12月28日12月28日ロッテ・石川球団運営本部長は28日、ポスティングシステム（入札制度）で西岡剛内野手の独占交渉権を落札したツインズからの落札額、約4億円の使途について、小中学生向けの野球学校「ベースボールアカデミー」の運営費などに充てる考えを示した。石川本部長は「西岡も『ファンのために使ってもらえたらありがたい』と言っていた」と話した。
ロッテは28日、元米大リーグ・オリオールズの161キロ右腕、ボブ・マクローリー投手（28）＝1メートル85、93キロ、右投げ右打ち＝の入団が決定した。契約金はなく年俸は20万ドル（約1640万円）。直球とシンカー、チェンジアップを武器に、大リーグで計15試合に中継ぎとして登板しており「連覇に貢献できるよう投げたい」と意気込んだ。背番号は塀内がつけていた「16」。このため塀内の新背番号は「23」となる。
西岡マネーが地域振興活動に投資される。
ロッテの石川球団本部長は西岡の落札金約4億5000万円がツインズからすでに入金されていることを明かし「本人の希望でファン拡大のために使いたい。西岡が好きだった子供達に夢を与えるためにも」と発言。ロッテが主催する小中学校向けの野球学校「マリーンズアカデミー」の運営費や選手の施設訪問などの経費に充てる方向で進めており、来年1月の営業会議で方針を固める。
ロッテは28日、新外国人としてオリオールズ傘下2Aのボブ・マクローリー投手（28）の獲得を発表した。
1年契約で年俸20万ドル（約1640万円）。背番号は16。同投手は大リーグで中継ぎで15試合に登板。最速100マイル（約161キロ）の直球が武器の右腕で、秋季キャンプで入団テストを受けていた。FA宣言した小林宏に代わる守護神候補として期待されており、球団を通じ「連覇に貢献できるように最高のパフォーマンスを見せたい」とコメントした。
ロッテは28日、前オリオールズのボブ・マクローリー投手（28）＝185センチ、93キロ、右投右打＝の獲得を発表した。最速161キロを誇る本格派右腕で、FAで抜けた小林宏の穴を埋める新守護神候補に期待される。
11月に千葉・鴨川での秋季キャンプでテストを受け、球威ある投球に視察した西村監督が一目惚れ。メジャー通算で15登板と目立った実績はないが、年齢的に大化けする可能性も十分ある。新助っ人は「ストレートと得意のシンカーで打者を攻めるタイプ」と球団を通じてコメントした。
石川球団運営本部長は「日本人にはないボールの力を持っている。直球が150キロを下回ることは、あまりないと思う」と説明。年俸は1650万円、背番号は「16」に決まった。
ロッテは28日、新外国人投手として元米大リーグ、オリオールズのボブ・マクローリー投手（28）＝185センチ、93キロ、右投げ右打ち＝を獲得したと発表した。1年契約で年俸は20万ドル（約1660万円）。背番号は16に決まった。秋季キャンプで入団テストを受けていた。
マクローリーは大リーグでは、中継ぎで通算15試合に登板。最速100マイル（約161キロ）の直球が武器で、小林宏が抜けた救援陣に加わる。右腕は球団を通じ「直球と得意のシンカーで打者を攻めるタイプ。最高のパフォーマンスを見せたい」とコメントした。（金額は推定）
ロッテは28日、新外国人として、ボブ・マクローリー投手（28＝オリオールズ）の獲得を発表した。背番号は「16」に決定。100マイル（161キロ）をマークした直球が武器で、救援を中心に抑え候補として期待されている。メジャーでは勝ち星を挙げていないが、マイナーリーグでは7年間で通算14勝20敗41セーブを挙げ、防御率は3.15の結果を残した。マクローリーは「自分の投球スタイルはストレートと得意のシンカーでバッターを攻めるタイプ。最高のパフォーマンスを見せられるように頑張ります」と、球団を通じてコメントした。
