わたしはかもめ2010年鴎の便り(12月)

便

12月18日

ロッテ・清田、144戦フル出場だ![サンスポ]

日本シリーズで新人ながら優秀選手に輝いたロッテ・清田育宏外野手(24)が18日、千葉市内で少年野球教室に参加し、来季の飛躍へ秘策を明かした。来年1月に福浦和也内野手(35)と大松尚逸外野手(28)が沖縄で行う自主トレに参加。開幕1軍はもちろん、レギュラーとして144試合フル出場を狙う。

チームメートの的場、内とともに子供達を指導した清田は、すでに2年目の来季へ向けて手を打っていた。“福浦&大松塾”への入門だ。「大松さんと『自主トレはどうやるんですか』と話していたら、『行くか』と聞かれたんです。福浦さんのバッティングも参考になります」。

来季18年目を迎える2001年の首位打者・福浦に4番奪取を誓う長距離砲・大松。自主トレといえば今年1月、他の新人と合同で行っただけの清田にとって2人は最高の手本になる。

自主トレは来年1月9日から沖縄・那覇で行う予定。大松は「1年間戦える体力を養う。今回は夜間も練習できる環境なので、24時間野球漬けになります」と“スパルタトレ”を予告した。

清田は8月から中堅のレギュラーに定着。出場64試合ながら、日本シリーズで存在を猛アピールした。だが、来季のレギュラーは安泰ではない。左翼・大松、右翼・サブローは当確で、復活を期す荻野貴と“育成の星”岡田に加え、ドラフト1位・伊志嶺(東海大)が入団する。「伊志嶺には負けたくない。144試合フルに出場したい」と清田。来年はまずハードな自主トレをこなし、開幕からブレークを目指す。

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ロッテ・サブロー、西岡に「うらやましい」[サンスポ]

米大リーグ移籍を目指したこともあるロッテ・サブローが18日、ツインズへの移籍が決まった“元同僚”西岡にエールを送った。「うらやましいの一言です。思い切りプレーしてもらいたい。普通にやったら結果はついてきますよ」。今オフ、楽天・岩隈とアスレチックスとの交渉が破談となっただけに「(西岡の契約がまとまり)安心しました」とも話した。

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清田が“福浦塾”入門、打撃論学ぶ…ロッテ[報知]

ロッテの清田育宏外野手(24)が、“福浦塾”の門を叩く。千葉市内で野球教室に参加した18日、大松の誘いをきっかけに、福浦とともに来年1月に沖縄・那覇市で自主トレを行うことを明かした。

01年の首位打者に輝いた巧みな打撃論、豊富な経験談、そして1年間戦える体づくりを学び取る。「大松さんに声をかけてもらいまして、(福浦さんの)オフの取り組み方やバッティング(理論)とかが、すごく参考になると思う」と期待に胸を膨らませた。夜間練習が可能な自主トレ施設を確保しており、野球漬けの毎日で鍛えることができる。

サブロー、大松に加えて、新人のドラフト1位・伊志嶺=東海大=と外野のレギュラー争いは激しさを増すばかりだ。「伊志嶺?気にならないと言ったらウソになる。負けられない」と定位置確保へ精進していく。

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内、クローザーやりたい!守護神に名乗り…ロッテ[報知]

ロッテの内竜也投手(25)が18日、来季の新守護神に名乗りを上げた。この日は千葉市内で野球教室に参加。メジャー移籍を目指してFA宣言した小林宏が抜けるため、来年のクローザー候補は横一線の白紙状態。「(抑えを)やりたい思いはある。まずチーム内の競争に勝たないといけない」と強い意欲を見せた。

適性は折り紙付きだ。西武とのクライマックスシリーズ第1ステージ。初戦(西武D)は2番手登板で3失点を喫したが、翌日の2戦目は延長10回1死一、二塁のサヨナラのピンチで起用され、見事に遊ゴロ併殺で切り抜けた。中日との日本シリーズは4登板で計8イニングを無失点の快投を見せて「すごくいい経験をさせてもらえた」。強気の投球はもちろん、うまく切り替える精神的なタフさは大きな魅力だ。

セットアッパーの伊藤、経験豊富な薮田に加え、球団が年内に獲得合意を目指す前オリオールズのマクローリーらも守護神候補になるが、厳しい競争を勝ち抜くつもりだ。強心臓の若き右腕が“内魔神”への変身を狙う。

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サブロー「田舎町だと聞いているから我慢できるかどうか」[スポニチ]

