ロッテは17日、千葉・船橋市の非公認ご当地キャラ「ふなっしー」が、4月3日の本拠地第3戦・西武戦(QVC)で始球式を行うと発表した。昨季からロッテとコラボグッズを作るなど親交があり、登板が実現。「春季キャンプで果汁絞って、肩つくってきたなっし〜!!」と極秘特訓に励んだことを明かし、意気込んだ。
スタジアムがふなっしーに乗っ取られる。ロッテは18日、4月3日の西武戦(QVC)のあらゆるイベントに、地元千葉・船橋出身のゆるキャラ「ふなっしー」が登場することを発表する。
まずは試合前のメンバー発表から「1番、センター、荻野貴司なっしー」で始まり、始球式にも登板。5回裏終了後にはMスプラッシュとともに踊り、ロッテの選手が本塁打を放てば「ナイス、ホームランなっしー!」とアナウンスが入る。さらには、ヒーローインタビューにも同席し、ファンと万歳三唱する予定となっている。
その日の先発登板が濃厚な藤岡は「ふなっしーに会うのは、初めてなっしー。登板することになったら、楽しみなっしー」と、お立ち台まで共にしたい意欲を口にした。背番号274番のふなっしーと一部がかぶる古谷(27番)も、荻野貴(4番)とのふなっしーコラボについて「ありがたいことです」と前向きに受け止めた。
ふなっしーが球場に来るのも始球式を行うのも初めてのこと。「春季キャンプで果汁を搾って肩作ってきたなっしー。キャンプで編み出した魔球“梨ナックル”をみんなに見て欲しいなっしー!ヒャッハー!」と話しており、やる気満々。暴走だけが心配される。
ロッテの本拠地開幕3戦目となる西武戦(4月3日、QVCマリン)で、地元・千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ「ふなっしー」が始球式を務めることが17日、明らかになった。18日に正式発表される。
当日の試合開始時刻は午後2時。平日のデーゲームの盛り上げ役として、白羽の矢が立った。“当人”もやる気満々で自費キャンプ(?)まで張って体作りをしていたといい、「OKなっし〜!!」と快諾を得た。昨秋にはタオルなどのコラボグッズを作製&販売しており、当日は始球式の他にロッテのスタメン発表、5回終了時のダンス登場、さらにチームが勝てばヒーローインタビュアーも務める。
「ふなっしー」にとっては、プロ野球の球場に登場するのも始球式も初。となれば黙っていない(!?)のが女子プロレスラー、アジャコング似で人気のドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命。すでに開幕1軍は確実。沖縄・石垣島キャンプ中、闘牛場で大暴れして以来、「常に自分が盛り上げ役になることを覚悟しています」と腹をくくっており、こちらは「アジャッシー」として“迎撃”する構えだ。
そもそも、体形的に投球できるかどうかすら疑問だが「キャンプで編み出した魔球“梨ナックル”を見て欲しいなっし〜! ヒャッハー!!」と謎の魔球を開発済みと告白。ロッテが勝利ならヒーローインタビュアーもふなっしーが務め、外野でファンと万歳三唱も行う。
3日の先発が有力視される藤岡は、早くも携帯カバーをふなっしーに替えた。荒くれ者の来場に左腕は「ホントなっしーか!?一緒にお立ち台に立ちたいなっしー!!」とすっかりトリコの模様だ。
当日はスタメン発表も担当し、5回終了後にはグラウンドでダンスも披露。ロッテの選手が本塁打を打った場合、「ナイスホームランなっしー!!」のアナウンスが幕張の空に響くことも決まった。昨年末の紅白歌合戦では暴走し、厳重注意を受けたふなっしーだが、球団は「一生の思い出に残るような、楽しいファンサービスができれば」と大暴れを期待する。出入り禁止にならない程度に、梨汁をまき散らすなっし〜。ブシャー!!
