わたしはかもめ2011年鴎の便り(4月)

便

4月21日

千葉ロッテ7−1埼玉西武(QVCマリン)

ロッテが快勝し3連勝。3回に今江の二塁打や荻野貴の適時打などで3点を先行。7回1死満塁からは岡田が走者一掃の三塁打を放つなど差を広げた。渡辺俊は7回を2安打1失点と好投し今季初勝利。西武は投打がかみ合わず4連敗。

123456789R
埼玉西武0001000001
千葉ロッテ00300040x7

◇中4日で好投

4回途中6失点だった前回登板から、中4日で先発した千葉ロッテの渡辺俊は「チャンスをもらって意気に感じた」という。7回2安打1失点の好投で、その期待に応えた。

ピンチらしいピンチはなかった。失点は、ふらふらと上がって左翼ポールに当てられた中島のソロのみ。「いいボールも悪いボールもあった」と決して本調子ではなかったが「西武打線はどんどん振ってくる。振りたくなるところに投げて、守ってもらおうと思った」と打たせて取り、88球でマウンドを譲った。

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渡辺俊シンカー集め西武打線手玉に取る[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)は低めにシンカーを集めて西武を手玉に取った。失点は4回、中島のソロによる1点だけ。7回2安打の好投だった。

2試合連続完封の後の難しい試合。日刊スポーツ評論家の小宮山悟氏は「2試合連続完封の後が難しいのは、相手打線の目の色が変わってくるから」と言う。渡辺俊も「連続完封の後で、やってやろうというより、怖いなという気持ちが強かった」と証言した。

前回16日の日本ハム戦は初回に4失点。19日に西村監督から打診され「早く投げたいです」と即答した。「悪かった試合の後は、次の登板までの1週間が地獄なので、すぐに投げたいものなんです」。そうやって決まった中4日の先発。試合前、成本投手コーチから「5、6回投げてくれれば十分」と言われた。3連続完封の意識から逃れ、立ち上がりを抑えて試合をつくるという仕事に没頭できたことが、好投に結びついた。

西村監督
「マリンに帰ってきて、ファンの人の応援が力になっている。先発が踏ん張ってると、野手も何とか点を取ってやろうという気持ちが大きくなるものだ。」(3連勝)
里崎
「負けた試合は全部立ち上がりにやられているから注意した。低めに投げられたのが良かったんだと思うよ。」(3試合連続で先発投手の好投を引き出し)

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ロッテ、俊介で3連勝!今季初の貯金![サンスポ]

ロッテのサブマリン渡辺俊が“らしさ”を存分に発揮した。120キロ前後の直球とシンカーから、100キロ台のスライダー、90キロ台のカーブを駆使。4回2死から中島に2号ソロを浴びたものの、7回2安打1失点に抑えて今季初勝利だ。「そんなに調子は良くなかったんですが、結果には十分すぎるほど満足してます」。

この日先発予定だったペンが右肩に違和感を訴えて登録を抹消された19日、中4日の緊急登板を打診されたという。エース成瀬、唐川に続く3試合連続完封勝利は挙げられなかったが、笑顔が浮かんだ。

今季初登板だった16日の日本ハム戦(札幌ドーム)は先発し4回途中6失点KO。「前回は変に丁寧にいきすぎた。今日(21日)は打者が振ってくれるところに投げて、守ってもらいました」。お手本のような緩急自在の投球で西武打線を手玉に取った。

西武に3タテを食らわせ、5勝4敗。今季初の貯金生活に入った。「投打がかみ合いつつあるのかな」と西村監督もニンマリ。視界は良好だ。

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渡辺俊“雪辱”8年ぶり中4日で今季初勝利[スポニチ]

慣れ親しんだ海風を感じ、リズム良く腕を振った。ロッテの先発の渡辺俊が、7回2安打1失点で今季初勝利。本拠地・QVCマリンでチームを今季初の3連勝に導いた。「前回ひどい投球をしてしまった。チャンスをもらったので意気に感じて投げた。結果は十分すぎるほど満足です」。

先発に限ると、03年10月12日のオリックス戦(千葉マリン)以来、8年ぶりの中4日登板だった。前回16日の日本ハム戦(札幌ドーム)は3回1/3で6失点KO。先発のペンが右肘痛で登録を抹消されたこともあり、19日の練習中に西村監督からこの日の先発を打診されると「投げさせてください」と即答した。そのままブルペンに直行して調整。「悪い投球をした時は早く投げたい。次の1週間が地獄なので」。シーズン序盤では異例の登板間隔だが、マウンドではいつもと変わらない渡辺俊がいた。

緩急を自在に操り、低めを突く直球と鋭く沈むシンカーを軸に奪った内野ゴロは9つ。4回に中島にソロを浴びたが、走者を背負ったのは7回2死からの1度だけだった。成瀬、唐川に続く3試合連続完封こそ逃したが、2試合登板がない中継ぎ陣に7回88球でマウンドを譲った。

東日本大震災では本拠地・千葉も被災。渡辺俊は「自分に何ができるか考えてプレーしたい」と言った。貯金1は今季初。勢いが出てきた昨季日本一チームの進撃が、復興への何よりのメッセージになる。

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スタメン落ちの悔しさ胸に…岡田、初の3打点[スポニチ]

