わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月1日

ロッテ本拠Vへ俊介で「流れ持ってくる」[ニッカン]

日本シリーズ第2戦で大敗したロッテは渡辺俊介投手(34)で流れを変える。1日、千葉マリンで調整したサブマリンは「もう1度流れを持ってこられるようにしたい」と、快投を誓った。西武とのCSファーストステージ第2戦で、先発ビル・マーフィー投手(29)が崩れた後に好リリーフで勝利を呼び込み、同ファイナルステージでは王手をかけられた第4戦に先発勝利し、2度も流れを引き戻していた。

第2戦ではマーフィーのために一肌脱ぎ、ダミー役に徹した。日本の習慣について「年上を敬うのが日本流だから」と教え、マーフィーには「先輩」と呼ばせてかわいがっていた。数日前、ユニホームの右すねに、投球練習を行ったかのような土汚れをつけたり、当日は先発準備と見せかけて、ピリピリした表情で早めにベンチ裏に引き揚げるなど、後輩を援護した。第3戦のマウンドは炎上した後輩の敵討ちにもなる。

この日の先発投手陣の練習にマーフィーの姿はなかった。登板2日後で休日の成瀬を除けば、先発陣ではただ1人外れた。第7戦での先発も予想されていただけにチームにとっても痛い。現状として、万全の調整で第7戦を任せられる投手がいないロッテとしては、早期決着が望ましい。理想は、3連勝して本拠地での胴上げだ。西村監督は「ファンへの恩返しとして、そういう気持ちはあるけど、まずは明日。明日勝たないといけないわけですから」と、第3戦の必勝を期した。

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魔球解禁!ロッテ・渡辺俊、マリンが味方[サンスポ]

1勝1敗のタイで迎えた日本シリーズは2日、舞台をロッテの本拠地・千葉マリンスタジアムに移して第3戦が行われる。1日、ロッテは先発投手陣4人が練習。第3戦の先発が予想される渡辺俊介投手(34)は“秘密兵器”チェンジアップを使うプランを明かし、本拠地で相性のいい中日戦での必勝を誓った。対する中日・落合博満監督(56)は負のデータを一笑に付し、不敵な笑いを浮かべた。

やっぱりここが好き。千葉の西日を体いっぱいに浴びながら、渡辺俊はリラックスした表情でキャッチボール。第3戦に先発が濃厚な右腕が、慣れ親しんだ本拠地で最終調整を行った。

「明日もこんな天気だったらいいね」。潮風も心地よい。千葉マリンでの試合は、シーズン最終戦が行われた10月1日以来1ヶ月ぶり。渡辺俊自身にとっては9月15日以来の本拠地でのマウンドとなる。

満を持しての第3戦起用だ。変化球で勝負する投手なだけに、風の吹く屋外球場は変化をより大きくしてくれる。2日の午後6時頃は西南西の風7メートルと強めに吹く予報。渡辺俊向きの風だ。さらに千葉マリンでの中日戦は通算5試合で4勝負けなし。竜迎撃には最高の役者なのだ。

「交流戦でタイムリーを打たれた谷繁さんや、ぼくにタイミングの合っていた森野や大島には気をつけたい」。そのための秘密兵器も用意した。今季は封印してきたチェンジアップだ。元々球種の1つとして持っていたが、制球が定まらないことから今季はほとんど投げていなかった。その“秘球”を、宮崎で行われた日本シリーズ前の調整練習では思うところに投げられる状態にまで精度を高めてきた。

「チェンジアップ?ここまできたら一発勝負。使えそうなら使うよ」。サブマリンは不敵な笑みを浮かべた。今季は不調から9月に2軍落ちも経験したが、ソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦で9回途中2失点と好投し、復活。先発事情の苦しいロッテで、まさに日本一へのカギを握る男だ。

