わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月30日

契約更改

選手年俸前年比
荻野貴2500万円△67%
清田2500万円△67%

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ロッテ清田、後半爆発1000万増[ニッカン]

“特別査定”の大幅増を勝ち取った。ロッテのルーキー清田育宏外野手(24)が11月30日、初の契約更改交渉に臨み、1000万円アップの推定年俸2500万円で一発サインした。シーズン終盤の8月からレギュラーに定着。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズでは計3本塁打の新人記録を樹立。後半戦の印象度がものをいった。

常に明るい清田の表情は一段と晴れやかだった。初の契約更改交渉に臨み、満足の一発サイン。ルーキーイヤーを振り返り、「1年目からこんなに試合に出られるとは思ってなかった。日本シリーズを戦えて、優勝もできて、ほんとにいい1年になったなと思います」と、驚きと同時に納得のいくシーズンとなった。

ポストシーズン3発の“特別査定”だった。今季はシーズン終盤の8月からレギュラーに定着。64試合の出場で打率2割9分、2本塁打、18打点の成績。それ以上に、強烈に「清田」の名を印象づけたのが、ポストシーズンだった。通算で3本塁打を放ち、長嶋、仁志、原を超える新人記録を樹立。また、日本シリーズでは86年の清原以来となるルーキーV打を放つなど、日本一は清田なしでは語れない活躍を見せた。石川球団運営本部長は「ポストシーズンの考慮は当然ありますよ。前半戦は荻野貴、後半戦は清田ということです」と、高評価の内容を説明した。当然、勝負どころの夏場からレギュラーに定着し、CS進出の原動力となったことがベースにある。レギュラーシーズンでの得点圏打率は3割7分2厘。荻野貴、早坂が相次いで離脱。外野手としてその穴を十分に埋めてみせた。「いろいろ(項目が)並んでましたけど、よく分かりません。得点圏を評価してもらいました」と話すように、勝負強さも大幅増の一因となった。

ドラフト4位で指名された昨秋、「正直迷っています。ドラフトにかかったことは嬉しいけど、4位という評価で悔しい気持ちが強い」と複雑な思いもあった。悔しさの入り交じった入団となったが、1年後に見返した。荻野貴の遊撃コンバート案もあり流動的だが、外野のポジションを争う姿勢をみせる。「負けたくはないけど、蹴落としてまでとは思わない。一緒に試合に出たいですね」と、ともに切磋琢磨してさらなる飛躍を誓った。

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ロッテ荻野、前半牽引1000万増[ニッカン]

右ひざ半月板損傷で5月中旬に離脱したロッテ荻野貴司外野手(25)も、開幕直後の活躍が考慮され1000万円アップで更改した。

荻野貴が遊撃手挑戦に意欲をみせた。来季、メジャーに移籍する西岡剛内野手(26)の穴を埋めるべく、コンバート案が浮上。この日、契約更改交渉に臨み、清田育宏外野手(24)と同じく1000万円増の年俸2500万円でサイン。関学大時代以来3年ぶりとなる遊撃手転向プランに関して「その話はされてません。やれと言われれば準備はします。試合に出られるならどこでもいい。小学校から大学までずっとショートだったし、守れるのならやってみたい、チャレンジしてみたい気持ちはあります」と、意欲を示した。

関学大時代には、1年秋からレギュラーに定着し、遊撃手で関西学生リーグのベストナインを5度受賞。送球難から社会人のトヨタ自動車で外野手に転向したが、守備範囲の広さには定評があった。右ひざ半月板を痛めたこともあり、遊撃は負担も大きい。それでも「2月のキャンプでは100%の状態にできるようにやっていきます」と、力強く宣言した。「悔しい1年だったと思います。来年はシーズン通してチームに貢献したい」と、来季の巻き返しへ新境地を開く。

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ツインズは西岡との交渉が本格始動[ニッカン]

地元紙ミネアポリス・スタートリビューン電子版が11月29日(日本時間30日)、ツインズとロッテ西岡剛内野手(26)の契約交渉が本格的に始まったと報じた。ビバリーヒルズ・スポーツ・カウンシル社の広報担当が「ツインズから西岡の代理人リック・サーマン氏に連絡があった」と認めたという。またCBSスポーツ電子版も29日付で西岡を特集。ある球団スカウトは「彼は優れたアスリート。素晴らしい足があるし守備範囲も広い。打撃も大きく向上している」と高評価。ツ軍のスカウト部門についても「彼らは選手のスカウティングでミスをすることはない。国内、国外ともにしっかりしている」と紹介し、メジャーでの成功を期待する内容だった。

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ロッテ清田&荻野、仲良く1000万円増[サンスポ]

