わたしはかもめ2010年鴎の便り(12月)

便

12月15日

契約更改

選手年俸前年比
伊藤5000万円△67%
成瀬1億3000万円△30%

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ロッテ成瀬1.3億、生涯開幕投手宣言[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(25)が、生涯開幕投手を宣言した。15日、契約更改交渉に臨み、3000万円アップの1億3000万円でサイン。初めて開幕投手を務め、シーズン13勝。CS両ステージ、日本シリーズを含め4度の開幕を任され、日本一に貢献した。「すごい内容のある1年だった。開幕投手を4度出たのは良い経験でした。オフはスタミナ面をしっかりやって、やるからには2年連続で開幕を務めたい。ロッテにいる限り、このポジションは奪われたくない。意地でも来年も投げたいですね」とエースの自覚を口にした。

来季の開幕は仙台での星野楽天。星野仙一監督(63)とは、08年の北京五輪で同じチームとなった縁がある。「すごい楽しみですね。08年から成長した姿を見せられる。ここまで来ましたというのを見せられる」。恩師に一本立ちした姿を披露したいと、はにかんだ。下克上日本一の起点となったエースは「最多勝を取ることで見えてくる」と沢村賞も視野に入れた。

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ロッテ・成瀬が“永久開幕投手”を宣言![サンスポ]

ロッテの成瀬善久投手(25)が15日、契約更改交渉に臨み、3000万円増の1億3000万円でサインした。日本一に貢献した左腕は「球団から『投手の中でいちばん評価している』と言われた。すごく内容のある1年でした」と会心の表情だった。

今季はチームで唯1人ローテを守り、自己初の200イニング超え(203回2/3)を果たして13勝11敗。さらに、3位からの下克上を完成させたポストシーズンでは5戦3勝とフル回転した。

そんなエースがこだわるのは、今年初めて務めた開幕投手の座だ。「ロッテにいる限り、誰にも奪われたくない」と“永久開幕投手”を宣言した。

来年3月25日開幕戦(Kスタ宮城)の相手は楽天。敵将の星野監督は成瀬が2008年北京五輪へ日本代表として出場した際の指揮官だ。「成長した姿を見て欲しい」と開幕初白星を狙う。エースの自覚で日本一連覇へ弾みをつける。

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成瀬、開幕戦必勝宣言!“恩師”星野監督倒す!…ロッテ[報知]

ロッテの成瀬善久投手(25)が15日、千葉マリンで契約更改交渉を行い、3000万円増の1億3000万円でサインした。今季は13勝11敗で、ポストシーズンで計3勝と大車輪の活躍。2年連続の開幕投手を狙うエースは、「投げるからには勝ちたい」と来年3月25日の楽天との開幕戦(Kスタ)で必勝を宣言。08年の北京五輪日本代表を率いた星野監督から、“恩返し”の白星を奪い取る。

代表入りした08年の北京五輪は、4登板で12イニングを無失点。1−0で勝った1次リーグのカナダ戦では、星野監督が「殺す気か」と貧打を嘆いた一方、7回無失点の勝利投手と期待に応えた。国際舞台を経験させてくれた“恩師”に、「(対戦は)すごく楽しみ。08年から成長した姿を見せるチャンス」と闘志を燃やした。

初めて大役を担った今季の西武戦(西武D)は、涌井と投げ合い、8回2失点も敗戦投手。チームは07年の引き分けを挟んで開幕戦5連敗中で、「何年もロッテは勝っていない。開幕を勝ったら、いいスタートが切れる」と気合十分。闘将を倒して7年ぶりの開幕勝利となれば、“持ってるエース”になれる。

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成瀬が3000万円増「内容のある1年」と笑顔[スポニチ]

