わたしはかもめ2014年鴎の便り(3月)

便

3月22日

東京ヤクルト1−6千葉ロッテ(神宮)

ロッテの新人、井上が持ち味の長打力を発揮してオープン戦1号2ランを放った。甘い速球を豪快に中越えに運んだ。唐川は緩いカーブを多用し、7回5安打1失点の好投。ヤクルトの石川は序盤につかまり5回3失点と精彩を欠いた。

123456789R
千葉ロッテ2100012006
東京ヤクルト 0000100001
伊東監督
「待ちに待った一発が出た。調子を落としぎみだったけど、吹っ切った気がする。見事に打ち返してくれた。」(オープン戦第1号を放った新人井上に)
立花打撃コーチ
「順調です。自信を持って打席に入って欲しい。」 (オープン戦1号を放った新人井上に)

◇先頭弾も左足首痛め交代、千葉ロッテ・清田

好調が続く千葉ロッテの清田が、2回に左越え二塁打を放った際の走塁で左足首を痛め、三進後にベンチに退いた。病院には行かず、23日は当日の状態を見て出場が可能かを判断する。

この日は「1番・中堅」として出場し、ヤクルト・石川から左中間スタンドに先頭打者本塁打。ここまでのオープン戦で3割9分5厘の高打率をマークしている。

右ひざ痛で戦列を離れた荻野貴に代わる1番打者として期待が懸かる背番号1について、伊東監督は「打撲ぎみらしい。本人は大丈夫と言っているし、代わりに出た伊志嶺が打ちましたから、多少痛くても出てくるでしょう」と話した。

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ロッテアジャ「開幕4番」たぐり寄せた[ニッカン]

ロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が豪快な1発で「開幕4番」をたぐり寄せた。7回無死一塁から、外寄りの直球をバックスクリーンにたたき込むオープン戦第1号。「久しぶりに(ダイヤモンドを)1周して楽しかったです」と、満面の笑みをみせた。

43打席目に出た待望のアーチ。その裏には先輩からの助言があった。前の3打席はヤクルト石川の多彩な変化球に凡退。打席で迷いのある姿に、岡田から「あまり考えすぎるな」と声をかけられたという。「あの一言で気持ちが楽になりました」。狙いを真っ直ぐに絞り力まず振り切った。

左翼席のロッテファンからは「開幕4番だ、井上!」とコールが飛んだ。アジャ・コング似の風貌から注目されたが、もう話題性だけではない。「キャラが先行しつつあったけど、野球で(結果を)出せたかなと思う。もしそう(4番)なった場合は、しっかり責任を持ちたい」と、期待を受け止めていた。

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ロッテ・“アジャ”井上、プロ1号はバックスクリーン直撃[サンスポ]

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が22日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)に「4番・DH」で出場し、7回無死一塁からバックスクリーン直撃のオープン戦初本塁打を放った。14試合目、43打席目の一撃だった。

「それまでがふがいない結果だったので…。ホームランで締めることができてよかったです」。応援団の『開幕4番だ!い〜のうえ!』というコールに「思わず力んだ」というアジャが3打席無安打で迎えた第4打席、左腕・八木の132キロ真っ直ぐを確実に捉えた。中大時代、東都大学リーグで通算9本塁打を放った神宮での“里帰り弾”。本来の4番・今江が「左ふくらはぎ筋膜炎」で開幕絶望的で、球団では1950年の戸倉勝城(当時毎日)以来64年ぶりとなる「新人開幕4番」の座を確実にする一発でもあった。

「そうなれば一生懸命やるだけ。責任は感じたりするものではなく、果たすものだと思っています」。オープン戦1試合を残して打率.405は2位で、1位の本多(ソフトバンク)とは4厘差で、65年以降では初となる“新人首位打者”の可能性も残した。

伊東監督
「皆さん、お待たせしました。待望の一発です。見事に打ち返してくれました。」(井上の“プロ1号2ラン”に)

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アジャ井上、64年ぶり球団新人4番だ、OP戦首位打者の可能性も[スポニチ]

