わたしはかもめ2014年鴎の便り(2月)

便

2月10日

土俵で相撲対決!GGがアジャ投げる[ニッカン]

ロッテの新旧キャラ対決が実現した。大先輩のG・G・佐藤が発案したもので、アジャ・コングことドラフト5位の井上晴哉内野手(24=日本生命)と石垣島のキャンプ地施設内にある土俵で相撲をとることに成功した。簡単なまわしをつけて相対すると、まずは威嚇した。「ルーキーで入って話題独占。はらわたが煮えくり返っていた。経験の差を見せつけてやる」と本気モード。

がっぷり組み合うと、上手投げで114キロの大物新人を投げ飛ばしてみせた。負けたら引退? 覚悟だっただけに先輩のメンツを保った。入団直後からユニークなキャラには注目していた。「実は恐怖を感じていたんだ。うん、気に入った。AG砲だね。僕はセットで売り出すことにした。スリスリ擦り寄って生きて行こう!」と、プライドをかなぐり捨ててフレッシュな話題に乗る魂胆だ。

井上はGGの決め台詞「キモティー」を一緒にやって感激しきり。「テレビで見ていたけど。本物です。ついていきます」と、これぞ本当の入門を志願した。「同じ土俵に立って、2人でホームランを打ちたい」と、アベック本塁打を誓っていた。

ページトップ

グライシンガーも大雪騒動に巻き込まれた[ニッカン]

ロッテのセス・グライシンガー投手(38)が、東京の大雪騒動に巻き込まれていた。

8日、ワシントンから成田を目指した飛行機は、いったん名古屋へ着陸。燃料補給をして、天候の回復した隙を見て成田へ飛んだ。成田から宿泊した千葉市内への移動中には、身動きが取れなくなった車を何台も目にしたという。さらに9日には、悪路の中、羽田へ移動したが、石垣島への便が約3時間遅れ。「とにかく長いフライトだった。日本にもう長く住んでるけど、こんなの初めてだったよ。ちゃんと着いて良かった」と振り返った。

ページトップ

ロッテ2位吉田が休日返上で打撃修正[ニッカン]

ロッテのドラフト2位吉田裕太捕手(22=立正大)が休日返上で練習した。

「少しでもやらないと、追いつけないので」と話し、力みがちの打撃の修正を試みた。前日は、伊東監督から直々にキャッチングを教わるなど、充実した日々を過ごしている。「何とかして1軍に残りたい」と、14日の振り分けを前に、必死さも見せた。

ページトップ

グライ、チーム合流へ「慌ててシーズンを棒に振りたくはないからね」[スポニチ]

11日からチームに合流するロッテのグライシンガーが、自主トレを行った。

キャッチボールなど軽めの調整で汗を流した。昨季は右肩痛に悩まされたとあって「トレーナーと相談して力強く投げられる体をつくりたい。慌ててシーズンを棒に振りたくはないからね」とマイペース調整を強調した。

ページトップ

俺の出番が…G・G・佐藤、アジャ井上と“キモティー!”相撲対決[スポニチ]

「石垣島場所」でロッテが誇る2大巨漢がガチンコ対決した。「全面戦争だ!まずは相撲で勝負だ」と挑戦状を叩きつけたのは、「アジャ」の愛称で話題を独占しているドラフト5位・井上(日本生命)の存在に、「キャラがかぶる」と引退の危機を感じていたG・G・佐藤。115キロのルーキーを上手投げで投げ飛ばすと、こう吠えた。

「おまえ、パフォーマンスをやりたいとか言ってるらしいな?真のパフォーマンスを見せてやるよ!」。そして「2014年一発目。午(うま)年の年男。千葉ロッテマリーンズ日本一、なんくるないさぁ〜。キモティー!」と絶叫。G・G・佐藤から秘技を伝授された井上は「本物の“キモティー!”には圧倒された。次は負けたくないので、同じ土俵に立てるよう頑張ります」とリベンジを誓い、最後に2人で「キモティー!」をコラボした。

ページトップ

GG佐藤、アジャ投げ飛ばした!最後は一緒に絶叫「キモティー」[報知]

ロッテのG・G・佐藤外野手(35)と、「アジャ」ことドラフト5位の井上晴哉内野手(24)=日本生命=が、石垣市中央運動公園内の土俵で相撲対決。キャンプ前、「キャラがかぶる。全面戦争だ!」と宣言したGGが貫禄勝ちした。

対戦前から火花が散った。「(話題を独占されて)いいかげん、はらわた煮えくり返ってる。経験の違いを見せつけるよ」とGGが言えば、井上も「ここも譲らず行こうと思います」と応戦。勝負は立ち合いでGGの猫だましが炸裂。面食らった115キロのアジャを一気に投げ飛ばした。

勝利したGGは「石垣島から、キモティー!」と決めぜりふを絶叫。「負けたら引退っすよ。でも、恐怖を感じた」と、最後は2人で「キモティー!」を叫んで和解した。同じ右の長距離砲で、面白キャラ。「AG砲」結成を誓って土俵を降りた。

ページトップ

ロッテのドラ2吉田、1軍生き残りへ休日返上「技術はない、声や元気で」[スポニチ]

