わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月13日

日韓クラブチャンピオンシップ

◇ロッテ3−0SK(東京ドーム)

ロッテは2回に清田の2点打で先制し、5回に今江がソロ本塁打を放った。唐川は5回無失点の好投を見せ、薮田から小林宏までの4投手で1人の走者も許さない無失点リレーで締めた。SKの門倉は制球に苦しみ3回途中まで2失点。

123456789R
SK0000000000
千葉ロッテ02001000x3

◇今季最終戦で唐川白星

千葉ロッテの唐川が5回を2安打無失点。「最後くらいはしっかり投げようと思った」とチームの今季最終戦を白星で飾った。飛躍を期待された21歳だが、2度の故障離脱が響いてシーズンは6勝にとどまり「大事な時期に投げられなくて、悔しかった」。この日は本来の緩急を使った投球で、来季へつながる好投だった。「今季も周囲から期待されたが、結果を残せなかった。来年こそは、の気持ちです」と力強く誓った。

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アジア王者だ!清田先制2点打!完封勝ちで有終の美…ロッテ[報知]

シーズン3位から日本シリーズを制覇したロッテが、究極の下克上を果たした。ポストシーズン大活躍のルーキー清田が2回に先制の2点打。5回には日本シリーズMVPの今江が左越えへダメ押しアーチを放ち、韓国王者のSKを下した。レギュラーシーズンの残り3試合に1敗でもすれば4位転落という逆境から、見事「アジア王者」まで上り詰めた。

地鳴りのように響く「西村コール」が心地よかった。「我々としては負けられない試合。選手がいつも通りの野球をやってくれました。1つになって戦うことができた」。就任1年目で史上初のレギュラーシーズン3位から日本シリーズ制覇を成し遂げた西村監督が、今度はアジアナンバーワンの座を手にした。

ポストシーズン大活躍のミラクルルーキー・清田が、また大仕事だ。2回2死満塁で、2球目のフォークを中前にはじき返し、先制の2点打。「初回に走塁ミスをしてしまったので、何とか打って取り返したかった。最後にいいところで打てました」。初回1死満塁では、今江の中直で二塁から飛び出し、併殺になっていた。2安打2打点をマークし、ミスをバットで取り返した。

レギュラーシーズンから1、2番コンビを組んだ西岡はポスティングでのメジャー移籍が確実。これが、打席に入る度にアドバイスをくれた先輩と一緒にプレーする最後の試合だった。「来年はまた誰かがキャプテンになって流れを作ってくれると思う。自分もその流れに乗っていきたい」。来季、不動のレギュラーとして活躍することが、西岡への恩返しになると信じている。

開幕前、下位に予想されていたチームは、究極の下克上を果たし、アジアトップまで上り詰めた。だが、まだ「リーグ優勝」という“忘れ物”が残っている。来季は西岡、小林宏と投打の主力がチームを去るが、西村監督は「リーグ優勝を達成して、日本一という目標に向かって、来年もやっていきたい」と言い切った。完全Vだけを目指して、西村ロッテの“和”の野球の挑戦は続く。

◇M清田のポストシーズンVTR

10月18日
ソフトバンクとのCS最終S第5戦(ヤフーD)で、左越えへ2ラン。15日の2戦目に次ぐ2本目の本塁打となり、パ・リーグの新人では初となるポストシーズン2発。
同30日
中日との日本シリーズ第1戦(ナゴヤD)。新人では60年ぶり2人目となるシリーズ初打席からの2打席連続安打。2打席目は、バックスクリーンへの1号ソロ。新人の日本シリーズ初戦でのアーチは、1958年の巨人・長嶋茂雄以来、52年ぶり2人目。CS最終Sでの2本塁打と合わせ、新人のポストシーズン3発は史上初。
11月2日
日本シリーズ第3戦(千葉)。同点の4回2死満塁から、走者一掃の3点適時三塁打。ルーキーのシリーズ勝利打点は、86年の清原(西)以来。
同4日
第5戦(同)では、6点リードの5回2死二、三塁から2点適時打。今シリーズ通算6打点で、81年の原辰徳(巨)らに並び新人のシリーズ最多。
同7日
第7戦(ナゴヤD)では、延長12回の激闘の末に日本一を達成。シリーズ通算30打数10安打(打率3割3分3厘)6打点で優秀選手賞を獲得。

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西岡「幸せ」2安打も、日本最終打席は空振り三振…ロッテ[報知]

「日韓クラブチャンピオンシップ」が13日、東京Dで行われ、メジャー挑戦を熱望するロッテ・西岡剛内野手(26)が、惜別の2安打で“有終の美”を飾った。初回の右前安打など3度の出塁で、事実上の国内ラストゲームとなる韓国王者・SK戦の3−0快勝に貢献。レギュラーシーズン3位から“アジア王者”という究極の下克上を手みやげに、週明けにも球団と話し合い、ポスティングシステム(入札制度)での大リーグ入りを目指す。

