1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
白組 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 8 |
紅組 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 二 | 根元 | 4 | 1 | 0 |
二 | 角 | 0 | 0 | 0 | |
2 | 左 | 荻野貴 | 4 | 2 | 0 |
3 | 右 | 角中 | 3 | 1 | 0 |
打指 | G.G.佐藤 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 一 | 井上 | 4 | 3 | 2 |
5 | 遊 | 細谷 | 3 | 1 | 1 |
6 | 指右 | 神戸 | 4 | 0 | 0 |
7 | 三 | 大嶺翔 | 4 | 1 | 0 |
8 | 捕 | 吉田 | 2 | 1 | 0 |
捕 | 肘井 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 江村 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 金澤 | 0 | 0 | 0 | |
9 | 中 | 岡田 | 2 | 0 | 0 |
計 | 33 | 10 | 3 |
白組 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 加藤 | 5 | 2 | 1 |
2 | 遊 | 鈴木 | 5 | 2 | 1 |
3 | 指 | クルーズ | 2 | 0 | 0 |
打指 | ハフマン | 3 | 1 | 1 | |
4 | 三 | 今江 | 3 | 1 | 0 |
三 | 塀内 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 右 | 清田 | 2 | 0 | 0 |
6 | 一 | 大松 | 2 | 1 | 0 |
一 | 青松 | 1 | 1 | 2 | |
7 | 二 | 高濱 | 4 | 1 | 0 |
8 | 捕 | 川本 | 0 | 0 | 0 |
捕 | 小池 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 田村 | 2 | 0 | 1 | |
9 | 左 | 伊志嶺 | 4 | 1 | 1 |
計 | 35 | 10 | 7 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
石川 | 2 | 7 | 1 | 0 |
南 | 1 | 4 | 0 | 0 |
藤谷 | 2 | 8 | 2 | 0 |
岸 | 2 | 15 | 5 | 3 |
カルロス・ロサ | 1 | 5 | 2 | 1 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
藤岡 | 2 | 11 | 5 | 2 |
上野 | 1 | 5 | 1 | 1 |
黒沢 | 2 | 8 | 2 | 0 |
金森 | 2 | 8 | 2 | 0 |
吉原 | 1 | 3 | 0 | 0 |
外野の定位置を狙う2年目の加藤が紅白戦で気を吐いた。
前日に続き「1番」に入った13日、7回に育成の岸から右打席で左前へ適時打を放つと、8回はロサから左打席で中前打。ただ、2日連続で打点を挙げたスイッチヒッターは結果に満足することはなく、「内容がないヒット。嬉しさは1パーセントもないです」と自分に厳しかった。
この時期に求めるのは、結果ではない。「しっかり振れたら凡退でもいい」というほど、内容を重視する。1番打者へのこだわりも強く持っていて、「ただ足が速くても怖さがない。まずはバッティングが良くないと」と理想の形を追い求める。
入団当時よりも約10キロ体重を増やし、力強さも出てきた。「チームを勢いづける打撃をしていきたい。もっと、もっとやらないと」。いつも通り、この日も室内練習場にこもってバットを振り続けた。
ドラフト5位の井上晴哉内野手(24=日本生命)が、有言実行の柵越えを放った。3階の第2打席。わずかに詰まりながらも、左中間の最深部まで運んだ。前日はランニング本塁打で、正真正銘の柵越えを宣言していた。「有言実行っていい言葉ですね」。3安打2打点の活躍に、伊東監督も16日のオリックス戦は「4番か5番でいく」とご満悦だった。
