わたしはかもめ2012年鴎の便り(6月)

便

6月17日

千葉ロッテ6−6阪神(QVCマリン)

ロッテ16安打、阪神17安打の乱打戦は引き分け。ロッテは5−6の9回2死二塁から里崎の二塁打で追い付いた。劣勢だった阪神は2点を追う8回、6連打で1度は逆転したが、9回から救援の藤川が1点リードを守れなかった。

123456789R
阪神0000012306
千葉ロッテ0010121016

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ロッテ根元、父に贈った初4安打[ニッカン]

息子から父への最高の贈り物だった。ロッテ根元俊一内野手(28)が「父の日」に1発を含むプロ入り初の4安打。3回2死、阪神エース能見の直球を完璧に捉える。右翼席への放物線は東京・瑞穂町から駆けつけ、一塁側スタンドで見守る父美治(よしはる)さん(58)の目にもはっきり映った。実はプレゼントとして和風の部屋着を用意。だが、それ以上に今季初の完売となった3万人の前での1号ソロはプライスレスな贈り物となった。

試合は乱戦の末にドロー。根元の4安打は3点に結び付いた。それだけに「負けなくてよかった。そしてこういう日に打ててよかった。僕も(3月に第1子が生まれ)父親になった年だから」と優しく笑った。美治さんも「一昨年も私達の結婚記念日の5月13日に本塁打を打ってくれた。父の日だから、もしかしたらと思っていましたが」と幸せそうに話した。

6年前。会社員だった父が家族に聞いた。「野球選手の寿命は短い。見られるうちに見たいから、仕事をやめたい」。父は定年前ということもあり、反対を覚悟していた。だが息子は感謝の思いでいっぱいだった。平日は帰宅するのは午後10時頃で、高校3年時は野球部の父母会会長を務め、休みなく尽くしてくれたという。だから他の家族とともに息子は退職を賛同した。以来、父は年間約80試合を観戦している。

根元が小さい頃から、父に言われ続けたのは「自分の好きなことでメシを食え」。プロを狙えるレベルになった大学時代に、この言葉が理解できた。「自分の子供にも色々伝えたい」。好きな野球に打ち込む姿を、いつまでも見せ続けたい。

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ロッテ里崎、球児撃ちで4連敗阻止![デイリー]

今季初の4連敗の危機を、ロッテ・里崎が救った、1点を追う9回2死二塁。藤川のフォークを完ぺきに捉えた。左中間を深々と破る同点二塁打。「フォークだった。ストライクは全部振ろうと思った」と会心の一撃を喜んだ。

今季初めて主催試合の入場券が完売。そして今季初の大台となる、最多3万82人の大観衆が見守る中で、勝負に徹した。「結果どうのこうのより、球児とは1年間そんなに対戦しないので、思い切って楽しんでいこうと思った」。球界を代表するストッパーとの、土壇場での対戦。スイングに力がこもった。 4月に右腕打撲、6月初旬に右太もも裏を痛めるなど故障とも闘う36歳。あと1本と迫る通算100号弾には「辞めるまでに打ちます」と“里崎節”で笑いを取った。V奪回への原動力。西村監督は「里崎の力が大きい」と改めて強い信頼を口にした。

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ロッテ・里崎、納得顔の同点二塁打[サンスポ]

藤川を攻略して引き分けに持ち込んだ。1点を追う9回、先頭の角中の中前打と今江の投前犠打でチャンスを作り、2死後に里崎が左中間に同点二塁打。2球目のフォークを弾き返し「ストライクを振ろうと思っていた。球児とは1年間でそんなに対戦しないので楽しんで打とうと思った」と納得顔だった。

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益田が、内が…快進撃支えた中継ぎ陣崩壊で5戦勝ちなし[スポニチ]

ロッテは9回に追いついて何とか引き分けたが、中継ぎ陣が崩れた。8回に新人・益田が3連打で1死満塁とされ、代わった内も3連打。1度は逆転を許した。

益田はこの日がチーム最多となる29試合目の登板。試合前まで防御率0.92と安定した投球を続けていたが、イニングまたぎの8回につかまり「全球種の精度が悪い。直球も単打狙いで合わせられてしまった」と肩を落とした。