ロッテのサブローが西岡にエールを送った。18日、千葉市内の野球教室に参加した選手会長は「岩隈君のこともあったから契約が決まってホッとしている。うらやましいですね」。自身も大リーグ挑戦を夢見ていたこともあり、後輩のツインズ入団を笑顔で祝福。「(ミネソタは)田舎町だと聞いているから我慢できるかどうか。その分、プレーで応えて欲しい。普通にやれば結果は出ると思う」と期待した。

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小林宏、メジャー移籍へ「期限は設けない」[サンスポ]

ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、米大リーグ入りを目指す小林宏が18日、「早く決まればいい。ただ、期限はつくらない。焦らず、待つ覚悟」と国内球団がキャンプインする2月まで移籍先を探す考えを示した。この日は、東京都内で所属事務所主催のイベントに参加した。現在、正式なオファーは届いていないが、代理人の元に国内外の数球団が興味を示してきているという。国内球団が条件面で米大リーグを上回っても、右腕は「米国でやりたい」と話した。

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駆け込み契約の可能性が強い?小林宏にロッテOB問うた「我慢できるか」[スポニチ]

ロッテから海外FA権を行使し大リーグ移籍を目指している小林宏が、来年2月中旬までメジャーからのオファーを待つ考えを明かした。

18日、都内レストランで行われたトークショーに参加。ロッテOBで02年にメッツでプレー経験のある小宮山悟氏から「2月中旬の(米球団の)キャンプ直前に駆け込み契約の可能性が強い。そこまで我慢できるか」と問われ「覚悟はある」と明言。不退転の決意を示した。「早く決まれば嬉しいけど、まだまだ(決まらない)と思っています。いつまでに方向性を出すとか期限はつくらない。焦らず、とことん待つ覚悟はできています」。

交渉は代理人のアラン・ニーロ氏に一任。現時点で正式なオファーは届いていないが、日米の数球団が興味を示してきているという。しかし小林宏は、日本の球団が条件面でメジャーを上回っても「米国でやるのが最優先。今はメジャーが100(%)」と強調した。

今季までの同僚・西岡のツインズ入団が決まり「チームメートとして嬉しい。ぜひアメリカで対戦したい。僕も早く決まればいいけど、来シーズンに向けて準備することは変わらない」。長期戦となっても夢のメジャーにこだわる姿勢を貫く。

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清田が「福浦塾」入門!外野争いに闘志メラッ[スポニチ]

ロッテ・清田が「福浦塾」で飛躍する。今季はシーズン途中から中堅に定着し、日本シリーズで新人最多タイの6打点を挙げるなどブレーク。年明けの自主トレは沖縄・那覇で、卓越した打撃技術を誇る35歳のベテラン・福浦とともに行う。

「1年間試合に出られるように。福浦さんの打撃を参考にしたい」。18日は千葉市内での野球教室に参加。来季はドラフト1位の伊志嶺(東海大)も加入して外野争いは激化する。「気にならないと言ったらうそになる。負けたくない」と闘志を燃やした。

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小林宏は西岡との対戦熱望「楽しみ」[ニッカン]

ロッテからFA宣言し、メジャー移籍を目指している小林宏投手(32)は18日、西岡との対戦を熱望した。渋谷で行われたトークショーのイベントに参加し「1度も対戦したことがないですし、メジャーで実現すればと思う。楽しみです」と話した。正式なオファーは今のところなく、興味を示してくれている球団を代理人から伝えられている段階。トークショーで同席した元メッツでロッテOBの小宮山悟氏からは「最悪の場合、2月中旬まで待つつもりでいた方がいい。今、向こうも経済状態が良くないから」とアドバイスされた。小林宏も「とことん待つつもりです。焦ってはいません」と持久戦を覚悟していた。

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小林宏もツインズ!?打診認めた[報知]

ロッテから海外FAでメジャー移籍を目指す小林宏之投手(32)が18日、ツインズで西岡と再びチームメートになる可能性があることを明かした。

Dバックス、レイズ、ドジャースなど日米10球団から獲得に興味を示されている右腕は、西岡が加入するツ軍からも打診を受けていることを認めた。「ツインズも?みたいですね。そうなったらそうなったで、仲良くやりますよ」と共闘を歓迎した。

ただ、昨日の友は今日の敵でもある。「剛の夢がかなってチームメートとして嬉しい。対戦したことがないので、ぜひ米国でできればいい。プロなんで、やりづらさはないです」と異国の地での初対戦も熱望した。

この日は都内で所属事務所主催のイベントに参加。自らは代理人のアラン・ニーロ氏を通じて正式なオファーは届いていないというが、「焦らず待つ」と米球団がキャンプインする来年2月上旬をメドに決断する構えだ。数年前から持っている米公式球を昨年の自主トレでも使用しており、国内球団が米球団を上回る条件でも「メジャーのマウンドで投げたい」と強い決意を口にした。

