わたしはかもめ2014年鴎の便り(2月)

便

2月4日

涌井のオーラに成瀬も唐川も藤岡もピリッ[ニッカン]

ロッテのブルペンの雰囲気を涌井秀章投手(27)が一変させた。4日、今キャンプ初のブルペンに入ると、凜とした静かな雰囲気を醸し出す。1番乗りの涌井に続いて足を踏み入れようとした唐川は「一瞬、やめようかと思っちゃいました」と、涌井のオーラに圧倒された。

次にブルペンに入った成瀬は「後ろから見てみたいと思った。音だけ聞いて、自分もしっかり投げないと、というプレッシャーがあった」と刺激を受けた。さらに続いた藤岡は「重い雰囲気でした。明らかにいつもと違いました」とピリッとした空気を感じ取った。

伊東監督からしてみれば、狙い通りだっただろう。「涌井がブルペンに入ったことで、他の投手がいつもと違う気持ちのこもったボールを投げているように感じた」と涌井効果を実感した。

この日の涌井は4割から6割の力で52球。バランスに注意しながら投げたという。「しっかり立って、しっかり投げる。その繰り返し」。オフの走り込みの本数を昨年までよりも増やした効果で、踏み出した左の膝も全くブレなかった。順調なスタート。第2クールからは200球の投げ込みもこなしていく。試運転で雰囲気を変えた涌井の全力投球に、期待が集まる。

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「涌井ワールド」健在!ロッテ移籍後初ブルペンで52球[サンスポ]

表情1つ変えず、ただ捕手のミットだけ見て投げた。真っ直ぐ中心に52球。ときどき踏み出す左足をチェックした以外、涌井は何事もなかったように移籍後初ブルペンの“儀式”を終えた。

「力の入れ具合は4−6割ぐらい。マウンドの感触と傾斜の確認です」。

コメントもクールにまとめたが、休日を挟んだ6日の第2クールからは「力を入れていきます」と宣言。複数回予定している200球超の投げ込みも、「気分的に乗ってくればあるかもしれません」と予告した。同時に「マイミットをちゃんと持ってきてるよ。オレは準備OK」という伊東監督との“バッテリー実現”も近い!?

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涌井、初ブルペンで52球「やっと始まったなという感じ」[スポニチ]

西武からロッテにFA移籍した涌井が、今キャンプで初めてブルペン入り。西武でも一緒に戦った伊東監督が見守る中で、カーブを交えながら52球を投げ込んだ。

「マウンドの傾斜を確認した。やっと始まったなという感じ」。第2クール以降は連日100球以上の投げ込みを行う予定。「力を入れて投げ始めたら(伊東監督に)受けてもらえれば」と師弟バッテリー復活を熱望。横浜高の先輩・成瀬や唐川も同じタイミングでブルペンに入り、指揮官は「投手陣の層が厚くなったなと感じた。涌井とまた一緒にやれるという実感も湧いてきた」と笑顔だった。

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ロッテ成瀬、ブルペンで工夫、切れ出る“19.44メートル”の理由[スポニチ]

ロッテ・成瀬がブルペンに入ると、捕手はおもむろに定位置から1メートル下がって座り、ミットを構える。40球ほどその状態で投げ込むと、今度は捕手が定位置に戻り投球練習を再開する。マウンドから本塁ベースまでの距離は18.44メートル。前半の投球をあえて19.44メートルにする理由を成瀬はこう説明した。

「いつもよりも遠い目標まで勢いが衰えない球を投げられれば、18.44メートルで投げた時に球に強さと切れが出るんです」。

1月の自主トレで何げなく試したことがきっかけだった。「18.44メートルに戻すと、捕手が凄く近くに感じて明らかに腕の振りもよくなった」。今キャンプはすでに3度ブルペン入り。いずれも全体の約4割を、19.44メートルで投げた。偶然にも、唐川も同じ投球練習を行っていた。ともに直球のアベレージは130キロ台。速さではなく、切れが生命線の投手ならではの工夫だ。

川崎投手コーチも現役時代に同じ練習を試したことがある。「たった1メートルでも、凄く遠かったり近く感じるもの。最初のうちは18.44メートルに戻して球の質が良くなるのは3球ほど。でも、続けることで常に強い直球が投げられるようになる」。わずか1メートル、されど1メートル―。小さな積み重ねの継続が、やがて大きな変化をもたらす。

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涌井の初ブルペン効果大!成瀬も107球投げ込み[報知]

西武からFA移籍したロッテの涌井秀章投手(27)が4日、石垣島キャンプで初のブルペン入り。捕手を座らせて52球を投げ込んだ。横浜高で1学年先輩だった成瀬善久投手(28)は107球を投じるなど、千両役者の登場にブルペンは活気にあふれた。早くも“涌井効果”が生まれた格好だ。

ブルペンに緊張が走った。ロッテのユニホームを着て初のマウンド。直球にカーブを3球を交え、傾斜を確かめた。「全然力を入れていない。4割、5割、6割くらいですね」と話したが、投手陣を刺激するには十分だった。

後輩の投球に成瀬は「正直、ワク(涌井)の後ろから見ていたかった。(ミットの)音だけ聞いて『自分もしっかり投げないと』という重圧がありました」と汗を拭った。涌井は「先輩がいたのを知らなかった」と話したが、周囲への影響力は大きいものがある。