ドラフト4位の吉原正平投手(24=日本生命)も、実戦デビューした。1回を打者3人で片付ける小気味いい投球。ストライク先行で、持ち味を出した。前夜、夫人あっら笑っている子供の写真がメールで届いた。「チビの写真を見ると、1番気合が入りますね」と、家族の支えで好投できたと喜んだ。
ロッテのドラフト1位、石川歩投手(25=東京ガス)が13日、実戦デビューを果たした。紅白戦に先発すると最速147キロの速球で、チームメートをなで切り。2回を1安打3三振とデビューを飾った。対戦した打者やスコアラーは直球を絶賛。石川もこだわりを持つという直球の秘密に潜入した。
石川の指先から放たれたボールは、高めにグイっと伸びた。事前の計測では1秒あたり43回転の直球。37回転が平均的とされる中で、驚異的な回転力だ。この日のベストボールは鈴木への2球目。指にかかった内角直球だった。対戦した鈴木は「立ち遅れてしまった。回転数が多いのか、伸びて来る。さすが巨人と1位で競合した投手だと思った」と証言した。
こだわりの直球だ。「僕は変化球で満足することはないです」と言い切る。どこまでも直球で押し切るのが理想。リリースの感覚は「ボールを上から抑え込む感じ」と説明する。これは、ホーム寄りにリリースポイントがあるための感覚だろう。球持ちがいいために、強烈なスピンもかかる。
石川はボールを回転させることにたけている。それは変化球にも表れている。カーブの回転数は1秒につき47回転。これは、都内のある施設でこれまでに測定したプロ、アマ合わせて約400人の投手の中で3番目に多い数値だった。平均値は36回転で、どれだけ強い回転力かが、ここでも分かる。
強い回転力を生むのに大事なのは何なのか。石川は「とにかく腕を振ろうと思った」と言う。大松への6球目。胸元をえぐった球は147キロを計測した。鋭い腕の振りと、独特のリリース感覚。回転力あふれる速球は、そこから生まれる。川崎投手コーチは「まだまだ2、3キロ速くなる」と、さらなる進化の可能性を示唆した。
この日の投球内容に石川は「納得いくボールは3球ぐらい」と厳しい自己判定を下した。だが、周囲の評価はグンと高まった。伊東監督は「たいしたことなかったって書いておいてください。隠しておきたい」とまで言った。最高の評価だといえる。
ロッテ成瀬善久投手(28)が、今キャンプ最多となる261球を投げ込んだ。「正直、途中から最後まできつかった。(2月13日なので)213球で終わろうと思ったんですが、納得がいかず、そこまでいきました。しっくり来てる部分はあるし、手応えはつかんでる」と振り返った。
前日は涌井が205球。連日の主力の投げ込みに伊東監督は「いいんじゃないですか」と、ニンマリだった。
ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が13日、沖縄・石垣島キャンプの紅白戦に紅組の「4番・一塁」でフル出場。2試合連発のソロ弾を含む4打数3安打2打点の“猛打ショー”で存在感を見せつけた。
女子プロレスラー、アジャコング似の“きわものキャラ”は早くも卒業か。1回1死一、三塁の先制右前適時打に続き、3回1死では上野から左中間席へ125メートル弾。5回1死一塁でもライナーで左前に運んだ。
前日12日の紅白戦ではランニングでのプロ初本塁打。「昨日のことがあったので全力で走りました。結果を出せてよかったです」。ご満悦の伊東監督は、16日のオリックスとのオープン戦(石垣島)での4番起用の可能性を問われ「これだけ結果を残しているんだからね」と実現を予告した。
D1位右腕・石川(東京ガス)が紅白戦に初登板し、先発で2回を1安打無失点。名前が同じ「あゆむ(歩)」のソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ代表、平野歩夢が銀メダルを獲得し、「応援してました」と15歳からもらった刺激を好投につなげた。3三振を奪い、最速は147キロをマークしたが、「緊張はしなかったけど、力が入った。その分制球が悪くなったので60点」と自己採点は厳しかった。
初回2死一塁で4番今江を外角低めの直球で見逃し三振に仕留める。即戦力右腕が、ベールを脱いだ瞬間だった。紅組の先発として実戦初登板したロッテのドラフト1位・石川(東京ガス)が、2回を投げて打者7人に対して1安打。3三振を奪う圧巻のデビューを飾った。
「緊張はしなかったけど、力が入った。納得いったのは2、3球ですね。でも直球とスライダーは良かった」。
