わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月9日

千葉ロッテ1−0埼玉西武(QVCマリン)

ロッテのルーキー石川が、力のある速球を武器に5回を2安打無失点と好投した。中盤は球が浮いたが、好守に助けられ乗り切った。新人の吉田が7回に適時打を放った。西武のレイノルズは手元で動く球を駆使して5回3安打無失点。

123456789R
埼玉西武0000000000
千葉ロッテ00000010x1
角中
「ヒットが出ていないことにびっくりしています。打席では少し刺されている。 タイミングがワンテンポ遅くなっていると思う。 ただその感覚は練習中や打席でパッと戻る事もあるので、修正はすぐできると思う。」 (オープン戦でまだノーヒット)
川崎投手コーチ
「追い込んでからの四球が余分。先発をやるならあの辺(3回以降)でスピードが落ちたらどうしようもない。」(好投の石川に注文)

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ロッテ新人吉田V打2番手捕手争いリード[ニッカン]

「クラッチ吉田」を襲名だ。ロッテのドラフト2位、吉田裕太捕手(22=立正大)が西武戦で決勝打を放った。0−0の7回2死二、三塁。2ボール2ストライクからの内角直球を左前にはじき返した。今季の本拠地初勝利を決めた一打に、「1、2打席は三振していたので、何とか打球を出そうと打席に入りました。絶対打ってやると思ってました」と力を込めた。

まさに“先制男”だ。1日阪神戦(安芸・練習試合)での藤浪からの左前打、7日阪神戦(甲子園)で榎田から打った二塁打は、いずれも先制打。そして、2月22日の日本ハム戦(名護)で大谷から打った1号ソロも、先制アーチだった。勝負強さで猛アピールするが、「たまたまです。どんな打席でも、自分は集中して結果を出さなければいけないので」と奢らず、置かれた立場を自覚している。

正捕手里崎に次ぐ2番手争い。その中で吉田の存在感が高まっているのは確かだ。中村バッテリーコーチは「声も出てるし安心して見られる。吉田が刺激になって、捕手全体にいい競争状態が生まれている」と評する。その期待の表れ?か、この日の登場曲は同コーチが「元気になる曲と思って」と、テレビアニメ「キン肉マン」の主題歌をサプライズで用意。筋トレ好きの吉田も、打席で苦笑いのまさかのセレクトだったが、親心に結果で応えた。

初のフル出場で、守備でも無失点リレーをリードした。「チャンスで打てる打者になりたい。1軍に残れるように全力で頑張ります」。勝負強さに磨きをかけ、開幕1軍、そして里崎の後継者を目指す。

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伊東監督、ルーキー活躍に自虐「ロッテには新人しかおりません」[サンスポ]

ルーキーが躍動した。ロッテのドラフト1位・石川歩投手(25)=東京ガス=が9日、西武とのオープン戦(QVCマリン)に本拠地初登場。先発として5回を2安打無失点に抑えた。

初の本拠地登板にちょっとビビった。

「声援を受けてちょっぴり緊張しました」。

あごひげをたくわえた石川が先発として5回を2安打無失点。言葉とは裏腹に最速146キロの真っ直ぐと「ここぞのシンカー」でレオ打線を牛耳った。

4回先頭の秋山を四球で出したが、続く浅村をシンカーで三ゴロ併殺。

3回以降、真っ直ぐが抜け出して…」と頭をかいたが、伊東監督は「無駄球もあったけど、真っ直ぐは今までで1番切れていましたね。毎度、ウチには新人しかおりません」と自虐ネタを織り交ぜながら評価した。

すでに1軍の先発ローテーション入りは内定段階にある。公式戦デビューは開幕カードの3戦目、30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)が有力。それだけに収穫よりも反省。「抑えたのはたまたまです。フォームも安定してないし、納得のいくボールをもっと投げないといけません」と表情を険しくした。

女子プロレスラー、アジャコング似のD5位・井上(日本生命)ほどキャラは濃くないが、何気ないアピールは忘れていない。前日(8日)、石川が「これでお願いします!!」とQVCマリンの放送室に持ち込んだ自身の登場曲は米国のラッパー、ピットブルとケシャが歌う『Timber』。その歌詞がこんなふうにも訳されている。

『空を見ろ。鳥だ、飛行機だ。違うぜ。それは俺だ。今の俺の方がスーパーな人間なのさ』−。今季、伊東ロッテの新人はやたらと面白い。

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ロッテ・井上、ミタパン&こじるりの美女連続攻撃にドキッ![サンスポ]