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小林宏、移籍先「期限は設けない」…ロッテ[報知]

ロッテから海外FA権を行使し、米大リーグ入りを目指す小林宏が18日、「早く決まればいい。ただ、期限はつくらない。焦らず、待つ覚悟」と国内球団がキャンプインする2月まで移籍先を探す考えを示した。現在、正式なオファーは届いていないが、国内球団が条件面で米大リーグを上回っても、右腕は「米国でやりたい」と話した。

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GM付きっきり!西岡VIP待遇[ニッカン]

ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指していたロッテ西岡剛内野手(26)が、独占交渉権を得ていたツインズと正式に契約を交わした。3年契約で年俸総額は925万ドル(約7億7700万円=1ドル84円換算)で、4年目は球団が選択権を持つオプション契約となった。18日午後4時(同19日午前7時)から入団会見が行われ、初めてツインズのユニホームに袖を通す。

メジャーリーガー西岡が、ついに誕生した。前日16日に現地入りしてフィジカルチェックを受け、晴れてツインズと正式に契約を結んだ。ロッテへ支払われる落札金は532万9000ドル(約4億4800万円)になる。

フィジカルチェックの後、本拠地ターゲットフィールドを訪れた西岡は、球場ツアーで施設を見て回った。「すごく新しい球場なんで、設備もすごかったし、ロッカールームもキレイだったし。そういうところで(野球が)できるってことを、光栄に思います」と、念願のメジャーリーガーになった喜びをかみしめた。

この日は、フィジカルチェックからビル・スミスGMが付きっきり。球場を去る際には、GM自ら運転してホテルまで送り届けるなど、超VIP待遇だった。「期待されているのは実感したし、それを上回るくらい期待に応えたいな、と。入札してくれた恩返しだと思うので」と、早くも新二塁手として意欲を燃やした。

地元出身ヒーローのマウアー、06年MVPのモーノーら強打者を擁するツインズは、プレーオフ常連球団ながら、91年以来ワールドシリーズ制覇から遠のいている。今季206安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得し、22盗塁を決めたスピードスター西岡が加わったことで念願の世界一に向けて盤石の態勢を整えたことになる。

「今日は球場を見せてもらって、ここでプレーするんだって気持ちになりましたし、ツインズのために優勝っていうものを第一に考えてチームに貢献できるようにしたいです」。主将としてロッテを日本一へ導いた男が、来季は世界一請負人としてツ軍で戦う。

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西岡「ロックンロール」巻きずし[ニッカン]

ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指していたロッテ西岡剛内野手(26)が17日(日本時間18日)、独占交渉権を得ていたツインズと正式に契約を交わした。

地元ミネアポリスは、早くも西岡歓迎ムードにあふれている。球場近くにある日本食レストラン「Nami」では、エグゼクティブ・シェフの戸沢英典さんが、巻きずし「ロックンロール」を考案して来訪を待ち受けている。

大のツインズファンで、ミネアポリスで16年を過ごすという戸沢さんは、マリナーズのイチロー外野手(37)が遠征の度に訪れるほど、確かな腕を持つ料理人。西岡が、野球人らしからぬファッションセンスから「ロックスター」と報道されたことを受けて創作したすしは見た目も鮮やか。カイワレ、キュウリ、ゴボウ、辛めの味付けをした中落ちを巻き物とし、上部にサーモンとマグロをあしらった。最後に、天かすをちりばめ、西岡の華やかなイメージを表現した。

「ツインズに日本人選手が加わるのは、本当に嬉しいこと。慣れない土地で、大変なことも多いでしょうから、何かとお手伝いすることができればいいですね」と指南役も買って出た。西岡の活躍で「ロックンロール」がミネアポリスの名物になる日も近い?

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「ツインズ・西岡」新天地でも“和の心”貫く[スポニチ]

ツインズは17日(日本時間18日)、ポスティング・システム(入札制度)で独占交渉権を獲得したロッテ・西岡剛内野手(26)の入団を正式発表した。3年総額925万ドル(約7億7700万円)で、4年目は球団が選択権を持つ。背番号は1。18日(同19日)に入団会見が行われる。西岡はこの日、今年3月に開場した本拠ターゲット・フィールドを見学。北米4大プロスポーツのスタジアムでNo.1に格付けされた豪華施設に感激し、決意を新たにした。

