わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月24日

西岡「裏かく谷繁さんの頭脳に負けない」[ニッカン]

ロッテが24日、中日バッテリーに警戒心を強めた。5年ぶりの日本シリーズ(30日開幕・ナゴヤドーム)の相手が決まり、主将の西岡剛内野手(26)は「ソフトバンク同様、後ろがしっかりしている。1、2点の差になると思う」と気を引き締めた。両リーグトップのチーム防御率3.29を誇る投手陣が相手だが、女房役の配球にも注意を払う。「裏をかいたリードをする。谷繁さんの頭脳に負けないようにしたい。意識しすぎたら打てない」と続けた。

ナゴヤドームでは06年6月8日以来1分けを挟み8連敗中。さらに今季、中日のホームでの勝率は7割4分6厘と驚異的だ。それでも西村監督は「そんなこと思ってたら負けですよ。そーいうことを考える場合じゃない。投打ともにしっかりした強いチーム。それだけです。どこと戦おうとウチは一緒です」と力を込めた。

CSファイナルステージでは、シーズンで9勝15敗と負け越したソフトバンクの必勝継投を打ち砕き、劣勢データを覆した。「これから研究していきたい」と井口。レギュラーシーズン3位から勝ち上がった「ミラクルロッテ」の勢いと分析力で、オレ竜バッテリーの上を行く。

◇雨らめし…27日緊急日本ハム戦

雨には勝てん?22日から宮崎で調整を続けるチームは、この日もフェニックス・リーグのオリックス戦が雨天中止で、2日続けて室内練習。予定していた4試合中2試合が中止となり、25日も天候不良が予想される。そのため、急遽27日に日本ハムとの練習試合を組み込んだ。実戦感覚を失わないための宮崎遠征が思わぬ形となり、西村監督は「影響?全くないようにするしかないでしょう」。

◇小野荒レレ!?でも和田封じ自信

この日先発予定だった小野が、ブルペンで108球を投げ込んだ。上体が突っ込み、荒れ気味で、途中、中日和田を仮想して投げたもののフルカウントから四球というまさかの結果。通算対戦成績3割9分、本塁打3本というデータに沿った形になってしまった。それでも、今季の対戦はなく、気持ちをリセットして臨める。「向こうが得意だと思ってるのを知っていれば対処の仕方も変わる。抑えられるイメージはある」と、和田封じに自信を見せた。

◇チーム「鬼門」成瀬意識せず

日本シリーズ第1戦に先発が予想される成瀬も、中日に対して静観した。ナゴヤドームでは自身が06年6月7日に勝って以来、チームは連敗中。この日、室内練習場で約2時間の練習を終えたエーズは「あまり意識しないです。独特の雰囲気の球場だと思いますけど。少し試合は見たけど、これからですね」と落ち着いた様子だった。

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ロッテ・西岡、谷繁警戒「裏かくのうまい」[サンスポ]

ロッテ・西岡が中日・谷繁のリードを警戒した。今季の中日との交流戦4試合では、打率.222に終わった。「谷繁さんは裏をかくのがうまい。追い込まれるとどんどん打てなくなるので、逆に意識せずに投手に集中したい」と、打開策を披露していた。

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ロッテを救う!日本ハムが練習試合快諾[サンスポ]

日本シリーズ(30日開幕)に向け宮崎入りしているロッテが、予定のなかった27日に同地で日本ハムと練習試合を行うことが24日、決まった。フェニックス・リーグで実戦感覚を養うつもりが、連日の雨で試合は中止。困り果てるロッテに、同じリーグのライバルが休日返上で快諾し救いの手を差し伸べた。

雨雲に覆われたチームに、一筋の光が差した。22日に宮崎入り。23日から26日まで計4試合を消化する予定だったが、前日の中日戦に続き、この日のオリックス戦も雨で中止となった。実は25日も宮崎周辺の天気予報は雨…。26日にはフェニックス・リーグの全日程も終了する。最悪の場合、実戦なしのまま日本シリーズに突入する可能性もあったパの代表を、ライバルが救う。

「27日に日本ハムと練習試合を行う予定です。野手はまだしも、投手の調整の場ができたのでよかった」と西村監督。

同日は宮崎で全休の予定だった日本ハム側は急遽予定を変更、ロッテからの要請に「ロッテさんも困っているようだったので」と快諾した。野手では中田や大野、投手も金森ら1軍クラスが帯同。日本ハムの五十嵐2軍監督も「雨でここのところ試合が流れていた。相手は1軍だし、うちも勉強になる」と歓迎ムードだ。日本野球機構(NPB)に申請書が通れば、練習試合は正式に決定する。

ちなみに、27日の天気予報は晴れ。最終戦まで3位の座を争った日本ハムの力を借りて、ロッテが日本シリーズに挑戦する。

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ロッテ、雨らめしや…シリーズ前合宿を延長[スポニチ]