待望のオープン戦1号で開幕4番を決定づけた。7回無死一塁。ロッテのドラフト5位・井上は、外寄り高めの132キロ直球を、バットで力の限り上から叩きつけた。打球は一直線でバックスクリーンを直撃。

「しばらくなかった感触。これは行くんじゃないかという確信があった」。若き巨漢主砲の表情は満足感にあふれていた。

初回の第1打席。空振り三振に終わったものの、左翼席のロッテファンから「開幕4番だ!井上!」のコールが湧き起こった。4番として期待されていた今江が、左ふくらはぎ筋膜炎で2軍調整を続けており、伊東監督も「今江は(開幕1軍は)多分、無理かもしれない」と説明。ロッテの新人では、64年ぶりとなる開幕戦4番がいよいよ現実味を帯びてきた。

オープン戦はここまで42打数17安打(打率.405)6打点1本塁打と大暴れ。開幕戦での大役に向けて「もし4番になった場合は、やるからには“ロッテの4番”としての責任を果たしたい」と自覚は十分だ。23日のヤクルト戦(神宮)がオープン戦最終戦。史上初となる新人の首位打者の可能性もあり、まずはプロ初のタイトルを手にして開幕に弾みをつける。

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ロッテ、絶好調の清田ヒヤリ、荻野貴は開幕絶望[スポニチ]

右膝関節炎で2軍調整中のロッテ・荻野貴の開幕2軍スタートが確実となった。

伊東監督は「無理でしょう。今いるメンバーでやるしかない」と説明した。「1番・中堅」の代役として好調の清田は初回に先頭打者本塁打、2回に左越え二塁打を放ったが、走塁中に左足首を痛めてベンチに退いた。打率.395と絶好調だっただけにヒヤリとしたが、軽い打撲で大事をとった措置という。23日のヤクルト戦(神宮)には出場できる見通しだ。

唐川
「多めに使ったカーブで打ち取れた球もあった。開幕までにもうちょっと状態が良くなれば。」(先発で7回5安打1失点と好投)

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アジャ、バックスクリーン弾「開幕4番だ」ファン大合唱![報知]

ムチムチの体を弾ませながらダイヤモンドを回った。井上は人なつこい笑みを浮かべ、会心の一撃を喜んだ。「キャラが先行していたけど、野球で持ち味を出せました」。7回無死一塁からオープン戦1号2ラン。八木の高め直球を強引に叩き、神宮のバックスクリーンへ放り込んだ。

素直だから、迷宮入りしかけた。4番で先発した第1打席。左翼席から「開幕4番だ、井上!」の合唱が起こった。「いい声が聞こえて、力が入っちゃいました」。力みに加え、石川の多彩な球種の前に3打席目まで無安打2三振。「何を打っていいか分からない」と混乱した。

素直だから、出口はすぐに見つかった。迷えるアジャは岡田から「考え過ぎるな」と言葉をかけられた。信じて、直球一本に絞った。伊東監督には「下から振り上げるな」と助言を受けた。打席でも、ベンチから指揮官の「(上から)叩いて、叩いて」という大声が聞こえた。信じて、さらに上からバットを出した。強烈な弾道が春風に乗った。

本来4番の今江は、左ふくらはぎ筋膜炎で2軍調整中。伊東監督は「(開幕は)無理かもしれない」と見通しを示し、井上の起用が濃厚となった。ロッテ64年ぶりの新人開幕4番に向け、アジャは「そうなったら、しっかり責任を果たしたい。先輩方の背中を見てやっていきます」。素直なコメントに、爆発の予感が漂った。

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唐川、シーズン本番へ7回1失点好投[報知]

ロッテの唐川侑己投手(24)が22日のヤクルト戦(神宮)に先発し、7回1失点と好投した。バレンティンに対しては、カーブを巧みに操り、2打席連続で内野ゴロに打ち取った。29日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に先発予定の右腕は「コンビネーションでカーブを多めに使いました」と説明。シーズン本番に向けて、「終盤に高めに浮く球があったので、そこに注意して長いイニングを投げたい」と決意を口にした。

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里崎、背中の張りから実戦復帰!回復実感[報知]

