1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 | 3 | 0 | 13 |
東北楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中左 | 荻野貴 | 4 | 2 | 0 |
2 | 二 | 根元 | 2 | 2 | 0 |
走二 | 鈴木 | 3 | 0 | 0 | |
3 | 一 | 大松 | 2 | 1 | 0 |
走一 | 細谷 | 2 | 1 | 4 | |
4 | 指 | 井上 | 6 | 1 | 0 |
5 | 左 | 角中 | 3 | 2 | 2 |
走中 | 加藤 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 遊 | クルーズ | 6 | 2 | 0 |
7 | 右 | 清田 | 5 | 2 | 3 |
8 | 捕 | 里崎 | 1 | 1 | 1 |
捕 | 金澤 | 1 | 0 | 0 | |
打 | ハフマン | 1 | 1 | 0 | |
捕 | 吉田 | 1 | 1 | 3 | |
9 | 三 | 大嶺翔 | 5 | 1 | 0 |
計 | 44 | 17 | 13 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 岡島 | 4 | 1 | 0 |
2 | 二 | 藤田 | 4 | 0 | 0 |
二 | 岩崎 | 0 | 0 | 0 | |
3 | 三 | 銀次 | 3 | 0 | 1 |
4 | 指 | ジョーンズ | 3 | 0 | 0 |
打 | 枡田 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 一 | ユーキリス | 2 | 2 | 0 |
走一 | 小斉 | 2 | 1 | 0 | |
6 | 右 | 牧田 | 4 | 1 | 0 |
7 | 遊 | 西田 | 3 | 1 | 0 |
8 | 捕 | 嶋 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 伊志嶺 | 0 | 0 | 0 | |
9 | 左 | 聖澤 | 2 | 0 | 0 |
左 | 後藤 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 31 | 6 | 1 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
成瀬 | 2 | 9 | 3 | 1 |
古谷 | 2 | 7 | 1 | 0 |
藤岡 | 2 | 6 | 0 | 0 |
カルロス・ロサ | 1 | 5 | 2 | 0 |
益田 | 1 | 3 | 0 | 0 |
西野 | 1 | 3 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
ブラックリー | 3 | 13 | 4 | 1 |
ファンミル | 1 0/3 | 6 | 2 | 2 |
宮川 | 2 | 12 | 1 | 0 |
金刃 | 1 | 10 | 7 | 7 |
菊池 | 2 | 10 | 3 | 2 |
ロッテのドラフト2位・吉田裕太捕手(22)=立正大=が、27日の楽天との練習試合(清武)で対外試合2発目のアーチを放った。7回の守備から出場し、8回の第1打席で菊池から左中間へ3ラン。「少しずつタイミングがうまくとれるようになってきました」と一定の手応えを口にした。
22日の日本ハム戦(名護)では大谷から“プロ1号”をマーク。打力でアピールを続けるが、「まずは捕手の守備。課題?キャッチングもリードもスローイングも、全部です」と気を引き締めていた。
開幕スタメンのアピール弾だ。ロッテのドラフト2位・吉田裕太捕手(22=立正大)が27日、宮崎・清武で行われた楽天との練習試合で、22日の日本ハムとのオープン戦に続き対外試合2発目の本塁打を放った。ここまで実戦7試合で11打数4安打2ホーマーとバットで奮闘している。
8回無死一、二塁。カウント2−2から菊池の直球を左中間へ運んだ。「1本目より今日の方が振り切れました」と納得した表情を見せた。今の課題が真っ直ぐに振り遅れないこと。プロの速球にタイミングを合わせるためスイングの始動を早めにしている。
チーム内外に刺激は多い。内ではもちろんベテラン里崎、金沢のほか若い江村、田村との正捕手争いだ。「技術ではまだ下なのでとにかく全力でプレーしたい」。外には同じ大卒新人がいる。DeNA3位の嶺井(亜大)と阪神4位の梅野(福岡大)だ。「(2人は大学)代表に入って僕は入っていないので気になります」と、ライバル意識を持っている。伊東監督の期待も大きい。「実戦向きだな。表情にも余裕が出てきている。(正捕手は)決まっていないので、引き続き競争していって欲しい」。まずは打撃で大きなインパクトを与えた。
左中間席の最深部まで飛び込んだ120メートル弾。13点猛爆のトリを務めたロッテのドラフト2位・吉田(立正大)は大喜びでベンチに戻ってくると、ナインの手荒い祝福を受けた。
22日の日本ハムとのオープン戦(名護)でも大谷から右中間最深部へ大アーチ。この日も8回無死一、二塁で、菊池の直球を迷わず振り抜いた。肩に力が入ったスイングで「ロボット」「メカ」などのあだ名をつけられたが伊東監督からつきっきりの指導を受け、下半身主導の打撃に着手。その成果を示し、「たまたま甘いボールだった。しっかり振り抜けた」と声を弾ませた。