「久しぶりにホームで試合ができる。3つ続けて勝つのはそんなに簡単じゃないけど、そういうつもりで頑張りたい」。西村監督は本拠地で一気にVを決めるつもりだ。そのためにも第3戦は負けられない。渡辺俊の右腕がロッテの命運を握る。

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ロッテ唐川、第4戦以降へ「ひじ問題ない」[サンスポ]

ロッテ・唐川は1日、第4戦以降の先発に向けて調整した。右ひじの張りで戦列を離れていたが、先月末に練習試合で復帰。「やりたいなという気持ち」と初の日本シリーズに胸を高鳴らせていた。「ひじは全く問題ない」。この日はブルペンで、50〜70球を投げたという。「中日打線のビデオを見てイメージをつくっておかないと」と意欲的に語った。

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ロッテ・大松は治療専念、第3戦出場微妙[サンスポ]

シリーズ第1戦の2回に、走塁中に右太もも裏に軽度の肉離れを起こしたロッテ・大松は1日、都内の病院で治療に専念した。第3戦以降の出場について西村監督は「あした球場に来て登録するかどうか判断する。そこでチェックしてみないと分からない」と、守備につくのはもちろん指名打者での起用にも慎重だった。

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“風使い”渡辺俊、Dキラーの本領発揮だ![スポニチ]

もうダミーじゃない!ロッテ・渡辺俊が2日の第3戦(千葉マリン)に先発する。シリーズ直前から第2戦に先発するような偽装調整で先発隠しに一役買ったが、その第2戦でマーフィーが2回途中7失点の大炎上。「勝っていたら僕にも手柄があるかなと思ったけど、負けちゃったんでね」と悔しがったが、第3戦は自らがマウンドに上がる。

この日は千葉マリンで調整。第2戦の大敗で1勝1敗のタイに戻されたが「もう1度こっちに流れを持って来られればいいですね。自分の投球をしたい」と決意を語った。ポストシーズンに入って初めての千葉マリンでの試合には「やっと家に帰ってきた」。対中日は5勝1敗。風を操れる千葉マリンでは無傷の4勝と圧倒している。サブマリンが風を味方に中日キラーの本領を発揮する。

◇4投手除き休養

千葉マリンで練習したのは渡辺俊、唐川、大嶺、ペンの4投手だけで他の選手は静養に努めた。中日が投内連係など全体練習を行ったのとは対照的だったが、日本シリーズ中も無理をさせない西村監督の判断があったようだ。第2戦で大敗したためリフレッシュを図ったのかとの問いかけに指揮官は「お答えする必要はありません。どこかで休まないと。それ以上、言う必要はない」と話すにとどめた。

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唐川ブルペン投球「早く投げたい」[スポニチ]

第5戦(千葉マリン)の先発が有力視されるロッテ・唐川が千葉マリンでブルペン投球を行った。相手を撹乱するため首脳陣から緘口令が敷かれているとあって、投球については「自分の球をしっかり投げることを意識して50球から70球ぐらい」と多くを語らず。痛めていた右ひじの状態の質問には「全く問題ないと思う。早く投げたいなという気持ちで試合を見ています」と答えた。

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ロッテ3位小林プロ実感「気が引き締まる」[スポニチ]

小林が宮城県仙台市の七十七銀行でロッテの永野チーフ、井辺両スカウトから指名挨拶を受けた。井辺スカウトから「淡々と投げる中にも打者に向かって行く姿勢が感じ取れた。コントロールも良くなってきたし、素晴らしい投手」と評価を伝えられると、小林は「気が引き締まる思い」とプロを実感。条件提示などは小林が日本代表として出場するアジア大会終了後となる見込みだ。

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西村監督宣言!風を味方に千葉で決める…ロッテ[報知]

ロッテ・西村徳文監督(50)が1日、日本シリーズ第3戦(2日、千葉マリン)から3連勝して、本拠地での胴上げを誓った。日本一熱いと言われるファンの力を背に頂点に上り詰める。