日本一ロッテのルーキーコンビ、ドラフト4位入団の清田育宏外野手(24)と、同1位の荻野貴司外野手(25)が11月30日、契約更改交渉に臨み、ともに1000万円増の2500万円でサインした。日本シリーズなどポストシーズンで、新人最多の3本塁打を放った清田は、来季は本塁打封印で打率3割挑戦を表明。開幕ダッシュに貢献しながら5月下旬に故障で離脱した荻野貴は、遊撃転向で“ポスト西岡”に名乗りをあげた。

「前半の荻野貴、後半の清田」という石川球団運営本部長のキャッチフレーズ通り、入れ替わりで活躍した新人コンビが、1000万円アップの2500万円で一発サインだ。

日本シリーズで新人歴代最多タイの6打点を挙げた清田は、「すごく評価してくれたと思います」と満面の笑み。5月24日に1軍へ昇格し、故障した荻野貴に代わり中堅のレギュラーを獲得。64試合で打率.290、18打点。特にポストシーズン新人最多となる3本塁打を放った。

だが、来季は本塁打をあえて封印。「ホームランは嬉しいけど、逆方向にヒットを打つ方が打率の変動はない。数字が大事。来年はフル出場して3割を打ちたい」と表明した。

一方、荻野貴は5月21日のヤクルト戦で右ひざ外側半月板を損傷し戦線離脱。代役の清田に活躍の場を譲ったが、「2番・中堅」で開幕スタメンに起用され46試合で打率.326、25盗塁を記録し、開幕ダッシュに貢献した。

「予想以上に年俸をあげていただいた」と感謝する一方、清田の台頭に加え、球団は今年のドラフト会議で、同じ右打ちの外野手である伊志嶺(東海大)を1位指名。西岡のメジャー挑戦で空席となる遊撃へのコンバートを希望した。

トヨタ自動車では外野手も、関学大まで遊撃手で「やってみたい気持ちがある。試合に出られるのならどこでもいい」と荻野貴。盗塁王を「狙えるなら狙いたい」というスピードスターが、足だけでなく守備でも“ポスト西岡”への賭けに出る。

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「ポスト・西岡」任せろ!荻野貴、遊撃挑戦[スポニチ]

ロッテ・荻野貴が30日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸2500万円でサイン。2年目の来季は、ポスティング・システム(入札制度)でツインズから応札があった西岡に代わる「1番・遊撃」を目標に掲げた。「チャレンジしてみたい。(遊撃は)守れるのなら守りたい。いくつか守れれば試合に出られる可能性が大きくなる」。

首脳陣が構想を温める中堅から遊撃へのコンバート案。関学大まで守ったポジションだけに不安は少ない。50メートル走5秒6の快足を武器に開幕スタメンを勝ち取った今季は「2番・中堅」としてチームの躍進に大きく貢献。だが5月に右ひざ半月板損傷で離脱し、そのままシーズンを終えた。自身が離脱中に清田、岡田が台頭。今秋ドラフト1位の伊志嶺(東海大)も加わる。左翼・大松と右翼・サブローは不動のレギュラー。中堅定位置争いの激化は誰の目にも明らかで、荻野貴の遊撃挑戦案は自然の流れと言える。

その荻野貴は今季の出場が46試合に終わりながらチーム最多25盗塁を記録。打率.326の打撃面と合わせてリードオフマンとしての資質も十分ある。「(西岡)剛さんには野球に取り組む姿勢とか教わった。それができるようにやりたい」。ケガなく1年間働けば手が届きそうな盗塁王も「狙いたい」と宣言。イケメン、俊足…西岡と共通点が多い25歳が、スピードスターを継承する。

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清田も1000万円増、来季はフル出場![スポニチ]

ロッテ・清田も1000万円増の年俸2500万円でサインした。後半戦から中堅に定着し、日本シリーズでは新人歴代最多タイの6打点を記録するなどポストシーズンで大ブレーク。

「来年は(荻野貴と)一緒に試合に出られるように頑張りたい。144試合、フルに出たい」。出身地の千葉県鎌ケ谷市から市民スポーツ賞が贈られ、1日に表彰されるルーキーは、打率3割も来季の目標に掲げていた。

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西岡の交渉開始…06年MVPの主砲も歓迎[スポニチ]

ポスティング・システム(入札制度)でメジャー移籍を目指すロッテの西岡剛内野手(26)が、独占交渉権を獲得したツインズと交渉を開始した。西岡と契約するビバリーヒルズ・スポーツ・カウンシル社のクオ広報部長が29日(日本時間30日)スポニチ本紙の取材に「サーマン代理人とツインズの間で話し合いはすでに始まっている」と明かした。