ロッテの岡田が自身初の1試合3打点を挙げた。2点リードの7回1死満塁で、左中間へ走者一掃の適時三塁打。試合を決める一打に「(渡辺)俊介さんがいい投球をしていたので、援護しようと必死だった」と胸を張り、20日に今季初めてスタメン落ちした悔しさを糧にした。

西村監督は「チャンスは3回、7回しかなかったけどものにできた。投打がかみ合いつつある」とうなずいていた。

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俊介、7回1失点で今季初勝利…ロッテ[報知]

ポーカーフェースが笑顔に変わった。2点リードの7回、味方打線が決定的な4得点。ベンチで降板を告げられた渡辺俊は穏やかにうなずいた。16日の日本ハム戦(札幌D)で4回途中6失点KOから中4日。「意気に感じて投げました」。88球。7回2安打1失点で今季初白星を挙げた。

急遽回ってきたマウンドだった。ペンが右ひじ違和感で離脱。西村監督に「行けるか?」と聞かれたのは19日の練習中。「悪い投球をしてから次までの1週間は地獄。『早く投げたいです』と答えました」。ランニングを切り上げ、ブルペンへ直行。準備を整えた。

プレッシャーにも勝った。19、20日と年下の成瀬、唐川が連続完封勝利。「どうしても意識はする。何とか勝ちにつながる投球をしようと思った」。03年10月以来の中4日で西武打線を緩急で操り、2時間16分と引き締まった試合を演出した。

先発陣の奮闘で同一カード3連勝。今季初の貯金1とした西村監督は「しっかりした投球をしてくれた」とうなずいた。サブマリンがチームを勢いに乗せた。

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ロッテ・渡辺俊、バック信頼、打たせて取る[サンスポ]

ロッテの渡辺俊は7回で被安打2。失点を4回の中島の本塁打による1点にとどめ、今季初勝利を挙げた。「振ってくるところにいい球を投げて、守ってもらおうという意識」とバックを信頼して打たせて取った。

16日の日本ハム戦では4回途中6失点で降板。「悪い投球をして次の登板を待つ1週間は地獄」と投げる機会を心待ちにしていた。右肘の張りでペンが登録を外れた影響で、中4日の登板だった。西村監督は「しっかりとした投球をしてくれた」とねぎらった。

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ロッテ、好機逃さず、投打かみ合い3連勝[サンスポ]

安打数を見ればロッテの6に対して西武は4と大差はない。ただ、得点は7−1と明暗がくっきり分かれた。得点圏の好機をものにしたロッテが3連勝を飾った。

「今日は3回と7回しかチャンスはなかった」と西村監督が振り返る。実際に、それ以外の回は全て三者凡退に終わっていた。0−0の3回は1死二塁から今江の左への二塁打でまず1点。荻野貴の適時打、井口の犠飛で2点を加えて主導権を握った。

開幕は連敗スタートとなったが、この3連戦は成瀬と唐川が完封勝利し、打線も効果的に得点した。西村監督は「投打がかみ合いつつあるのかな」とうなずく。昨季の日本一チームがじわじわと調子を上げてきた。

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渡辺俊シンカー冴えた!初勝利[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(34)が7回2安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。前回の日本ハム戦では1回に4失点し、試合をつくれなかったが、この日はシンカーを低めに集めて西武打線を封じた。前回登板との違いについては「丁寧さかな。前回は丁寧にいきすぎた。丁寧さの意識の仕方を間違えていた」と、自己分析した。

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荻野貴「必死に拾った」[スポニチ]

西武戦3タテのロッテが3点を先制した。先制の左翼線二塁打を放った今江が「(渡辺)俊さんもいいリズムで投げているので早い回に援護できてよかった」と言えば、2点目の適時打の荻野貴は「打ったのはスライダー。フルカウントでランナーもスタートを切っていたので必死に拾った。いい追加点を取ることができてよかった」と、今季初勝利を目指した渡辺俊を攻撃陣が盛り立てた。

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ロッテ・渡辺俊が今季初勝利 チーム3連勝[サンスポ]

ロッテは先発の渡辺俊が7回1失点と好投し、打線も西口ら西武投手陣を打ち崩し、7−1で勝利した。渡辺俊は今季初勝利、ロッテは今季初の同一カード3連勝。

ロッテは3回、先頭の金泰均が左前安打で出塁すると、里崎がきっちり送り、今江の適時二塁打で先制した。岡田が死球で出ると、続く荻野貴が左前に適時打を放ち2点目、さらに井口の左犠飛で3点目を入れた。7回には1死満塁のチャンスに岡田が左中間に走者一掃の三塁打を放ち3点を追加、その後、井口も適時打を放ち、7−1として試合を決めた。

西武は4回、それまで無安打に抑えられていたロッテ・渡辺俊から、中島が左翼ポール直撃の本塁打を放ったが、反撃はそれだけ。渡辺俊、カルロス・ロサ、薮田のロッテ投手陣に4安打に抑えられ、4連敗となった。

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今江、フォーク撃ち先制二塁打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(27)が3回1死二塁から、左翼線に先制の適時二塁打を放った。息詰まる投手戦の均衡を破る一打に「打ったのはフォーク。里崎さんがしっかりランナーを送ってくれて、先制点が欲しい場面だったので打てて良かった。(渡辺)俊さんもいいリズムで投げているので、早い回に援護できて良かった」と喜んだ。

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