ロッテの宮崎でのシリーズ前合宿が1日延長されることが決まった。24日のフェニックス・リーグ、オリックス戦が雨天中止。前日に続く2試合中止となり、27日に日本ハムとの練習試合が急遽追加された。実戦不足などシリーズへの調整が懸念されるが、青山総合ベンチコーチは「うちはベテランが多いしCSの疲れが残っている選手もいる。いい休養だと思ってプラスに考えたい」と話した。

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ロッテ、日本一へ“今岡データ”フル活用![スポニチ]

中日の007軍団に対し、ロッテ・今岡が中日のデータ分析に一役買う。「今岡選手は1番(中日と)対戦経験のある選手だし、いろいろ情報をもらいます」と石貫チーフスコアラー。阪神時代に中日投手陣と数多く対戦してきたプロ14年目のベテランは「聞かれたら選手にもスコアラーにも教えたい。各打者で役割も違うけど、自分が対戦してきた情報を生かせればいいですね」と語った。

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西村監督“敵意”より“敬意”「大先輩ですもん」[スポニチ]

ロッテ・西村監督が中日・落合監督に対する発言を封印した。現役時代にロッテで5年間チームメートだった間柄で「色んな思いがあるけど、言いたくない。大先輩ですもん。(監督としても)僕は1年目で向こうは何年も実績がある方。どうこう言うのは失礼です」。それでも大舞台での運命的な対戦とあって「偉大な人であることは間違いない。胸を借りるつもり?そうですね」と語った。

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西岡、中日投手陣攻略のカギは“谷繁無視”[スポニチ]

敵は谷繁にあり!日本シリーズで中日と対戦することが決まったロッテの西岡剛内野手(26)が中日の強力投手陣を攻略する糸口として、谷繁元信捕手(39)の存在を頭から消し去ることをテーマに掲げた。

「谷繁さんは裏をかくリードをしてくる。相手の頭脳に負けないようにしたい」。チェン、吉見、山井…。質、量とも好投手がそろう中日。しかし日本ハム・ダルビッシュ、西武・涌井ら、パ・リーグが誇るエースと対戦している西岡にとっては決して苦しむ相手ではない。本当の敵は捕手だ。中日とは05年からの交流戦6年間で通算102打数26安打、打率.255。その要因の1つに、パの捕手とは一味違う谷繁のリードを挙げた。

「2ストライクから3球勝負でやられたり、初球のボール球を振らされたり…。余裕を持って周りを見てリードしている」。その存在を強く意識するあまり、西岡はさらに迷宮に迷い込んだ。ならば徹底無視するしかない。「谷繁さんをあまり意識しないようにしたい。頭をニュートラルにして甘い球なら初球からどんどん振っていく」。パ最多の708得点を誇る打線の特長である好球必打で攻め込む覚悟だ。

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実は8連敗中のロッテ、西岡「そういうデータとか意識していません」[スポニチ]

ナゴヤドームでの中日戦は06年6月から1分けを挟み8連敗中のロッテ。今季の中日はその本拠地で公式戦54勝18敗1分けの勝率.750を誇る。それでもロッテ・西岡は「そういうデータとか、ナゴヤドームで勝てないとかは意識していません。シーズンと短期決戦では全然違いますから」と言い切った。

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西村監督「佑ちゃん獲り&日本一」W達成狙う…ロッテ[報知]

“持ってる監督”が未来のエースを引き当てるのか。ロッテ・西村徳文監督(50)が28日に行われるドラフト会議で、早大・斎藤佑樹投手(22)の獲得をかけてくじを引くことが24日、決まった。史上初の3位から日本シリーズ出場を決めた指揮官が、「佑ちゃん獲り&日本一」のW達成を狙う。

この日、宮崎での合宿を訪れた石川球団運営本部長は「くじを引くのは監督です。今、乗っているし、引いてくれるでしょう」と明言。命運を託された指揮官は「引きますよ。右手か左手?まだ決めてません。その場に行って、“気”を感じた方にする」と不敵な笑みを浮かべた。

球団は“万が一”のために外れ1位候補として早大・福井優也投手(22)を筆頭に即戦力投手をリストアップ。だが、同じく1位指名を表明しているライバル・ヤクルトに金の卵を簡単に譲る訳にはいかない。佑ちゃんを引き当て、勢いよく決戦の地、名古屋に乗り込む。

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今江、雨天中止も「最後は運」[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(27)は、日本シリーズへ向けマイペース調整だ。24日はフェニックス・リーグのオリックス戦が雨天中止で2日続けて室内練習。シリーズの対戦相手が決まったが、実戦練習は、またもお預けとなった。05年の日本シリーズでは8打席連続安打の日本シリーズ新記録をマークしたシリーズ男は、中日に関して「どこが来ても同じ。結局どのチームも差がないから。雨?どう調整したって最後は運だよ」と開き直っていた。

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