西岡は自然発生した「ツヨシ」コールに、2度のお辞儀で応えた。「苦しかった1年。休まずやってきて、ファンの声援で報われた」。ロッテを引っ張ってきたキャプテンが有終の美を飾り、海を渡ることになる。

今オフ、ポスティングでメジャー挑戦を球団に訴えている背番号7は初回先頭で右前打すると、4回にも中前打。8回1死二塁の“日本最終打席”では空振り三振に倒れたが、球場全体から割れんばかりの拍手が巻き起こった。「(ファンの思いが)ヒシヒシと体に伝わってきた。最後まで勝ちのゲームができて、野球人として幸せです」と、吹っ切れた表情で振り返った。

チームにとって必要不可欠な存在だけに、球団も引き留めに必死だ。瀬戸山球団社長は重光オーナー代行と話し合いを重ねていることを明かし、「以前から『個人もチームもベストな成績を残したら夢に挑戦させて欲しい』と西岡君から聞いているが、リーグ優勝もあるし、もうしばらく残って欲しい。我々も悩ましいが、来週半ばまでに説得したい」と話した。

制度上は、球団側が選手のポスティング希望に対する「拒否権」を持つ。「NO」と回答すれば残留しか選択がなくなるが、一方でフロント陣は人気、実力の両面で、チームへ大きな貢献を果たしてきた点にも理解を示し、本人の意思を反映させる構え。現状では慰留が困難とみられ、アジア一を手みやげに、ロッテ不動のリードオフマンが海を渡ることになりそうだ。

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西岡、剛コールに「報われた」/日韓CS[ニッカン]

ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を目指すロッテ西岡剛内野手(26)が、有終の美を飾った。日本シリーズと韓国シリーズの覇者が対決する日韓クラブチャンピオンシップでロッテはSKに快勝。主将の西岡は2安打を放つなど活躍し、史上初の160試合全イニング出場を達成した。

右手で涙をぬぐうような仕草を見せながら、西岡はゆっくりと9回の守備に就いた。今季最終戦。駆け巡る、様々な思いを抑えることはできなかったのだろう。試合後のセレモニーを終えると、ベンチに引き揚げるナインから離れて1人で右翼スタンドへと向かい、帽子を取って深々とお辞儀した。「剛コール」を浴びて「嬉しかった。苦しい1年間もファンの声援で報われました」。静かな口調で振り返った。

ロッテ最後となるかもしれない3点差で迎えた8回の第5打席。ひときわ大きな「剛コール」で迎えられた。渾身のフルスイングで空振り三振に終わったが、スタンドからの大歓声と拍手はなかなか止まらなかった。10日にポスティングシステムでのメジャー移籍を目指すと表明した。夢を追いかける決断をファンは理解してくれた。

昨年9月26日。千葉マリンにフロント批判の横断幕を掲げたファンに対して抗議。それ以降、ユニホームを着ることが怖くなるほど、思い悩んだ。だが、主将に就任した今季、全力疾走、全力プレーでチームを引っ張って日本一に導いた。「1年間頑張ったことを(ファンは)たたえてくれたと思う」と、思いをかみしめるように言った。

試合後のベンチでは瀬戸山球団社長と握手した。同社長は「まだ3〜4日待って欲しい。もうしばらくいて欲しいけど、彼の夢をかなえてやりたい気持ちももちろんあります」と態度を保留した。だが、西岡の夢の実現のため、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を認める可能性は高い。

ポストシーズンを含め、史上初となる160試合フルイニング出場を果たし、激動の1年が終わった。「最後までこういう勝ちゲームができて野球人として幸せです」。最高の形で締めくくり、西岡は8年間在籍したロッテから旅立つ。

偉いフルイニング
ロッテは公式戦144試合、ポストシーズン16試合の計160試合で今季を終えた。公式戦とポストシーズン(アジア、日韓シリーズを含む)で160試合は最多タイで、56年西鉄(公式戦154、日本シリーズ6)、08年西武(公式戦144、CS5、日本シリーズ7、アジアシリーズ4)に並ぶ3チーム目。西岡は3チームの中で史上初となる全160試合に出場。過去最多出場だった56年河野昭修(西鉄)08年中村剛也(西武)の各159試合を上回り、しかも160試合1度も交代しない全イニング出場をマークした。

◇今江豪快1発

日本シリーズMVPの5番今江が大活躍した。3回に左翼線二塁打を放つと、5回の第3打席では内角直球を豪快に左翼席上段へ叩き込んだ。韓国メディアから「MVPをとる秘訣は何ですか」と聞かれ「そういう大舞台には誰もが立てる訳じゃない。ワクワクと、思い切って楽しもうとやっているだけで。それが結果につながっているんだと思います」と笑顔を見せた。