ロッテの石川晃球団運営本部長は28日、ポスティングシステム（入札制度）で西岡剛内野手の独占交渉権を落札した米大リーグ、ツインズからの落札額、約4億円の使途について「ファン拡大のために使っていきたい」と話した。
具体案はこれから決めるが、ロッテが主催する小中学生向けの野球学校「ベースボールアカデミー」の運営費や球場設備の改修費などに充てるという。石川本部長は「西岡も『ファンのために使ってもらえたらありがたい』と言っていた。ファンが喜んでくれるようにしたい」と話した。
ロッテは28日、塀内久雄内野手（29）の背番号を16から23に変更すると発表した。
「NPB12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2010」は28日、ヤフードームで大会最終日が行われ、決勝でロッテジュニアがヤクルトジュニアを8−2で下して初優勝した。ロッテジュニアは同点の4回に新井、大沢の連打を口火に野選、敵失なども絡め、大量6点を挙げて試合を決めた。
本家のマリンガン打線も顔負け。ロッテジュニアが同点の4回、10人攻撃で大量6点を挙げた。「みんな積極的に初球から振って球をしっかりとらえていた。こんなに強いとは思いませんでした」と平井光親監督が驚く爆発力。「うまくバットが振れました」と4番で3安打した島村も胸を張った。1軍は日本シリーズ、2軍はファーム選手権を制し、これでロッテは今季3冠目。「千葉を出るときから狙ってました」と投手で大会2勝、決勝では先制打と5点目の中犠飛を決めた木沢も笑顔をはじけさせた。
阪神がメジャー移籍を目指している小林宏之投手（32＝ロッテからFA）に対し、年明けにも本格交渉する可能性があることが28日、分かった。貴重な中継ぎの戦力として、慎重に動向を調査してきた。球団首脳がアクションを起こし、メジャー挑戦を断念したときの本命球団の座を確保する。
阪神のオフシーズンはまだ終わっていなかった。この日育成枠で内野手のベキオナチと契約。球団納めとなったが、重大使命とも言えるリーグ制覇へ、補強の手は緩めない。球団首脳は今後の動きを明かした。「あとは小林宏だ。年明けにも、こちらから動くことを考えている」。来年1月中にも、本格交渉する可能性をほのめかした。
今年は例年になく、静かなオフだった。マートンやブラゼルら外国人はフォッサムをのぞき、5選手の残留が決定。2位に入ったチームに大きな穴は見当たらない。不安材料があるとすれば、中継ぎ陣だ。今季は守護神の藤川につなぐセットアッパーが固定できず、苦戦を強いられた。ロッテを日本一に導いた小林宏は、まさに適任。「うちの補強ポイントにピタリとはまる。年齢的にも若いし、魅力的だ」と球団首脳は強い関心を隠さない。
小林宏はメジャー移籍を熱望しているが、現時点で目立った進展は見られない。「焦りはない」と自身は長期戦も覚悟の上。最終決着は2月にずれ込む恐れもある。阪神も慎重に動向を調査し、その意思は理解している。ただメジャー移籍を断念した場合、国内の受け皿として、本命球団の地位を確立しておいて損はない。球団では、幹部クラスが交渉に出馬する準備もある。直接対話することで、小林宏の気持ちや現状を把握することもできる。
阪神は米大リーグのレッドソックスからFAとなった岡島秀樹投手（35）の代理人とも接触した。メジャー左腕にも興味を持ったが、チームの構想に合致するのは小林宏と考えている。今季はFA市場で楽天から捕手の藤井を獲得したが、もう1枠を使うことは可能。今季年俸1億7000万円を考慮し、慎重に提示条件を検討している。
この日、南球団社長は来季に賭ける思いを吐露した。「悔しいシーズンが続いている。何とか突き抜けて勝ちたい」。何が何でも優勝−。おとそ気分もそこそこに、年明けから阪神が積極的に行動を起こす。