ナインはこの日、名古屋から千葉に移動。10月1日のシーズン最終戦以来、1か月ぶりに帰ってきた本拠地で、指揮官の言葉に力が入った。「自分達のグラウンドで胴上げすることが、ファンへの恩返しになる」。この球場では今季、44勝26敗2分けで、対中日の交流戦も05年から10勝4敗と抜群の相性を誇る。

「DHも使えるし、今までやってきた野球ができる」。ここから3試合は対右投手に打率3割1分8厘、13本塁打の福浦、左投手にはCS最終Sでソフトバンクの左腕・陽耀勲から移籍後初アーチを放った今岡を起用でき、攻撃に厚みが増すのは間違いない。

また千葉マリンと言えば、風速10メートル前後の強風が名物。慣れているロッテナインとは対照的に、中日は外野陣が捕球に精いっぱいで、浅い中飛で二塁走者の三塁タッチアップを許したこともあった。指揮官は「風が吹くかは分かりませんよ」とはぐらかしたが、7メートル程度の風が予報されており、“天の助け”となりそうだ。

第1戦で右太もも裏を負傷した左の大砲・大松の状態が唯一の不安要素。それでも、西村監督は「中日は強敵だが、3つ勝つつもりで頑張りたい」と言い切った。

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ロッテと中日が千葉マリンで練習[報知]

プロ野球日本シリーズは1勝1敗のタイで舞台を千葉マリンスタジアムに移し、2日にロッテ―中日の第3戦(午後6時30分開始)が行われる。先発はロッテが渡辺俊、中日は山井が有力。両チームは移動日の1日、千葉マリンスタジアムで公式練習をした。

本拠地に戻ったロッテは渡辺俊やペン、唐川、大嶺の先発陣が約2時間、キャッチボールやランニングで汗を流した。

第2戦(10月31日)に快勝し五分に戻した中日は約3時間体を動かし、入念に守備練習やフリー打撃に取り組んだ。

ロッテ・西村監督
「(第2戦の敗戦から)切り替えないといけない。(中日と2試合戦って)手ごわいチームに間違いない。厳しい戦いになるが、ホームでできるのは今までと違う。」
中日・落合監督
「(千葉ではシーズン中にも戦っているが)交流戦と日本シリーズは全く別。経験があっても別物。ただ、一生懸命やるやつが数字を出すものだ。」

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ロッテ・唐川、胸高鳴る「やりたい気持ち」[サンスポ]

ロッテの唐川は第4戦以降の先発に向け、調整した。右ひじの張りで戦列を離れていたが、先月末に練習試合で復帰。「やりたいなという気持ち」と初の日本シリーズに胸を高鳴らせていた。実戦復帰後も「ひじは全く問題ない」。この日はブルペンで、50〜70球を投げたという。「中日打線のビデオを見てイメージをつくっておかないと」と意欲的に語った。

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俊介が竜の森野&大島警戒[ニッカン]

日本シリーズ第3戦の先発が予想されるロッテ渡辺俊介投手(34)が1日、千葉マリンで先発投手陣の調整練習を行った。ダッシュやキャッチボールなどで汗を流し、ポストシーズンの好調をキープした。中日勢では今季、オープン戦と交流戦で対戦した中で、適時打を打たれた谷繁と、タイミングが合っていた森野、大島を警戒。「僕の投げ方は特殊なので、打者との相性を考える。個人的にやられている打者の対策は練ってるし、色々やってます」と話した。

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ドラ3小林「思い切って」[ニッカン]

28日のドラフト会議でロッテから3位指名された七十七銀行・小林敦投手(24=東海大)が1日、仙台市・七十七銀行本店で、永野チーフスカウト、井辺スカウトから指名挨拶を受けた。日本シリーズを欠かさず見ているという小林は「思い切って攻めていく気持ちを変えてはいけないと思った」と、来季に向けて気持ちを高めていた。

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