涌井の獲得を熱望した伊東監督も「ほかの投手が、いつもより気迫を持って投げている感があった」と変化を実感。指揮官がブルペン捕手を務めることも考えられたが「いやいや。暖かくなって、力を入れ始めた時に受けてもらいたい」と涌井。温暖な石垣島で師弟バッテリーの結成が見られるかもしれない。

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ロッテ第1クール終了、第2クールから“伊東捕手”登場だ[スポニチ]

ロッテの石垣島キャンプ、第1クールの練習が終了した。伊東監督は「久しぶりにユニホームを着て4日間すごした。選手の意欲としては悪くなかった。全体的に動きはよかった」と満足げ。

6日から始まる第2クールでは伊東監督自らブルペン入りする予定。“マイミット”も持参しており「ブルペンに入ることで活気づける、という意味で何日か入る」と楽しみにしている様子。

今季新加入の涌井も、入団会見の時に「実際に球を受けてもらいたい。監督もしっかり体をつくってきて欲しい」と、9年ぶりのバッテリーをリクエストしており、伊東監督も「俺もまだまだいける」と答えていた。

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ロッテ、2日連続“ツトムのカーテン”「次の塁に進めさせない野球を」[スポニチ]

ロッテは4日、石垣島キャンプで2日連続にわたり報道陣の立ち入りを禁止し、室内練習場でサインプレーの練習を行った。

“ツトムのカーテン”では前日に続けて守備のサインプレーを確認、伊東監督は「去年もサインプレーはあったけど、種類を増やして意識を植え付ける。いかに次の塁に進めさせない野球をしていけるか」と、V奪回へ“イズム”を注入していく。

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ロッテ・成瀬が涌井に対抗意識でブルペン107球[サンスポ]

成瀬が新加入の涌井と同じ時間にブルペンに入り、107球を投じた。「指先の投げている感じと球の感じが合っていた。今日は本当に良かった」と納得の表情だった。

神奈川・横浜高の後輩への対抗意識を隠さない。涌井と同時に投げたことを「いい刺激になりました」と言う。ここまで積極的に投げ込む姿が目立つ左腕。「疲れても投げられるスタミナをつくらないと」と話す口ぶりに、充実のキャンプを送っていることがうかがえた。

5日は練習休み。

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ロッテ・涌井、初のブルペン入りも淡々「立って、投げて…その繰り返し」[サンスポ]

西武からFA移籍した涌井秀章投手(27)が4日、沖縄・石垣島キャンプで初のブルペン入り。真っ直ぐを中心に52球を投げた。

「全然、力を入れた感じではないよ。今日はマウンドの感触と傾斜を確認したぐらい。あとはバランス重視ですかね。しっかり立って、投げて…。その繰り返しです」。

落ち着いたムードで淡々とコメントする姿は投球練習と同様だったが、第2クール(6日)からは徐々にペースを上げていくという。

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ロッテ涌井、仕上がり「第3クール理想」[ニッカン]

ロッテ涌井秀章投手(27)が4日、初めてブルペンに入った。

3ヶ月ぶりに傾斜のあるマウンドに立ったといい、立ち方や足の踏み出し方など、バランスに注意しながらの初ブルペンとなった。52球を投げた涌井は「次のクールは頭から100球ぐらい。良ければもう少し投げていきたい」と、今後の投げ込みプランについて話した。伊東監督が涌井の球を受けるためにマイミットを持参してキャンプインしていることを伝え聞くと「受けてもらえるなら第3クールぐらいが理想です」と、恥ずかしくない仕上がりになる時期を予想した。

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ロッテ川満157球「体力的にも大丈夫」[ニッカン]

ロッテ期待の長身左腕、川満寛弥投手(22)が157球の投げ込みをした。

涌井の隣だったが、黙々と投球を続けた。「体力的にも大丈夫だったので投げました。昨日、小谷さんに指摘していただいて、カーブの腕の振りをチェックしていました」と、ケロッとした表情で話した。

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里崎、スーパーボウル録画観戦もがっくり[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(37)が、がっくりと肩を落とした。

前日3日の練習後、再放送のスーパーボウルを観戦したものの、一方的な展開。「2つ目のインターセプトで試合が決まってしまった。第4クオーターまで見たけど、逆転が不可能だなって思って途中で見るのをやめちゃいました」。どちらかのチームを応援しているわけではなかったため、白熱した展開を期待していたが、今年のスーパーボウルは、そうはならなかった。

スーパーボウルは、ナショナル・カンファレンス(NFC)のシーホークスが43−8でアメリカン・カンファレンス(AFC)のブロンコスに快勝し、初の頂点に立った。

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新天地で初のブルペン、涌井、カーブ交え52球[千葉日報]

フリーエージェント(FA)で西武から移籍した千葉ロッテの涌井が4日、沖縄・石垣島のキャンプで初めてブルペン入りした。捕手を座らせ、カーブを3球交えながら52球。「全然力は入れていない。感触と、久しぶりのマウンドの傾斜を確認するために入った」と冷静に振り返った。

西武でも一緒に戦った伊東監督が見守る中、「しっかり立って、しっかり投げる」というバランスを意識。指揮官には右腕が投手陣に与える好影響が印象に残った。「他の投手がいつもと違う、気持ちのこもった球を投げていたような気がした。ブルペンがピリッとしたよな」とうなった。

新天地で順調に調整を重ねている。「徐々に(球数を)増やしていきたい」と話す涌井の存在感は、日増しに高まっている。

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