常時セットポジションから力のある球を投げ込む。その秘密は1メートル86の長身から左足をやや三塁側に踏み込んで投げ下ろすインステップ気味の独特のフォームにある。直球がシュート回転するマイナス面もある一方で、右打者へは威圧感を与えられる。2回も主力の右である清田から見逃し三振を奪った。
最速151キロだが、初実戦で早くも147キロを計測。西武・岸にも似たしなやかな腕の振りに、今江が「後ろ(テークバック)が小さいから差し込まれる」と言えば、加藤も「いきなりピュッと球が出てくるのでタイミングが取りづらい」と評した。
昨秋ドラフトで巨人と1位指名競合の末に獲得した伊東監督も「実戦向き。かなり期待できる」と、開幕ローテーション入りに着実に歩を進める右腕にご満悦。普段は「僕なんてプロでは通用しませんよ」が口癖だが、マウンドに立てば別人。「腕が振れれば、ある程度の結果は出る」。今年のロッテは新人の当たり年だ。
今度は「正真正銘」の本塁打だ。紅組4番で出場したロッテドラフト5位・井上(日本生命)が、3回1死から上野が投じた初球の直球を強振。少し詰まりながらも左翼席に運んだ。
12日の紅白戦初戦で放ったランニング本塁打に続く、2戦連発のプロ2号。前日に「次は柵越えを打ちましょう」と話していた通りの有言実行。「初球から見送るようなことはしない。宣言通りになってて、自分でもびっくり」と白い歯をのぞかせた。
初回1死一、三塁では右前適時打、5回の第3打席は左前打で3安打2打点。紅白戦2試合で7打数5安打4打点の大当たり。安打も左、左中、右中、右と広角に打ち分けており、「ある程度は自信がついてきた」と手応えを口にした。16日のオリックスとのオープン戦(石垣島)でも4番で起用される可能性があり「次はバックスクリーンにいきますか」とノリノリだった。
ロッテ・青松がスポニチ本紙既報通り、昨年12月21日にタレントの鷲巣あやの(30)と結婚したと発表した。
知人の紹介で出会い、12年6月から1年半の交際を実らせてのゴールイン。この日の紅白戦では7回に代打で出場し、中前適時打。「守るべき大事な存在ができ、もう1人ではない。何とか1軍で活躍している姿を見せられるように頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。
ロッテのドラフト1位・石川歩投手(25)=東京ガス=が紅白戦に先発。3三振を奪うなど、2回1安打無失点と好投を見せた。視察した西武、楽天など5球団のスコアラーも、即戦力右腕に警戒を強めた。
プロ初の実戦で強烈な印象を与えた。「腕を振れば、ある程度はいけると思った」と最速147キロの直球で押しまくった。ルーキー右腕の投球に、西武・亀井スコアラーは「フォームと球のギャップがいい。開幕2カード目(西武戦)に投げるのはやめて欲しい」と懇願。伊東監督も「(先発として)かなり期待できますね」と高評価だ。FAで西武から涌井が加入した先発陣に、また頼もしい投手が加わった。
ロッテ・青松敬鎔内野手(27)が結婚していたことが13日、分かった。お相手はタレントの鷲巣あやの(30)で、昨年12月21日に都内の区役所に婚姻届を提出した。
プロ9年目の昨年は、8月1日の日本ハム戦でプロ初安打を放つなど、1軍定着への足がかりを作った。さらなる飛躍へ、生涯の伴侶を得た青松は「守るべき大事な存在ができ、もう1人ではないので、何とか1軍で活躍している姿を見せられるように頑張りたい」とコメントした。挙式は12月に予定。
ロッテは13日、益田直也投手(24)に第1子となる長男が誕生したと発表した。
10日、午後8時9分に夫人(名前非公表)が都内の病院で3000グラムの男児を出産。母子ともに健康。
益田は石垣島のキャンプに参加のため、電話で一報を受け「嬉しいですね。励みができたので頑張ります。とにかく元気に育って欲しい」と笑顔で語った。
益田は12年に新人王、昨年はセーブ王に輝く活躍。また、7月に都内在住の一般女性と結婚した。
人気タレント・鷲巣あやの(30)が、プロ野球・ロッテの青松敬鎔(けいよう)内野手(27)と結婚したことを13日、都内で発表した。
2人が初めて会ったのは、12年4月9日。同じロッテの角中の妻が共通の友人だったことからゴルフを一緒にプレー。その後、角中夫妻と4人で食事をし、その帰りに青松から「今度、お茶でも飲みに行きませんか」と誘われたのがきっかけで付き合い始めた。
