わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月5日

東北楽天5−2千葉ロッテ(倉敷)

楽天の松井裕は5回4安打無失点だった。力のある速球と切れのある変化球を低めに集めた。ジョーンズは1回に左前適時打を放った。ロッテは古谷が3回を1失点。藤岡は速球を軸に3回を無安打無失点で先発入りに前進した。

123456789R
千葉ロッテ0000000202
東北楽天10000022x5

◇古谷「1年間戦えるよう」

千葉ロッテの古谷は1回こそ失点したものの、2、3回は完璧に抑えた。昨季チーム最多に並ぶ9勝を挙げた左腕は「調整ではなく、しっかり(状態を)向上させて、1年間戦えるように。そういう時期と思っている」と自覚をのぞかせた。

1回にジョーンズに適時打を浴びた場面は「失投。気にしていない」と落ち込む様子はない。今季も先発陣の軸の1人として活躍が求められるだけに、コンビを組んだ4年目の江村に「去年より構えが投げやすくなった」と若手を気遣う余裕も見せた。

井上
「下半身が使えてきた。(松井裕は)手ごわい相手。変化球ばっかりじゃなく真っ直ぐが切れる。」(新人ながら3安打)
清田
「小さい割に迫力があった。全部が良かった。チェンジアップがストライクゾーンに来るのがやっかい。」(松井裕に)

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アジャ、4番返り咲き3安打で首位打者[ニッカン]

アジャが3安打の固め打ちだ。ロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が、4番に返り咲き3安打1打点。広島から両親と姉が観戦に来ている中で、オープン戦通算打率を5割7分1厘とし、首位打者に躍り出た。

落ち気味だった調子が再び上昇。その陰に2人の指導者の力があった。1人は日本生命の花野巧前監督。高知に来てくれた恩師と焼き肉を食べに行き「もっと下半身を使え」と助言をもらった。

もう1人は伊東監督。「打つときに浮き上がるな」と、重心を低くするようアドバイスを受けた。井上は「2人とも言い方は違うけど同じこと。いい時の打撃に戻った気がする」と好感触を口にした。

松井裕の膝元への147キロも「しっかり見えていた」と見逃しボール。次のスライダーを中前へ運んだ。伊東監督からは「追い込まれたなりの打撃ができている。ルーキーだけど、他の右打者はアジャを見習って欲しい」と手本に指名された。

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ロッテ伊東監督、松井裕攻略法「見えた」[ニッカン]

ロッテ打線は楽天松井裕樹投手(18=桐光学園)を攻略できなかった。選手たちから苦戦のコメントが出る中で、伊東勤監督(51)だけは違った。「低めの変化球を我慢すれば対応できる。今日は意外と直球でカウントを取ってきた。それを打つか、打たないかだった。低めの変化球については、見極めができていた」と振り返った。

この日は初対戦で、しかもオープン戦。松井のスライダーの球筋を見ようとした。それがカウント球の直球を打たない選択につながった。抑えられたのは事実だが、伊東監督が悲観しない理由には、シーズンとは違うアプローチだったという裏側がある。

攻略法についても「だいたい見えた」と言う。「カウント球の直球と高めの変化球。追い込まれるとワンバウンド気味の球が来る。今日はチェンジアップが多かったけど、そんなに怖いボールではない」と分析した。

一方で2番手で投げた西宮については「球のキレも速さもある。左打者は嫌でしょうね」と手を焼きそうな予感を口にした。リーグ優勝のために、昨年10勝14敗だった楽天戦は5割が目標。そのために倒さなければいけない敵と認識した。「ルーキー2人を見られたのは良かった」と言った。

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ロッテ“アジャ”井上がOP戦首位打者!4試合で打率.571[サンスポ]

アジャも満開!!女子プロレスラー・アジャコング似で話題のロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が5日、楽天とのオープン戦(倉敷)に「4番・一塁」でフル出場。4打数3安打1打点をマークした。通算4試合、18打数8安打の打率.571でオープン戦首位打者だ。

「上を向いて打っていたのを下を向いて打つようになり、状態は上向きです」。4回に松井裕から中前打し、6回に中前打、8回にも中越え適時二塁打。広島から駆けつけた両親、姉ら“アジャ一族”を喜ばせた。

「初打点?チームが勝って意味があるものですから…」と自身の喜びは半減も、敵将・星野監督は「アジャやろ。ロッテはいい打者を取ったやないか」。闘将もアジャをついに認知!?