清田
「本当に一生懸命やった結果だと思います。いい結果だったけど、来年も1からやるつもりで頑張りたい。」(2打数2打点で1年を締めくくる)
唐川
「球がばらついて調子はよくなかった。でも最後に投げさせてもらってすごく感謝しています。」(5回2安打無失点で勝利投手)

◇福浦FA態度保留

FA権を取得しているロッテ福浦和也内野手(34)が、東京ドーム内でロッテ石川晃球団運営本部長と初交渉を行い、態度を保留した。「残って欲しいと言われたが、締め切りまであと3日(16日)あるので考えます」と話した。今季は指名打者で116試合出場し、規定打席に到達していないものの打率2割9分5厘、13本塁打をマーク。金泰均の加入で一塁の守備機会がなくなったこともあり、熟考したいようだ。同じく初交渉を行ったサブロー外野手(34)は「(FA権行使は)ない」と基本的には残留する意向を示した。

2度目の交渉に臨んだ小野晋吾投手(35)と渡辺俊介投手(34)もFA権を行使しないことを表明。交渉した石川本部長は「福浦は天才的な打者だから欲しがる球団もあるだろう。FAは本人の権利。サブローは選手会長として来年も引っ張ってもらいたい。小野と俊介は残留です」と話した。

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小林宏、さよならK締め/日韓CS[ニッカン]

海外FA権の行使を表明しているロッテ小林宏之投手(32)がラスト登板を3者凡退で飾った。9回表。名前がコールされると球場を埋めた3万2743人から大きな拍手がわき起こった。簡単に2アウトを取ると、最後はSKの4番朴正権を142キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「最後に勝って僕自身もいい形で終われた。14年間ロッテでやっていて良かった」としみじみ話した。

11日にFA権を行使してメジャーに挑戦することを表明した。ロッテのユニホームに袖を通すのはこれが最後だった。ロッカールームで選手全員と握手を交わし、西村監督からは「今までお疲れさま。ありがとう」とねぎらいの言葉をかけられた。きっちりと自分の仕事をやり遂げ、新天地へと挑戦する。「まだこれからです」と話し、今後は交渉解禁となる18日を待って、メジャーのほか阪神、ソフトバンクなど日米両球団と交渉する。

◇宏の後は内だ

新守護神候補のうちが7回を3者凡退にしとめ、CSから12回1/3連続無失点に抑えた。来季から使用する統一球にも「普段通り。気にならなかった」と大物ぶりを見せ付けた。小林宏のFA宣言を受け「宏之さんにはまた会う機会があると思うので色々聞きたい。来年はクローザーとして頑張りたい」と、自覚十分に話した。

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ロッテ和っしょいアジア一!清田V打締め[サンスポ]

アジアも獲った!5年ぶりの日本一を果たしたロッテは、韓国王者・SKワイバーンズに3−0で快勝。日本シリーズでも活躍した清田育宏外野手(24)=NTT東日本=が、2回に先制の中前2点適時打を放つなど、終始試合を優位に進めた。パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズに続いて3つ目のタイトルを獲得。今季最終戦で有終の美を飾った。

東京ドームが真っ白に染まった。3万2743観衆が、日本一ロッテの今季ラストを食い入るように見つめた。「頑張ってきて本当によかった。今年最後の試合をこれだけのロッテファンの中でできたなんて、最高ッス」。先制点を生み出したのは、ポストシーズンで大暴れした清田だ。2回2死満塁の好機、門倉が投じた129キロのフォークを中前に運んだ。大歓声を背に二塁まで激走すると、ベース上で満面の笑みを浮かべた。

ソフトバンクとのCSファイナルステージでは和田、森福から本塁打。中日との日本シリーズでも、第1戦で吉見からバックスクリーンへ同点アーチを放つなど、新人最多6打点。大舞台で新人らしからぬ活躍をみせ、その名を一気に知らしめた。

それでもこの男に“おごり”はない。前日12日も、全体練習後に30分の居残り特打で打撃フォームを確認。努力を怠らず結果を出した。

これ以上ない満足な1年目となったが、今オフには東洋大の先輩でもある今岡と同大の高橋監督の元を訪れる予定だ。「日本シリーズで優秀選手賞に選ばれて、賞金が40万円。お世話になったし食事でもご馳走しないといけません」と笑った。

「絶対負けられないゲームで、プレッシャーのあるなかよくやってくれた。諦めず全員で1つになるという野球ができた」と西村監督。今季のスローガン『和』でつかんだ快勝に、最後も胸を張った。

シーズン3位からミラクル快進撃でパ・リーグのCSを突破し、その勢いで日本シリーズも制覇。今季の最終戦で韓国王者も倒した。きっちりと“ロッテイヤー”を印象づけて、1年を締めくくった。

