12月8日12月8日| 選手 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 井口 | 1億8000万円 | 0％ |
| サブロー | 1億3000万円 | 0％ |
| 薮田 | 6000万円 | △20％ |
ロッテ井口資仁内野手（36）が、メジャー移籍を目指す西岡剛内野手（26）に、とっておきのグルメ指南を直伝したことを明かした。8日、現状維持の1億8000万円で契約更改。交渉後の会見で、西岡の移籍先のツインズに話題が移ると「（本拠地の）ミネアポリスは寒いんですが、全米一うまいピザがあるんです。それは教えました」と話した。
「ピザ・ルッチェ」という名のデリバリーピザで、ツインズ戦の際には、必ずホテルで注文したという。「他とは断然違う。どのトッピングもうまい！冷めてもうまい！」と力説。井口の周囲では大人気で「『今、ピザ食ってるよ、うまいな』って電話してくる選手もいます」と、同ピザ愛好の輪は広がっていると言う。グルメ以上に、惜しみない野球指南も施した西岡はチームを去るが「埋めてくれる選手は出てくる。そこで3番を打てれば。今年の3位は不本意。リーグ優勝して日本一になりたい」と連覇に意欲的だった。
ロッテ4番のサブローが8日、3年契約の3年目となる来季について現状維持の1億3000万円でサインした。ただ“主砲”の座に執着はなく「大松が（5日の会見で）『4番を打ちたい』と言っていたでしょ。やったらエエやん。僕は全然興味ない」と禅譲を宣言した。
今季リーグ2位の103打点をマークし、来季3年契約の3年目を迎えるロッテ・井口が8日、現状維持の1億8000万円で更改。大リーグ経験者だけに、西岡の入団が秒読みのツインズについて「強いチームで若い選手も多い。いい環境です。出前のピザは全米一美味しい」と指摘していた。
ロッテ・サブローも井口と同様に来季が3年契約の3年目となり、年俸は現状維持の1億3000万円プラス出来高でサイン。交渉の席では選手会長として球場設備の充実などを訴えた。「来年は千葉マリンで球宴もある。他球団の選手に提供するロッカールームも整理しないと」。勝負強い打撃で日本一に貢献した「つなぎの4番」は、さらなる飛躍へ打撃フォームをマイナーチェンジする考えも明かした。
ロッテ・井口が8日、千葉マリンで契約更改交渉に臨んだ。来季は3年契約3年目のため現状維持の年俸1億8000万円プラス出来高ですんなりサイン。それよりも海を渡る後輩が気になる様子。メジャーで世界一を2度経験した優勝請負人は、ツインズと交渉中の西岡に「全米一のススメ」を説いていた。
ツインズの本拠地・ミネアポリスについて「凄く寒いから体調管理に注意が必要。でも出前のピザはおいしい。剛（西岡）に全米一美味しいと伝えました」。自身もミネアポリスのホテル滞在中には必ず注文していた「ピザ・ルッチェ」は現地で最も美味と評判が高く「他のピザと全然違う。冷えてもうまいし、どのトッピングでもうまい」という。
また西岡が抜けた後の正遊撃手候補の1人、細谷が井口に弟子入りを志願。阪神・鳥谷らと来年1月に沖縄・名護で合同自主トレを行う予定で、井口は二遊間を組む西岡の後継者も育てていく。
ロッテの井口資仁内野手（36）が8日、千葉マリンで現状維持の1億8000万円プラス出来高で契約更改した。来季が3年契約の最終年。今季はリーグ2位の103打点を挙げて、「今年以上の数字を残したい。若い選手を引っ張っていきたい」と西岡の後継者育成にも一肌脱ぐ。
来年1月の自主トレは、毎年恒例で阪神・鳥谷らと沖縄・名護市で行う。今回は来季6年目の細谷が志願の初参加となるそうで、「教えられることは教えたい。ショートの鳥谷もいるし、練習している姿を見るだけでも価値がある」と“井口塾”の門戸を広げるつもりだ。
細谷は今年のファーム日本選手権でMVPを獲得した有望株。「ツヨシ（西岡）が抜ける穴は大きいが、埋める選手が出てくると思う」。チームの底上げに力を惜しまず、期待の若手に刺激を与える。
ロッテのサブロー外野手と薮田投手が8日、契約更改交渉を行い、サブローが現状維持の年俸1億3000万円プラス出来高払い、薮田が1000万円増の年俸6000万円で更改した。サブローは一昨年のオフに3年契約を結んでいたことが分かり、来季が3年目となる。
選手会長のサブローは終盤から4番に座るなど、71打点を挙げた。前回日本一になった2005年の翌年は4位に沈んだだけに「僕の夢である常勝チームをつくれるようにしたい」と誓った。63試合に登板し、防御率3.15の薮田は「防御率をもっと良くしたい」と話した。（金額は推定）
ロッテの井口資仁内野手（36）が8日、千葉マリンスタジアム内で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸1億8000万円プラス出来高払いでサインした。来季が3年契約の3年目。
井口は143試合に出場し、打率2割9分4厘、17本塁打、103打点。「もっと飛躍して、もう1つ上のレベルを目指したい。パ・リーグで優勝して日本一になりたい」と来季を見据えた。
二遊間を組んだ西岡は米大リーグへの移籍が濃厚。「誰と組むかは分からないが、引っ張っていかないといけない」と語った。（金額は推定）
ロッテ・サブロー外野手（34）が8日、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の1億3000万円でサインした。会見では、実は09年からの3年契約だったことを明かし、来季は3年契約の最終年にあたることを明かした。4番として日本シリーズでも活躍し、日本一に貢献したが、来季こそ大事と強調。前回日本一になった05年の翌年は4位と失速しただけに「06年のときみたいにBクラスではよくない。常勝チームを作りたい」と話した。（金額は推定）
ロッテ薮田安彦投手（37）が8日、1000万円アップの6000万円で契約更改した。今季は3年ぶりに日本球界に復帰し、チーム2位の63試合に登板してブルペンを支えた。「試合数はチーム2位でしたが、防御率が3点台（3.15）だったのが納得いかない。防御率を落として、チームに貢献したい」と話した。（金額は推定）
ロッテ井口資仁内野手（36）が8日、千葉マリンで契約更改交渉を行い更改した。来季は3年契約の3年目とあって、年俸は今季と据え置きの1億8000万円のまま。リーグ2位の103打点。44二塁打、98四球、14死球はリーグトップと、申し分ない成績を残し、3番としてチームを引っ張った。「日本一になったが実際問題3位。やはり、3位は不本意。リーグ優勝をして日本一へ。さらに上を目指せるようにしたい。数字というより、いかにチームに貢献できるか、ですね」と、来季のパ・リーグ制覇に向け、献身的に働くと話した。