両先発にも苦戦しているが、今江は杉内に打率.308、和田には同.300。居残り特打など入念に打ち込んだ今江は、今季64試合で2番も務めており「打順が変わるのは慣れているし、違和感なく入っていけます」と意気込んだ。

不動のリードオフマン西岡は「相手のリリーフは鉄壁なので、ファーストSのようにはなりにくい。先発からいかに点を取るか」。3番・井口も「6回までにリードしておかないといけない」という。西岡は杉内には打率.389、井口は和田から2本塁打を含む同.455。その間の2番に両左腕を苦にしない今江が入って、立ち上がりから一気に畳み掛ける。

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ロッテに追い風?マーフィーに勝利の女神来る![スポニチ]

パ・リーグのCSファイナルS第3戦先発が濃厚なロッテ・マーフィーに勝利の女神だ。8月下旬に米国へ一時帰国していたナタリー夫人(28)が13日に再来日して福岡入りする。

夫人が帰国中はファーストS第2戦で3回4失点KOされるなど調子を落としていただけに「心強い。福岡空港に迎えに行くよ」。ヤフードームは来日初先発初勝利した球場でもあり「この球場は投げやすい。状態はいいよ」と表情も明るかった。

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先発陣打ち崩す!「逆転のロッテ」から「逃げ切りのロッテ」へ[報知]

CS最終Sでは「逆転のロッテ」を捨てる。第1Sを連日の逆転劇で突破したロッテ・西村徳文監督(50)が12日、ソフトバンク先発陣を打ち崩すことを厳命した。

今季、摂津には防御率2.13に抑えられ、ファルケンボーグと馬原からは1点も奪っていない。「先に点を奪い、有利な展開にしておかないと厳しいでしょう」と苦手の摂津、ファルケンボーグ、馬原の登板前に点を奪い、逃げ切りを図る。

キーマンは杉内に18打数7安打、打率.389の西岡と、和田に11打数5安打の打率.455、2本塁打の井口。この日は、ヤフーDで打撃練習など約3時間の調整。井口も「6回までにリードを奪わないといけない」と「逃げ切りのロッテ」への変身を重視した。

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ロッテ大嶺にCS先発の可能性が浮上[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(22)が、13日に1軍に合流する。11日に宮崎のフェニックスリーグ斗山戦に登板し、5回2失点と好投。ソフトバンクとのCSファイナルステージへ向け、12日の全体練習を終えた西村監督は大嶺について「初回に点をとられたけど、内容は悪くない。明日合流させます。相性?そういうことも考えています」と話した。今季大嶺はソフトバンクに対し1完封を含む2勝1敗と好相性。ファイナルステージの勝敗次第で先発に抜擢される可能性が出てきた。

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序盤の攻めが鍵!ロッテ、勢いづいて覇者に挑む[スポニチ]

シーズン終盤に3連勝し、3位をつかんだ。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは、ともに逆転で2連勝。勢いづいたロッテがリーグ覇者のソフトバンクに14日から挑む。

12日はヤフードームで全体練習。劇的な白星で福岡入りしただけに、西村監督は「みんな動きがいい。表情も明るい」と笑顔だった。上げ潮のチームに、重圧や気負いは感じられない。主将の西岡が「僕らは挑戦者。負けても失うものがない」と言い、井口も「いい流れに乗っていきたい。(シーズンは)3位。負けて当然と思っていける」と自然体で話した。

西武とのファーストステージ。初戦は9回に4点を奪い、第2戦も6回以降に計3得点して追い付き、ともに延長戦を制した。ただ、ソフトバンクは救援陣が鉄壁。井口は「西武と同じ展開にはならない。早めに先発を降ろさないと」と言う。

9勝15敗の対戦成績が表すように苦手な相手。西岡は「(前半で)畳み掛けないといけない」と力を込めた。勢いを消さないためにも、序盤の攻めが大きな鍵を握る。

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