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唐川から韓封ショー、来季使用球手応え![サンスポ]

未来のエース候補、ロッテ・唐川が韓国王者相手に快投だ。2回2死満塁のピンチも、143キロの速球で朴哉相のバットをへし折り二ゴロ。5回を2安打無失点の満点投球を披露した。「12球団の代表として出た試合で先発を任されたことを誇りに思う」。

この試合では、来季から12球団統一となるミズノ社製の低反発球を国内開催の公式戦で初使用。唐川は「投げづらい感じはなかった。皮がすべる感じだが、大きな違いはない」と“テス投”にも手応えを得た。

入団3年目の今季、先発組の一角として期待されながら、右ひじ故障などでわずか6勝に終わった。それだけに「シーズン中は悔しい思いをした。最後に投げることができて嬉しい」と笑顔を見せた。

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ロッテ・小林宏“惜別S”3人斬り![サンスポ]

守護神・小林宏が9回を3者凡退に斬り、有終の美を飾った。海外フリーエージェント(FA)権を行使し、米大リーグ入りを目指す右腕にとって、14年間在籍したロッテで最後の登板。「点を取られなくてよかった。チームメートと野球をやれるのは今日が最後。こみ上げてくるものはもちろんありました」としんみりとした表情を浮かべた。

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ロッテ・今江トドメ弾!勝負強さ健在![サンスポ]

大舞台に強い男・ロッテの今江が豪快な一発。5回に左翼席中段へダメ押しのソロ本塁打を放った。「いやぁ、ホームランはやっぱり気持ちがいいですね。久々にいい感触で、本当に会心(の当たり)でした」。2005年に続き2度目の日本シリーズMVPに輝いた勝負強さは、最後まで健在だった。

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ロッテ・西岡、昨オフにメジャー“手形”[サンスポ]

今オフのポスティング(入札制度)で大リーグ移籍を要望しているロッテ・西岡剛内野手(26)に対し、球団側が昨オフに条件付きながら移籍を容認していたことが13日、分かった。球団側では残留に向けた説得を続けているが、17日をめどに結論を出す予定で、メジャー移籍は濃厚な情勢となった。

西岡の移籍に“密約”があった。この日、日韓クラブチャンピオンシップのため東京ドームを訪れた瀬戸山隆三球団社長によると、昨オフの契約更改の席などで西岡が「キャプテンとしてチームを引っ張ってチームにベストの結果を残し、個人の成績も良かったら、長年の夢をよろしくお願いします」と懇願。これに対し球団は「約束を反故にすることはしない」と、容認する考えを示したという。

西岡のいう“長年の夢”とは、もちろんメジャー。主将としてチームを日本一に導き、個人でもパ・リーグでは1994年のイチロー(オリックス)以来となるシーズン200安打を達成。条件は十分に満たした。

重光昭夫オーナー代行と連絡を取りながら対応した同社長は、「もうしばらく残ってくれないかと説得しているが(移籍の)気持ちは強いし、かなえてもやりたい。悩ましいところだ」と説明した。21日には優勝パレードなどが控えていることから、結論は17日までに出す予定で、移籍は容認せざるを得ない状況だ。

この日、西岡は4打数2安打。閉会式後には、別れを惜しむファンからの“ツヨシコール”に「1年休まずやってきてファンの声援で報われた。最後にこういう勝ちのゲームができて野球人として幸せです」と応えた。

日韓頂上決戦を制し、有終の美を飾った主将。次は海の向こうで夢を追う。

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今江、来季から使用の統一球で「第1号」[スポニチ]

日本シリーズMVPのロッテの今江が、新たな歴史の幕を開ける「第1号」本塁打を放った。

この日の試合では、来季から12球団が1軍公式戦で使用するミズノ社製の低反発球が国内の公式試合で初めて使用された。その中、今江は5回に左翼席上段まで届く大アーチを放ち、「バットの芯でとらえたら今までと変わらないけど、芯を外すと重くて飛ばない」と振り返った。また、1回無失点でメジャー経験のある薮田は「そんなに強烈じゃないけど、若干滑る感覚があった」とした上で、大リーグ球との比較を問われ「これまで使用しているものに比べれば近づいた」と話した。

◇加藤コミ、アジアシリーズ復活要望

加藤コミッショナーは3万人を超える観衆に「入りましたねえ」と目を細めた。試合は韓国野球委員会(KBO)の兪栄九コミッショナーと観戦。アジアシリーズ復活について「アジアの野球の灯を消してはいけない。各国と協議しながら、実際に実施できるものを広い視野で探っていきたい」と話した。台湾・中華職棒大連盟(CPBL)からは来秋の地元開催へ強い要望を伝えられ、来年1月に韓国、台湾と協議することになった。

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唐川、今季最後の試合で白星!「来年こそは」[スポニチ]

