1月20日1月20日昨季のパ・リーグ新人王、ロッテ・益田直也投手（23）が20日、本拠地のQVCマリンをゴールに開催された「第37回サンスポ千葉マリンマラソン」でスターターを務めた。初めての大役をこなしたセットアッパーは、本業の野球ではスターターではなく「クローザーをやりたい」と新守護神に名乗りをあげた。
快晴の下、益田は親子で走る「ファミリー低学年の部」のスターターを務めた。ピストルを掲げて号砲を鳴らすと、自身も2キロを快走。「意外と緊張しましたが、元気な子供達を見ていて、自分も元気をもらいました」と初の大役を終えて笑顔を見せた。
昨季は中継ぎで登板72試合、41ホールドと、いずれも歴代新人最多を更新した。セットアッパー（中継ぎ）として活躍した。「野球のスターターには、いまは興味がないですね。（1番やりたいのは）クローザーですね」とキッパリ。ロッテの守護神への挑戦意欲を隠さなかった。伊東新監督も抑え候補の1人に挙げている。
現在は成瀬、藤岡と自主トレに励んでいる。「大嫌い」というウエートトレーニングも取り入れ、主に下半身強化を図っている。2月1日からの石垣島春季キャンプには「初日からブルペンに入れれば。直球を中心に投げ昨年よりコントロールを倍以上（の精度）にしたい。全力でアピールします」と気合十分。オフにはさいたま市の寮を引っ越し、独り暮らしを始めた。心機一転、新たな挑戦が始まる。
昨季の新人王がセーブ王宣言だ。この日、千葉マリンマラソンでスターターを務めたロッテの益田は「スタート（先発）に興味はない。クローザーでセーブ王のタイトルを獲りたい」と意気込んだ。
今オフはともに自主トレを行う成瀬の助言もあり、肉体改造に取り組んでいる。「下半身を鍛えるために大嫌いだったウエートトレーニングを初めて取り入れた」。昨年10月9日からブルペンには入っておらず、キャンプインまでは徹底的に体をいじめ抜く。
ロッテの益田直也投手（23）が20日、肉体改造で2年目のジンクス撃破を誓った。QVC周辺で行われた千葉マリンマラソンでスターターを務めた右腕は「体が弱すぎる」と告白。ともに自主トレを行う成瀬のアドバイスもあり、ウエートを取り入れ肉体強化に努めている。
新人王に輝いても現状維持は望まない。「今までウエートは嫌いで走るだけだった。でも、ウエートで疲労を抑えたり、肩肘への負担も減らせる。どっしりして、もっと体をうまく使って投げられるんじゃないかと思う」。進化の余地はまだまだ残されている。
狙うのはストッパーの座だ。「やりたいのは後ろ（抑え）。クローザーをやるなら、そのタイトルを取りたい。2年目のジンクス？撃破します」。ウエート嫌いを克服し、もっと高い場所を目指していく。
ロッテ益田直也投手（23＝関西国際大）が20日、QVCマリンで、千葉マリンマラソンのスターターを務めた。
親子連れの小学生が2キロを走る部に飛び入り参加し、最後は最下位だった女の子と手をつないで笑顔でゴール。「一緒に走ったらみんな真剣だった。子供達を見て自分も元気をもらえた」と話し、表彰式ではプレゼンターも任された。前年の新人王として今季は期待も大きいが「キャンプで『今年もいけるぞ』っていうのを最初からアピールしたい。2年目のジンクスなんて撃破してやります」と力強かった。