わたしはかもめ2014年鴎の便り(2月)

便

2月24日

ロッテ・大嶺祐、汚名返上を誓う「同じこと繰り返さないように」[サンスポ]

25日のヤクルトとの練習試合(西都)に先発する大嶺祐が休日返上。キャッチボールやランニングで登板に備えた。16日のオリックス戦(石垣島)でオープン戦の開幕投手を務めたが、2回5安打3失点。伊東監督から「強いボールを意識して投げろ」とダメ出しを食らっただけに「結果にこだわり、同じことを繰り返さないようにしたい」と汚名返上を誓った。

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ロッテ大嶺祐25日先発ローテかけ背水登板[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(25)が24日、宮崎・清武球場で休日練習を行った。25日はヤクルトとの練習試合(宮崎・西都原)に4イニングの予定で先発する。

これがローテーション入りをかけた背水のマウンドとなる。16日に

沖縄・石垣島で行われたオリックスとのオープン戦では先発して2回4失点と結果を残すことができなかった。しかも2イニングとも2死からの失点と内容も悪かった。

川越投手コーチは「先発がダメなら中継ぎも厳しい。枠があるからね。毎日が勝負だよ。チャンスはそんなにない」と、投手陣の激しい競争の現実を説明する。もちろん大嶺も承知だが、戦うのは他人ではなく自分だ。「(競争のことは)考えていません。強いボールを投げることだけです。結果にはこだわっていきます」と、強い気持ちでマウンドに向かう。

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大嶺祐、先発ローテ入りへ背水登板「強い球」意識[スポニチ]

開幕ローテーション入りを目指し、25日のヤクルトとの練習試合(西都)に先発するロッテ・大嶺祐は「結果にこだわってアピールしたい」と意気込んだ。

先発5、6番手の座を藤岡やドラフト1位・石川(東京ガス)らと争う右腕は「伊東監督にも言われたが、強い球を投げることを意識する」。地元・石垣島で行われた16日のオリックスとのオープン戦は2回3失点と結果を残せなかっただけに、背水の登板となる。

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大嶺、開幕ローテ入りへ“苦手”宮崎払拭だ![報知]

ロッテ・大嶺祐太投手(25)が24日、“苦手”宮崎を払拭する快投を誓った。

25日の練習試合・ヤクルト戦(西都)に登板する右腕はこの日、宮崎・清武球場でキャッチボールなどで約1時間半、汗を流した。宮崎県内での登板はフェニックスリーグで経験があるが「あまり抑えたイメージがない」と苦笑い。それでも、開幕ローテ入りへ正念場の背番号11は「大丈夫かな?と思うけど、マウンドでは自信を持って行きます」と意気込んだ。

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同じ失敗は許されない大嶺祐、ヤクルト戦は「結果にこだわって」[スポニチ]

25日のヤクルトとの練習試合に登板予定のロッテ・大嶺祐が24日、宮崎市内でキャッチボールやランニングで体を動かした。

「まず伊東監督に言われたように強い球を投げることを意識して投げてきた」と準備万端を強調した。

16日に地元石垣島で行われたオリックスとのオープン戦では2回3失点だった。先発ローテーション入りを狙う8年目の右腕にとって同じ失敗は許されない。「結果にこだわってアピールできたらいい」と気合を入れた。

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[千葉魂]「秋の匂いを感じたい」、鈴木、主将の決意[千葉日報]

忘れられない風景がある。記憶に残っている言葉がある。指揮官とのなにげない会話。鈴木大地内野手(24)の脳裏に今もはっきりと残っている記憶がある。

昨年10月のクライマックスシリーズ第1ステージ。西武ドーム。試合前の打撃練習中のことだ。伊東監督に声をかけられた。指揮官はおもむろにノックバットで、ある方向を指さした。西武ライオンズの歴代優勝を記念するプレートが誇り高く展示されているスペース。球場に入った誰もが1度は目にしたことのある常勝軍団の象徴だ。

「なあ、大地。優勝はいいぞ。日本一はもっといい」。

監督、選手通算で14度の優勝を経験している伊東監督の言葉は重い。鈴木の胸にその言葉がズシリと染みこんでいった。少しの間を置いて、指揮官は問うた。

「優勝の何が、いいと思う?」。

鈴木の答えを待たずして、伊東監督は自ら答えた。「野球が最後まで出来る!」。力強い口調でハッキリと言った。納得してその場を去ろうかとした。その時だ。「まだある」と指揮官は呼び止めた。

「日本シリーズはな、秋の匂いがするんだ」。

その瞬間の衝撃を鈴木は忘れない。経験した者にしか分からない独特のニュアンス。たまらなくカッコよく誇らしく感じられた。当時の事を鈴木は振り返る。

「自分も野球における勲章がどうしても欲しくなりました。どうしても未知のステージを体験したくなりました」。

昨年、マリーンズはクライマックスシリーズファイナルステージまで進出したものの、あと一歩のところで日本シリーズ出場を逃した。「今年こそ。」の思いで挑む新たなシーズン。伊東監督は新チームのキャプテンに鈴木を指名した。昨年11月に千葉県内で行われた球団納会の出来事だった。「キャプテンをやってみないか」。鈴木は迷うことなく、前向きな意志を伝えた。そして2月1日、キャンプインの日。指揮官は新たな主将の名をチームに伝えた。「キャプテンらしくしようとするなよ。オマエらしくすればいいからな」。監督のアドバイスに首を大きく縦に振った。だから、とにかく声を出した。誰よりも元気なプレーで石垣島春季キャンプではチームを引っ張った。

まもなく3月。季節は春になる。寒い時を耐えた花がポツリポツリと咲き始めている。プロ野球の季節はもうすぐそこだ。キャプテン鈴木は自分の胸に問う。

「野球が最後までしたいよな。そしてグラウンドで秋の匂いを感じたいよな」。

日本シリーズは10月25日、セ・リーグチームの本拠地からスタートする。千葉ロッテマリーンズはどうしてもその舞台に立たなくてはいけない。練習の合間にふと思う。秋はいったいどんな匂いがするのだろうと。

(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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