背中の張りを訴えていたロッテ・里崎智也捕手(37)が、22日のヤクルト(神宮)で実戦復帰した。8回に代打で登場し、そのままマスクをかぶった。中直に倒れた打席を振り返り、「打球が伸びすぎました。あれだけ振れれば大丈夫です」と順調な回復を実感。16日の広島戦(QVC)以来となるオープン戦出場だったが、「体は仕上がっているので問題ないです」と、28日の開幕戦(対ソフトバンク・ヤフオクD)を見据えた。

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アジャ井上、OP戦1号バックスクリーン弾![報知]

ロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が、22日のヤクルト戦(神宮)でオープン戦第1号アーチを放った。「4番・DH」で先発出場。7回無死一塁、八木の高め直球をバックスクリーンに放り込んだ。実戦での本塁打は、2月20日の日本ハムとの練習試合(名護)以来。今江が左ふくらはぎ筋膜炎で開幕戦出場が微妙な状況だけに、ロッテ64年ぶりの新人開幕4番に向けて、また一歩前進した。

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ロッテ・唐川、カーブ有効に使い7回1失点「打ち取れる球あった」[サンスポ]

開幕2戦目の先発が有力視されるロッテの唐川はカーブを有効に使い、7回を5安打1失点にまとめた。「ストライクも取れて、打ち取れる球もあった」と自信を漂わせた。

ただ終盤に球が高めに浮いたことを反省。昨季はチームトップタイの9勝を挙げ、今季も柱の1人として期待されるだけに「(低めを)意識して長いイニングを投げられたら」と修正を誓った。

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ロッテ・清田が左足首痛め途中交代、伊東監督「出てくるでしょう」[サンスポ]

ロッテの清田は2回に二塁打を打った後に、三塁まで進んだところで異常を訴えて、ベンチに退いた。関係者によると左足首を痛めたという。ただ病院には行っておらず、軽症とみられる。 伊東監督は「多少痛くても、出てくるでしょう」とオープン戦の最終戦となる23日のヤクルト戦には出場する見通しを示した。

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アジャ、プロ初本塁打!バックスクリーン弾で開幕4番現実味[サンスポ]

女子プロレスラー、アジャコング似で人気となっているロッテのドラフト5位・井上晴哉内野手(24)=日本生命=が22日、ヤクルト戦(神宮)に『4番・指名打者(DH)』で出場。7回無死一塁の第4打席で、ヤクルト4番手の左腕・八木からバックスクリーン直撃の“プロ初本塁打(2ラン)”を放った。

打った瞬間の当たりだった。カウント2−1。真ん中やや外寄りのストレート(132キロ)を問答無用で振り抜くと、打球は弾丸ライナーでバックスクリーン左『フジテレビ』の広告にドカン。ヤクルトを突き放すダメ押しの一発となった。

本来の4番・今江は左ふくらはぎの筋膜炎で開幕は絶望的。今月28日、開幕ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の『アジャ4番』はいよいよ現実的となってきた。

立花打撃コーチ
「順調に来ている。自信を持って打席に入って欲しい。」(新人の井上に)

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ロッテ唐川1失点「打ち取ること出来た」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(24)が7回5安打1失点の好投で、オープン戦最終登板を締めた。

カーブを有効に使った緩急をつけた投球で、連打を許したのは1度だけ。球数も96球と、安定感をみせた。「カーブでストライクも取れていたし、打ち取ることも出来た。来週はもうちょっと状態がよくなればと思う」と、先発濃厚な開幕2戦目ソフトバンク戦(29日・ヤフオクドーム)を見据えていた。

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ロッテのアジャ井上が豪快オープン戦1号[ニッカン]

アジャ・コングことロッテのドラフト5位、井上晴哉内野手(24=日本生命)が、オープン戦第1号を放った。3点リードの7回無死一塁。ヤクルト八木の外寄り高めの直球を、バックスクリーンにたたき込んだ。

そこまでの3打席は2三振と遊ゴロと、完全に抑え込まれていただけに、「それまでふがいない結果だったので、ホームランで締めくくれてよかった」と、笑顔で振り返った。

伊東勤監督(51)も「みんなが待ちに待った1発。見事に打ち返してくれました」と、ルーキーの豪快なアーチをたたえていた。

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