わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月21日

埼玉西武2−6千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテは新人の井上が4番で先制適時打など2安打1打点をマークした。クルーズはソロ、井口は3ランを放った。成瀬は5回2失点。西武は岸が6回3失点と制球に課題を残した。新人の豊田は7回2死満塁で救援し無得点に抑えた。

123456789R
千葉ロッテ1000203006
埼玉西武0000200002

◇井口、待望の1号

千葉ロッテの井口が5回2死二、三塁の好機で左翼席にオープン戦第1号となる3ランを放った。西武の2番手武隈の136キロをとらえ、「1本出ると気持ち的に楽になる」と納得の表情を浮かべた。今年で40歳を迎える大ベテランは、新人井上や新助っ人クルーズが共に活躍する状況を歓迎している。「チームの層が厚くなってきた。みんなが刺激です」と力強く話した。

クルーズ
「日本の投手に徐々に慣れてきている。開幕が待ち遠しい。」(2試合連続本塁打)
西野
「ちょっとヒヤヒヤさせてしまった。自分の球も投げられていたけど、四球がもったいない。」(9回に抑えで登板し1安打無失点)

ページトップ

アジャ開幕4番濃厚、ロッテ新人64年ぶり[ニッカン]

開幕4番“合格打”だ。アジャ・コングことロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が西武戦に「4番DH」でスタメン出場。1回2死二塁から岸の初球カーブを中前にはじき返す先制適時打を放った。「自分は振って合わせるタイプ。(カーブは)どこかでくるだろうと思ってたけど、それが最初にきて、反応することができた」。ファーストストライクを捉えにいく積極性で、相手の宝刀を打ち砕いた。先制打を含む2安打に、伊東監督からは「今のところ、4番を打たせようかと思います」と合格点をもらった。

左ふくらはぎの筋膜炎で離脱中の今江に代わっての4番。今江が開幕に間に合わなければ重責を担うことが濃厚となった。それでも「(4番の)意識は全くない」と言い切った。今は打順よりも結果。その集中力が4番を託された6試合で21打数10安打という好成績につながっている。規定打席に1打席足りないが、打率もトップの巨人長野(3割9分6厘)を上回る4割2分1厘に上昇。「自分がやれることをしっかりやるだけです」。残り2試合で貪欲にアピールしていく。

ページトップ

ロッテ64年ぶり!アジャ井上、新人開幕4番へ満点合格!![サンスポ]

開幕4番テストに合格!!女子プロレスラー・アジャコング似で話題のロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が21日、西武とのオープン戦(西武ドーム)に「4番・DH」で出場。4打数2安打1打点と結果を残し、球団史上64年ぶりの「新人開幕4番」が決定的となった。一方、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が、日本ハム戦(神宮)で4号2ランを含む3安打2打点。昨季60本塁打中、16発が登板時だった小川泰弘投手(23)を、またも援護した。

打たれた岸が驚いた。1回、2死二塁で井上が初球のカーブをジャストミート。先制の適時打となり、しっかり4番の仕事を果たした。

「1打席目はよかった。(岸は)カーブは自信があると涌井さんから聞いていたので、どこかで投げてくると思った。最初から振っていこうと思った」。

初球から積極的に打ちにいくのがアジャスタイルだが、分かっていても岸のカーブを捉えるのは至難の業だ。

4番の今江が左ふくらはぎの筋膜炎で開幕絶望的。開幕で対戦するソフトバンク・摂津は右腕だが、指揮官は「そういうことも考えて(右投手でも)4番に入れた。今のところ、ずっと4番を打たせようと思っている」と断言。初対戦で、岸の宝刀・カーブを打ったことを高評価し「本人も自信になっただろうし、相手も意外とショックだったんじゃないですか?今日の1本は価値がある」と大絶賛した。

オープン戦は残り2試合。井上は「仕上げるとかよりも、アピールしないと」とまだまだ手を緩めるつもりはない。

井上と甲子園
広島・崇徳では通算31本塁打。2年夏に広島大会準決勝で吉川(現日本ハム)、野村(現広島)らを擁する広陵を破ったが準優勝。3年夏は同2回戦で瀬戸内に1−6で敗れ、甲子園出場はならなかった。

ページトップ

アジャから刺激!ロッテ・井口1号3ラン「いいところで打てた」[サンスポ]

井口が7回、左翼席に1号3ランを放った。「今は結果より内容だけど、いいところで打てた」と満足げ。開幕4番を決定的にしている井上の話題に触れ「みんなうかうかしていられないし、(4番だった)今江が1番ビクビクしているんじゃないですか。みんな刺激になっていると思う」と新人の台頭を歓迎した。

ページトップ

成瀬4回まで無安打無失点も…「力強さ」足りず5回崩れた[スポニチ]

ロッテの成瀬は5回に3安打を許すなどリズムを崩した。4回まで無安打無失点。7回100球をメドに投げる予定も、5回96球、2失点で降板。直球の最速も133キロ止まりで「もう少し躍動感、力強さが出てくれば空振りも取れるけど」と不満を示した。

それでもチェンジアップなど変化球の切れは悪くなかった。「悪かった部分は修正して、いい状態で開幕に向かいたい」と前を向いた。

ページトップ

アジャ、4番合格の先制打!伊東監督も合格点[報知]

地に生えたような下半身で踏ん張った。井上は泳ぎかけながら、岸のカーブを拾った。初回2死二塁から中堅右へ先制打。エースの宝刀を初球から仕留めた。本来4番を務める今江は、左ふくらはぎ筋膜炎で開幕戦出場が微妙な状況。伊東監督は「今のところ(今後も)4番を打たせようと思う」と、今江不在時の開幕4番として合格点を与えた。