日中から氷点下10度という極寒の中、一面の雪景色でも、それは西岡にとってのフィールド・オブ・ドリームスだった。午前中に身体検査を終え、本拠へ直行。ビル・スミスGMの案内で場内を見学した西岡は、感激を抑えきれなかった。「もう真っ白で野球ができるような状況じゃない。でも新しい球場なので設備も凄いし、ロッカールームもきれいだった。こういう所でできるのが光栄だし幸せです」。

総工費5億4500万ドル(約458億円)で完成したターゲット・フィールドは天然芝の屋外球場。スポーツ専門誌「ESPNマガジン」は毎年、北米4大プロスポーツの本拠を

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施設
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ファンサービス
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環境

の3点で評価し、ランキングを発表しているが、122のスタジアムの中で2010年の見事第1位に選ばれた。選手にとっても最高の環境で、クラブハウスは前本拠のメトロ・ドームより1.5倍以上広くなり、最新のトレーニング施設も完備。VIP室入り口には、87、91年のワールドチャンピオンのトロフィーが飾られている。伝統を継承しながら、新たな歴史をつくっていく中でその中心的な役割を期待されて入団するのが西岡だ。

「ここでプレーするんだな、という気持ちになりました。個人成績も大切だが、とにかくチームの優勝を第一に考える」。繰り返したのは今季、ロッテの主将として貫いた「和」の心。「まずは2月。キャンプインした時にチームメートと会って、また新しい環境になる」と異国でもスタンスは変えず、内野の要として周囲とコミュニケーションをはかる考えだ。

連日の寒さにも「思ったより寒くてびっくりした。でもこの時期に野球をやるわけじゃないし、逆に夏場は夏バテがちょっとでも楽なんじゃないかなと」と前向きに受け止めた。最高のスタジアムで目指すは世界一。入団会見前から、西岡の視線は最高の頂に向けられていた。

◇投資額は12億2500万円

西岡は3年契約で、年俸は300万ドル(約2億5200万円)。球団が選択権を持つ4年目は年俸400万ドル(約3億3600万円)で、行使しなかった場合は西岡にバイアウト(解約金)として25万ドル(約2100万円)が支払われる。応札額の532万9000ドル(約4億4800万円)と合わせてツ軍の投資額は1457万9000ドル(約12億2500万円)にのぼる。

ターゲット・フィールド
ツインズは昨季まで東京ドームのモデルでもあったメトロ・ドームを本拠地球場として使用。しかし老朽化したことで、球場施設などの建設で有名なポピュラス社にデザインを頼み、総工費5億4500万ドルをかけて屋外に天然芝球場を建設した。大手小売りチェーン店のターゲット社がネーミングライツ(命名権)を取得。今年1月4日に完成した。収容人数は3万9504人で、今季観客動員はア・リーグ14球団中3位となる322万3640人。

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ツインズ西岡が誕生「幸せ…優勝したい」[サンスポ]

米大リーグ、ツインズはポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を落札したロッテ・西岡剛内野手(26)と3年契約を結んだ。年俸総額は900万ドル(約7億5600万円)で、4年目の契約更新権はツ軍が持つ。入団会見は18日午後4時(同19日午前7時)から、雪で覆われた厳寒の本拠地で行われる。

夢だった大リーガーになれた喜びが、雪や寒さを忘れさせた。西岡がツインズと3年契約。目標に早くもア・リーグ中地区3連覇を掲げた。「入札してもらった時点でホッとしていた。(交渉は)もめずにスムーズにきたので、気分よく、このチームに全力を注げる。チームの優勝を第一に考えて、少しでも貢献したい」。

外の気温は氷点下13度。グラウンドは雪で覆われていたが、西岡の声は弾んでいた。2日間に渡る身体検査を終えた後、今季開場したターゲット・フィールドに3時間滞在。人気モデルで夫人の徳澤直子さん(26)とともに新たな本拠地を見学し、充実した施設に目を輝かせた。「(雪で)真っ白でしたが…。球場を見せてもらって、ここでプレーするんだな、という気持ちになった。設備もすごいし、ロッカールームもきれい。そういうところでできるのは光栄…。幸せですね」。

契約は3年総額900万ドル(約7億5600万円)。移籍が決まったことで、メジャー挑戦を認めてくれたロッテには落札金の530万ドル(約4億4500万円)が支払われることになった。

獲得に動いてくれたツ軍のビル・スミスGM(52)とも対面し「期待されているのを実感した。思ったより寒くてビックリしたけど、この時期に野球をやるんじゃないし、夏は夏バテを減らせる」。本拠地の開幕直後の厳しい寒さを心配するより、6〜8月でも最高気温が30度に届かないことに目を向けた。

入団会見は18日午後4時(日本時間19日午前7時)から。球団史上初の“日本球界からの助っ人”となる西岡が、地元メディアに披露される。

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