途中出場のD5位・井上(日本生命)は2打数無安打。納得のいかない試合後は室内練習場で打ち込みを行った。もっとも試合前は、フジテレビの“ミタパン”こと三田友梨佳アナウンサー(26)から『めざましテレビ』の取材を受け、さらにアイドルの小島瑠璃子(20)からもインタビュー。“アジャ景気”ともいえる美女2人の連続攻撃に「マジ、やばいっス」と固まっていた。

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ロッテ・D2吉田、決勝タイムリー&完封リレー“演出”[サンスポ]

石川とバッテリーを組んだD2位・吉田(立正大)が初のフル出場。7回1死一、二塁で左前に決勝タイムリーを放った。「守りのことばかりで打つ方は…。試合前に(先発の)石川さんと攻め方などを話して臨みました。投手の1番いい球を引き出すのが自分のスタイルです」。5人での完封リレーを“演出”し、8回には盗塁も刺した。千葉・流山市の実家から駆けつけた両親を喜ばせた。

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新人また活躍!ロッテドラ1石川5回0封、ドラ2吉田はV打[スポニチ]

新人がまたも活躍した。本拠地デビューのロッテ先発・石川が、5回を2安打無失点と好投。

3イニングで先頭打者に四球を与えるも、そこで崩れないのが強み。4回は浅村を外角シンカーで三ゴロ併殺に仕留めた。開幕3戦目の30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)先発が有力で「決め球の精度が悪かった」と課題を挙げた。女房役の吉田は、0−0の7回2死二、三塁で左前に決勝適時打。守備でも3回に金子侑の盗塁を阻止した。応援に駆けつけた両親の前で初のフル出場を果たし「1軍に残れるように全力プレーをしたい」と力強かった。

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オフにはマラソン完走!39歳井口、鉄人マルチ[スポニチ]

これがチーム最年長の経験と貫禄。「3番・一塁」でスタメン出場したロッテ・井口は、初回2死でレイノルズの初球138キロ直球を左前へ。4回の第2打席も3ボールから4球目の135キロ直球を左前打した。ストライクゾーンに来た2球を2スイングで2打数2安打。お役御免で代走を送られた。

「チームから離れていたけど、しっかり数は打ち込めていたからね。打席に立つことで生きた球の感覚は戻ってくる」。

2月23日の広島との練習試合(コザしんきん)を最後に一時チームを離れた。他のベテラン組とともにQVCマリンで調整を続け、前日に再合流したばかり。実戦から遠ざかっても、すぐに結果を出す。伊東監督も「実戦から離れていても生きた球を捉えられるのはさすが。何の心配もない」と手放しで称賛した。

まさに「鉄人」だ。昨季は日米通算2000本安打を達成した。39歳の誕生日から4日後の昨年12月8日、米ハワイのホノルルマラソンに挑戦し、人生初のフルマラソンを完走。今年1月6日からの沖縄自主トレでは午前6時20分から午後4時まで年下の選手と同じメニューをこなしてキャンプインに備えた。

同じ一塁のポジションでは、新人のアジャ井上が売り出し中だが「若い選手の活躍でチームに活気が出ることはいいこと。底上げという意味では刺激になる」と、どっしり構える。野球人として目指しているものがある。「日本通算2000本安打という目標に向かって頑張りたい」。あと450本。30代ラストイヤーも井口は元気だ。

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ドラ1石川&ドラ2吉田、17年ぶり新人バッテリー誕生[報知]

新人が大豊作のロッテに、名コンビが誕生した。開幕ローテ内定のドラフト1位の石川=東京ガス=が、同2位・吉田=立正大=とバッテリーを組み5回無失点。実戦4試合で防御率0.64を誇り、公式戦でも組むことが決定的になった。開幕直後の新人バッテリーは、球団では97年の竹清−清水以来17年ぶり。

幕張にフレッシュな風が吹き抜けた。新人バッテリーの躍動を見届け、伊東監督は声を弾ませた。「公式戦なら最高のヒーローだね」。石川が5回無失点の快投を見せると、先発マスクの吉田は7回に決勝打。14年本拠地初勝利の立役者は、ドラ1&ドラ2のコンビだった。

初々しく立ち上がり、最後は老練にかわした。石川は初回、最速146キロの直球で果敢に胸元を突いた。球速が落ちた4、5回は宝刀シンカーを操り、2併殺でピンチを切り抜けた。5回2安打無失点。実戦で9イニング連続無失点と突っ走る25歳右腕は「シンカーを使う場面は、吉田と考えが一致してます」と以心伝心の女房役に感謝した。

