わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月22日

ロッテ、日本シリーズ“秘密兵器”に誤算[サンスポ]

再始動初日に、まさかのドタバタ劇だ。ロッテは22日、30日からの日本シリーズに備えフェニックス・リーグを開催中の宮崎入り。ところが、シリーズの“秘密兵器役”を見込んでいた投打の若手に、そろってトラブルが発生した。

まず、右ひざ外側半月板損傷から5ヶ月ぶりに合流したD1位・荻野貴(トヨタ自動車)。「2番・中堅」で開幕ダッシュに貢献した俊足が復活すれば、大きな戦力となるはずだったが、右ひざの腫れも残っている状態。この日予定していた打撃練習もパスして別メニュー調整。その動きに西村監督はガク然だ。

「気になる部分があるし、無理はさせられない。本人と話したけど、厳しいかなと。明日帰します」。23日の千葉送還が決定。最初から連れてこなけりゃいいのに…と嘆くのはまだ早い。右ひじの故障から復帰予定だった唐川は、熱発のため宮崎行きの飛行機にも乗れなかった。

この日は自宅で静養につとめた唐川。熱が引けば23日にも宮崎入りする予定だが、このままでは合流を見送る可能性もある。大誤算から再始動したロッテ。これも“下克上日本一”を目指す過程ならではのひとコマ、なのでしょうか。

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唐川間に合った!荻野貴は「厳しい」も…[スポニチ]

荻野貴はアウト、唐川はセーフ!CSファイナルSで、リーグ優勝したソフトバンクを破り、5年ぶりに日本シリーズに進出するロッテが22日、宮崎市内の生目の杜運動公園でシリーズ前合宿をスタートさせた。

シリーズの秘密兵器として緊急招集されたのは快足ルーキー荻野貴だった。46試合で打率.326、25盗塁で開幕ダッシュに貢献。5月下旬に右ひざを手術し実戦復帰できないままシーズンを終えたが、走塁練習ができるまで回復していた。宮崎入り前、青山総合ベンチコーチも「(2軍から)行けるという報告があったから」と説明。23日から調整で4試合行うフェニックスリーグで実戦復帰させてシリーズメンバーに加えるか見極めるつもりだった。

ところが、右ひざの張りが判明。打撃練習もできない状態で荻野貴は「(1軍選手と)久しぶりに顔合わせができたことは良かったけど…。ちょっと厳しい」と表情を曇らせ、所用で夜に宮崎入りした西村監督は「シリーズに間に合えばと思ったけど、報告を受けて厳しいなと。明日(東京に)帰します」と今後の1軍帯同を断念した。

救いは右ひじ痛が回復した唐川の存在だ。この日体調不良による発熱で宮崎入りを見合わせたが、23日にも合流できる見込み。西村監督は「自分の目でチェックしてどこで投げさせるかを決めます」とし、8月以来の実戦復帰を予定。登板後に問題がなければ、先発駒不足の救世主としてシリーズメンバーに加える。5年ぶりの日本一奪回へ、唐川が期待を一身に集める。

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ロッテも1位指名!斎藤佑樹に最大級賛辞[サンスポ]

28日のプロ野球ドラフト会議で早大・斎藤佑樹投手(4年)の1位指名を宣言しているヤクルトは22日、東京・西東京市の早大安部寮で応武篤良監督(52)と斎藤の両親と面談。開幕ローテーション入りを確約、球団の誠意を伝えた。この日はヤクルトなど8球団が訪問、21日から行われた斎藤ら1位候補投手3人を抱える早大側と、プロ12球団の面談が終了した。

ロッテも面談の場で1位指名を宣言した。ヤクルト・鳥原チーフスカウトから「ライバル」と指摘されたが、石川球団運営本部長は「ヤクルトは、若い人の言葉で言えば『超』ライバル。渡しません。去年のドラフト直後に『1位で行く』と言ったのはウチ」と鼻息は荒い。「先発で投げてもらいたい。ロッテの将来を背負って欲しい」と、最大級の賛辞を贈っていた。

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ロッテ荻野が5ヶ月半ぶりに1軍合流[ニッカン]

ロッテ荻野貴外野手(25)が22日、5ヶ月ぶりに1軍に合流した。5月中旬に右ひざ半月板を損傷し、リハビリを続けたが復帰が遅れていた。この日はチームと共に宮崎入り。「久しぶりに顔合わせできてよかった。CSはすごい粘り強さでした」と笑顔で話した。この日は打撃練習は行わず、ウェイトなど別メニューで汗を流した。ヒザの回復具合は7〜8割程度で、今後も慎重に調整を続けていく方針だ。

◇日本シリーズへ宮崎で始動

日本シリーズ(30日開幕)へ向け、早くも始動した。CSファイナルステージの激闘を終えて20日に福岡から帰京。1日休養後、フェニックス・リーグ出場のため、この日の午前、空路で宮崎入り。午後2時からフリー打撃と守備練習など約3時間、汗を流した。サブローは「疲れはとれへんよ。雰囲気がいいのは、プレッシャーがないからやろ」とリラックスモードだった。23日から26日まで4試合、実戦調整していく予定だ。

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ヤクルト、ロッテが斎藤の1位指名伝える[サンスポ]

28日のプロ野球ドラフト会議で早大の斎藤佑樹、大石達也、福井優也の3投手について指名を検討するプロ野球の8球団が22日、東京都西東京市の早大合宿所で、応武篤良監督と斎藤の両親に球団の運営方針などを説明した。ヤクルトとロッテは既に公表している斎藤の1位指名を、両親に直接伝えたことを明らかにした。

2球団とも先発を期待しており、ヤクルトの鳥原公二チーフスカウトは「予定通りにいきますと話した。あとはくじが当たれば」と話し、ロッテの石川晃球団運営本部長は「野球だけでなく人間性も素晴らしい。将来を担って欲しい」と熱っぽく語った。

この日は清武英利球団代表が訪れた巨人のほか、中日、横浜、楽天、ソフトバンク、西武も面談した。前日の4球団を含め、全12球団が訪問を終え、説明を聞いた斎藤の父寿孝さんは「育成もしっかり考えていて、球団が身近になった。佑樹も安心してこの世界に入っていけるんじゃないか」と感想を述べた。

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