チームはここ5試合で3敗2分け。開幕から快進撃を支えてきた救援陣は5戦全てに失点と調子を落としている。西村監督は「ここのところ、勝ちゲームがこういう形になってしまっている」と厳しい表情だった。

里崎
「ストライクは全部振ろうと思っていた。球児(藤川)とは1年に何回も対戦できないから、楽しんでいこうと。負けなくて良かった。」(9回2死二塁で藤川から同点の左中間二塁打)

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成瀬、8勝目逃す「悪い流れでつないでしまったのは反省」[スポニチ]

ロッテ・成瀬がリーグ単独トップの8勝目を逃した。7安打を浴びながらも要所を抑えて6回0/3を2失点。勝利投手の権利を得てマウンドを降りたが、引き分けで白星が消えた。

7回先頭の新井良にソロを浴びて降板したとあって「最後は悪い流れで益田につないでしまったのは反省。任されたイニングは投げ切らないといけない」と振り返った。

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不安定のロッテ救援陣、8回に6連打浴びる[サンスポ]

ロッテは8回に6連打を浴びるなど、頼みの益田と内が打たれて1度は逆転された。快進撃を支えてきた救援陣だが、勝利のない最近5試合では失点している。西村監督は「このところ勝ち試合をこういう形にしている」と渋い表情だ。

チーム最多の29試合目の登板だったルーキー益田は「全球種の精度が悪い。期待に応えないと」と沈んだ表情だった。

成瀬
「再三走者を出したが、粘り強く投げられた。味方の追加点の後に失点してしまって申し訳ない。」(7回途中で2失点)
根元
「ホームランを打つことはあまりないので全力疾走した。今日はタイミングが合った。」(3回に1号ソロ)

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成瀬7戦連続勝利ならず[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(26)は登板7戦連続勝利とはならなかった。5回まで無失点。だが6回に3安打で1失点、7回にも先頭打者の新井良に左翼席に本塁打を浴びて、降板を告げられた。勝ち投手の権利はあったが、救援陣が踏ん張れず、勝利を逃した。「チームが連敗していたので、絶対に先に点を与えない気持ちでマウンドに上がった。再三ランナーを出したが、粘り強く投げる事は出来たと思う。中盤に追加点を取ってくれた直後に、点を取られ流れを止めてしまい申し訳ないです。そして、最後も悪い流れで益田につないでしまったのも反省。しっかり、任されたイニングは投げ切らないといけない」と話した。

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里崎が楽しんで同点二塁打[ニッカン]

ロッテの里崎智也捕手(36)が9回に藤川から同点二塁打を放った。2死二塁でフォークボールを捉えた打球は、左翼席に陣取る阪神ファンの悲鳴の中、左中間を深々と破った。代走を送られて二塁からベンチに戻る際は、珍しくガッツポーズも出た。逆転負けのムードが漂っていたが「(藤川)球児は何回も対戦できる相手ではないから、楽しんでいこうと思った。負けなくてよかった」と喜んだ。

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益田&内打たれ…不安定救援陣[ニッカン]

ロッテは8回に6連打を浴びるなど、頼みの益田と内が打たれて1度は逆転された。快進撃を支えてきた救援陣だが、勝利のない最近5試合では失点している。西村監督は「このところ勝ち試合をこういう形にしている」と渋い表情だ。

チーム最多の29試合目の登板だったルーキー益田は「全球種の精度が悪い。期待に応えないと」と沈んだ表情だった。

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根元が先制1号[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(27)が、先制点となる今季第1号ソロ本塁打を放った。3回2死から阪神能見の高めの直球を右翼スタンドに運んだ。「成瀬が頑張っているので何とかしてやりたい気持ちでした。最初の打席で見逃し三振をしてしまったので、この打席は積極的に打ちにいきました。インコース寄りのボールをうまく打つ事が出来ました。今日は父の日。今季第1号をそういう日に打てて、何か嬉しいですね。まだ、(3月に生まれた)子供には分からないですけどね(笑)」と話した。

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