入団へ前向きな西岡にツ軍の主砲モーノーも大歓迎だ。06年に34本塁打、130打点でア・リーグMVPを受賞した29歳は「(西岡の)記事は読んでいる。わずか144試合で200本以上を打つなんて凄い」と絶賛。今季はチーム68盗塁(リーグ12位タイ)と機動力に欠けていただけに「打線にスピードがある選手がいてくれたらと思っていた。交渉がうまくいってくれれば」とラブコールを送っていた。

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荻野貴「ポスト西岡」に意欲…ロッテ[報知]

ロッテの荻野貴司外野手(25)が30日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、1000万円増の2500万円でサインした。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍が決定的な西岡の後釜候補として、「やってくれと言われれば。チャレンジしてみたい」と遊撃へのコンバートに意欲をみせた。

送球難などの理由で社会人のトヨタ自動車から外野手に転向したが、関学大時代までは遊撃手だった。西村監督は「守れそうな選手は誰でもチャンスがある」としており、「ショートを守れるなら守りたい」と望むところだ。

今季は「2番・中堅」で開幕スタメンを勝ち取り、46試合出場で打率3割2分6厘、25盗塁とチームの開幕ダッシュに貢献。5月下旬の右ひざ故障で残りシーズンを棒に振ったが「自信にはなった」と手応えもつかんだ。自慢の俊足はリードオフマンとしてうってつけで、コンバートが実現すれば、「1番・遊撃」だった西岡の穴を埋める有力候補になりそうだ。

来春キャンプに向けてリハビリの経過は順調。「自分もあの舞台(日本シリーズ)でやりたかった。来年はシーズンを通してチームに貢献したい」と気持ちを新たにした。

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荻野貴「予想以上」のアップ[ニッカン]

ロッテ荻野貴司外野手(25)が、来季の全試合フル出場を誓った。30日、初の契約更改交渉に臨み、1000万円アップの推定年俸2500万で更改。5月中旬に右ひざ半月板損傷で長期離脱。シーズン中の復帰はかなわなかった。今季46試合で打率3割2分5厘、25盗塁の成績で1年目を終えた。それでも球団から前半戦の活躍を評価され「予想以上に上げてもらった。『来年は144試合全部出てもらわないと』と言われました。今年はケガをしてしまったので、シーズン通してチームに貢献したい」と巻き返しを誓った。

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清田1000万アップで1発[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(24)が、1発サインで初の契約更改を終えた。1000万円アップの推定年俸2500万円で更改した。今季はシーズン終盤の8月からレギュラーに定着。64試合の出場で打率は2割9分、2本塁打の結果だった。加えて日本シリーズでは3割3分3厘、1本塁打、6打点。後半戦の活躍が光り、「すごく評価してくれたと思います。1年目からこんなに試合に出れると思ってなかったし、最後も日本シリーズで優勝できて、いい1年になりました」と満足そうに話した。

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ロッテ・清田、1000万円増に笑顔[サンスポ]

ロッテの清田外野手が30日、契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸2500万円でサインした。日本シリーズで、新人の歴代最多に並ぶ6打点を挙げるなど活躍した。「今年の経験はこれからもう1度できるか、できないか。1年目から経験できて、これからにつながっていく」と笑顔だった。シーズン途中から中堅に定着。64試合に出場して打率2割9分、18打点だった。「来年はまずはレギュラーとして、144試合に出たい。(打率)3割を打ちたい」と抱負を語った。(金額は推定)

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ロッテ・荻野貴は2500万円で契約更改[サンスポ]

ロッテの荻野貴が30日、1000万円増の年俸2500万円で契約を更改した。5月下旬に負傷で離脱するまで、足で引っ張ったルーキーは「来年はシーズンを通してできるようにやりたい」と話した。西岡が米大リーグに挑戦するため、外野から遊撃へのコンバート案もある。「やってみたい気持ちがある。守れるなら守りたい。(試合に)出られるなら、どこでもいい。打順も関係ない」と話した。(金額は推定)

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日本シリーズ分配金、ロッテと中日の差は1人あたり82万円も[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は30日、今年の日本シリーズの入場料収入が7試合で12億5457万円だったと発表した。

選手分配金は勝ったロッテが9877万4884円で、敗れた中日は6584万9923円。シリーズ出場有資格選手40人で割るとロッテは1人約247万円、中日は1人約165万円となる。選手分配金は第4戦までの入場料収入から共通経費を引いた額の28%(勝者16.8%、敗者11.2%)で、所属球団を通じ監督、コーチ、選手に分配される。また、球団分配金はともに2億8838万6934円だった。

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