相棒は攻守で輝きを放った。7回2死二、三塁から均衡を破る左前適時打。「0対0だったので絶対打ちたかった」と対外試合4度目の先制打で勝負強さをアピールした。守備では3回に二盗を阻止する強肩を披露。大きなジェスチャーで5投手を若々しくリードし“プロ初”のフル出場を完封リレーで飾った。

石川は実戦4試合で防御率0.64。その全てでコンビを組んできた吉田は「試合前からコミュニケーションをとって、いいところを引き出そうと思っています」。相性抜群の2人は、シーズンでも先発バッテリーを形成することが濃厚になった。

開幕直後に新人バッテリーが先発すれば、ロッテでは97年開幕5戦目(4月10日)の竹清−清水以来17年ぶりの快挙になる。今季はドラフト5位の「アジャ」井上、同4位の右腕・吉原も開幕1軍が有力。ロッテの春は、ルーキーズが盛り上げる。

石川歩(いしかわ・あゆむ)
1988年4月11日、富山生まれ。25歳。滑川高、中部大、東京ガスを経て、13年ドラフト1位で巨人と競合の末、ロッテが交渉権獲得。最速150キロ。186センチ、80キロ。右投右打。年俸1500万円。
吉田裕太(よしだ・ゆうた)
1991年7月21日、千葉生まれ。22歳。日大三高から立正大を経て、13年ドラフト2位でロッテ入団。強肩強打に加え、甘いマスクで女性人気も抜群。183センチ、94キロ。右投右打。年俸1300万円。

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ロッテ吉田V打!さすが新人カルテット[ニッカン]

ロッテのドラフト2位、吉田裕太捕手(22=立正大)が決勝打を放った。0−0の7回2死二、三塁で、西武高橋の内角直球を左前にはじき返した。

前の2打席は三振を喫しており、「絶対に打ってやると思っていました」と、振り返った。

初のフル出場で、守備でも5投手を懸命にリード。この日先発した石川や井上、吉原と、同期ルーキーの活躍も刺激になっている。「同期が活躍するとうれしい。自分も頑張ろうと思います。しっかり1軍に残れるように、全力で頑張ります」と、さらなるアピールを誓っていた。

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ロッテ新人石川、5回0封で本拠デビュー[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、石川歩投手(25=東京ガス)が本拠地初先発で、5回を無失点に抑えた。

走者を背負いながらも武器であるシンカーを効果的に使い、得点は許さず。4回無死一塁では、そのシンカーで西武浅村を注文通りの併殺打に仕留めたが、三塁線への強い当たりだっただけに、「狙い通りだったけど、あんな速い打球がいくとは思わなかった。(守備に)助けてもらいました。もうちょっとコントロールしていかないといけないし、腕を振っていかないといけない」と、表情を引き締めた。

3度、先頭打者を四球で出塁させたことも反省。2回に最速146キロをマークも、3回以降は球威も落ちた。「(シンカーも)真っ直ぐが生きていないと。変化球の精度も上げて、真っ直ぐも、かかりをよくしていきたい」と力を込めた。

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ルーキー吉田、攻守に光った「1軍に残れるよう全力プレーを」[スポニチ]

ロッテのドラフト2位新人捕手の吉田(立正大)が攻守に奮闘した。打撃では7回に均衡を破る適時打。守備でも最後までマスクを被り、チームをもり立てた。

適時打は内よりの速球を仕留めて左前に運んだものだった。その前の2打席はともに三振に倒れていたことから「絶対に打ってやろうという気持ちだった」と振り返った。

開幕1軍入りを視界に捉えている。「しっかり1軍に残れるよう、一生懸命練習して全力プレーをしたい」と気合を入れた。

川崎投手コーチ
「追い込んでからの四球が余分。先発をやるならあの辺(3回以降)でスピードが落ちたらどうしようもない。」 (好投の石川に注文)

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ロッテD1位・石川、西武相手に5回無失点、開幕3戦目が有力[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・石川歩投手(25)=東京ガス=が9日、西武戦に先発登板。5回、81球を投げ2安打無失点に抑えた。

即戦力右腕として期待される同投手は、沖縄・石垣島キャンプからの安定感をキープ。2回以外は毎回走者を許したが、最速146キロの真っ直ぐを軸に、スライダー、スローカーブを織り交ぜて西武打線を封じた。

すでに開幕先発ローテーション入りが「内定」している同投手の公式戦デビューは、開幕カードの3戦目、30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)が有力視されている。

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