12月8日12月8日ロッテ・唐川が8日、来年の抱負について「1年間通して投げる。その中でしっかり結果を残す」と宣言した。今季は右肘と肩に故障が相次ぎ8勝に終わった。そのため、現在は週に2、3回病院でリハビリしながら、トレーニングを積んでいるという。「肩周りの動きをよくしています。今年は腕を押し出した投げ方が間違っていたと思う。来年は1年間ケガをしない」と意気込んだ。
タダで配ります！ロッテ・今江敏晃内野手（29）が8日、QVCマリンで開催されたロッテ商事主催のファンミーティングに出席。約60人を前に唐川侑己投手（23）と軽妙なトークを展開し、来季リーグ優勝した暁には、ロッテ製品の菓子無料配布というユニークなファンサービスプランを披露した。
イベント終盤。来季の抱負を聞かれると、意外なプランが今江の口から飛び出した。「来年しっかり頑張って、チームとしては、とにかく優勝したい。ロッテのお菓子をタダ配りしたいんです。まだしたことがないので、ぜひしたい」。
実は入団時からの“公約”だった。イベント終了後、「入団するときに会見で『優勝してロッテのお菓子をタダ配りできるよう頑張りたい』と話していたんです」と明かした。
より盛大にするためにも、球団のバックアップも要請した。「個人でやると規模がやっぱり小さくなる」とし、「チームとしてファン感謝デーとかで『優勝したからどうぞ！』みたいな。優勝して人が集まるときとかに（やりたい）」と熱い思いを披露した。
ロッテといえば「コアラのマーチ」「パイの実」など人気商品がズラリ。例えば優勝パレードでの配布にも「そうですよね、いいですよね」とノリノリだ。
ちなみに2002年に入団後、05年、10年と2度日本一を経験。ただ当時は、この提案を「忘れてました」と笑わせた今江。来季こそ、プロ1年目の夢を果たす。
ロッテの今江と唐川がQVCマリンで行われた「ファンミーティング」に参加した。今季チームは前半戦首位から夏場以降の失速で5位に転落。打率.253、6本塁打と不本意だった主将の今江は「こんな悔しいシーズンは初めて。来年日本一になったら、優勝パレードでバスの上からファンの方に（ロッテ商品の）お菓子を投げ入れたい。節分で豆をまくように」と珍目標を披露し、来季の巻き返しを誓った。
なお、日本一になった際には自腹では難しいためロッテ本社や選手会に協力を要請する。
プロ野球選手による高校球児を対象としたシンポジウム「夢の向こうに」が8日、鳥取県の米子産業体育館で行われた。共にユニホームを着用してプロ選手が高校球児を技術指導するのは、1月に続いて今回が2度目。ロッテの藤岡貴裕投手、阪神の伊藤隼太外野手らプロ選手10人の身ぶり手ぶりの指導に、球児も真剣な表情だった。
約4時間の指導は、ポジション別に分かれた約230人の球児がティー打撃や投球練習を行い、プロ選手がアドバイスを送った。藤岡投手は「教える側の楽しさも分かったし、責任も感じた」と充実の口調。リリースポイントを教えてもらった米子北高の遠藤航生投手は「チームメートに伝えて、甲子園を目指したい」と笑顔で話した。
2003年に始まった「夢の向こうに」は、昨年までプロ選手がステージ上で制服姿の球児に指導していた。全国を巡り終え、今年1月に宮崎県でテストケースとして初めてグラウンドでの指導が実現。今回は寒冷地での屋内指導のテストと位置付けられた。来年以降の形式は今後決める。
ロッテ唐川侑己投手（23）が来季のフル稼働を目標に掲げた。8日、QVCマリンで行われたファンとの交流イベントに今江とともに参加。今季は右肩や右肘の故障で夏場以降、戦線離脱し、8勝に終わった。
プロ入り後、1年間故障なく1軍で活躍したシーズンがなく「ケガが多いので、ケガなく過ごしたい。そのために今は自分の体を勉強しています。毎年、計算してもらえるような、安定した投手になりたい。あと球をもう少し速くしたいですね」と来季の奮起を誓った。
ロッテ今江敏晃内野手（29）が来季の優勝を誓った。8日、QVCマリンで行われたファンとの交流イベントに唐川とともに参加。
記念撮影やサイン会に応じ、トークショーでは「野球人生で1番苦しい年だった」と主将に就任しながら、不振にあえいだ1年を表現した。現在はウエートトレーニングを積みながら、大好きなゴルフでリフレッシュを図っている。「来年はとにかく優勝したい」と高らかに誓った。