1月25日1月25日ついに、ロッテの輪の中に涌井秀章投手（27）が入った。成田山新勝寺で行われたロッテの必勝祈願。一足早くついた涌井は、本堂に上がる階段で足を止め、チームメートを待った。次々と差し出される手を握り、頭を下げた。「まだ、顔と名前が分からない」と苦笑いしながらも、温かく迎え入れられた。
全てが新鮮だった。成田山の勝御守はもらったことがあったが、新勝寺に詣でるのは初めて。一般の人と一緒に、もみくちゃにされながらの参拝に驚きながらも「ケガをしないように」とお願いした。
昨年、フロントとスタッフでの必勝祈願に違和感を覚えた伊東監督が、必勝祈願はみんなでやろうと提案した。そのおかげで、日本一になった10年以来となる全員での必勝祈願が実現。験の良さに涌井も「その流れに乗っかっていければ」と期待を込めた。
涌井は単なる1人の選手ではない。伊東監督は軸として考え、それによる波及効果も期待する。「唐川や成瀬が奮起してくれれば、いい戦いができる。全員で栄光を勝ち取りたい」。新勝寺で最後のピースが収まった。霊験あらたかな、強力布陣が敷けそうだ。
千葉・成田山新勝寺でロッテの監督、コーチ、選手、スタッフの計90人が参拝。
全体参加の必勝祈願は日本一になった10年以来で、伊東監督は「やっぱり全員で来ないと意味がない。フロントと現場が一体になって、栄光を勝ち取りたい」と意気込んだ。千葉県出身ながら成田山参拝は初めての涌井も「その流れに乗っていきたいですね」と御利益に期待していた。
ロッテは25日、千葉・成田市の成田山新勝寺を参拝し、今季の必勝を祈願した。就任2年目の伊東勤監督（51）は「キャンプインが待ち遠しい。ここからいよいよスタートという気持ち。栄光のゴールを目指したい」と優勝を誓った。
1、2軍の選手が集まって参拝するのは、レギュラーシーズン3位から日本一に輝いた2010年以来4年ぶり。首脳陣とフロント幹部だけで参拝した昨年、就任間もない伊東監督が「来年はチーム全員で参拝したい」と提唱していたという。
「今年はリーグ優勝を目指して頑張りたい」と選手会長の成瀬。指揮官は「チームが1つになって目標を達成しようということ。選手の顔も引き締まっていたし、意気込みが伝わってきました」と手応えを口にした。
ロッテは25日、千葉・成田市の成田山新勝寺を参拝し、今季の必勝を祈願した。西武からFA移籍した涌井が新天地初の球団行事となる必勝祈願に参加。新たなチームメートと顔を合わせた。千葉・松戸市の出身ながら、意外にも成田山新勝寺への参拝は初。「近いようで意外に遠いというか…。とにかくケガをしないで乗り切れるようお願いしました。それが1番です」。また、日本一になった2010年以来というチーム全体での参拝には「そういう流れに乗っていきたいですね」と優勝請負人としての自覚を新たにしていた。
ロッテの大嶺翔が「アフロ翔太」を卒業した。
昨年12月にアフロヘアにして話題を集めていたが、プロ5年目で初の春季キャンプ（沖縄・石垣島）1軍スタートが決まった24日に断髪。すっきりしたへアスタイルで必勝祈願に参加した。「美容師さんに小さく整えて欲しいと伝えた。キャンプで猛アピールしたい」。心機一転、兄・祐太とともに地元・石垣島に凱旋する。
ロッテ・伊東勤監督（51）らが25日、千葉・成田山新勝寺を訪れ「下克上しない宣言」をした。4年ぶりに選手・コーチ総勢80人の団体で参拝し、必勝祈願した。前回全員で参拝した10年はリーグ3位から日本一になり「史上最大の下克上」と言われた。だが指揮官は「やるからには上を目指す。頂点を取れるように」とチーム05年以来のリーグ制覇、そして日本一を狙う。
リーグ3位の昨季はクライマックスシリーズ第1ステージで2位の西武を2勝1敗で破ったが、最後は楽天に敗れて「下克上アゲイン」は夢と消えた。だが、ナインは3位で満足する訳がない。参拝に備えて前日に散髪したというエース成瀬は「3位じゃダメ。やるからには1位を目指さないと」ときっぱり。3位から日本一になった10年にあやかる気はない。
この日は西武からFA加入した涌井が、チームの全体行事に初参加。指揮官は「早くなじんで、今まで通りの力を発揮してくれれば、優勝争いできる」。昨季は2ケタ勝利投手ゼロも、課題だった先発投手の層は厚みを増した。栄光は下克上ではなく、絶対王者としてつかむ。
ロッテは25日、千葉県成田市の成田山新勝寺を参拝し、必勝を祈願した。就任2年目の伊東監督は「キャンプインが待ち遠しい。ここからいよいよスタートという気持ちがする」と引き締まった表情で話した。
1、2軍の選手が集まって参拝するのは日本一に輝いた2010年以来。選手会長の成瀬は「今年はリーグ優勝を目指して頑張りたい」と気合を入れた。
ロッテは25日、成田山新勝寺で必勝祈願を行った。1、2軍の選手、監督、スタッフとフロントがそろって参加した。
こういう形での参拝は日本一になった2010年以来。ゲンのいい形。伊東勤監督（51）は「昨年、スタッフとフロントだけだったので、全員で来たいと思っていた。全員が理想だと思ったので」と、一致団結した雰囲気に大きくうなずいた。
千葉ロッテの選手、監督、コーチらが25日、成田市の成田山新勝寺で必勝祈願を行った。選手とスタッフがそろって祈願に訪れるのは、日本一になった2010年以来4年ぶり。伊東監督は「（全員で来るのが）普通でしょう。全員で戦うという意志のもと目的は1つ。頂点を目指す」と総勢約110人での参詣の意義を語った。
昨季は就任1年目でAクラス入り。西武から涌井を獲得するなど、補強も成功した。「唐川、成瀬あたりが奮起してもらえればいい戦いができる」と“涌井効果”にも期待。「それぞれが練習をしっかりしているような顔つきだった」とキャンプインを心待ちにした。
その涌井は、チームの全体行事に初めて参加。各選手とがっちり握手し、必勝祈願では「ケガをしないように」と思いを込めた。
23日まで自主トレをともにした唐川は「涌井さんが来たからどうこうではなく、昨年の悔しい思いがあるので頑張らないといけない」と意気込んだ。涌井の横浜高時代の先輩成瀬は「僕自身がローテーションを守れば勝ちはついてくる。（涌井を）いい刺激として、切磋琢磨したい」と語った。