西武が連敗を9で止めた。逆転を許した直後の5回に栗山の中前打で同点とすると、8回1死一塁で中島が11号2ランを放ち、勝ち越した。ミンチェが4勝目。牧田が4セーブ目。ロッテは約2ヶ月ぶりの勝率5割復帰はならなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
埼玉西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | x | 4 |
8敗目を喫したロッテのエース・成瀬は「結果が出なくて悔しい」といら立ちを抑え切れなかった。味方打線が逆転した直後の5回2死二塁で、栗山にスライダーを中前にはじき返されて同点とされると、8回には中島に一発を浴びた。今季は、これまで2戦2勝と相性がよかった西武相手に踏ん張れず、西村監督の期待を裏切る投球だった。
ロッテの成瀬が痛恨の1球に沈んだ。2−2の8回1死一塁で、中島に左越え2ランを被弾。甘く入った140キロ直球を完璧に捉えられた。
チームは2ヶ月ぶりの勝率5割復帰に失敗。4失点完投も8敗目を喫した左腕は「あの1球です。甘かった。結果が出ないのは悔しいの一言」と言い残して足早にバスへ乗り込んだ。エースとして送り出されながら、今季は終盤の勝負どころで一発を浴びるケースが目立つ。西村監督は「あの回で失投があったらチームとして痛い。(成瀬は)同じ失敗の繰り返し」と語気を強めた。
ロッテの唐川侑己投手(22)が25日、疲労による右肩の張りのため出場選手登録を抹消された。
症状は軽く、この日は西武ドームでキャッチボールなども行った。今後も1軍に同行し、再登録可能な10日間で復帰できる見込み。西村監督は「無理させる訳にはいかない。まだシーズンは半分残っている。先を考えて1度先発を飛ばす」と説明。唐川はチームトップの8勝2敗、防御率1.77。球宴にも初出場し、23日の第2戦(QVCマリン)に先発した。
ロッテ岡田幸文中堅手(27)が2回、坂田の飛球を見失い、三塁打とした。頭上に上がった打球を完全に見失い、捕球体勢に入った位置から2メートル近くも横に落下。「ライトが消えていて、まったく見えなかった」と振り返った。西武ドームは節電対策としてナイター時は「全照明の最大で1/2」で実施すると定めている。右翼で守っていた伊志嶺翔大外野手(23)も「2回が1番見えなかった。高く上がるとボールが消えた」と話した。
ロッテの伊志嶺が0−1の5回2死満塁で2点中前打を放った。「タイミングが合ったら、積極的にいこうと思っていた。うまく打てた」と外角低めに沈む球を捉えた。
1回無死一塁でバントを失敗し、併殺に終わっていた。「何とか取り返したかった。あのままズルズルいくのは良くない」。持ち前の負けん気の強さで、ミスを帳消しにする一打を放った。
エースが踏ん張れない。2−2の8回、ロッテの成瀬は浮いた直球を中島に左翼席に運ばれた。西村監督は「あの回で失投があったら、チームにとって痛い」。今季8勝1敗と相性が良かった西武相手に、約2カ月ぶりの勝率5割復帰を目指したが、競り負けた。
5回に味方が2点を奪い逆転したが、その裏に追い付かれる。そして8回に2ランを浴びた。全幅の信頼を寄せているからこそ、成瀬には球数が多くなっても終盤までマウンドを任せている。だが、勝負どころで痛打され、期待を裏切られる試合が目立っている。
指揮官は「同じ失敗の繰り返し」と怒りを押し殺した。6勝8敗と負けが2つ先行した左腕は「あの1球です…。コントロールが甘かった。結果が出ないのは、悔しいの一言」。チームの浮上へ、エースの完全復調が待たれる。
ロッテの唐川が25日、疲労による右肩の張りで出場選手登録を外れた。「大事を取って。(最短で再登録が可能な10日間で)戻ると思う」と軽症を強調した。1軍に同行して調整を続ける。
西村監督は「投げようと思ったら、投げられる。先を考えて、1度(先発を)とばす」と説明した。唐川は前半戦は8勝2敗、防御率1.77。球宴にも初出場し、23日の第2戦で先発して2回無失点だった。
ロッテ成瀬善久投手(25)が同点の8回1死一塁、中島に痛恨の決勝2ランを浴び、今季8敗目を喫した。2ボール2ストライクからの5球目。渾身の140キロ直球が真ん中高めに浮いた。「あの1球が…。結果が出ずに悔しいの一言です」。試合後は足早に球場を後にした。
ロッテ伊志嶺翔大外野手(23)が1点を追う5回2死満塁、逆転の2点適時打を放った。ボール球の変化球に食らいつき、中前に運んだ。「初回にバントを失敗していたので、何とか取り返したかった。チャンスで1本が打てて良かった」。1回には無死1塁でバント失敗。悪い流れを自らのバットで断ち切った。
ロッテ唐川侑己投手(22)が25日、右肩の張りのため出場選手登録を抹消された。西村徳文監督(51)は「残りは71試合もあるので無理はさせられない。本人と話しをして、1回飛ばす。大事を取ってということです」と説明した。
日本野球機構(NPB)は25日、今季の統一スローガン「覚悟〜なぜ、あなたはここにいるのか〜」について12球団の監督、コーチ、選手から寄せられた誓いの言葉を公表した。NPB公式サイトの特設ページ(http://fan.npb.or.jp)で閲覧できる。
楽天の田中は「気持ちで相手に絶対に負けない!!」と誓っている。