わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月11日

ロッテ成瀬が直談判で子供2万人にユニ[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(28)が子供達のために一肌脱いだ。山室晋也球団社長に直談判し、4月2、3日に来場した子供達2万人に、ユニホームをプレゼントすることを決めた。山室社長が11日、「ファンサービスを思って言ってくれたこと。実施すると返答した」と明かした。

本拠地開幕シリーズの西武戦の2試合。春休み中の子供達に来てもらおうという企画で、平日ながらデーゲームで開催する。球団ではファンクラブ会員の子供だけ5000人にユニホームを配る予定だった。しかし、選手会長の成瀬が「どうせなら来た子供全員にあげて欲しい」と提案したことで、考え直した。4倍の予算が必要になったが、山室社長はゴーサインを出した。

東北ほど注目されていないものの千葉にも旭市や浦安市など東日本大震災の被災地がある。震災から3年のこの日、そういった地域の子供達にも夢を与える存在でいたいと成瀬は願う。「彼らにも来てもらいたいし、呼ばないといけない。去年、楽天の優勝で東北は元気になったでしょ。僕らもね」。千葉の子供を勇気づけるのはロッテの使命。日本一に向けて、背負っているものを再確認した。

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ロッテ・成瀬、フロントとの話し合い増やし「魅力的な球場に」[サンスポ]

ロッテが、本拠地開幕カードとなる4月2、3日のデーゲーム、西武戦(QVCマリン)で、中学生以下の来場者全員に記念ユニホームをプレゼントすることが11日、分かった。チームはこの日が休養日だが、一部の投手陣が12日からの巨人2連戦(QVCマリン)に向け調整。参加した選手会長の成瀬はファンサービスについて「(ユニホームを)子供達へ平等に配って欲しいとお願いしました。自分達選手は、野球場が子供への憧れの場となってもらえたらと思っています」と力説した。フロントとの話し合いを増やす意向で「魅力的な球場作りをしていきたい」と宣言した。

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ロッテ太っ腹!ユニホーム無料配布、成瀬直訴で実現[スポニチ]

ロッテが本拠地開幕カードとなる4月2、3日の西武戦で、中学生以下の来場者にユニホームを無料配布することを決めた。

当初の計画では対象を中学生以下のファンクラブ会員のみとしていたが、選手会長の成瀬が山室晋也球団社長に「来場する子供全員に配って欲しい」と直訴。予算は推定で250万円から4倍の1000万円に膨れ上がるが、みずほ銀行出身で「リアル半沢直樹」と呼ばれる山室社長も「4倍返しのリクエストだが、ファンサービスを思って言ってくれてありがたかった」と了承した。

千葉県の一部も東日本大震災で大きな被害を受けており、成瀬は「被災地域の子供達に(2、3日は)球場に来て欲しい。ファンサービス日本一を目指して球団と選手が一致団結したい」と話した。

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成瀬が“半沢”球団社長に4倍返し!子供用ユニ配布2万枚に変更させた[報知]

ロッテの成瀬善久投手(28)が、“半沢直樹”を自任する山室晋也球団社長(54)に“4倍返し”を食らわせていたことが11日、分かった。子供を対象にした企画の費用、推定250万円を、成瀬は4倍規模にするように直談判。大人気ドラマの主人公ばりの経歴を持つ山室社長に、推定1000万円を工面させた。

異色の商談は南国・石垣島で行われた。2月のキャンプ中。みずほ銀行の元エリート支店長だった山室社長と成瀬は、ファンサービスの意見交換を行った。4月2、3日の西武戦2試合(いずれも14時開始・QVC)は平日デーゲーム。春休みの子供の来場を狙い、球団は来場したファンクラブの中学生以下の子供に、ユニホーム5000枚を配る企画を提案したが、成瀬は異議を唱えた。

「ファンクラブ対象ではなく、来場する子供全員に配って欲しい」。2試合で来場が見込まれる子供は約2万人。配布枚数は4倍に跳ね上がるが、「子供はみんな平等にしてあげたい」という成瀬の“お・も・て・な・し”の心に、山室社長は心動かされた。さすがに本家ばりの土下座はしなかったが、成瀬の意見を快く了承したという。

山室社長は「4倍返しのリクエストだが、ファンサービスを思って言ってくれたこと。本当にありがたい」と、成瀬の粋な計らいに感動した。意見交換も15分の予定が1時間以上と“4倍返し”。やられてないけどやり返す。それがファンを重んじる、成瀬の流儀だ。

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ロッテの天気予報おやじ曽根さんが引退[ニッカン]

ロッテは11日、昨シーズン、平日ナイターに限り試合前に行った元漁師・曽根太一さん(88歳)の天気予報について、本人の高齢による体調を考慮して今季は行わない事が決まったと発表した。

昨年はQVCマリン名物として9月の球団ポスター起用、10月の始球式起用などで注目を集め、テレビ、新聞、雑誌、新聞の取材はトータルで50件を超えるなど大きな話題と、反響があった。『幕張のレジェンド』とファンの間に親しまれた。球団からは今季も続投をお願いしたが、引退の意思は固く、行わない事になった。

以下、曽根さんのコメント。「88歳になり、体力も落ちてきてしまったので売店の仕事との両立は難しいと判断するにいたりました。ここ幕張で生まれ、小さい頃からこの空を見上げて暮らしてきました。その中で先輩方から教わってきた幕張の浜の天気の見方を、ここQVCマリンにいらした皆様にお伝えしたい。それが私の使命ではないかと思い、つとめさせていただきました。天気予報は思いがけずに大きな反響をいただき、数えきれないほどのあたたかいお言葉をいただきました。新聞・テレビにもたくさんとりあげていただき、まさに信じられないような状況になりました。最後はポスターに登場させていただいたり、始球式にもださせていただき夢のようでした。88歳の年寄りには経験できないことをたくさん経験させてもらいました。1シーズンと短い間でしたが、ありがとうございました。これからは普通の売店のおやじに戻り、皆様に美味しい「もつ煮」や「幕張ふかし芋」を食べてもらうために努力精進していきます。外野センター裏の売店にて皆様のご来店を心よりお待ちしています」。

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NPB、今後も支援継続、コミッショナー「勇気と希望を」[スポニチ]

NPB熊崎勝彦コミッショナーは「プロ野球界としてどういうことができるか」と神妙な面持ちだった。

3年前の地震発生時間に合わせ、事務局の執務室で黙祷。これまで3年連続での球宴の被災地開催や野球道具の提供など支援を続けてきた。支援は今後も継続して行うことで12球団が合意。熊崎コミッショナーは「被災された方々、避難生活をされている方々が多くおられる。勇気と希望を与えられる施策を色んな角度から考えていきたい」と話した。

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