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状態上がらず…ロッテ・松永、再調整のため2軍へ[サンスポ]

ロッテ・松永昂大投手(25)の2軍落ちが5日、決まった。キャンプから状態が上がらず、楽天戦(倉敷)でも1回2失点。伊東勤監督(51)が再調整を命じた。

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ロッテ・古谷、AJにタイムリー浴びるも「気にしていない」[サンスポ]

ロッテの古谷は1回こそ失点したものの、2、3回は完璧に抑えた。昨季チーム最多に並ぶ9勝を挙げた左腕は「調整ではなく、しっかり(状態を)向上させて、1年間戦えるように。そういう時期と思っている」と自覚をのぞかせた。

1回にジョーンズに適時打を浴びた場面は「失投。気にしていない」と落ち込む様子はない。今季も先発陣の軸の1人として活躍が求められるだけに、コンビを組んだ4年目の江村に「去年より構えが投げやすくなった」と若手を気遣う余裕も見せた。

井上
「下半身が使えてきた。(松井裕は)手ごわい相手。変化球ばっかりじゃなく真っ直ぐが切れる。」(新人ながら3安打)
清田
「小さい割に迫力があった。全部が良かった。チェンジアップがストライクゾーンに来るのがやっかい。」(松井裕に)

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アジャ井上、OP戦首位打者、家族の前で松井裕討ち含む3安打[スポニチ]

「幕張のアジャ」ことロッテ・ドラフト5位の和製大砲・井上が3安打と気を吐いた。

4番でフル出場し、4回には松井裕の低めのスライダーをうまく合わせ中前打。6回も中前に運ぶと、8回2死三塁で中越え適時二塁打を放ち、オープン戦初打点をマークした。4日の楽天戦に続いて、2日連続で両親らが応援に駆けつけた。4日も2安打を放ち、2試合で5安打。打率.571で首位打者となり「社会人時代から家族が来てくれると打てる。いいところを見せたいという気持ちになる」とバットで家族に恩返しした。

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伊東監督、苦戦も松井裕攻略に手がかり「対応はできる」[スポニチ]

ロッテは右打者を9人並べたが、大物ルーキーの前にお手上げ状態だ。2三振を喫した大嶺翔は、第2打席に124キロのスライダーがホームベース手前でワンバウンドする明らかなボール球を空振り。

「左投手のあんな軌道は見たことがないのでビックリした。球が消えました」と表現した。また、初回に直球を右前に運んだ清田は「どの球種も全部同じ腕の振り。めちゃくちゃ腕を振ってくるので、身長は低いのに迫力があった」。5回にチェンジアップで空振り三振した荻野貴も「腕の振りにだまされてチェンジアップにタイミングが合わなかった。あれはやっかいな球」と驚き交じりに振り返った。

選手とは対照的に、伊東監督は攻略の手がかりをつかんだ様子だ。「低めの変化球を我慢すれば、何とか対応はできる。カウント球の真っ直ぐとか、追い込まれる前に仕掛けないと。チェンジアップもそんなに怖い球じゃない」。今後は、先手必勝で宝刀のスライダーを封じ込める考えだ。

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アジャ井上、4番で猛打賞!松井裕撃った[報知]

鋭い打球が中前に抜けた。4回1死、井上=日本生命=は松井裕の投じた7球目、129キロのスライダーを強振した。「手ごわい相手。真っ直ぐも変化球もキレている」という左腕に対して、4球ファウルで粘り、結果を出した。4試合ぶりの4番起用で猛打賞。2月20日、日本ハムとの練習試合(名護)以来の打点も挙げた。

倉敷入り前の6試合で19打数4安打。不調気味の井上に、伊東監督は「沈み込むように打て」と助言した。2日まで滞在した高知では日本生命元監督の花野巧氏から下半身の使い方を教わった。「言い方は違うけど、(指導は)一緒の形」と考えをまとめ、2試合で8打数5安打と成果を出した。指揮官も「修正能力がある」と手放しで褒めた。

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3回1失点の古谷「1年間戦えるように」[報知]

ロッテの古谷は1回こそ失点したものの、2、3回は完璧に抑えた。昨季チーム最多に並ぶ9勝を挙げた左腕は「調整ではなく、しっかり(状態を)向上させて、1年間戦えるように。そういう時期と思っている」と自覚をのぞかせた。1回にジョーンズに適時打を浴びた場面は「失投。気にしていない」と振り返った。

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藤岡、先発ローテ入りへ3回0封[報知]

ロッテの3年目左腕、藤岡が3回を投げ、1四球のみで無安打無得点に抑えた。「真っ直ぐの感じは良かった」とうなずいた。

2月27日の楽天戦で有効だったカーブの感触が良くないとみるや、速球を主体に変更。4回は中軸のジョーンズ、ユーキリスを直球で打ち取り、6回は西田をこの日最速の145キロで見逃し三振に仕留めて3者凡退で締めた。

先発枠はほぼ埋まり、残り1枚の切符を争う。伊東監督は「良かった。十分いけますね」と言いながら「あとは主力がそろった時に今日みたいな投球ができるか」と注文をつけていた。

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アジャ井上「手ごわい」松井裕から中前打[ニッカン]

3安打を放ったロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が楽天松井裕を絶賛した。

第2打席に中前打を放ち、貫禄は示したものの、松井の印象について「手ごわい相手。変化球だけでなく、直球もキレてるので、打者としてはきついかも。変化球は、振らなければいいんだろうけど、振ってしまう高さに投げて来ていた」と話した。

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ロッテ藤岡ローテ入りへアピール145キロ[ニッカン]

ロッテ藤岡貴裕投手(24)が3回を四球の走者1人に抑え、先発ローテーションの6人目に向けてアピールした。

この日は直球が145キロを記録。変化球でもストライクが取れた。「5人は決まってますし、6番目にしっかり入れれば。自分のピッチングをして、先発として投げられるように頑張りたい」と決意を口にした。

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