1月12日1月12日「幕張のアジャ」と全面戦争だ！ロッテのG・G・佐藤が、日本人では球界最重量となる114キロのドラフト5位・井上（日本生命）への対抗心をむき出しにした。右の大砲というプレースタイルだけでなく、陽気なキャラクターまで、まさかの丸かぶり。生き残りを懸け、おきて破りの「後輩つぶし」に打って出る。
今年の正月はのんびりするどころか、「未知の新人」の存在に恐怖を覚えながら過ごすはめになった。この日、千葉市内の百貨店が販売した福袋購入者と食事を共にしたG・G・佐藤は「やばい新人が入ってきたでしょ」と切り出し「野球はいいけど、キャラがかぶるのだけはマジ勘弁してよ！貴乃花が出てきた時の千代の富士の気持ちがやっと分かった」。往年の名横綱を引き合いに出し、今の心境を表現した。
将来の4番候補として期待される井上は、顔が女子プロレスラーのアジャ・コングにそっくり。さらに「1年目から本塁打王を目指す」「コール・ミー・アジャ」など、ビッグマウスで話題を独占している。球界No.1のエンターテイナーを自負するG・G・佐藤にとっては死活問題なのだ。
「全面戦争しかない！“成瀬VS涌井”のように“G・G・佐藤VSアジャ井上”の戦いだ！」。初対面は2月の石垣島キャンプ。「会ったらとりあえず相撲でもとろうかな。目の前で“きもてぃ〜！”を披露して、パフォーマンスとはこういうもんだというのを教えてやりますよ」。11歳年下のライバルとの絶対に負けられない戦い。今、ゴングが鳴らされた。
ロッテ・今江が、障害者野球チーム「群馬アトム」の練習に参加し、伊勢崎市内のグラウンドで約2時間にわたってメンバー約15人と交流した。
06年から交流が始まり、訪問は今年で8回目。シーズン中にはQVCマリンにチームを招待しており「励ましているというよりは、いつも逆に勇気を頂いている。お互い目標に向かって頑張っていきたい」とエールを交換した。
ロッテG・G・佐藤外野手（35）が12日、千葉市内で行われたイベント後、アジャ・コングことドラフト5位の井上晴哉内野手（24＝日本生命）に宣戦を布告？した。
「114キロ。インパクトあるな。でもキャラで負ける訳にはいきません。成瀬VS涌井の次はアジャVSGG。全面戦争です！」と、嬉しそうに話した。
もちろん井上のことは気になっていた。毎日のように、その特異な言動で話題をふりまいているからだ。「見ないようにしてましたね。恐怖を感じていました。でもベテランの味を見せないといけない。お手本を見せて、道筋を作ってあげましょう」と、早くも指南役を買って出た。
初対面は春季キャンプの石垣島になりそうだ。「相撲でも取りますか？貴乃花が出てきたときの千代の富士の気持ちが分かるなあ。どうやってコラボしよう」と、真剣に考え始めていた。