趣味は「筋トレ」。大学入学時、体重は84キロしかなかったが「上のレベルでやるにはもっと体を大きくしないと」と肉体改造に目覚めた。全体練習とは別に週4回ウエートトレーニング。食事でも積極的にプロテインを摂取し、4年間で11キロ増量。ベンチプレスは125キロを挙げられるまで力を付けた。パワーはチームの捕手陣の中でもNo.1で、それを生かせる柔軟な打法も身になりつつある。幕張の「裕」太が開幕マスクの座を視界に捉えた。
ロッテ先発の成瀬は2回3安打1失点。初回、先頭の岡島に中越え三塁打を許すと、1死から銀次の中犠飛で先制点を与えた。
試合後には「納得のいく球は4割ぐらい。感じは悪くないが、コントロールがまだ」と右打者の内角に投げきれなかったことを反省。5年連続の開幕投手が決定している左腕は「実戦は攻める気持ちが必要。バッターに慣れて、力強い球を投げるよう調整したい」と1ヶ月後に迫った開幕を見据えた。
ロッテ細谷圭内野手(26)が7回に満塁本塁打を放った。清田の3ランで消沈するマウンドの楽天金刃にトドメを刺す、この回だけで7点目となる一撃だった。
細谷にとっては16日のオリックスとのオープン戦以来の安打。「石垣で打って以来です。1試合に1打席のケースが多いので、今日打ててホッとしました」と、嬉しそうだった。
ロッテにとっては収穫の牽制死だった。1回1死一塁で、一塁走者の根元俊一内野手(30)が、左腕トラビス・ブラックリー投手(31)の牽制に刺されてアウトになった。
同投手は牽制の際、一塁側に大きく傾くが、一塁走者からは分かりづらい模様。一塁コーチの佐藤兼伊知内野守備走塁コーチ(54)は「今日で分かったから。ケガの功名としますよ」とニヤリ。格好の情報収集となったようだ。
ロッテのドラフト2位、吉田裕太捕手(22=立正大)が、開幕スタメンマスクをアピールした。27日、楽天との練習試合で8回無死一、二塁から左中間へ3ランを放った。
22日の日本ハムとのオープン戦以来のアーチで、実戦では7試合で11打数4安打2本塁打と打撃でインパクトを与えている。「(22日の)1本目より今日の方が振り切れました。たまたま甘いボールが来たからで、厳しいコースでも打てるようになりたい」と、まだまだ満足はしていない。
伊東監督は「実戦的だな。タイミングも取れるようになってきた。元々力はあるからね。当たれば飛ぶ。今は早くプロの水に慣れること。(正捕手は)決まっていないから、引き続き競争していって欲しい」と、大きな期待を寄せている。
ロッテ藤岡貴裕投手(24)が3番手で登板し、2回を連続3者凡退と、完璧に抑えた。
「ストライク先行で行くことを意識して、しっかり投げれば大丈夫なんだと思って投げました。成瀬さん、古谷さんも、いい流れで来ていたので、続こうと思ってました。前回よりも思うように投げられました。今日だけにならないようにしたいです」と笑顔だった。
伊東勤監督(51)も「今日の1番の収穫は藤岡でしょう。現状の立場を分かっている。いつもの打たれるパターンではなく、ストライクを投げれば抑えられる、今までと違うパターン」と評価した。
ロッテの清田育宏外野手(28)、細谷圭内野手(26)が、豪快な一発で開幕1軍へアピールした。27日の楽天との練習試合(清武)に出場。7回に清田が左越えに3ランを運ぶと、さらに満塁とし、細谷が左翼へグランドスラムを放った。
チームは17安打13得点で大勝。外野の定位置を狙う清田は「自分は結果を出さないといけない立場。(ドラフト5位の)井上も(ドラフト2位の)吉田も打っているので、刺激になっています」。途中出場で結果を残した細谷は「少ないチャンスの中で打ててホッとしています」と胸をなで下ろしていた。
開幕投手に指名されている成瀬が楽天との練習試合に先発し、2回1失点の内容に「思ったよりできないことが多かった」と反省した。
右打者の内角を直球で攻め切れなかったことを課題に挙げた。それでも嶋を見逃し三振に仕留めた外角直球には手応えがあったそうで「ああいう球を常に出せるようにしたい」と話した。
対戦を楽しみにしていた新外国人ユーキリスには中前打を許し「不気味な感じがした。投げ損じたので(次は捕手が)要求しているところに投げれば結果はついてくる」と雪辱を期した。
先発ローテーション入りを目指すロッテ・藤岡が、楽天との練習試合で2回を無安打に抑え、伊東監督は「1番の収穫は藤岡。立場を分かっている中、よくピシッと抑えてくれた」と褒めた。
飛躍が期待される3年目の左腕。20日の日本ハムとの練習試合では4回2失点だったが、この日はストライク先行の投球が光り「前回より思うように投げられた。今日みたいなイメージで投げられれば」と気合を入れた。
プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは27日、東京都内の日本記者クラブで取材に応じ、小久保裕紀監督が率いる日本代表が11月に米大リーグ機構(MLB)の選抜チームを迎え撃つ強化試合を5試合程度予定していることを明らかにした。「日米決戦を企画している。力比べしようじゃないかということ」と話した。
熊崎コミッショナーは、昨年の統一球問題で加藤良三前コミッショナーが引責辞任し、難局で大役を引き受けた。「火中のクリを拾うという言葉があるが、私の場合は(火中どころか)溶鉱炉。難しい組織だが、運命だ」と改革に意欲を示した。