7回にも第1ストライクを左前へ。「見るのは得意じゃない。振っていって見る、という感じ」と、独特の表現で自身の積極性を説明した。規定には1打席足りないが、打率4割2分1厘でオープン戦の“隠れ首位打者”。開幕戦で対戦するソフトバンク・摂津同様、カーブが武器の岸を攻略した井上を、指揮官は「価値がある」と称賛した。

新人の開幕4番が実現すれば、2リーグ制後では03年西武・後藤以来8人目。ロッテでは毎日時代の50年戸倉以来64年ぶりの快挙になる。「背負いすぎると力みにつながるので(4番は)意識しない」と自然体を貫くアジャ。勢いに乗ったまま、開幕戦に突進していく。

ページトップ

井口、OP戦第1号!打率3割と好調持続[報知]

ロッテの井口資仁内野手(39)が、21日の西武戦(西武D)でオープン戦第1号を放った。7回2死二、三塁、左翼席へライナーで運んだ。オープン戦打率3割3分3厘と好調を持続する主砲は「いいところで打てた。チームが勝って、いい形で開幕できた方がいい」と余裕の表情。1点リードの状況から相手を突き放す3ランに、伊東監督も「公式戦なら大きな一発だね」と目を細めた。

ページトップ

古谷、ハードランニングでフラフラ[報知]

開幕ローテーションに内定しているロッテ・古谷拓哉投手(32)が、21日の西武戦(西武D)で調整登板した。8回から4番手で1イニングを投げ、2四球を出しながら無安打無失点に抑えた。登板予定試合の雨天中止が続き、この日は1イニング予定ということもあって試合前練習でハードなランニングメニューを消化。「結構(練習で)走ったのでフラフラでした」と苦笑しながら、無失点投球に胸をなで下ろしていた。

ページトップ

成瀬、4回まで圧巻投球も5回2失点!「終わり方が悪かった」[報知]

5年連続で開幕投手を務めるロッテ・成瀬善久投手(28)が、21日の西武戦(西武D)でオープン戦最終登板に臨んだ。4回まで無安打と圧巻の投球だったが、5回は秋山に2点適時打を献上し、5回3安打2失点で降板。「最後の終わり方が悪かった。四球を出しすぎました」と4与四球を反省材料に挙げた。

それでもオープン戦は3試合に登板し、防御率は1.93と安定。3月28日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で大役を務める左腕について、伊東監督は「失点は2死からでもったいなかったけど、真っ直ぐが戻ってきている」と復調を感じ取っていた。

ページトップ

ロッテ成瀬2失点「僕の中ではよかった」[ニッカン]

開幕投手に決定しているロッテ成瀬善久投手(28)が、順調な仕上がりをみせた。5回を投げて3安打2失点。

4回まで無安打に抑えながらも、5回に四球も絡んで2点を許したことを反省し、「最後の終わり方が悪かった。でも、悪い球を打たれたので、僕の中ではよかったと思っている。しっかり修正して、開幕へいい状態で持っていきたい」と、気を引き締めていた。

伊東勤監督(51)は「今日は最近の中で1番よかったと思う。真っ直ぐも戻ってきたような気がします。2死からの失点はもったいなかったけど、粘り強く投げていた」と評した。

ページトップ

アジャ井上が先制打、OP戦打率4割超え[ニッカン]

アジャ・コングことロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が先制打を放った。「4番DH」でスタメン出場。1回2死二塁から、西武岸のカーブを中前にはじき返した。

この日は4打数2安打1打点の活躍。規定打席にわずか1打席足りないが、オープン戦打率は、トップの巨人長野(3割9分6厘)を上回る4割2分1厘と好調を維持。開幕に向け、「仕上げるより、アピールすること」と、オープン戦残り2試合でのさらなるアピールを誓っていた。

伊東勤監督(51)も高評価で「(先制打は)本人も自信になったでしょう。今日の1本は価値があると思う」と話した。

ページトップ

ロッテ・成瀬、5回につかまる「変化球が甘くなった」[サンスポ]

ロッテの開幕投手に既に決まっている成瀬は5回につかまった。連打に四球が絡んで満塁。続く秋山にチェンジアップを捉えられて2点適時打を許し「追い込んでからの変化球が甘くなった」と振り返った。

7回までで100球を投げる想定だったそうで「粘られて、四球もあって球数が増えた」と投球回数が5回となったことを反省。1週間後に迫った開幕戦を前に最後の実戦登板を終え「いい状態で開幕を迎えたい」と修正を期した。

ページトップ

ロッテ・アジャ先制打!井口1号3ラン、成瀬は5回2失点[サンスポ]

ロッテは1回、2死二塁でD5位のアジャこと井上が、西武先発・岸のカーブを捉え中前へ先制の適時打を放った。

5回には新外国人のクルーズがカーブを左翼席へ運ぶ2号ソロ。さらに1死一塁で根元が左中間を真っ二つに破る適時二塁打を放ち2点を追加した。7回には2番手の武隈から、井口が左翼席へ1号3ランを見舞った。

ロッテ先発の成瀬は4回まで無安打に抑えたが、5回につかまった。炭谷、金子侑の右前打と、熊代への四球で二死満塁とされ、秋山に遊撃を強襲する左前適時打を浴び2点を失い、5回まで3安打も4四球を与え、96球を要した。

それでも伊東監督は「最近の中では1番よかった。粘り強く投げていた」と評価した。

西野
「自分の球は投げられていたけど、四球がもったいない。」(故障で離脱している益田に代わる抑え候補は1回無失点)
井口
「アジャ(井上)がいるし、クルーズも上がってきた。うかうかしていられない。」(オープン戦初本塁打)
クルーズ
「徐々に自分の打撃ができるようになってきた。」(2試合連続本塁打)

ページトップ