ロッテのドラフト2位・吉田裕太捕手(22)が10日、休日返上練習を行った。

4年目の江村直也捕手(21)とともに室内練習場で約1時間。立花打撃コーチからアドバイスを受けながら打撃特訓を行った。

12、13日に紅白戦が行われ、そこで成績を残せば1軍に残れるとあり「絶対に残りたい。技術はないので、声や元気でアピールしたい」と必死だ。

ページトップ

[千葉魂]19歳田村、里崎の背中を追って、「レギュラー奪うつもりで挑む」[千葉日報]

朝、5時半に起きる。ロッテ浦和寮を出て、6時25分発のJR武蔵浦和駅から武蔵野線に乗る。通勤ラッシュの中、電車で揺られながら7時32分に海浜幕張駅に着く。QVCマリンフィールドに8時少し前に到着すると、落ち着く間もなく、急いでジャージに着替えて、グラウンドに飛び出る。プロ2年目、田村龍弘捕手(19)の1月の自主トレスケジュールだ。尊敬する大ベテラン捕手の里崎智也捕手(37)に直訴して弟子入り。早朝からのトレーニングで多くのことを吸収して、いま、石垣島の1軍キャンプに参加している。

「すごい人が目の前にいるのにもったいないじゃないですか。せっかくなので色々と聞きたいと思って、里崎さんにお願いしました」。

まだ19歳の後輩捕手からの申し出を、里崎は笑いながら了承した。条件は1つ。8時半、QVCマリンフィールドのグラウンド集合。浦和の寮に住む田村にとっては厳しい時間設定だったが、「ありがとうございます!」と威勢のいい声で二つ返事をした。

「最初はキツかったですけど、慣れましたね。早い時間に練習を開始する意味も気づかせてもらった。お昼ぐらいから練習をしてしまったら、どうしてもダラダラしてしまう。1日を大切にする意味でも早めに来て、お昼過ぎぐらいに終える。そうすると1日が有意義に過ごせる。それにキャンプは朝が早いじゃないですか。それに慣れるという意味もある。小さいことですが、意識の違いを痛感しました」。

キャッチボールを共にし、打撃練習も一緒に行う。昼食も同じテーブルで向かい合いながら食べる。田村から色々と質問が飛ぶ。それに対して、理路整然と答える。1月に過ごした、そんな日々は若者にとって大きな財産となっている。

「自分に自信を持っている人ですね。キャッチャーはそうではないといけないと思いました。ピッチャーをリードするのにブレていたら、ダメ。ピッチャーは不安になるし、信頼関係は作れない」。

アドバイスを受けるだけではなく、同じ時間を共有しているだけでも収穫は多い。里崎の大きな背中を見ながら、全てを吸収しようと時間を過ごした。そして石垣島キャンプでもその一挙一動を凝視し、疑問があったら、何でも質問をするようにしている。

「年齢差とか気にしないです。控えめにやっていたら絶対にレギュラーなんて取れませんから。試合でもそう。ゲームでは上下関係はないと自分に言い聞かせています。ベテランのピッチャーをリードするときに多少厳しいことであったとしても、しっかりと自分の意見を伝えるようにしています」。

キャンプでは泥にまみれるまで練習をしている。バットを振っている。そして色々な先輩選手に、質問攻めをしている。その積極的で物怖じしない姿勢は何ともプロ向きに見える。そして目立ちたがり屋で話好き。里崎にダブる部分を私は感じてしまう。

「僕はヘタクソですから、練習しかない。1軍に生き残れたらいいなんて思っていない。レギュラーを奪うつもりで挑みたい」。

そんな若武者を背番号「22」は寡黙に見守っている。私が聞いた。「アイツ、頑張っているね」。里崎はちょっとだけ頬を緩めた。「まだまだ、だね」。師弟関係は始まったばかり。目指すべき存在はあまりにも大きい。それでも背番号「45」はついて行く。いつの日か、少しでも近づける存在になれるように。日々をガムシャラに生きる。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

ページトップ

グライシンガー合流[千葉日報]

9日に石垣島入りした千葉ロッテのグライシンガーが、全体練習が休みの10日、室内練習場で約1時間にわたって体を動かした。11日から2軍に合流する。

昨季は右肩痛に悩まされ、13試合の先発(5勝4敗)にとどまった38歳。ブルペン入りの時期などは決めず、じっくりと調整を続けていく。

かつての最多勝右腕は「チームに戻ってこれて嬉しく思う。シーズンに間に合えばいいが、慌てて棒に振ることがないようにしたい」と話した。

ページトップ

新人井上と相撲対決、G・G・佐藤[千葉日報]

野球もパフォーマンスも負けられない−。球場に隣接する土俵に、千葉ロッテのG・G・佐藤と、体重115キロの新人井上(日本生命)が紅白のまわし姿で現れた。待ちわびた相撲対決だ。

新人を見事に投げて勝利したG・G・佐藤は、自身がお立ち台で見せる「真のパフォーマンス」を実践。その後、井上と肩を組んでもう1度「キモティー」と叫んだ。

観客を楽しませる野球界のエンターテイナーとして、人気プロレスラー似で「アジャ」の愛称で話題をさらう新人は強力なライバル。2軍キャンプに参加中の35歳は「みんな新鮮さを求めるから、セットで売っていく」と露出戦略を明かし、笑った。

先輩のキャラクターに圧倒された“後継者”は「見習うところばかり。ついて行きたいです」と興奮。「Gさんが打って、僕も打てればいい」と、お立ち台での共演を夢見た。

ページトップ