「どんなに遅くても午後10時までに家に帰してくれるんですよ。もちろん手一つ触れてこないですし、凄く真面目で誠実な人だなと思いました。彼は、好きだとかいう愛情表現は、言葉では一切してこないんです。でも“人として尊敬している”と言ってくれたので、何ていい人なんだろうと思い、初対面から2ヶ月ぐらいたってから異性として意識するようになりました」。
婚姻届提出は昨年12月21日。「角中夫妻の結婚式の日。実は、角中夫妻の婚姻届の証人も私達なんですよ。4人とも凄く仲がいいんです。その角中夫妻の結婚式の日は、挙式から披露宴までの時間が2時間半あったので、その間に2人で渋谷区役所に行って婚姻届を提出しました」と言う。
結婚式はシーズンオフの12月頃を予定。青松は「2桁ホームランを打つことが今年の目標です。その目標を達成して、自分が納得いく結果を出してから式が挙げられたら最高ですね」と闘志満々。そして「彼女と出会って、切り替えが早くなりました。今までは1打席ごとに一喜一憂と言いますか、打てなかったらあとに引きずることが多かったのですが、今はそういうのがなくなりましたね。いい意味で、物事をポジティブに考えるようになりました」と“あやの効果”を明かした。
ロッテは13日、益田直也投手(24)の夫人(名前非公表)が10日の午後8時9分に第1子となる長男を出産したことを発表した。
3000グラムで母子共に健康。キャンプで石垣島に滞在のため、まだ我が子を抱くことはできないが、益田は「嬉しいです。新たな励みができました」と、練習に打ちこんだ。
ロッテは13日、青松敬鎔内野手(27)がタレントの鷲巣あやのさん(30)と結婚したと発表した。昨年12月21日に婚姻届を提出していた。
青松は「守るべき大事な存在ができ、もう1人ではないので何とか1軍で活躍している姿を見せられるように頑張りたいと思います」と球団を通じて談話を出した。
ロッテのキャンプ宿舎に再び、イチローが現れた。
朝の散歩前、守備の動きやスローイングをナインの前で披露すると「僕は昨日、飲み過ぎてしまい、記憶がありません。皆さん、こういうことがないように。家に帰るまでがキャンプです」と、挨拶した。イチローが飲みつぶれるなんて考えにくい。よく見るとやっぱり、そっくりさんのニッチローだった。
日本野球機構は13日、東京・港区の事務局で機構改革の小委員会を開き、「侍ジャパン」などの事業を拡充するための態勢づくりなどを協議。別会社の設立や12球団共催型などの案が出された。事務局の体制の整備についても議論を重ね、3月末までに改革案をまとめる。
「ルーキーがみんな目立っていた」。2日間の紅白戦を終え、千葉ロッテの伊東監督は開口一番にこう言った。
ドラフト5位の井上(日本生命)は、前日のランニング本塁打に続き、13日は左翼席への初アーチを含む3安打。1位の石川(東京ガス)は最速147キロの直球やシンカーがさえ、2回を鈴木の1安打のみに抑えた。今江、清田、高浜からは三振も奪い、伊東監督を「変化球でカウントも取れるし、テンポもいい。かなり期待できる」とうならせた。
投手陣の中で光ったのは、これもルーキーの吉原(日本生命)。8回に5番手で登板すると、気迫のこもった投球で神戸、大嶺翔を内野ゴロ、江村を左飛に打ち取り、首脳陣からの高評価を勝ち取った。中継ぎとして期待される吉原は「思い切って内角に投げられて良かった」と振り返った。
2日間の紅白戦は、まずは石垣島での1軍キャンプに残れるかどうかの「サバイバル」。昨年9月に生まれた長男の写真が妻から届いたという吉原は、「チビの写真は1番気合が入りますね」と笑い、「高望みせずに、一歩一歩踏み出して行きたい」と言葉に力を込めた。
この2日間で、社会人を経験した3人は期待通り“即戦力”であることを証明してみせた。ただ、本当の勝負はここから。それを十分に自覚しているからこそ、一様に表情は引き締まった。
外野の定位置を狙う2年目の加藤が紅白戦で気を吐いた。
前日に続き「1番」に入った13日、7回に育成の岸から右打席で左前へ適時打を放つと、8回はロサから左打席で中前打。ただ、2日連続で打点を挙げたスイッチヒッターは結果に満足することはなく、「内容がないヒット。嬉しさは1パーセントもないです」と自分に厳しかった。
この時期に求めるのは、結果ではない。「しっかり振れたら凡退でもいい」というほど、内容を重視する。1番打者へのこだわりも強く持っていて、「ただ足が速くても怖さがない。まずはバッティングが良くないと」と理想の形を追い求める。
入団当時よりも約10キロ体重を増やし、力強さも出てきた。「チームを勢いづける打撃をしていきたい。もっと、もっとやらないと」。いつも通り、この日も室内練習場にこもってバットを振り続けた。