ロッテ先発の唐川が今季最後の試合を勝利で締めくくった。初回に先頭打者に安打を許しながら、その後は後続を冷静に打ち取るなど、5回を2安打無失点。今季は右手中指骨折、右ひじ痛と2度にわたり戦線離脱しただけに「シーズン中は大事な時期に投げられなかった。最後に投げさせてもらって感謝しています」とホッとした表情。プロ4年目となる来季へ「来年こそは、の気持ちです」と巻き返しを誓っていた。

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清田やっぱりPS男!先制V打だ[スポニチ]

ロッテのルーキー清田がポストシーズン男の本領を発揮した。2回2死満塁、中前へ先制の2点適時打。初回1死満塁で二塁走者として今江の中直に飛び出して併殺を喫していただけに「初回に走塁ミスをしてしまったので打って取り返したかった」と胸をなで下ろした。

ラッキーアイテムで一気に成り上がった。西武とのCSファーストS前に「自分へのご褒美」とブラックダイヤのネックレスを購入。中日との日本シリーズでも着用して全7戦に先発出場し、打率.333、シリーズ新人最多記録となる6打点で優秀選手賞に選ばれた。その勢いは日韓決戦でもとどまることを知らなかった。

重圧とは無縁の普段着野球を貫き、就任1年目でアジア王者に輝いた西村監督は「負けられない中でいつも通り、(チームが)1つになる試合ができた。来年こそリーグ優勝して日本一、アジア一になりたい」と早くも来季を見据えていた。

井口
「今日は楽しくできた。来年はリーグ優勝して、パーフェクトでいきたい。」(白星で最後を締め)

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ロッテ有終アジア王者!西岡泣けたツヨシコール[スポニチ]

最後の雄姿だ。日韓クラブチャンピオンシップが13日、東京ドームで行われ、日本シリーズ覇者のロッテが韓国王者のSKに3−0と快勝。優勝賞金2000万円を獲得した。

球団にポスティング・システム(入札制度)での大リーグ挑戦を申し入れ、移籍が確実となっている西岡剛内野手(26)は2安打を放ち、「ロッテの西岡」として有終の美を飾った。ファンの大声援に送り出された西岡のメジャー挑戦には、今週中にも球団から正式にゴーサインが出される。

試合後。首脳陣、選手全員でファンへの挨拶を終えると、スタンドから「剛コール」がわき起こった。西岡は1人、右翼席へ歩を進め手を振って声援に応えると、ファンに深々と2度頭を下げた。続いて西岡応援歌の大合唱が起こる。ロッテでの最後のユニホーム姿となることをファンも理解した上で、特別なセレモニーを用意。引き揚げる西岡は涙をこらえるように感傷的な表情を見せた。「1年間、頑張ったことを称えてくれたんだと思います。ひしひしと体に伝わってきました。嬉しかったですね。1年間、休まずにやってきて、ファンの声援で報われました」。

初回、いきなり初球を右前打。2回は四球を選んで清田の先制打につなげ、4回にも中前打を放った。8回の第5打席。大歓声を浴びて日本での最終打席に向かい、フルスイングで空振り三振に倒れたが大きな拍手に包まれた。左手首痛など何度も危機を乗り越えて全160試合にフルイニング出場。首位打者、最多安打のタイトルに加え、最後にアジア一の栄冠を手にし、リーグ3位からの史上最大の下克上は完結した。

西岡は最後に言った。「最後まで勝ちのゲームができた。野球人として幸せだと思います」。日本一、アジア一と多くの手土産を持って、今度は世界一を目指し海を渡る。野球人としての本当の幸せはまだ先にある。

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小林宏も有終の美!「胴上げ投手」で感無量[スポニチ]

ロッテの小林宏も有終の美を飾った。11日にFA宣言し、メジャー移籍を目指す守護神は大歓声を浴びて9回に登板。2球で2死とすると、最後は142キロの直球で見逃し三振を奪って3者凡退に抑えた。「今のチームメートと野球をやるのは最後だと思って投げました。こみ上げるものはありましたよ。勝って終われて、チームとしても僕自身としても良かった」。CSでも日本シリーズでも実現できなかった「胴上げ投手」となり、勝利のハイタッチを終えるとベンチ裏では全員と握手。西村監督からは「お疲れさま。ありがとう」と声を掛けられたといい、「大きな拍手をもらって凄く嬉しかった。14年間、ロッテでやってきて良かったです」と感慨にふけっていた。

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ロッテ、約束していただけに本音は「つらいところです」[スポニチ]

ロッテ・西岡は今季全日程を終了。メジャー挑戦へ、後は球団のゴーサインを待つだけだ。重光オーナー代行と協議を続けている瀬戸山球団社長は「3、4日待って欲しい。(残留の)説得ができるならしたい」。その一方で昨オフにメジャー挑戦を容認する約束を交わしていたことを明かし「つらいところです」と漏らした。