ロッテの成瀬が千葉マリン内で契約更改交渉に臨み、3000万円増の1億3000万円でサインした。

初の開幕投手を務めた今季は13勝11敗。ポストシーズンでは5試合で3勝0敗と勝負強さを発揮した。チームを05年以来の日本一へと導き「投手で1番評価していると言っていただいた。内容のある1年でした」と笑顔を見せた。来季は2年連続開幕投手と自身の背番号と同じ17勝を目標に掲げ「ロッテにいる限りは開幕投手は奪われたくない。17勝すれば最多勝、そして沢村賞も見えてくる」とタイトル奪取を宣言した。

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ロッテ伊藤2000万増、最多65戦登板[サンスポ]

今季チーム最多の65試合に登板し30ホールドポイントをあげたロッテ・伊藤は15日、2000万円増の5000万円プラス出来高払いでサインした。守護神・小林宏が抜けたが「チームから与えられたポジションで頑張りたい」と中継ぎ“続投”を誓うとともに、来季の目標としてプロ入りから4年連続となる50イニング登板を掲げた。

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成瀬、1億3000万円でサイン「充実したシーズンだった」…ロッテ[報知]

ロッテの成瀬投手が15日、千葉マリンスタジアム内で契約更改交渉を行い、3000万円増の年俸1億3000万円でサインした。「充実したシーズンだった」と笑顔で話した。

今季は自身初の200投球回をクリアし、13勝を挙げた。ポストシーズンでも好投を続け、日本一の原動力となった。来季の目標に2年連続で開幕投手を務めた上で、最多勝のタイトル奪取を掲げ「自分の力で(若手を)引っ張っていきたい」とエースとしての自覚を見せた。

救援陣の一角を担った伊藤は2000万円増の5000万円プラス出来高払いで更改。1年目から3年連続で50試合以上に登板した右腕は、交渉の席で「苦しさ、メンタル面の大変さを伝えた」と中継ぎ陣の環境改善を訴えた。(金額は推定)

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ロッテ・伊藤“激渋”査定 エース成瀬との差に同情の声[夕刊フジ]

公式戦3位から日本一の座に成り上がったロッテの契約更改で、エースは本人もびっくりの大幅アップ。対照的に、大車輪の中継ぎ投手は意外な低評価で報道陣からも同情されるほどだった。

15日に契約更改交渉に臨んだのは、成瀬善久投手(25)と伊藤義弘投手(28)。

3000万円増の来季年俸1億3000万円(金額は推定、以下同)で1発サインした成瀬は、「今季は貯金が2個(13勝11敗)しかできていない。内容的にも、打たれて早い回に降板した試合が結構あった。(公式戦で)3位になった責任は自分にもある」と反省の弁を並べた。

11勝5敗で貯金6を稼いだ昨年に比べると、今季成績は地味。防御率も昨年3.28から今季3.31へと悪化した。ポストシーズンに入って5試合で3勝無敗と活躍し日本一に貢献したが、評価が難しい年だった。

一方の伊藤は、全国的な知名度は低いが、プロ1年目の2008年から3年連続50試合以上登板。今季の登板数65はパ・リーグ2位タイで、防御率3.48も上々だ。

それでも球団の提示は2000万円増の来季年俸5000万円どまり。1時間以上粘った交渉で「中継ぎ投手がシーズンを通して投げると体にどれほど負担がかかるか。結果的に登板しない試合でも、ブルペンで準備する苦しさ。特に、僕のように勝ちパターンでも負けパターンでも登板する投手のメンタル面の大変さ」を切々と訴え、出来高払いを加えることで渋々サインした。

ベテランの小林宏がFAで抜けるだけに、石川晃球団運営本部長は成瀬に対し、「来季はさらに引っ張って欲しい。ウチのエースですから、他球団のダルビッシュ(今季年俸3億3000万円)、岩隈(同3億円)、和田(来季年俸3億3000万円で更改済み)らが比較の対象になる」と絶賛。一方で伊藤については、報道陣から「倍増でもいいのでは?」との質問さえ飛んだが、「球団によって査定の仕方は違うが、ウチの方法でキチッと評価した」と突っぱねた。

支給されたボーナスの額を横目に、伊藤に同情するサラリーマン諸氏も多いだろうが…。

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