ロッテの本拠地開幕カード3戦目となる4月3日の西武戦(QVCマリン)で、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が始球式を務めることが決まった。当日は、試合前の選手紹介アナウンスやヒーロー選手へのインタビューも担当する予定で、幕張がふなっしー一色に染まる。
「ふなっしー」は球団を通じ「春季キャンプで果汁搾って肩つくってきたなっし〜。キャンプで編み出した魔球“梨ナックル”をみんなに見て欲しいなっし〜!ヒャッハー!」とコメントした。球団内では、昨年秋から起用するプランが持ち上がり、今年1月に正式オファーを出した。「ふなっしー」はテレビなどに引っ張りだこの人気者だが、地元球団のために一肌脱ぎたいとオファーを快諾。さらに、初の始球式とあって、千葉県内某所での「キャンプ」で投球練習を繰り返す気合の入りようだ。
4月3日は完全な「ふなっしー・デー」となる。本塁打を放てば「ナイスホームランなっし!」とのアナウンスが響き、選手には公式マスコット・マー君のぬいぐるみではなく「ふなっしー人形」が手渡される予定。計3度のダンスパフォーマンスでは独特の切れのある動きを披露する。
3日の先発が濃厚な藤岡は「本当なっしか?会ったことがないので嬉しいなっし!ヒーローインタビューされたいなっし〜」と大興奮。頼もしい援軍のおもてなっしーで西武を撃破すれば、まさに、かたじけなっしーだ。
ロッテとふなっしーのコラボがスタートしたのは昨年10月で、現在は背番号「274(ふなっしー)」入りのマフラータオルやぬいぐるみ、キーホルダーなど10品を販売している。
さらに、4月3日からフード付きタオル(2700円)やiPhoneケース(1700円)など4種類の新商品を販売。球団広報は「グッズも想像以上の人気で、バカ売れしています」と感謝しきりだった。
ロッテ涌井秀章投手(27)が17日、QVCマリンで調整を行った。前回の巨人戦では5回8失点と炎上。伊東監督からも「このままでは開幕に向けて不安だ」と、厳しい言葉をもらった。
この日は体のキレを出し、強い球を投げるため、ショートダッシュと遠投を行い、ブルペンに入った。見守った川崎投手コーチは「そろそろ140キロ台後半が出てもいい。出ると思う」と、涌井の変わり身に期待した。涌井は「頑張ります」と、汚名返上を誓った。
日本野球機構(NPB)は17日、東京都港区の事務局で12球団の代表者による理事会と実行委員会を開いた。機構改革の小委員会で、野球日本代表「侍ジャパン」事業の別会社化か共催型を検討していることが報告された。熊崎コミッショナーは「特に異論はなかった」とし、4月下旬の臨時オーナー会議までに議論を深めていく。
また、東日本大震災の復興支援事業として被災地に投光器など野球に関する物品の寄付や、今年10月6日から同27日まで宮崎でフェニックスリーグを開催することを承認した。
プロ野球の実行委員会が17日、都内の日本野球機構(NPB)事務所で行われ、「侍ジャパン」などの事業に関し、別会社を設立するか、12球団共催型にするかについて報告が行われた。
これまで機構改革小委員会で議論された内容について、12球団の理事に報告。会議に出席した熊崎コミッショナーは「小委員会で議論した経緯を報告した。(12球団の理事から)よく検討されてきているというご評価を得たんじゃないかな。今後さらに議論して4月下旬のオーナー会議に諮りたい」と4月25日の臨時オーナー会議の前に、今後2度の理事会で話し合うことが決まった。
侍ジャパンがシーズンオフに開催されているアジアシリーズに参戦する可能性があることが17日、分かった。この日、都内で開催された12球団の機構理事会・実行委員会で検討に入った。ある球団理事は「侍ジャパンの出場も含め、アジアシリーズの在り方そのものが課題となっている」と明かした。
同シリーズはクラブのアジア王者を決める大会として05年に第1回大会を開催。日本は日本シリーズの優勝チームが出場し、ロッテが初代王者に輝いた。だが、冠スポンサーの撤退などで08年の大会収支は約1億円の赤字と言われ、「出場のメリットが少ない」など批判が噴出。09年から開催が見送られた。11年から復活したが、昨年の第7回大会は中国が参加を見合わせるなど大会の見直しが迫られている。侍ジャパンの参加で、アジアシリーズが今後代表チームによる国別対抗に移行する可能性もある。
侍ジャパンは今秋に大リーグ選抜との強化試合も予定。日程調整の課題もあるが、日本野球機構(NPB)は侍ジャパンを事業の柱に定める。毎年開催されるアジアシリーズ参加のメリットは多く、継続的に検討することになった。