西岡の意志は固く、最終的に球団側も移籍を容認する方針。早ければ今週中に移籍を認め、ポスティング・システムにかけることを申請する文書をコミッショナー事務局に送付する運びとなりそうだ。

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渡辺俊、サブロー、小野が残留を表明、福浦は…[スポニチ]

日韓チャンピオンシップの試合後、ロッテの4選手が球団とFA交渉に臨み、今季に国内FA権を取得した渡辺俊が2度目の交渉で「FAしません」と、FA権を行使せずに残留することを表明した。

既に海外FA権を保持し、態度を明確にしていなかったサブローと小野も権利を行使せずに残留する意向を宣言。福浦だけは「宣言するときはするし、残留するときはする」と移籍の可能性も示唆した。石川球団運営本部長は福浦について「打つことに関しては天才的。欲しい球団もあると思う。ただ心配はしていない。信頼しています」と引き留めに自信を見せた。

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ロッテと日本ハムで1対2のトレード合意[スポニチ]

ロッテの根本朋久投手(24)と、日本ハムの山本一徳投手(27)、高口隆行内野手(27)の1対2の交換トレードが両球団で合意した。14日に発表される。

ロッテは左の中継ぎで1年間通して働いたのが古谷だけでウイークポイントの解消を検討していた。また西岡がメジャー挑戦した場合は内野手の層が薄くなるため捕手以外の内野全ポジションを守れるユーティリティープレーヤーの高口に注目。日本ハムも中継ぎ補強を目指しており、両球団の思惑が合致した。

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最後のつよしコール/日韓CS[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)が、2安打を放ち今季ラストゲームを勝利で飾った。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を表明しており、球場内では「つよしコール」の大歓声も巻き起こった。試合後は右翼席に向かって一礼し、ファンに感謝を込めた。球場を引き上げる際には「苦しかった1年間も、ファンの声援に報われました」と感慨深げに話した。

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今江狙い打ちソロ/日韓CS[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(27)が5回、追加点となる左翼越えソロ本塁打を放った。カウント0−2から直球を狙い打ちし、打った瞬間に本塁打を確信。「回の先頭だし、とにかく思いっきり打ちました。いやあ、ホームランはやっぱり気持ちがいいですね。久々にいい感触で本当に会心でした」と手応え十分だった。

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唐川5回2安打0封/日韓CS[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(21)が、5回2安打無失点で先発の役目を果たした。1回、2回と得点圏に走者を置きピンチ招いたが、3回以降は3イニング連続で3者凡退に抑えリズムを作った。今季最終戦での先発に「調子は決してよくはなかったけど、何とか無失点に抑えることが出来てホッとしています。12球団の代表として戦うこの試合の先発を任されたことを誇りに思い、この経験を楽しみながら投げることが出来ました」と話した。

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清田先制2点適時打/日韓CS[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(24)が2回、先制の2点適時打を放った。2死満塁からSK先発の門倉のフォークを中前へはじき返した。1打席目に続き早くも2本目の安打を放ち、「初回の先制のチャンスで走塁ミスをしてしまったので、何とか打って取り返したかった。今年最後の試合をこれだけのマリーンズファンの中で出来るなんて最高っス。楽しんでやっているっス」と喜んだ。

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ロッテが3冠、小林宏と西岡が有終の美[産経新聞]

スタンドから歓声が起こった。フリーエージェント(FA)宣言をした小林宏が9回のマウンドへ。ロッテのユニホームを着てのラスト試合。最後の打者を見逃し三振に仕留め「点を取られなくて良かった」。有終の美を飾った。

試合後、チームメートと握手。西村監督から「お疲れさま。ありがとう」と声をかけられた。「14年間、ロッテというチームでやれてよかった」。自然とこみ上げてくるものがあった。

ポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍を希望する西岡にも声援が送られた。この日は4打数2安打。「最後まで勝ち試合ができて野球人として幸せ」。試合後「剛コール」に応え、応援席のファンに向かって一礼した。

チームは、クライマックスシリーズ制覇、日本一に続いて日韓王者も手にした。3冠に輝いたが、小林宏に加えて西岡も抜ければ大幅な戦力ダウンは否めない。それでもこの日は、先制打を放った新人の清田や、7回を三者凡退に抑えた内ら、若手の台頭も目立った。「(来季は)逃したリーグ優勝を達成して日本一になれるよう頑張りたい」と西村監督。今季の“忘れ物”を取りにいき、完全優勝を狙う。

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西岡、小林宏が最後の勇姿!勝利でファンへ恩返し[スポニチ]

試合後。ロッテナインが右翼席への挨拶を終えると、スタンドから「剛コール」が起こった。ファンに深々と頭を下げた西岡は「嬉しかった。苦しかった1年が、声援で報われた」。

ポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ挑戦を決めた。球団に認められればロッテでの最後の試合。それでも感傷に浸ることなくいつも通り試合に臨んだ。

1回、初球を右前打し、4回にも中前打。左手首のけがなど何度も訪れた危機を乗り越え、全試合でフルイニング出場してきた。「1年間頑張ったことを(ファンは)たたえてくれたと思う。最後まで勝ち試合ででき、幸せ」とかみしめた。

フリーエージェント宣言した小林宏にとってもロッテでの最後の登板。9回を三者凡退で、“胴上げ投手”となった。今季から抑えに回った右腕にとって最も憧れてきた場面。クライマックスシリーズや、日本シリーズでは実現できなかっただけに「14年間、ロッテでやってきて良かった」と感慨に浸っていた。

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唐川5回無失点!今季最終戦で白星[スポニチ]

ロッテの唐川が5回を2安打無失点。「最後くらいはしっかり投げようと思った」とチームの今季最終戦を白星で飾った。飛躍を期待された21歳だが、2度の故障離脱が響いてシーズンは6勝にとどまり「大事な時期に投げられなくて、悔しかった」。この日は本来の緩急を使った投球で、来季へつながる好投だった。「今季も周囲から期待されたが、結果を残せなかった。来年こそは、の気持ちです」と力強く誓った。

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渡辺俊はFA行使せず残留!サブロー、小野も[スポニチ]

今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得したロッテの渡辺俊介投手(34)が13日、FA権を行使せずに残留することを決めた。球団と2度目の交渉を行い「FAしません」と意思を伝えた。既に海外FA権を保持し、態度を明確にしていなかったサブロー外野手(34)と小野晋吾投手(35)も、権利を行使せずに残留が決まった。

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5投手無失点リレー!ロッテ、SK下しアジア制覇[スポニチ]

日本と韓国の優勝チーム同士が激突する「日韓クラブチャンピオンシップ2010」が13日、東京ドームで行われ、日本シリーズ覇者のロッテが3−0でSKを下した。2回にルーキー清田の2点適時打で先制すると、5回には日本シリーズMVPの今江のソロアーチで加点。投げては唐川、薮田、内、伊藤、小林宏の5投手のリレーで韓国王者を2安打に抑えた。ロッテは優勝賞金2千万円を獲得した。

ロッテは2回、内野安打2本と四球で2死満塁とすると、「初回の先制のチャンスで走塁ミスをしてしまったので、何とか取り返したかった」という清田が門倉のフォークを中前へ弾き返し先制の2点適時打。「今年最後の試合をこれだけのマリーンズファンの中でできるなんて最高っス。楽しんでやっているっス」と笑顔を見せた。5回には、先頭の今江がSK2番手のチョン・ビョンドゥから左翼席へのソロを放ち、1点を追加。「先頭だしカウント0−2だったので、とにかく思いっきり打ちました」と振り返った今江は「いやあ、ホームランはやっぱり気持ちがいいですね。久々にいい感触で本当に会心でした」と今季ラストの試合で手応えを感じていた。

「自分の持ち味を出せばいいという気持ちで投げた」という先発・唐川は5回を投げて2安打2死球無失点の好投。「調子は良くはなかったけど、なんとか無失点に抑えることができてホッとしています」と話した。ロッテは3回以降は1人も走者を許さず、9回は11日にFA宣言した小林宏が3者凡退で締めた。

SK先発の門倉は打者16人に対し7安打を浴びて2失点を喫し、3回途中でマウンドを下りた。

ロッテ・西村監督
「負けられない中でいつも通りの試合をやってくれた。(相手の)主力が来ていればもっと厳しい戦いになっていたのでは。来年はリーグ優勝を達成し、日本一を目指す。」
SK・金星根監督
「一言で完敗。この日を楽しみにしてきたので悔しい。ロッテはまとまっていたが、(以前より)破壊力は落ちた。(故障の主戦)金広鉉がいれば結果は変わったかも。」

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今江「気持ちがいい」豪快アーチ…ロッテ[報知]

ロッテは、日本シリーズを制覇した勢いをそのままぶつけ、韓国の雄、SKを下した。2回2死満塁で2点打を放った清田は1回に痛恨の走塁ミスをし、満塁の好機をつぶしている。だが、萎縮せずに振り切り「打って取り返したかった」。5回に豪快なアーチを左翼に放った今江も「とにかく思い切り。気持ちがいい」と話した。西村監督の「いつも通り、1つになる試合ができた」に実感がこもっていた。

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ロッテ西岡のポスティング、「オーナー代行は否定的」と瀬戸山球団社長[産経新聞]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長は13日、西岡剛内野手(26)のポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍について、重光昭夫オーナー代行が否定的な見解を示していることを明かした。同日行われた日韓クラブチャンピオンシップの試合前、東京ドームで報道陣の取材に応じた。

