わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月28日

薮田が西岡に“母国語のススメ”…ロッテ[報知]

ロッテ・薮田安彦投手(37)が28日、ポスティングシステム(入札制度)でのツインズ入団が決定的となった西岡剛内野手(26)に“母国語のススメ”を説いた。「メジャーの選手も日本語を話したがる。向こうから声をかけてくるから」と積極的な交流を勧めた。

自身が08年から2年間在籍したロイヤルズは、ツ軍と同じア・リーグの中地区に所属。ロ軍のホーム・ミズーリ州、ツ軍のホーム・ミネソタ州ともに、日本人は少ないという。「(日本語で通じないときは)英語の単語を並べて喋って何とかしていた。コミュニケーションは苦ではなかったですね」と経験を語った。

ツ軍については「クリーンアップはマウアーとかいるし、足の速い選手も多い。細かい野球ができて、今年のロッテに近い」と分析。今季打率3割4分6厘、22盗塁をマークしたリードオフマンにはピッタリのチームと力説した。

メジャーで3勝を挙げた右腕はこの日、千葉マリンでキャッチボールなどで約2時間、汗を流した。先に海を渡った先輩として、後輩の活躍を何より願っている。

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薮田が西岡にエール!「ツインズは今年のロッテみたい」[スポニチ]

昨年までツインズと同じア・リーグ中地区のロイヤルズに在籍したロッテ・薮田が、ツ軍と交渉に入る西岡にエールを送った。

本拠のミネアポリスについて「日本人が少ない。春先や9月は寒い」と体調管理の大切さを強調。言葉の問題については「チームメートから話しかけてくるし、苦じゃなかった」と、ロッテでも外国人選手と積極的にコミュニケーションを図ってきた西岡なら問題ないとした。何度も対戦したツインズの印象を「1、2番が出て、走って、中軸で還す。今年のロッテみたい」とし、西岡にフィットする球団だと話した。

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マーくん筆談で千葉PR[ニッカン]

ロッテの公式マスコット「マーくん」と「リーンちゃん」が千葉県観光協会の主催するPRイベントに参加した。千葉市内の幕張新都心(JR海浜幕張駅前)で県内各地域のキャラクターが集合し、観光団体とともに実施された。「マーくん」と「リーンちゃん」はトークショーも行ったが、着ぐるみのマスコットで話ができないため、ボードに字を書いて「筆談」で質問に回答していた。

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薮田「ホールド王」奪取誓う[ニッカン]

ロッテ薮田安彦投手(37)が、「ホールド王」の奪取を誓った。28日は千葉マリンで自主トレを行い、ウエートとネットスローなどで体を動かした。今季は中継ぎとして2勝5敗、防御率3.15の成績だったが、日本シリーズでは4試合の登板で防御率0.00と活躍。来季へ向けて「防御率が3点台だったので、そこを2点、1点台に抑えたい。もう1度、ホールドのタイトルが欲しいですね」と意気込んでいた。

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大松「4番挑戦」の自主トレ[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(28)が28日、来季の巻き返しを誓った。千葉マリンで自主トレを行い、下半身のウエートトレーニングや加速走も取り入れるなど、日本シリーズで痛めた右太もも裏も順調に回復。今季は打率2割6分で本塁打16本、シーズン終盤からは「8番」に降格するなど不本意な1年だった。「喜べない部分も大いにあった。(来季は)1年間通してクリーンアップを打ちたい。4番にも挑戦したいですね」と力強く話した。

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ツインズはロッテ似、薮田が西岡後押し[ニッカン]

ロッテ薮田安彦投手(37)が西岡剛内野手(26)との独占交渉権を獲得したツインズの印象を明かした。08年から2年間、同じア・リーグ中地区のロイヤルズでプレー。ツインズについて「強い。1、2番は足が速いし、クリーンアップは長打力がある」と言い、ロッテのような野球かと聞かれ「そんな感じですね」。メジャーでの成功の秘策は「それは井口に」と言葉を濁しつつ、「米国人は日本語を喋りたがるし、コミュニケーションは取りやすかった」と、言葉の壁は問題ないと話していた。

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米メディアが西岡に期待「ツ軍も前進」[サンスポ]

米大リーグ、ツインズがポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を獲得したロッテ・西岡剛内野手(26)について、米メディアが大きく扱った。ツ軍が本拠地を置くミネアポリス(米ミネソタ州)の地元紙、スター・トリビューン(電子版)は『NISHIOKA TIME(西岡タイム)』と見出しをつけて報じた。

記事では「これまでメジャーに挑戦してきた、ほとんどの日本人選手よりも西岡は若く、彼の輝かしい1年とともに、ツ軍も前進することを望んでいる」と、大きな期待を寄せた。また、以前にスポーツメーカーのCMで西岡が「世界中の人に最高の遊撃手と認めてもらうことが目標」と語っていたことも紹介された。今季の正遊撃手だったJ・J・ハーディ内野手(28)は放出される方向で、受け入れ準備も着々だ。

500万ドル程度とされていた落札金額も530万ドル(約4億4500万円)だったと判明。正式移籍を前に、西岡待望論が早くも飛び交っている。

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ツインズ、西岡にイチローでもなかったVIP契約を用意[スポニチ]

ポスティング・システム(入札制度)で大リーグ移籍を目指すロッテ・西岡剛内野手(26)に対し、独占交渉権を獲得したツインズが4年契約を用意していることが27日(日本時間28日)、分かった。

過去の日本人野手は3年が通例だが、球団側は26歳という若さを考慮。地元紙は最大1500万ドル(約12億6000万円)まで用意していると伝えており、今季年俸1億7000万円の西岡にとって、破格の提示となる可能性が出てきた。

大リーグ関係者は西岡の契約について「若いし、さらに伸びる可能性の高い選手とツインズは評価している」と言及。日本人野手最年少の26歳での移籍は大きな魅力で、関係者の話を総合すると、30歳シーズンまで確保した4年契約へ向けた準備を進めているという。

大リーグでの実績のない日本人野手は、これまで「3年」契約が通例だった。過去に入札制度で移籍したイチロー(マリナーズ)、岩村(レイズ)も同様。入団時に4年契約を結んだ野手はFAを含めても福留(カブス)の1人だけだ。

球団にとってはリスク回避、選手側にとっては付帯条件にFAをつけることで、契約満了後に自由に球団を選択できる意味合いを含め、その目安ともいえるのが年俸調停の権利も得られる3年だった。しかしスミスGMが「試合だけでなく、打撃や守備練習も全て見ている」と語るなど、ツ軍はこれまで西岡を徹底的に調査。日本人野手「最長タイ」となる4年契約は、米球界に適応できると判断したからこそのVIP契約といえる。

応札額を530万ドル(約4億4500万円)に抑えられた点も大きい。ツ軍の地元紙は西岡との契約に向けて、1000万〜1500万ドル(約8億4000万〜12億6000万円)の用意があると報道。4年総額1500万ドルなら、年平均375万ドル(約3億1500万円)。今季年俸1億7000万円から倍近い昇給と、西岡にとっても申し分ない条件となる。

ツ軍は捕手のマウアーに8年契約、主砲モーノーに6年契約と、主力選手を長期契約で確保し、チームの基盤を固めてきた。西岡へ4年契約提示となれば、期待の表れともいえる。独占交渉期間は30日間あるが、破格の条件によって交渉はスムーズに進みそうだ。

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