千葉ロッテの荻野貴は20日、千葉市内で行われた「千葉イメージアップ大賞」の表彰式に出席し、「キャンプは内野一本でやるつもり」とあらためて外野から遊撃への転向に意欲をのぞかせた。昨年5月に手術を受け、まだ全力疾走はしていない。「(医師からは)問題ないと言われているので、キャンプまでに状態を上げていきたい」と力を込めた。表彰式に同席した西村監督は年が明けて初めて顔を合わせたそうで、「今の状態を確認した」と右膝の状態を気遣っていた。
ロッテのドラフト3位小林敦投手(24=七十七銀行)が、2月1日のブルペン入りでスタートダッシュを決める。1軍キャンプ帯同は確定的。「アピールしないといけない立場。肩も順調にできてきているし、1日から行ければいい」と意気込んだ。この日、前任の背番号41小林宏の阪神入りが決まった。同じ背番号で同じ姓。「先輩からも『また小林か』と言われています」と照れ笑いを浮かべながらも「ロッテの41は小林敦と言われるよう、早く覚えてもらいたい」とプライドをのぞかせる。今季からは「コバヒロ」ではなく「コバアツ」。いきなりのデモンストレーションで名前を浸透させる。
ロッテ・西村監督は20日、「千葉イメージアップ大賞」の表彰式に出席後、小林宏にエールを送った。「本人はアメリカに行けなかったのは残念かもしれないけど、今まで一緒にやってきた仲間としてがんばってもらいたい」。今後は交流戦や日本シリーズで対戦する可能性があるが、「そうなるでしょうね」と対戦を待ち望んだ。
ロッテの西村監督が千葉市内のホテルで行われた「千葉イメージアップ大賞」の表彰式に出席した。5年ぶりに日本一になったチームを代表して荻野貴とともに式に臨むと、森田健作千葉県知事から「和の精神で千葉県を(今年も)日本一にしていただきたい」とエールを送られた。昨年の日本シリーズは敵地での胴上げとなっただけに、指揮官は「千葉での胴上げを待っているファンの期待に応えられるように頑張りたい」と決意を新たにした。
ロッテの西村監督が、阪神移籍が決まった小林宏にエールを送った。昨季29セーブを挙げて日本一に貢献した守護神の阪神入りが決定したことに「本人は米国に行けなかったのは残念かもしれないけれど、今まで一緒にやった仲間として頑張ってもらいたい気持ちですね」。今後はチームにとって強敵となるだけに「交流戦はもちろん、日本シリーズでも対戦できるでしょう」と引き締めた。
ロッテのドラフト3位ルーキー・小林敦投手(24)=七十七銀行=が、“コバヒロ効果”に便乗して知名度アップを狙う。阪神入りを表明した小林宏とは同姓で、背番号も同じ「41」を継承した。「先輩へ挨拶に行くと、『また小林か』とよく言われる。覚えてもらいやすくていいです」と、チーム内でのアピールに効果を上げている。
イケメンのコバヒロと比べ、やや地味で素朴な顔立ちだが、背番号41のユニホーム姿、同じ右ピッチャーと共通点は多い。ファンからの人気も大切なプロ野球界で、親しみやすさは大きな武器。「(お客さんに)間違われないよう、早く覚えてもらえるように頑張ります」と大きな励みにもなっている。
力のある直球が魅力の即戦力右腕はこの日、ロッテ浦和球場での新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。2月の春季キャンプは1軍スタートが有力とみられており、「1年目なので、どこでも与えられたところで頑張りたい」と意気込んだ。ライバルチームやファンに“コバアツ”を覚えてもらうため、この1年目からブレークしたい。
ロッテの石川球団運営本部長は20日、FA権を行使して阪神入りを表明した小林宏之投手の補償について、プロテクト選手の名簿が届いてから判断する考えを示した。都内で行われた実行委員会に出席後、「リストを見てから考える。西岡も出て行きましたし、いい投手がいれば」と人的補償を含めて検討する。
またポスティングシステムで米大リーグ・ツインズへ移籍した西岡剛内野手(26)が、30日に春季キャンプ地の沖縄・石垣市で開催される日本一記念パレードに特別参加することが決定。同時期に開催されるツ軍のファンフェスタに出席するか悩んでいた模様だが、同本部長は「西岡はパレードに来ますよ」と明かした。
ロッテの荻野貴は20日、千葉市内で行われた「千葉イメージアップ大賞」の表彰式に出席し、「キャンプは内野一本でやるつもり」とあらためて外野から遊撃への転向に意欲をのぞかせた。
昨年5月に手術を受け、まだ全力疾走はしていない。「(医師からは)問題ないと言われているので、キャンプまでに状態を上げていきたい」と力を込めた。
表彰式に同席した西村監督は年が明けて初めて顔を合わせたそうで、「今の状態を確認した」と右膝の状態を気遣っていた。
ロッテ西村徳文監督(51)が20日、千葉市内のホテルで行われた千葉イメージアップ大賞の表彰式に出席した。5年ぶりの日本一に輝いたチームを代表し「昨年は自分にとってもチームにとっても最高の1年だった。監督、選手、コーチ、千葉の皆さんと1つになってリーグ優勝、2年連続の日本一を目指したい」と挨拶した。
ロッテからFA宣言してメジャー移籍を目指していた小林宏之投手(32)が20日、阪神入団を表明した。大阪・泉佐野市内のホテルで交渉し、出来高込みの2年総額5億円で合意。米大リーグの8球団から話はあったが、メジャー契約はなし。将来的なメジャー移籍については「今はないです。阪神のために頑張ろうという気持ちだけ」と話し、「チームが優勝するために死ぬ気で投げたい。新鮮な気持ちで野球に取り組めればいいと思うので楽しみ」と意気込んだ。
プロ15年目で初のセ・リーグ。守護神の藤川球につなぐ「8回の男」として期待される右腕は「相手が強ければ、やりがいも感じる。巨人はいいバッターがそろっている。中日は去年、優勝していますからね」と、優勝争いのライバルと目される巨人と中日を意識した。真弓監督は「ここ(中継ぎ)を補強したかったので心強い」。南球団社長は「チームを景気付けてくれるような補強だ。待ったかいがあった」と話した。
会見後、小林宏は空路で沖縄・石垣島に戻った。キャンプに向けてトレーニングを再開する。
ロッテからフリーエージェント(FA)宣言した小林宏之投手(32)が20日、阪神と初交渉を行ったあと、会見を開いた。メジャー挑戦の夢は叶わなかったFA右腕が、熱心に誘ってくれた虎に対する熱い思いを語った。