瀬戸山球団社長は「ロッテとしてはもうしばらく残って欲しい。オーナー代行もそういう意向」と述べた。現在、西岡の説得に当たっているが「彼の気持ちもかなえてやりたい。『ベストな成績が出たときに長年の夢をよろしく』といわれていた。約束は反故にはできない」と苦しい事情を明かした。

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ロッテさまさま、3万超えに喜ぶNPB、日韓クラブ選手権[産経新聞]

出場球団によっては赤字もありえたが、集客力のあるロッテが出場したおかげで大会の黒字は確実となった。観衆は3万2743人。「2万2、3千人なら損はなかったけど、目標の3万人以上。黒字は間違いない」。大会を主催した日本野球機構(NPB)の関係者はほおを緩めた。

日本、韓国、台湾、中国の優勝チームよるアジアシリーズは、赤字のため昨年から日韓王者による1試合大会に縮小された。昨年は約700万円の黒字も、収益を計算できない大会に反対する球団が多く、加藤良三コミッショナーの強い要望で継続した経緯がある。

五輪野球復活への布石として、将来的に豪州を含めた5チームの大会も視野に入れる同コミッショナーは「アジア、大洋州の野球の火を消してはいけない」と強調した。

来年は台湾球界が日韓台中によるアジアシリーズの地元開催を希望しており、NPBにも申し入れがあった。目標とするアジア王者と米大リーグ王者との対戦のめどは立っていないが、アジアでの対抗戦は何らかの形で存続する見通しだ。

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[検証:ロッテ下克上日本一]ボビー流一掃、チーム愛で「和」を作り上げた西村監督[スポニチ]

西村監督は強い意思でチームを変えた。バレンタイン前監督のメジャー流調整法を一掃。投手陣の投げ込みを解禁し、秋季キャンプから猛練習を課した。自由だったユニホームの着こなしや髪形も指導。日替わりオーダーも撤廃して、個々の役割を強く意識させた。

前監督との違いはマスコミ対応にもある。前監督はリップサービスもあって選手以上に目立っていたのに対し、西村監督は控えめな発言に終始して前には出ない。「僕はいいんです。主役は選手。選手をどんどん取り上げてください」。選手をいかに気持ち良くプレーさせるかを常に念頭に置いた。ソフトバンクに王手をかけられて迎えた10月17日、CSファイナルS第4戦(ヤフードーム)。指揮官は目をつり上げて足早に球場入りした。ミスが続出して連敗した翌日とあって、紙面に厳しい批評が並んだ。報道陣にも珍しく怒声を発した。後日「僕のことを悪く書かれるのはいい。でもチームのことを悪く書かれるとね。ずっとロッテにはお世話になっているし、それだけ愛情があるんです」と説明。ナインはその愛情に応えるかのようにCS、日本シリーズを勝ち上がった。

レギュラーシーズンでも報道陣の前でミスをした選手を責めなかった。「次はやってくれるでしょう。いつでも期待していますから」と常に信頼の言葉を口にした。我慢強い起用が荻野貴、清田、岡田ら若手が台頭する土壌をつくりあげた。

チーム愛はスローガン「和」につながる。オーダー固定で出番が少ない控え組との食事会、猛練習で選手同様に負担が増えた裏方との食事会も開催。遠征から帰京する際、裏方の新幹線グリーン車利用を球団に直談判したこともあった。チームの一体感は強まり、最後に大輪の花を咲かせた。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]回復の兆し[毎日新聞]

◇「ひざ」かばわない練習

鴨川市営球場で秋季キャンプに参加している。選手の表情は皆明るい。練習を見守ってくれる市民の姿もある。第3クール2日目の12日、曇り空に時々晴れ間がのぞく。今の練習テーマは「ひざをかばわないように」。午前中、併設されている陸上競技場の階段で昇り降りを15分ほど繰り返した。軽い負荷でひざ周りの筋肉を鍛える。

午後のティー打撃とフリー打撃では引き付けて打つことを意識。いつも心掛けていることだ。でも下半身がふらふらだった。振り込みの量が不足しているからだ。外野の守備も走り込んでいないから思うように足が動かない。ひざもかばっている。体が勝手にそうなってしまう。課題だ。

その後、マウンテンバイクに乗って近くの山へ。「自転車があったから」と気軽に始めた。リフレッシュにもなり、太ももの筋肉も付くので意外といいなと感じている。

個人練習では、マシンを使って左打ち、右打ちでフリー打撃。左でのフリー打撃は秋季キャンプから取り入れている。ひざにはまだ違和感があり、腫れる時もある。状態を見ながらやっている。でも動ける量は徐々に増えてきている。(まとめ・荻野公一)

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